サンヨンイチさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

サンヨンイチ

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

心臓外科医のスティーブンは
ある青年との親子のような関係を築きながら密会を重ねている。
理由は青年に対して負い目があるから。
好青年である彼を家族の待つ家へ招き入れたが、そこから突如家族に謎の不幸が襲
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

暴れないリーアムニーソン異色の作品。

ペンタゴンペーパーズと合わせて見ることで
状況が理解しやすく、
事前情報が多いほど
細かい人間関係や表情の意味について考えられて面白いと思います。

アメリカ政
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

またトラウマ。
しかしこれは異質すぎる。
アカデミー賞ノミネートすら控えるべきか懸念されているほど
この映画が持つ力は凄まじく、
ジョーカーを肯定してしまう危うさを持っている。

冒頭より、いきなりピ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

こっちはこっちでトラウマ映画です。
恥ずかしくて切なくて、
学生時代イケてなかった自分としては
毎分毎秒心にグサグサつきささる…。

自分ではうまくやってるつもりでも
端から見れば笑い者になったり、
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

完全なトラウマ作品です。
グロ描写は決して多くありませんが、
目を覆いたくなるシーンの連続。

『インドの9.11』と呼ばれるこの一連の事件を
日本の予告編ではホテルマン達の美談としてプロモーションし
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

ガルガドットって何であんなに魅力的なんでしょうか。
猟奇的な美しさもありながら、
清純さ、可憐さも兼ね備えている。
美女を形容する全ての言葉を持ってしても足りない…。

ストーリーはシンプルで
ワンダ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

有名なハートマン軍曹の前半パートは
想像よりも下劣で侮蔑的でワードセンスが高すぎます。
なかなか活字で目の当たりにすることのできない
数々の迷言は多くの人の記憶に強く残ることでしょう。
ただ観ているだ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

これはしんどかった!
すみませんめっちゃ眠かったです。
作品に申し訳ない…

映像は美しく、
インターステラーや
ゼログラビティ同様のシーンばかりなのに
よりリアルに、なのに幻想的に
宇宙の神秘につい
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.2

推理という推理はあまりなく、
天才が故の知識量で
状況を細かに脳内再現できるチート力での解決。
頭に入ってこないことも多々あり、
ストーリーは浅くなぞる程度にしか分かりませんでした。スマホで視聴したか
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.3

今回は2日酔いから始まらず、
少し肩透かし。
序盤から不謹慎ぶっとばしてくるので
ワクワク感は健在。
シリーズ通して解決できなかったアランの問題を主題としている。
過去2作でフィルやステュも散々バカや
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

クエンティンタランティーノ作品の代表作とも名高い1本。
無駄話も多く、唐突なバイオレンス描写もしっかり押さえてあります。

154分もの大作なので
合わない人にとっては
他のタランティーノ作品鑑賞を躊
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.3

ベトナム戦争の実地経験を基に、
あくまでひとつの小隊に絞った
ミクロ視点での戦争映画。
故にベトナム人の描き方が酷く、
狙った描写なのか、
固定観念から生まれた描写なのか
伺い知ることはできませんが、
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

ずっと気にはなっていたものの、
アンニュイな作品かと勝手にイメージしてしまい、手が出せずにいました。
『スパイダーマンファーフロムホーム』にて
ジェイク・ギレンホールの薄っぺらさに感服し、満を持しての
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

レイトショーで観れたので
まあ暇だしいいかと鑑賞。
思わぬ拾い物です。

過去の自動車事故により弟を失い、そして失明してしまった元警察官。
車とスケートボードの接触事故に遭遇するが、車から聞こえた女性
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.6

前作『ワンダフルライフ』を観ていなければ、
正直かなり厳しい作りになっていますが、
前作を観ていれば確実に感動・落涙できる作品となってます。
ただ前作は転生ごとにそれぞれの飼い主との関係や思い出を築い
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アス(2019年製作の映画)

3.8

夏休みを楽しむ4人家族のもとに
自分たちと瓜二つの赤い服を着た4人組が現れる。
自分たちのようで自分たちでない彼ら<Us>。
彼らの目的は?
ドッペルゲンガーの正体は?
恐怖と謎が支配する革新的ホラー
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海底47m(2017年製作の映画)

3.3

旅行で訪れたバカンスで
違法な鮫ビジネスに捕まり、
サッビサビスッカスカの檻に入れられて
「大丈夫かしら〰️」なんて言いながら大丈夫じゃない予定調和な話。
が最後にガタッと崩れていく話。
全体的にスリ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

クエンティンタランティーノ第9回作品。

比較的無駄話少なめ、と感じました。
というよりかは
ディカプリオとブラピの会話劇なんて
無駄話な訳がない!
フィクションのキャラが憑依していて、
あたかも彼ら
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.4

