このレビューはネタバレを含みます
不妊のため離婚したバツイチ、アル中女をエミリーブラントが熱演。ただ、主人公がアル中ですぐ意識を失くすので、真実か幻覚かの区別がつかない。それってサスペンスとしてはどうなんだろう?禁じ手ではないのか?と>>続きを読む
闘う女性が大好きなリックベッソン監督らしい作品。細身の主人公サッシャルスが切れ味の良いアクションを見せてくれ、それだけでも楽しめる。仕方ないとは言え、裏切りに裏切りを重ね、自由になる。最後の「クソ女!>>続きを読む
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あけすけな下ネタトーク。本音丸出しのやり取りがむしろ心地良い。ストーリー自体は今の恋に悩み、真実の相手を見い出すという王道。彼女の結婚式に乱入して、どぶろっくのような歌詞を熱唱するシーンでは不覚にも感>>続きを読む
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不穏な空気感。あっと驚く不可思議な設定。いつもながら前半は面白くて引き込まれるが、オチがつまらなくて後半で失速するシャマラン監督の特徴がよく出てる。急速に老化する恐怖から逃げ出そうとするが、抜け出せな>>続きを読む
SNSや警察のボディカメラなどの映像を繋ぎ合わせて作られたドキュメンタリー。とても現代的な意欲作だと思う。事案自体は浮気夫が若い愛人と一緒になりたくて妻子を殺すという笑ってしまうほど捻りのないクズ男の>>続きを読む
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前半は家に何か(誰か)いる不安な雰囲気のホラーかサスペンス風味。途中からはバカップルがフロッギング(他人の家にこっそり居着くこと)していたという気の抜けた展開に。でも、最後は妻の不倫相手を殺したのも、>>続きを読む
山崎努は本当に凄い役者だと思う。認知症老人のボケていき方、姿勢、全てに説得力があった。
〈あらすじ〉
2007年、父・昇平(山崎努)の70歳の誕生日パーティーで久々にアメリカから帰省した長女の麻里(>>続きを読む
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この映画はとても深淵なテーマを訴えていると思う。だけど、ちょいちょい浅い演出を挟むから、個人的には楽しみきれなかった感じ。ダンスシーン、中学生がゲイの老人ホームに参加するシーン、オダギリジョーと結ばれ>>続きを読む
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ソロモンが行ったような正しい裁判なのに、その内部の正しい証言が、すべて虚偽・偽証となる。これが「ソロモンの偽証」の意味。緊迫感がないまま、緩い裁判がダラダラ続く。結局は神原の茶番に皆が付き合わされただ>>続きを読む
ソロモンが行ったような正しい裁判なのに、その内部の正しい証言が、すべて虚偽・偽証となる。これが「ソロモンの偽証」の意味。小説では違和感がなかったかもしれないが、やはり中学生が学内で裁判を行うというのは>>続きを読む
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フォルトゥナとは、ラテン語などで幸運の意味。ローマ神話の幸運の女神。おそらく彼女の命を救うために、自分の命を投げ出すんやろなぁという結末は最初から見える。彼女が同じフォルトゥナの瞳を持ってることも飛行>>続きを読む
クライマーズ・ハイは、登山者の興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態のことだそう。日航墜落事故は自分が高校時代ですごく記憶にあるだけに鬼気迫る感じに見入ってしまった。ただ、多くの情報を2時>>続きを読む
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一杯のかけそば的な分かってても泣くやつ。高倉健はいつも通りの演技をいつも通りやるだけ。でも、役柄が合ってるからハマる。ホームで倒れてる姿は切なかったが、死ぬ前日にあれだけ幸せなことがあれば本望ではない>>続きを読む
最強の時代のバルセロナを振り返る。当時のチームを支えた選手や関係者たちが高い志を持ち、サッカーに取り組んでいたことが理解でき、最強になるべくしてなったことが分かる。インタビューメインの構成だったが、も>>続きを読む
単なるヤンキー&ケンカものに留まらず、ダメダメ男が愛する彼女を救うためタイムリープしながら成長していくというストーリーが面白い。原作をめちゃめちゃ読みたくなった。
〈あらすじ〉
どん底の生活を送って>>続きを読む
石原裕次郎が23才、岡田真澄が22才。元祖アイドル映画の趣。石原裕次郎を堪能する作品。
〈あらすじ〉
音楽学校の生徒・国分英次(青山恭二)は、銀座の流しギターで評判の暴れん坊である優しい兄の国分正一>>続きを読む
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小林旭が25才。若くて男前。でも、小林旭の眉毛のメイクとピクピクする表情がコントにしか見えない(笑)突然、恋に落ちる2人。敵組の2人を斬りつけるシーンも緊張感なし。最後は牢獄の中でおしまい。今観るとい>>続きを読む
