ともぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

サバイバー(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ミラジョヴォ40才、ピアースブロスナンは60才。007もすっかりお爺ちゃんになってた。今作のミラジョヴォは戦うより逃げるシーンが多い。どこかで見たような場面が続くが、最後はピアースブロスナンをやっつけ>>続きを読む

草原の椅子(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の自然な演技と小池栄子の怪演が目を引く。パキスタンに行き、みんながそれぞれの星を見つける。最後は想いを寄せる佐藤浩市と吉瀬美智子が結ばれるハッピーエンド。

〈あらすじ〉
バツイチで娘と2人暮らし
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驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2021年製作の映画)

3.0

毎週日曜日19時30分からNHKでやってる番組で使われた映像の編集版。面白い映像もあるものの数分のシーンを繋げただけなのと毎週テレビで観てた人は目新しさがなく、退屈したんじゃないかな。

〈あらすじ〉
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キャプテン(2007年製作の映画)

3.0

強豪校の野球部にいたというだけでキャプテンにさせられ、最初の試合で赤恥をかく。必死の努力で上手くなり、チームも強くなる。王道のスポ根ストーリー。

〈あらすじ〉
墨谷二中に転校してきた谷口タカオ(布施
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.2

マコーレカルキンの出世作の続編。ドナルドトランプ元大統領がちょい役で出演。相変わらず子供が泥棒2人組をやっつけるストーリーは可笑しく楽しいけど、さすがに構成が前作と全く同じなので、マンネリ感は否めない>>続きを読む

ターニング・タイド 希望の海(2013年製作の映画)

3.0

単独で世界一周するヨットレースに子供が忍び込む。子供がいることが分かれば失格に。そんな子供にご飯をやり、病気の時は介抱する。最後は1位でゴールできるのをせず、子供がいることを告白する。でも、そこでいき>>続きを読む

星守る犬(2011年製作の映画)

3.0

孤独な飼い主に最後まで寄り添い死んだ忠犬の演技力には脱帽。ただ、我儘な娘。苦境の夫に寄り添わず熟年離婚する妻。リストラと貧困などいろいろと社会問題をぶち込んでくるが、すべて西田敏行にもっとやりようがあ>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.2

80年代っぽいドタバタ感とスピルバーグっぽい悪趣味が相まった感じ。まあまあ不気味でグロいが、シリアスにせず、ブラックコメディにしたのが成功のポイントだったのかな。

〈あらすじ〉
チャイナタウン。発明
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.8

ダメダメなクラスの子供たちが破天荒な先生の指導で優勝する成功物語。捻りなしのド直球。歌とコーラスの素晴らしさ。学級崩壊してるようなクラスなのに、あっという間に先生の言うことを聞き、僅かな練習で全米のコ>>続きを読む

知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ(2022年製作の映画)

3.2

富と名声という言葉があるが、皆が憧れるその2つを得ても必ずしも人は幸せになれる訳ではないということを考えさせられる。どこまで行っても真相は判明しないと思う。彼女が天国で楽しく過ごしていることを祈りたい>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

3.3

真っ暗な中で育てられる鶏。コーンばかり食べて育つ牛。安く農家を買い叩く大企業。これだけ見ると何て酷いと思う。だけど、それを求めているのは自分たち。安くて美味しい牛豚鶏を食べたい。形の揃った綺麗な野菜を>>続きを読む

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.0

メルギブソンが一気に老ける。そして、ティナターナーはやたら笑顔。監督は2でカーアクションは結構やり尽くしたから別のものを撮りたかったのか?(後半にカーアクションはあるが)でも、2が面白くて、全編ド派手>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.4

1と違い、一気に世紀末感というか北斗の拳感が増し増しに。アクションシーンも予算が増えた分、ド派手になってる。映画そのものの評価よりも、これ以降の作品に多大なる影響を与えたことは事実で、特筆すべき作品だ>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

久しぶりの再鑑賞。メルギブソンの出世作。印象にあった世紀末感はあまりなく、警察官vs暴走族の話だった。わかりやすい仲間と愛する妻子を殺された男の復讐劇。でも、妻子を轢かれてからの復讐はけっこうあっとい>>続きを読む

にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.0

薄い2時間ドラマのような映画。一番ウケたのは石野真子の「あらま!攻めかしら、受けかしら」だった。何はともあれ、川口春奈が美味しそうに食べてると「はまい!」に聞こえた(笑)

〈あらすじ〉
男運のない仕
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ドラゴン・ブレイド(2014年製作の映画)

3.0

齢60才のジャッキーが変わらないアクションで頑張る。史実と違うとか言い出したらキリがないので、フィクションと割り切って観る。絵面がキングダムっぽく感じるが、安定のジャッキーアクションが心地良い。

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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.2

日本で大ヒットした映画のフランス版リメイク。基本的な話は全く同じなんだけど、なんとなくつまらなくなってる不思議。文化の問題なのか?でも、せっかくリメイクするならフランスならではの捻りというか味付けが欲>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

無理やり泣かせにかかるストーリー展開はちょっとしつこかったけど、思いが届き、結ばれて良かった。テレビシリーズを見てたらもっと入り込めたんだろうな。

〈あらすじ〉
幼少のころから兵士として育てられたヴ
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ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

