namugeさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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今年1番期待してた映画なんですけれど素直に良かったですね。

様々なしがらみから解放された状態で風呂場に水を溜めて抱き合う二人の姿が眩しい。二人の愛の営みによって映画館に水が滴り落ちるとか最高やん?愛
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

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長尺な映画のなかで忘れがたいシーンがいくつもあって特にデボラ関連のシーンは全部良くて、いやあ…凄かった。

デボラの美しさが引き立ってるからこそあの車内レイプ後のデボラを永遠に失ってしまった喪失感が半
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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ヒュージャックマン演じる主人公が感じ悪い…
サーカスが少し上手くいくといきなり上流階級に媚を売りだす主人公。
上流階級の社交場からはサーカスのフリークスたちを締め出す主人公。
美人なオペラ歌手を使った
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野のなななのか(2014年製作の映画)

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「苦い…でも好きになりそう」
安達祐実や常盤貴子に十代を演じさせるのって流石にどうなのって思ったけれどもそこが良かった。セックスの代替行為としての絵を描くという行為に漂うエロティシズム。安達祐実ってこ
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

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現在と過去、劇中劇とその外側の世界を行ったり来たり。果てには登場人物のモデルとなった実在の人たちまで出てくる始末でくらっくらしてしまいますね。

NHKの特番みたいなあのキーワードとなる言葉をいちいち
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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いやあ…とってもフレッシュなカニバリズム映画でしたね。大学デビューなんて言葉が日本にはありますが本作でベジタリアンの少女が体験するのは食肉デビュー。

先輩からの手荒い、本当に手荒い歓迎を受ける新入生
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赤ひげ(1965年製作の映画)

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三船敏郎の目力ですよね、やっぱり。
喧嘩の場面ではいつもの三船敏郎やってて笑った。

密偵(2016年製作の映画)

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韓国映画の拷問シーンいつ見てもキツ過ぎない?サービスで見せてくれてるのは有難いんだけれど、もうお腹いっぱいっす…って感じ。

日本人にとって非常に座りの悪い思いをさせられる役柄を堂々とした威厳を持って
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

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甘酸っぺえー!!
四国の田舎町を舞台にしたバンド系青春映画。

バンドを始める前にバイトして楽器を買うお金を貯めるくだりはありがちだけれどもやっぱりあると嬉しい。

第四の壁を易々と乗り越えてこちら
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

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おお…なんか思ってたのとは違ったけれどこれはこれで…主観映像満載のオープニングカチコミシーンや日本刀を振り回すヤクザシーン、拳銃組み立て競争などいいシーンはたくさんあるし、これ以上ないくらい血に塗れた>>続きを読む

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

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散歩する侵略者のスピンオフ。
二本続けてみれば納得度も段違い。
夏帆は長澤まさみよりホラー顔でそれが際立ってて良かったすね。
序盤からのジワジワにじりよる日常の異物感はまさに予兆。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

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冒頭からいきなりこちらの度肝を抜いてくる安定のバーフバリ。そしてバーフバリを讃える歌が流れ出し前作によって完全に王国の民衆と化してしまった我々としては共に王の威光を讃えるしかない!
バーフバリ!バーフ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

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沸騰した俺の血流が涙となって俺の頬を伝っていくのを感じる。

何でそうなる?っていう物語展開や思わずギョッとしてしまう登場人物たちの言動など完全に神話テンション。インドの神は暴力沙汰がお好き。壮大なス
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

百姓に集められた七人の侍の中で菊千代だけが明らかに異質な存在として浮き上がっていて、元々は百姓の生まれだという過去を隠すために盗んだ家系図を持参しているわけですけど菊千代と違って文字がちゃんと読めるホ>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

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メタボ体型のロボットがのろのろと動き回る映画なんて観て楽しいの?なんて馬鹿にして今まで観てなかったんですけど結構楽しかったっすね。特にタダシが死ぬまではロボットファイトのくだりとかが魅力的で良い。サン>>続きを読む

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

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間違いなくカルト化して末長く語り継がれていくであろう映画を観た衝撃。
満島真之介君がエロ過ぎるんや…

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

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みんな大好きエドガーライト映画。
主人公スコット・ピルグリムが意中の人を彼女にするために元カレ7人と戦う話。

随所に見られるコミック表現、ゲーム表現が楽しい一作。

ダークタワー(2017年製作の映画)