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スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める『ジュラシック』シリーズ第4弾。主演俳優が代わって、新シリーズ開幕。知能もパワーも進化した恐竜が大暴れ。最後は恐竜同士が戦って助かる。生き残った恐竜が雄叫>>続きを読む
ラッタッタのソフィアローレン主演。戦没者が埋まる広大なひまわり畑がオープニング、中盤、エンディングの3回使われる。今観るとストーリーに捻りもなく、演出も古いが、3回出てくるひまわり畑がそれぞれに印象が>>続きを読む
わざとらしいお涙頂戴シーンの連続で、ごちゃ混ぜ感が凄い。一つ一つの話がとっ散らかして進んでいく。泣かせにかかっているシーンもわざとらしい演出が強くて、自分は全然泣けなかった。テレビ版のファンじゃないと>>続きを読む
タイムマシンを発明して、使うのが昨日に戻って、リモコンの故障を防ぐこと。このバカバカしさは嫌いじゃないし、目の付け所が面白いなと思った。ただ、オタク大学生たちのワチャワチャ感がちょっとくどかったかな。>>続きを読む
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上の階は良いものを食べられるが、下の階は残飯か何も食べられない。下の階で地獄を見たはずなのに、上の階に戻ると下の階の者への思いやりは皆無になる。何かの風刺っぽくて、グロいけど、最後のオチに期待して見続>>続きを読む
1979年は自分が小学生時代。まだまだ世界は冷戦できな臭い雰囲気があった。本当の真相はなかなか分からないが、現職の大統領が側近に暗殺されるショッキングな事件を緊迫感たっぷりに見せてくれ、楽しめた。>>続きを読む
日本人の琴線に触れる昭和の人情劇。わかっていてもホロリと来る。ただ、良いエピソードが多いだけに、やはりじっくりドラマで見たかったかな。あと、阿部寛が若い時から初老まで全然メイクが変わらなかったのが、や>>続きを読む
地味ながら、緊張感が途切れず、一気に観れた。脱獄系映画の秀作だと思う。
〈あらすじ〉
1960年1月18日の深夜、l人の囚人フランク・モーリス(クリント・イーストウッド)が、アルカトラズ島刑務所へ護>>続きを読む
自分たちの家族写真でクスっとし、他人の家族写真でホロリ。大切な人を失いながらも思いはいつまでも繋がっていくんだというメッセージが伝わる。好みもあるが、重くならずに最後も笑いで終わったのは個人的には凄く>>続きを読む
土方歳三の前半生を駆け足で。本当は池田屋事件からが面白いように思うが、そこまでで終わる。昭和のチャンバラを楽しむ映画。
〈あらすじ〉
土方歳三の義兄は日野宿で町道場を開いているが、そこには天然理心流>>続きを読む
オードリー35才にして、最大のヒット作。ただ、作品は多数のアカデミー賞を獲ったのに、ほぼ出ずっぱりのオードリーは歌の部分が吹き替えだったこともあり、主演女優賞にノミネートもされなかったそう。イギリスの>>続きを読む
17才でW杯に出場し優勝。まさに神童だし、誰もが知るサッカーの神様。ただし、事実をベースにしていて、もちろん感動もするが、少しエンタメの味付けが濃いか。ホテルでドリブル遊びのシーンでペレ本人もちょい役>>続きを読む
ラブイズフォーエバー。愛は永遠なれ。
〈あらすじ〉
ハワイの水族館で獣医師として働くヘンリー(アダム・サンドラー)は後腐れのない一夜の恋を楽しむプレイボーイ。ある日カフェでルーシー(ドリュー・バリモ>>続きを読む
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小説では楽しめても映画にすると非現実感が露わになってダメなやつ。いくら親の仇とは言え、殺した後に兄弟仲良くハッピーエンド、最後は「春が2階から落ちて来た」は詩的すぎて意味不明だった。
〈あらすじ〉>>続きを読む
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終盤のオペラの中での殺戮はゴッドファーザーらしい盛り上げではあったが、シリーズ3作の中で一番陰鬱な雰囲気。実際のローマ法王のスキャンダルや事件をそのまま使い、脚本は意欲的だとは評価しつつも、年老いたア>>続きを読む
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完成度が高い作品だと思う。父が家族を殺され、命からがら逃れたアメリカで一代でゴッドファーザーに駆け上がっていく様と息子が組織のドンとして全てにケジメをつけていく様が対比され進んでいく。父の周りにはドン>>続きを読む
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マフィアの人間模様を2人の名優を中心に重厚に魅せてくれる。この映画の公開時、コッポラが33才だったというのに驚く。義理を重んじ、苦悩の表情を浮かべがちなドンをマーロンブランドが渋く。最初はひ弱な青年が>>続きを読む
亡くなった人には心から哀悼の意を表したいが、アメリカではこの手の話が多過ぎて、もはや映画としては目新しさはない。それにしても肌の色が違うというだけで、ここまで相手に敵意を感じられるのが不思議。子供の頃>>続きを読む
女優さんはもちろん、ブラピが久しぶりに綺麗に髪の毛をセットし、本当に美しい。最後は切なく深い悲しみに包まれる。
でも、ー全てが明かされた先にある、「涙」の物語。ーというタイトルは良くない。ネタバレ全開>>続きを読む