まず、ヒューマントラストシネマ渋谷がいい。
客層も落ち着いていて環境整ってる。

売れない小説家ウィリアムは自暴自棄となり、自殺を企てるが中々死ねないでいた。そんな折現れた自称暗殺屋の老人レスリーから
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.0

順番が前後してしまいましたが、
ようやくワイスピ制覇。
ポールウォーカー亡き後、
存在は伺わせつつも
ブライアンに頼らず問題を解決しようとするファミリー。
ブライアンさえいればなあ…という展開も多く、
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.5

賛否両論あると監督陣は豪語していたが、
果たしてそういう映画なのか?
ちょっと予防線張りすぎじゃないでしょうか?
普通に面白いと威張っていいと思うけどなー。

確かに『カメラを止めるな!』と比較すると
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

やっと最新作にたどり着きました。

完全なSF作品となっており
このスピンオフを新たな潮流として作ろうとしているあたり、
なんか寂しい気もしますが、
やっぱりジェイソンステイサムとドウェインジョンソン
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

エルトン・ジョンに関しては
知識が全くなく、
詳しい人なら笑える箇所、
興味深いシーンがあったかと思いますが
そこまでは入り込めず。
ボヘミアンラプソディほどストーリーにグッと心掴まれるほどではなかっ
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.3

さすがジェームズワンだなー。
全部面白くて
全部意味わかんなくて
全部笑えて
最後泣く。

ジェイソンステイサム参戦により、
いよいよハゲ率はMEGAMAX。
冒頭より長回しでご挨拶がわりの病院クラッ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

もはや説明のしようがない
あまりにリアルなフルCGアニメーション映画。
でもなんとか集客できるように
このジャンルにキャッチフレーズをつけなければならない、
そうして生まれた『超実写映画』。

なるほ
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.7

2001年、干ばつ、飢饉による甚大な被害が
国民を襲うアフリカ最貧国マラウイ。

厳しい世界。
あまりにも乏しい状況のなかで
小さな幸せを喜び生き甲斐としている冒頭の場面。
日本にすむ私たちの感覚から
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.6

叙述トリックホラーです。
ストレートなホラーだと思って観てましたが、
明らかに違和感があり、バキバキに伏線っぽいパーツを散りばめてて、それだけでも楽しかったです。2回観て面白い系。でも2回目手が出せる
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.1

元恋人が実は生きていました、
なんてご都合主義な展開、
もはやなんとも思わない。
助けろ!

前作で追われる身から解放された
ドムとブライアン。
優雅な暮らしと暖かい家族との時間も束の間、
死神が如く
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.8

シリーズが続くにつれ
どんどん面白くなっていく。
反比例するように、
カーアクションはどんどん無くなっていく。

5作目にしてとうとう完全なお尋ね者となってしまったブライアンとドム。
犯罪者の乗る輸送
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.6

2、3を飛ばしてヴィンディーゼル再登場回から再び鑑賞。

1と比較してもより一層ストーリーテリングはガバガバに。
それぞれの選択の理由はよく判らず、
犯罪者とFBIという2択で全く葛藤を感じないブライ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.3

スーパーコンボがどうしても見たく、
今更ながらワイルドスピードシリーズの鑑賞を決意。

カーアクションが作品の9割くらいを占めるイメージでしたが、
今作は謎解き的な展開も多く、思っていたよりも
派手な
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

新海誠監督作品の鑑賞4作目。

青春の、
青春にしかできない
刹那的な感情の高ぶり。

なんであんなに好きだったのか
今となってはわからないけれど
でも好きだったことは明白な、あの感情を思い起こさせま
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.2

貧困、人種差別、性差別、ドラッグ…
ものすごいテーマが乗っかってて、
それぞれは別の問題ではなく
また1つの万能な解決策もない、

そんな印象こそあるものの、
全体的にゆるやかな印象で
正直だいぶ眠か
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.8

1であれだけ面白いものを
持続できるのがすごい。
永遠に流れていても見られる、整理整頓された展開と絵面。
未来へ行くことになり、混雑してもおかしくないところ、
空飛ぶデロリアンが如く渋滞が解消されてい
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

進化し続ける映像は圧巻の美しさで、
出し惜しみのない最高の楽曲との相乗効果により、
物理的に涙腺を刺激してくる。
何に泣いているのか分からないけどとにかく感動できる。
ただ、さすが新海誠作品といったと
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

5.0

この映画、ちょっとすごいです。

1ありきの作品ではありますが
1と合わせて最高のエンターテイメント。
ジャンルにとらわれることなく、なんでもありで、笑えるし、泣ける!最高!
マイベスト映画にも等しい
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