「荒野の七人」のクリスが、狂暴なアンドロイドになって帰ってきた!?
相変わらず渋いユル・ブリンナーだが、主人公達を執拗に付け回す姿が、不気味で怖い。
また、セクシーなアンドロイドに鼻の下を伸ばすオ>>続きを読む
“結婚という名の犯罪”
コリン・ファースがプロデュースした、ノンフィクション。
愛する家族を守る為、神経過敏になる夫。
そんな彼を優しく包み込む、物静かで貞淑な妻。
朴訥としたジョエル・エド>>続きを読む
昔、「火○サスペンス劇場」で、コンビニ強盗と人質女性の禁じられた恋を熱演していた、主演のふたり。
終始、何かに怯えているような大竹しのぶに対し、彼女に強引に迫る内野聖陽がセクシーで、印象的だった。>>続きを読む
野村萬斎の、野村萬斎による、野村萬斎の為の映画。
本業の“狂言師”としての実力が、最大限に活かされた作品。
怪力のぐっさん、市村正親と山田孝之のお尻(爆)が印象的。
ナレーターが安住アナなので、>>続きを読む
白い部屋、美男美女、めくるめく官能シーン。
しかし、ストーリーはありきたりで他愛ない。
自由奔放でわがままな女に翻弄される、都合のいい男。
登場人物がほぼふたりで進行する。
淡々とした静かな映>>続きを読む
セクスィーなおばはんと汽車で乗り合わせたおっさんが迷い込む、摩訶不思議な世界。
マストロヤンニの下心丸出しのエロ紳士ぶりは、さすがイタリアン。
女女女女~♪♪と、どぶ○っくの歌が頭を駆け巡るどぎつ>>続きを読む
顔に火傷を負った、口の利けない少女と画家の話が切なかった。
シャイな彼女がアルバイトの着ぐるみ姿で彼と交流するのが、もどかしくもいじらしい。
彼女を見守る仲間達の優しさにも癒された。
少女漫画の>>続きを読む
腕利きのシェフが心機一転、フードトラックで奮闘するロードムービー。
ジョン・ファヴロー監督が八面六臂の大活躍。
相棒役ジョン・レグイザモの快活さに和む。
冒頭から、見事な手捌きの調理シーンに釘付>>続きを読む
復讐に燃えるイ・ヨンエ!!(チャングムじゃないけど・古っ💧)
その清楚な美貌から考えられない、腹黒い策略家ぶり。
彼女の穏やかで優しい声も、猫かぶりの役柄にぴったりだと思う。
劇中では、やや微妙>>続きを読む
ワケありのナチス将校と、亡命中のドイツ皇帝夫妻にメイドとして仕える、女スパイ。
ふたりが恋に落ちる過程が曖昧。
一目惚れか、またはハニートラップにしても感情移入し難い。
冒頭シーンで、ブラント大>>続きを読む
モノクロ映像から始まる、冒頭のおどろおどろしさ。
美貌と優しさゆえに女性を虜にする新吉と、死んでも尚、彼に執着する豊志賀の情念の怖さ。
尾上菊之助の流し目と気品ある所作に、女形役者らしい艶かしさを>>続きを読む
ミュージカル調の異色西部劇。
オープニングから洒落ていて、ワクワクする。
バンジョーを弾きながら陽気に歌う、ストーリーテラーの二人組。(ひとりは何とナット・キング・コール!!)
緊張感のない、の>>続きを読む
全編通して漂う、じっとりとした雰囲気。
鮮やかな映像美、そして怪しい日本語。(随所聞き取りにくい💧)
放送禁止用語がバンバン出て来るのに面食らった。
正直、レンタルしたのを後悔し掛けたが、中盤か>>続きを読む
人間と犬の強い絆を描いた、ハートウォーミングな佳作。
犬の転生というファンタスティックなストーリーの中に、命の尊さをさりげなく描いている。
その飼い主への真っ直ぐな眼差しに、胸が締め付けられる。>>続きを読む
ユダヤ人迫害から逃れる937名を乗せた客船。
しかし、目的地・ハバナ港で上陸拒否。
他の国々にも同様の仕打ちに遭い、乗客達は混乱に陥る…。
脱出の安堵も束の間、奈落の底に突き落とされる人々。>>続きを読む
マッカーサーと昭和天皇が並んだ、有名な写真。
その歴史的対面の裏に隠された、ある米軍准将の奔走。
重いテーマを107分で上手くまとめた、分かりやすい内容。
制作者が登場人物のお孫さんということも>>続きを読む
詐欺師が9才の少女に振り回される、コメディタッチのロードムービー。
モノクロ映像が、作品の面白さを際立たせていると思う。
ライアン&テータム親子の息の合った演技。
娘がパパを完全に食っている。(>>続きを読む
お坊さん異色コメディ「達磨よ、遊ぼう!」の続編。
個人的には、こちらがお薦め。
所用で、山寺からソウルに出て来た僧侶達。
大都会で巻き起こす、彼等のてんやわんやを描いている。
初っぱなからカル>>続きを読む
