あにおさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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バベル(2006年製作の映画)

3.9

海外の映画の“日本”がちゃんと日本で日本人によって描かれてるのが新鮮に思える。菊地凛子…なんかいろいろすごい。
とりあえず世界は広いねっていう感想しか出てこないや。ユダヤ教でもキリスト教でもないし『バ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

例えば今をときめくイケメンスターや渋すぎるイケオジが演じる完璧超人が主人公だったらこうはならない。リーアム・ニーソンの醸す、完璧じゃないどころか人間として問題を抱えつつも頑張って生きてますよ的人物像が>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.0

冒頭からカメラワークとか音楽とか、B級というか映画同好会的な稚拙さがありつつもサブカル?アングラ?的オシャレさがあって嫌いじゃない…と思って期待して観始めたが…。終盤は80年代のB級テレビ映画のノリで>>続きを読む

トップ・ランナー(2006年製作の映画)

3.8

なんで邦題『トップ・ランナー』なの??自転車なのに???というのが、ライダーだとバイクだと思われちゃうし、レーサーだと車だと思われちゃうし…という日本での自転車人気のなさを如実に物語っていて、自転車乗>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ4(2012年製作の映画)

2.7

4までディスクを手に入れちゃったのでこれが最後と完全に義務で流してたけど、最後のところだけ予想外でヒッてなった。そこまではただひたすら時間稼ぎです。もはやこれ、常時撮影してる言い訳が立たないぞ。そんな>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ3(2011年製作の映画)

2.0

もう完全に飽きて流し観してたら内容が全く頭に入らなかった。他の方のレビューざっと見たらちゃんと前作につながる(後付けの)内容があったようで。もったいないことをした。
でも映像怖い系はやっぱりビデオテー
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パラノーマル・アクティビティ2(2010年製作の映画)

1.8

間違って1~4までのディスクを手に入れてしまって 、(1で飽きたけど)もったいないので一度は観ようかと。
限りなく低予算・本物っぽさを追求した前作に対し、フィクションっぽさを隠さなくなったことで表現の
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飯と乙女(2010年製作の映画)

3.0

アートっぽい画を撮ろうとした努力はとても伝わる。悪くはないのだけど、なんだろうこの鼻につく感じ。。

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.6

まずタイトルなんて読むのか悩んでるうちにいつのまにか映画が終わってた。オタオタしてる阿部寛なかなか良いね。
その他内容は大したことない。観て数日で中身忘れてしまうレベル。けどほんのり優しい気持ちになれ
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アラフォー女子のベイビー・プラン(2010年製作の映画)

3.6

タイトルだけ見て、もっと地味に重い(アラフォー女子を殺しに掛かってる)作品かと思ったらぜんぜん違った。邦題…。
重たくなりそうな部分をことごとく取っ払ってコメディに全振りした感じ。それはそれで良い。ま
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.1

『リング』(うろ覚え)のような感じ?最後のある瞬間のためにそれまでのグダグダした無駄な時間の積み重ねがあるような作品。…なのだけど、その最後のある瞬間ってのが全然怖くないので、“ホラー”を期待する人は>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.5

極めて単純で、巧妙にできたサスペンス。最初は軽快に歩いていたのが、雨が降り出して、服が濡れて体にまとわりつき、徐々に足取りが重くなっていく感じ。
前情報なしでじっくり観るのがよい。といいつつ他の方のレ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

マリアがどことなくレクター博士に似てて、その彼女の終盤での行動が、最後のゴア展開を予見させる…嘘です全然そんなことないです。
死ぬは安寧、生きるは地獄。一作目から変わらず決してヒーローなんかじゃないジ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.6

なんだかんだン回も観てしまったので書き直し。

基本的にはTVシリーズを観た人向けの同窓会(回)の域を出ないが、=ファンの求めるものだから良しとしよう。キャラクターに馴染みがない人からすると短時間にい
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

3.4

ゾンビラブコメということだけど…。
素直で最高に可愛かった最愛の女性が、結婚を期にだんだん態度が変わっていき…という現実あるあるのメタファーだと思うとじわじわ来るものがある。

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.4

“Don't Say A Word”も分からんけど、『サウンド・オブ・サイレンス』って…なんのこっちゃ。
キービジュアルとタイトルからホラーかなと思って詳細見たら実はサスペンスだそうで、まあいいかと思
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

1.8

開始5分で、いやこれもしかしなくても設定ザルなんじゃね…?という不安、いや恐怖を感じ、いつかそれを覆してくれる「なるほど!」が訪れるのではと幽かな希望を胸に最後まで観たが、結局ツッコミどころしかないま>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

4.3

ロマンスグレー(?)に無精髭のトム・クルーズがなかなか新鮮。なのだけど、しゃべるとしっかりトム・クルーズ感出てるところも良い。コッテコテの悪役のはずなのに憎めない感じ、マックス(ジェイミー・フォックス>>続きを読む

