ねじまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ねじまき

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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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数々のカルト作品を生み出した監督の代表作のひとつということで鑑賞前はだいぶビビっておりましたが、思ったよりもシンプルで安心しました。たびたび登場する主題歌がこの作品に流れる不思議な雰囲気を強めている感>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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このヒトたち、オカシイですよ!
色々な方向に倫理観のイカれた登場人物の見本市。90年代エンタメ映画。なので真面目に観てるとバカを見ます。ちなみに私はバカを見ました笑。未曾有の大惨事の中、挿入されるコメ
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イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

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生きづらさを抱えた二人が、お互いの存在を認識した瞬間、自分の中の何かを理解するシーンが感動的でした。主人公二人がそれぞれ魅力的。出来ることなら幸せになってほしいと応援しながら鑑賞しました。場面ごとの色>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

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近年の監督作の中では異色な題材なので意外に感じましたが、映像に現れる個性はやはりティムバートン作品。ポップだけどなんとなくグロテスクな雰囲気は監督とマーガレットさんの作品の共通事項なんですね。女性が社>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

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私もデップーさんに会いに行って参りました。ようこそ皆さん、バカバカしい映画の始まりです。そんな具合に始まるこの作品、なんだか映画館の雰囲気が暖かかったのが強く印象に残りました。下品なネタやグロい描写が>>続きを読む

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

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面白かったです。冒頭のシーンにはギョッとしてしまい、「この映画、攻めておる。」とすっかり掴まれてしまいました。
決して明るい映画では無いのですが、語り口がスマートなのでとても見やすかったのもポイント高
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

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集まったオレたちコンプトン生まれコンプトン育ちワルいヤツらみなトモダチ…みたいな皆さんを勝手に想像しての鑑賞。
表面的な姿から色眼鏡で鑑賞する自分の浅はかさを反省。有史以来、延々と解決する事のない問題
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

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獣のようにただひたすら相手を傷つけ続ける男は一体何を望んでいたのか。何も語られないのに全てがさらけだされているかのようなクライマックスに涙が止まりませんでした。大傑作です。ぜひ観てください。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

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回を重ねる毎に面白さが増していく感じのする今シリーズ。さて今作。私は残念ながら4に及ばずだと感じました。登場人物達と共に状況を明らかにしていく序盤や、「敵か味方か」の謎の美女。コメディ部分は気が利いて>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

色々言われている本作ですが自分は良かったと思います。特に巨人の捕食シーンを実写をでご覧になりたい方は必見かと。そこを抑えられているだけで半分以上は成功じゃないでしょうか?というわけで、なるべく食事前の>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

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全体的に説明過多なところは好みではありませんが、ストーリーは面白かったです。ロバートデュバルが素晴らしい。判事である彼は、仕事で出会ってきた多くの被告たちに息子の姿を重ねていたんですね。ビリーボブの存>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

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役者の力を見せつけられた一作でした。主人公を演じたジェイクギレンホールの(今までのキャリアの印象の影響も大の)危うい、いやアブない雰囲気こそが、物語への興味の持続を大きく底上げしていると感じました。そ>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

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感情が主人公。ちょっとストレート過ぎて、大丈夫かよって感じの鑑賞でしたが杞憂でした。ネガティヴな気持ちって何であるんだろう?そんなのなければずっと楽しく生きていられるのに。嫌な事があって落ち込んで、周>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

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待ちに待った細田監督の新作ということで情報をシャットアウトして鑑賞したため、世間的にどういう評価を受けているのかは知らないのですが、私はこの作品、駄作だと思います。絵はスゴイです。一枚絵のインパクトに>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

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これから観ようと思っている方は注意です。これまでの、特に前作アベンジャーズ以降のマーベル映画を観ていないと分かりにくい事がかなり多い作品となっています。以下感想です。つまらなくはなかったけれど、特に面>>続きを読む

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

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待ちに待った一作。前作に比べてビジュアル面が大進歩。特にキャラの表情と飛行シーンが素晴らしい。ああ、大画面3Dで観たかった。日本での劇場上映は東京アニメアワードの1回のみ。鑑賞できた人が本当にうらやま>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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この作品が持つパワーをどう言葉で表現すればいいのか分かりません。とにかく観てくれとしか。可能ならば爆音大画面での鑑賞がオススメです。異常なテンションの高さが特に注目されていますが、世界観やキャラクター>>続きを読む

激戦 ハート・オブ・ファイト(2013年製作の映画)

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迷って、傷つき、涙した…、昨日までは。このキャッチ、アツ過ぎ最高ですね。期待に応えるストーリー、主役二人の絆、そして120%の肉体的説得力。刃牙の身体ってフィクションじゃあないんですね。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

