かすんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

かすん

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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

ジャンプ+の開拓者が実写化。

前置きとして自分は原作ファンである。コミックスこそ買ってはいないが連載はリアルタイムで追っていた程度のものだが。

原作は基本的にギャグメインに据えつつゆっくり成長して
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.5

スターウォーズ6部作のラスト。

さすが最終作としてつくられただけあり衝撃の内容の連続。

アナキンの清々しいまでの暴走がおもしろい。
一度犯してしまった間違いから目を背けるように突っ走っていく様は
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アラジン(2019年製作の映画)

4.1

アニメ、アラジンの実写版。

ストーリーやキャラクターの良さは原作そのままに時代に合わせて正当に進化した印象。

アラジンは盗みのスキルをアピールする描写からアクションシーンでは実写ならではのパルクー
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狂武蔵(2020年製作の映画)

3.9

77分ワンカットで殺陣が続く驚異のアクション映画。

私がこの映画を見たいと思ったのは北方謙三の水滸伝のファンだからだ。劇中で度々行われる1対多数の映像を見たかったのだ。更にそこで語られる体力の限界を
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.1

ジブリ。
堀越二郎をモデルとした作品。

全体の雰囲気として儚かった。
設計者として理想の飛行機を求め邁進するも出来上がったものは帰ってこない。愛した人とも長い時を過ごすことはできない。
最後のユンカ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

ポケモン洋画。

世界に轟くポケモンブランド。満を持して映画化。

何より印象に残ったのはポケモンの造形だ。アニメやゲームではデフォルメされている皮、毛並み、鱗が新鮮だ。キモリがガラスに張り付いていた
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.6

Mr.インクレディブル第二弾。

もはや定番となったヒーローと社会の軋轢から話は始まる。今作はどう解決するのかと楽しみにしていたがなんとなく読めてしまうような話運び。ストーリーに関しては大きな驚きはな
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.9

モンスターバースシリーズ第2弾。

私は過去ゴジラシリーズを見た記憶がない(小学生時代にゴジラとハム太郎の同時上映を見た気がする…。シン・ゴジラは別物であろう)。
こだわりがなくフラットな気持ちで見た
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズ番外編。エピソード4の直前。

実はこの作品は私にとって初めて劇場で見たスターウォーズシリーズ作品であったりする。端的に言うとこの作品がスターウォーズシリーズの中で一番好きである。もちろ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.1

コナン映画23作目。

コナン映画出世作。世間にその名を知らしめたといっても過言ではない。それを今更ながら鑑賞。この作品の(ほぼ)主役の安室のことは後述するとして、コナン映画お約束となった爆弾と人外ア
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.5

シュガーラッシュ続編。

レトロな舞台から一転、インターネットの世界へ。
日常私たちが使用しているアプリ、アバタ―、検索窓と対面したような世界観が楽しい。ポップアップ広告はなるほどキャッチみたいなもの
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

5.0

モンスターズインクの過去編。
マイクとサリーがモンスターズインクに就職する前、彼らが学生の頃の話。

非常に良かった。
マイクとサリーの掘り下げが好き。
前作だとマイクは軽快なサリーのサポート役という
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.1

アベンジャーズ再結集。

今回の相手は人工知能。ターミネーターのスカイネットのよう。
全体的には前半までは楽しかったが後半は微妙。

冒頭の基地制圧シーンは「またアベンジャーズが見れるんだ」という感慨
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.5

ピクサー作品

この作品はとにかく物語の筋書が良かった。
冒頭の妻との時間の積み重ねをみているだけで心が暖かくなる。
大事な過去とふりかかってくる現実。その現実をしっかり見つめ進むのか、過去だけを見つ
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

スターウォーズ5作目。

今作は様々な戦闘シーンを取りそろえているのが魅力。集団戦争、カーチェイス、殺陣、フォース、武装、ギミックステージ、獣と実に幅広い。ヨーダの戦闘も見ることができる。これは確かに
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.1

MCUのなかで尖ったやつら。集結。

MCUも宇宙規模の話になったのでついに舞台が太陽系から飛び出した。
今作は主人公が超人的な一人ではなくチームである。チームと言っても連帯のとれたものではなく個性が
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.4

ディズニー作品。

色々なゲームの世界観が交わるためキャラクターの質感が違うのがおもしろい。特にシューティングゲームの世界観が深く関わるとは予想外。最新鋭のぬるぬるとした動きとカクついた動きが同居する
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

ピクサー作品。
私がメキシコの死者の日のモチーフが好きなこともあいまって期待していた作品。期待通りだった。

なんといっても映像がきれい。死者たちの化粧、死者の国の幻想感あふれる街並み、動物たちのエレ
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