ザ・ガンマン(2015年製作の映画)

3.6

ジャケットを見て一瞬スタローンかと思ったら脱いでもスタローンだった。
派手なアクションというよりは淡々と綴られる小説か日記のような映画。地味感は拭えないけど、最初からそういうものとして観れば、どこかし
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

4.0

この主人公ならまあどうにかしてくれるだろう。緊迫のシーンのはずも、(この例え便利すぎて使いすぎだけど)水戸黄門かのような謎の安心感を持って観られる不思議な映画。アクションよりサスペンス寄りでしょうか。>>続きを読む

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

4.1

今まで勝手に描いていたトム・クルーズ(がよくやる役柄)の人物像から更に離れて、ジャック・リーチャーというキャラクター自体に深い魅力を感じる。内容としてはアクションメインというよりサスペンスの体裁を取り>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.8

なぜ『アウトロー』なんてタイトルにしたのか理解に苦しむ…。
タイトルからして、どうせトム・クルーズがトム・クルーズを演じるだけのよくあるアクションでしょ…とあらすじも読まず観始めたらまさかのサスペンス
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.4

ぼんやりした雰囲気映画だけど最後までぼんやりとした印象しか抱けなかった。よく分かんなかった、というか、考察したりしっかり話を理解したとしてもそのこと自体に何か意味あるの?と思ってしまう感じ。
『あの頃
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.9

悪く言うと焦点がぼんやりしててとりとめのない(で?ってなる)話だけどよく言えばしんみりと余韻が残る良い映画。シンプルなのに詰め込み過ぎ、丁寧に描かれてるのにどこかリアリティに欠ける。あれ、ぜんぜん褒め>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

最後が後日談のテキストで終わる系の実話ベース映画としては極めて爽やかで気持ちの良いエンディング。悪い奴なんだけどなんとなく応援しちゃう感じは『バリー・シール』いやむしろ『ジーサンズ』に近いかな。違うか>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

1.4

最初に「お、面白そう」と思ったことは認める(じゃなきゃ観ないし)。が、最初の2分でもう飽きた。
必要なものと、あれば便利なものが違うことくらい誰でも分かってるし、「必要」の定義だって、どの程度文化的な
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.3

映画始まったとき、間違って『残酷で異常』を再生したかと思った(観てない人は観てください、一瞬笑えるから。つまんなかったらごめん)。
エルトン・ジョンはごく有名な曲くらいしか知らなくて、『キングスマン:
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.5

アナ・ケンドリックがどことなくシゲタカヨコ感あって、原作は安野モヨコか!?と思ってしまった。『ナイト&デイ』と似すぎな気がしないでもないけど主役二人のキャラが立ってるのでこれはこれでありかな。
ただ頭
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

2.8

Z○Z○の元社長かな?(○は伏せ字)
肝心な導入部分でなんか男がcreepyな感じにしか思えなくていまいち入り込めなかったのと(これがフランス流なのか…?)、ようするにオトコの価値は“金”で決まるんじ
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.3

死んでもなりたくない職業No.1はMRだと思っていたけど、やっぱりその通りだと思いました。
キービジュアルとあらすじ(チラ見しただけでほぼ読んでない)に完全に騙されたクチだけど、コメディ…?どこが??
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運命の元カレ(2011年製作の映画)

3.8

勝手にWomen's idea of "High Fidelity"と思って観てたら面白かった。実際は全然違って愚にもつかない(失礼)普通のラブコメなんだけどね。
プライムには原題しか出てなかったけど
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.6

わりと嫌いじゃない。けれど…
なんか自分のことのようで見てるのが辛かったわ。…あれ、それだと自分は高校時代スクールカーストの頂点を謳歌していたはずだが…実際は底へn…まあいいや。
でもレビューを流し読
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

4.5

ほんと登場人物みんなバカばっかり。(若い)人は皆バカばっかりだからまあいいんじゃないですかね。
女キャラがことごとくバカすぎて、女性が女性のために作ったのなら秀逸な自虐ネタとして喝采を浴びるけど、男性
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

うーん?若干解せない部分(演出的に)があったものの、シャーリーズ・セロンの役者としてのスゴさに落ちた顎が上がらなくてもう何も言えない。
他の方のレビューあまりちゃんと見ていないが、いかにも意見が対立し
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.4

ビジュアルからしてオシャレ系だと思って油断してぼーっと見てたら意外と話が複雑でよく分からなくなってしまった。頭悪すぎて本当にごめんなさい。
そしてスタイリッシュとは正反対の泥臭い格闘シーンは(好きな人
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.5

最初からヒューマンドラマだと思って観始めたので良かったが、サスペンス的なものを期待した人には肩透かしでしょう(そんなもの期待させる要素あった?観始める前はあらすじくらいしか読んでないが、キービジュアル>>続きを読む