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物語中盤、お客に自分の息子を何度も嬉しそうに紹介する主人公の姿に思わずホロリ。いい映画でした。

オデッセイ(2015年製作の映画)

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昔観た映画の中でこんな言葉が出てきました。
「近頃は冒険という言葉が濫用されている。想定外の事が起きた時こそ、冒険の始まりなのだ。」この作品はまさに冒険の物語ですね。
火星にひとりぼっち。どう考えても
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

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待ちに待ったギレルモランドのチケットが届きました!
この監督の作品は何よりもビジュアルが素晴らしいです。建物、部屋、衣装や小道具のひとつひとつに統一された雰囲気を感じます。まるでひとつひとつに命が宿り
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

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伝染病モノは観た後になんだか体が痒くなってビビります。またこの作品の場合、股間辺りから症状が出るトコロに監督の悪意を感じますよね。
というわけで作り手の意図する、ホレ嫌な感じだろう、ホレ興奮すんだろう
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海街diary(2015年製作の映画)

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彼女達のたたずまいや舞台の実在感に、今もこの人たちはどこかでそれぞれの毎日を過ごしているんじゃないかなどと思ってしまいました。何が起きるという作品ではないけれど、淡々と時間が進んでいく中で彼女達が周り>>続きを読む

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

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神様がこまっしゃくれたガキとして登場する所が、とてもフレッシュ!聖書のエピソードに理屈をつけるスタイルは面白かったですが、そのお陰でなんだか最後の方はパニック映画っぽいなぁなんて思いながらの鑑賞でした>>続きを読む

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

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伝記映画ですが、JBの音楽的成功や伝説は当たり前の前提となっている観客向けの映画なので注意です。マントアクトなんかもイキナリ出てきます。JBを演じたチャドウィックボーズマンの演技が凄い。それはもうとて>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

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映画のためなら神父も殴る。伝説のフリードキン監督の名作を初めて鑑賞しました。分かりやすい展開の刑事モノなのかと思えば、一瞬唖然とさせられるほど唐突なラスト。全編迫力満点な分、この放り出された感じは強烈>>続きを読む

蟲師 特別編 鈴の雫(2015年製作の映画)

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原作への深い愛を持って全編を描ききった製作者の皆さんに、心から感謝したいです。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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DVDのジャケットの謳い文句が凄まじく、コレは隠れた傑作なのではとちょっと期待しての鑑賞。期待ほどでは無かったかもです。
でも傑作だと思う人もいるかもしれない雰囲気はある気がします、という曖昧なフォロ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

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ストーリーはとてつもなくロマンティックなのに、なんだか淡白な印象で、自分としては今ひとつでした。
それでも主演の二人の魅力だけでご飯三杯はいけちゃいますね。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

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喋る笑う恋をする。僕たちはさよならをする。
まるで昔聞いた歌の歌詞のような、開けっぴろげでおしゃれで切ない、オトナで子供な作品でした。またいつか観たくなるんだろうなぁ。

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

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ヒドイ邦題に一体何人の日本人が素通りしたのでしょうか?最高の一本です!
下らないギャグにゲラゲラ笑っていた筈なのに、いつの間にか家族の絆の暖かさにホッコリ。あわやの事態にドキドキしたかと思ったら、腰抜
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アップルシード アルファ(2014年製作の映画)

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CGクオリティの高さに驚く場面がいくつもありました。世界感の描写を極限まで絞っての予算省エネスタイルは超正解ですね。スケール感は犠牲になってますが一つ一つの造形が本当に素晴らしいです。ラスボスの巨大感>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

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期待していたものと作品のテイストに差があった為か、拍子抜けしてしまいました。CMなんかで流れてるような今風のテンポ感の映画では無いので要注意です。所々笑える所はありましたが、主人公たちのやる事なす事が>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

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評判通りの素敵な映画でした。ベイマックスをはじめとしたキャラクタの魅力は言うまでもありませんが、この作品の素晴らしい所は舞台となっている仮想都市の日本感の質の高さだと思います。東京をモデルにした風景、>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

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「Not my XXXXin' tempo!!!!」大怪獣JKシモンズの迫力にアカデミー会員が全員チビッてしまったというこの作品。本当に彼は素晴らしかったです!R・ジョンソンが十字路で出会った悪魔は彼>>続きを読む

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

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アントンフークア監督作と聞いて鑑賞。スナイピングシーンは文句無くカッコいいっ。でもマイケルペーニャ扮するFBIエージェントが真犯人の存在を疑う超スピード推理やいきなりイイ感じになる親友の元妻(話が美味>>続きを読む