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モダンホラーの帝王スティーブンキングのライフワークと呼ばれる本作、数年前から実写化の噂はあって頓挫したりなんやかんやあった後の満を辞しての実写映画化ですよ!これはスティーブンキング好きの端くれとしては>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

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めっちゃ強いおばさんが悪徳警官に一泡吹かせる勧善懲悪ものだと思ってたんですよ。全然違いましたね。

登場人物たちそれぞれが持ってる行き場のない怒りや差別意識が満載のヘイトフルムービー。とても人間味に溢
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

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サンバのリズムに乗せて語られるスラム街のギャングによる抗争模様。

金と暴力、セックスとマリファナの話しかしてないような映画だけれども超面白いっすね。リトル・ゼのイカした銃撃シーンからテンションはブチ
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ゴーストタウンの番外地(1968年製作の映画)

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口笛で馬を操って敵を襲わせてる絵面がなかなかシュールだった。低予算映画で少ない登場人物ではあるが一人一人味わいがある。特に敵に囚われているにも関わらず態度がでかい婆さん。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

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ああ…メアリーが愛おしくてたまらない。
母親譲りの数学の才に恵まれるメアリー、頭が良すぎるせいで小学校に馴染めず驚くほど大人びてみえる彼女だけれども彼女のアップのショットになると前歯が抜けてるのが見え
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

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人間なにか挫けそうなことがあった時も決して挫けたり、くさったりせずに頑張ることが大事だと思うんですよ。ライアンレイノルズだってこの映画であんな役をやらされて忸怩たる思いを抱えたことでしょう…でもその悔>>続きを読む

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんだろう…ゴーンガールみたいな感じの美人な奥さんは実はサイコパスでした系ファムファタール物の映画なんだけれどもゴーンガールを見た時のような納得感はまるでなく…なんかすべての事象が全部が全部最後のオチ>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

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非常にリアルで残酷な尋問シーンが胸に残る。やっとの思いで尋問を生き延びてもそこに待ち受けているのは救いのない、さらなる絶望。どうしようもない地獄めぐりのような映画。白人に銃を突きつけられ続ける恐怖と銃>>続きを読む

ミッシング・チャイルド~呪いの十字架~(2017年製作の映画)

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未体験ゾーンの映画たち2018にて
アイスランド産のホラーテイストのミステリー映画。アイスランド映画は初めてでまさしく未体験ゾーン。

映画の内容は終始画面が暗くて地味、重っ苦しいツラをした登場人物た
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早春(1970年製作の映画)

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何年か前に町山智浩のトラウマ映画館を読んで知り、それ以来ずっと観てみたかったこの映画。

思春期の若さゆえの不能感、切迫感に満ち満ちており、特に自動車で移動する意中の人とそのツレを自転車で進路妨害して
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

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全編通してのドタバタコメディ感。
若干古臭いけれども今みてもちゃんと楽しい。

ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

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ダリオ・アルジェントの監修版。
前作であるナイトオブザリビングデッドより10年後に公開された本作、確実に前作よりもブラッシュアップされており今みても楽しみやすい作りになっていると思います。エグめのシー
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

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アンハサウェイが怪獣とシンクロして悪いロボットを倒す話。こんな馬鹿みたいな設定からは想像できないくらいに暗くて重くて救いがない。オスカーのクソ男っぷり、場を支配する田舎の小さいコミュニティにおける権力>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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前作とは比べるべくもないけれど、エンターテイメント映画としてしっかり楽しい。

文句があるとすればあまりにも命の扱い方が雑過ぎる。前作で死んだと思われていたハリーやキングスマンの候補生が実は生きてまし
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

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ゾンビ映画の原点にして、しっかりと後のゾンビ映画の核となる部分がもうすでに形作られている。ラストの呆気なさはまさに不条理。

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

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ミシェルロドリゲスの兄貴が男から女に性転換させられた殺し屋役でシガニーウィーバーと対決するなんて前情報を貰ってしまったら期待しないわけにはいかない…この低評価ぶりは高すぎる期待の反動か…

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

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いやー面白かったっすねえ。
児童分配法が制定された近未来の世界。極度な一人っ子政策がまかり通っている世の中に産み落とされた7つ子が周囲に一人っ子だと思わせるために日替わりで一人一人がカレンを演じるとい
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