ジブリアニメの中で、1番好きな作品。
のどかで温かなストーリーと、優しいユーミンの歌が上手くマッチしている。
よき相棒・黒猫ジジの皮肉屋ぶりも微笑ましい。
見知らぬ町でのキキと人々との交流が、生>>続きを読む
映画館で予告を見て、気になっていた作品。
優しくて、切ない。
あんを作る過程が興味深かった。
いとおしそうに小豆に話し掛ける徳江さんが愛らしい。
謂れのない偏見と差別から、社会を追われた人々。>>続きを読む
前向きな主人公・エディに泣けた。
彼のコーチで落ちぶれた元ジャンパー、ピアリーとの絆にも。
「キングスマン」で、快活な青年を生き生きと演じたタロン・エガートン。
今作では180度異なる、愚直なま>>続きを読む
過酷な自然の中、孤独な主人公は満身創痍になりながらも加害者を追い続ける。
その凄まじい執念。
スマートなイメージが先行していたレオ様が、息子を殺された泥臭い父親役。
ボロボロのみすぼらしい姿なが>>続きを読む
エルマー・バーンスタインの軽快なテーマ曲が秀逸。
7人の、個性的でカッコいい男達が活躍する、言わずと知れた傑作西部劇。
渋くて豪華なキャスティング。
冒頭のクリスとヴィンの活躍からシビれ、ラスト>>続きを読む
韓流ブームの先駆けとして大ヒット。
初めて観た韓国映画。
韓国要人の連続暗殺事件をバックに描かれる、韓国の諜報部員と北朝鮮女性工作員との恋。
アクションとサスペンス、そして、切ないラブストーリー>>続きを読む
ゲイをカミングアウトしたポジティブな父・ハルと、内向的で、恋に臆病な息子・オリヴァー。
病魔に冒された年老いたハルが、残された人生を謳歌した日々。
回想シーンを交えながら描かれる親子のヒューマン>>続きを読む
私的、危険な?ミュージカル。
キワどいネタとジョーク満載。
高齢者ネタで引いてしまったシーンがあった💧
劇中のナチスを風刺したミュージカル、“春の日のヒトラー”が見物。
金髪碧眼のSS姿で朗>>続きを読む
CGに頼らないリアルな映像。
救援を待つ兵士達の、生への執着心が生々しい。
カメラは、苦境に立たされながらも、生き残ろうとする若者の姿を追い続ける。
そして危険を省みず、彼等を救おうとする勇敢な>>続きを読む
舞台の西部開拓時代が気に入っている。
往年のウエスタンを観ている様な展開が面白い。
そして、ドクの不器用なラブストーリーにほっこりする。
ラストのオチも、シリーズの締めくくりに相応しい。
「バ>>続きを読む
名作なのに何故か今まで観ることなく、やっと鑑賞。
まさに“ラブストーリー”の王道。
観てるこっちが赤面しそうなラブラブぶり。
フランシス・レイの甘美なテーマ曲に乗せて綴られる、ふたりの短くも深い>>続きを読む
異国の地で、レストラン経営を隠れ蓑に暗躍するロシアンマフィア。
そこで運転手兼“葬儀屋”として働くミステリアスなニコライ。
瀕死の少女が産んだ赤ん坊を助けたことで、裏社会の実態を知る助産婦アンナ。>>続きを読む
シリーズの中で、一番好きな作品。
魅力は何と言っても、ハリソン・フォードとショーン・コネリーの、絶妙な掛け合い。
インディをハニートラップに掛けた美女が父・ヘンリーとも関係していたくだりは、さすが>>続きを読む
デンマークのナチスと闘う、レジスタンスの男達。
原題の「フラメンとシトロン」は、主役ふたりのコードネーム。
赤毛に青白い容貌で冷徹に“仕事”をこなす青年・フラメンに対し、繊細で、常に顔中脂汗をかい>>続きを読む
キャロル・キングが歌う“Anyone at All ”が温かい。
その優しい歌声と歌詞が、主役のふたりにリンクする。
書店好きの私には、たまらない作品。
キャスリーン(メグ・ライアン)が、子供達>>続きを読む
ポール・ヴァーホーヴェンでPGー12、規定緩くない?
…やはり凄まじい作品だった。
ヤバ過ぎる。
本当に12才未満でも大丈夫だろうか。
イザベル・ユペールの迫真の演技に、背筋が凍る。
ワンマ>>続きを読む
60年代、ベトナム戦争中の混沌としたフランス。
兵役上がりで、出版社勤務のポールと、新人アイドル歌手マドレーヌのドライな恋愛。
彼のトイレの洗面所での口説きには、正直退いてしまった。
突発的なシ>>続きを読む
コミックが原作だけあって、実にテンポのよい、娯楽スパイアクションの快作。
コリン・ファースとマイケル・ケイン目当てだったが、意外にも教官役のマーク・ストロングに惹かれた。
これまで悪役でしか見たこ>>続きを読む