3.5

前半はダメダメコンビのコメディ者と思ってたら、後半はアクション全開に。一粒で二度美味しい、そんな作品。

〈あらすじ〉
金次第で何でもする町の探偵ウ・スハン(キム・ヨングァン)のもとに、ある日情熱あふ
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星の子アルフェ(2012年製作の映画)

4.0

障害があろうとなかろうと、自分の子は可愛い。でも、その子の将来を考えるとどうしようもない不安に襲われるのも事実。そんな不安を笑い飛ばしてしまうような大自然の美しい景色に圧倒される。両親と周囲の愛情に包>>続きを読む

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

国家のために働く任務とは何だろう?素性がバレて女性なのに拷問を受ける。テロ組織とは言え、相手組織の人間を淡々と殺し続ける。交戦で目を失う者、もうすぐ子供が生まれるのに妻子を残して亡くなる主人公。プロの>>続きを読む

ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.1

中年と若手の女性刑事の活躍。最後はバックドロップで悪者を仕留めて、表彰される。めでたし、めでたしで終了。取り立てて捻りもないが、普通に面白い。

〈あらすじ〉
かつては警察の機動隊で活躍していた伝説の
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半世界(2018年製作の映画)

3.0

閉塞感ある田舎町のリアルが突き刺さる。そんな中で決して上手くいってるとは言い難い同級生中年男子3人。それぞれが周囲のことを思いながら生活している。ラストに向け少しずつ好転していくが…というストーリー。>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.2

商売敵として反目し合う2人。相手のことを知らずにメル友になり、惹かれ合う。そして、最後は結ばれる。予想通りの展開だが、最後が唐突にトムハンクスが恋愛モードに入る。でもまあ、それも良しかな。

〈あらす
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

ファウンダーは創業者の意味。
成功のためには何でもする。真面目で実直な本当の創業者兄弟を追いやり、糟糠の妻にも離婚を切り出す。嫌になる利己主義者だが成功を手中に収め、知人の奥さんと再婚し、81才まで長
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

自由奔放な女性とどんなに振り回されても全く腹を立てないお人好しな男性3人。あまりに現実味はなかったが、そこは映画と割り切って鑑賞。どんなに酷いと思ってても、その人が死ぬとやはり悲しい。死にオチはズルい>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.0

ロリータとレディースの友情。20才前後の深田恭子と土屋アンナが若くて可愛い。

〈あらすじ〉
田園風景が広がる美しい茨城県下妻市。青空の下フリフリのロリータ・ファッションで闊歩する少女・桃子(深田恭子
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真実(2019年製作の映画)

3.4

日本人の監督がフランスの有名女優を使い、フランスで撮る。凄い挑戦だと思うが、やはり文化というかノリソリが違うし、名優ばかりなので上手く演じていたが、是枝監督の機微までは汲み取れてなかったんじゃないだろ>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.1

2日間だけ死ぬ薬を飲んで、スパイを炙り出すつもりが本当に殺されそうになる。仲が悪かった父娘も、誤解が解けて絆を取り戻す。テンポも良く、サラッと観るのにちょうど良い映画。

〈あらすじ〉
製薬会社の社長
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.2

ダメダメな麻薬特捜班が、麻薬組織の前のチキン店を買取り、張り込みをするはずが店が大繁盛して張り込みどころでなくなる。最後はそのダメダメなメンバーが実は強者ばかりで敵の組織を一網打尽にする。リラックスし>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ダビンチコード同様、ちょっと小難しそうな気がして避けてたが、ようやく鑑賞。宗教用語は出てくるが、そこまで難しくなく理解しやすかった。サスペンス&アクションも良い塩梅で、殺害の方法がセブン風味だった。最>>続きを読む

最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

酔っ払った状態で狩りに行き、鹿を撃つつもりが誤って子供を撃ってしまう。それを隠そうとし、ドンドン窮地に。最後は自分が助かるため親友を撃ち殺す。あの最悪な出来事を胸に秘め、一生妻と子供と暮らし続けるのか>>続きを読む

あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

韓国版のリメイク。日本、中国、ベトナムでリメイクされるだけあって、ベタだけどアジア人の琴線に触れるストーリー。せっかく若くなったのに、孫のために献血して命を助ける。多部未華子がひたすらキュート。悲しく>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.7

中学生、高校生、大人まで男の子の恋愛を追う短編3つ。雰囲気だけで「で、結局、何なん?」で終わる。この映画が楽しめるようなピュアな心に生まれたかった(笑)

〈あらすじ〉
お互いにひかれ合いながらも、小
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.4

ロストボディの韓国版リメイク。スペイン版よりテンポが良かったので、違和感を覚える暇もなく、一気に最後まで持って行かれた。最後の怒涛の展開は呆気に取られるレベルだし、妻(母親)を殺された恨みを決して忘れ>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

ヒトラー最期の12日間。独裁者が追い詰められて狂っていくのと戦争のリアルを描いていて重苦しい。特にヒトラーが自殺した後の小一時間の方がより辛さが増す。子供たちを毒殺し、凛とした姿で亡くなるゲッペルス夫>>続きを読む