アイアンマンシリーズ3作目。

アベンジャーズの後が舞台。今作もとにかくトニーが苦しむ。彼は基本自信家スタイルではあるがその裏ではプレッシャーに潰されそうになっているよ、というのはアイアンマン2と同じ
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

トイ・ストーリーに次ぐピクサーの代表作。

今までテレビでなんとなく見るくらいだったのでこの機にじっくりと。
普段洋画は字幕でみるのだがやはりあの2人の声が聞きたくなり吹き替えで試聴。
やはりサリーに
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.0

スターウォーズシリーズ4作目

4作目にして過去編。アナキンがダースベーダ―になり銀河帝国設立までが描かれる。
自分がポケモンのルギアに興じていたころこの映画が公開されていたのが信じがたい。素人目に見
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

プーさんが実写化。
せっかくなので蜂蜜なめながら鑑賞。

毛並みが見えるプーさんとその仲間たちは新鮮だ。オウルがほぼリアルフクロウなのが笑えた。

ストーリに関して
大切なものを忘れたロビンという前フ
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.6

キャプテン・アメリカシリーズ第1弾。

アベンジャーズにてアイアンマンとの双璧をなすキャプテン・アメリカ。
アベンジャーズをマーベルシリーズで1番最初に見た自分がキャップに抱いた感想は『地味、ウィドウ
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

ソー始まりの物語。

アベンジャーズの中で映像が映えるソー。
放送されてから9年、シリーズになれた今見直すと新鮮さはないが天上の北欧世界は優美。

大筋はソーの成長物語というとこだが魅力はやはりロキ。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

アカデミー賞受賞映画。

全編ワンカット見えるよう撮られた作品。映像撮影の知識がない自分が見たところ本当にワンカットのように見えた。そして見極める力がないぶん、そのように仕上げるのがどれだけ難しいかと
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

4.4

アイアンマン2作目

S.H.I.E.L.D.の登場などマーベルシリーズの世界線拡大が見られる。

スタークは病毒と闘い心が折れかけ自棄になってしまうところもキャプテンアメリカとは違った人間臭さという
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

スターウォーズ3作目

自分が生まれる前の作品

全体的に見てストーリーもわかりやすく楽しめる。

キャラクター
ルーク
序盤のジャバのとこに乗り込む姿はジェダイの貫禄が出ていてカッコいい。後半情けな
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.9

今や3作目も発表されてるドリームワークス誇る人気作品の第1作。

最近マレフィセント2など異種族間の対立による争いの話はよく見かけるが、この作品も同様。しかしこれは2010年作。目をつけるのが早い。
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アナ雪続編。

前作アナ雪が大ヒット。流行が落ち着いた頃にテレビで見ておもしろさに気づき話題にできなかったことを悔やんだ前回。

今回は出足は遅れたが映画館にて鑑賞。今作は正直自分に合わなかった。
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

スターウォーズシリーズ最終章。

長きにわたって紡がれたスターウォーズもこれにて終幕。

最終章らしく今までのエピソードからのオマージュと見られるシーンも散りばめられ最後の作品なんだと感じた。

自分
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.4

マレフィセントの続編。

前作に引き続きオーロラ姫好き好きなマレフィセント。序盤は結婚の準備に戸惑うほほえましい場面が続く。予告でも流れるとおり両親との会合で不穏な雰囲気に物語が転ぶ。

映像は前作か
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マレフィセント(2014年製作の映画)

4.0

マレフィセント2を見る前に。

眠れる森の美女を再構成、ヴィランのマレフィセントが主役に。
見る前から大まかな話の雰囲気を聞いていたのでストーリーの進みは予想通りであった。美しい愛の物語である。オチが
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

ダークナイトシリーズ最終作。
前作「ダークナイト」の評判が高く埋もれがちである。

今作もバットマンにまとわりつく思い雰囲気は健在。前作ハービーの罪をかぶり世間から身をひいたブルース。それでも周りはほ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.9

バットマンシリーズのヴィランの1人、ジョーカーの誕生譚。

自分のピエロに対するイメージは「本音を見せない」というもの。言動は人を煙にまき飄々としている。今作のジョーカーは自分のイメージをひっくり返す
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

三谷幸喜作品。記憶を失った総理の話。

物語は細かい笑いの積み重ねであり大ウケという感じではないが終始ニヤニヤして見ていられる。総理夫人のことなど現実の風刺もちらほら。

昔の恩師とのシーンが個人的に
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

不朽の名作。

テーマは希望と自由か。

普段SFを好んでみている自分としては展開が少ない印象。それだけ丁寧に表現されているということだろう。アクションものなら15分で解決してしまいそうなことも現実で
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