にゃんにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

にゃんにゃん

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性と愛のコリーダ(1977年製作の映画)

3.0

3つのストーリーが並行して進んで、最終的にはからみあうんだけど、よくわからなさすぎる。八城夏子を井上博一が監禁してるパートだけはほんとに何がしたいのかよくわからず、「親友の男を寝取る宮井えりな」しか収>>続きを読む

ズームアップ 暴行現場(1979年製作の映画)

3.8

オープニング、イタリア協奏曲BGMの暴行がこわい。長谷部安春っぽい。廃墟で継娘の家庭教師になんちゃってレイプされる宮井えりなの「いやよいやよも好きのうち」感最高。宮井えりな大好きだ。情緒不安定な後妻役>>続きを読む

妻三人 狂乱の夜(1972年製作の映画)

3.8

ほぼお屋敷の中だけが舞台の、腹の探り合いが楽しいコミカルなサスペンス。冒頭田中真理様がマッパでもだえてるシーンが美しすぎてひきこまれちゃう。お屋敷の内装がポップで鮮やかでひたすらおしゃれ。原英美のツイ>>続きを読む

ブンガワンソロ(1951年製作の映画)

2.8

池部良目当て。日本人がインドネシア人役でインドネシア語しゃべっててインドネシア人にしか見えないことに驚く。久慈あさみってこんな顔だったっけみたいな。インドネシア語と日本語が混在してどっちの言葉かわかん>>続きを読む

高校教師・成熟(1985年製作の映画)

3.0

冒頭、むさ苦しすぎる男の園でひどいセクハラに晒され美貌をゆがめる赤坂麗先生お疲れ様すぎ。うつまっしぐらだわこんなん。そんなストレスを奔放なセックスで解消しようとしちゃうあたりがいかにも西村的なロマンと>>続きを読む

制服百合族 悪い遊び(1985年製作の映画)

2.7

望月真美ー!!だいすき。真美さん観てるだけでハッピー。真美さんのモノローグ最高。しかし相方?な朝倉まゆみは微妙すぎるし小原宏裕のセンスは例によってピンとこない。場面はぶちぶち切れるし音楽のセンスは壊滅>>続きを読む

四畳半芸者の枕紙(1977年製作の映画)

4.0

今まで5回くらい、今日こそは全部観るぞと再生を始めて、途中で寝ちゃったりで挫折して、を繰り返してきた作品。2021年はまずこの映画を乗り越える。ちゃんと観るとちゃんと面白い、お馬鹿モードな中にメタな孤>>続きを読む

東京の女(1933年製作の映画)

3.2

短いけど少し間延びしてるかなぁ。岡田嘉子の出番だけキュッと場面が締まる。煙突の煙、やかんから立ちのぼる湯気、振り子時計、閉まりきらない扉、揺れる傘、不安定なオブジェばかり繰り返される。岡田嘉子の、なん>>続きを読む

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.6

10分しか残っていないけれどきちんとまとまっていてきちんと笑えてきちんとほっこりする。サンデー毎日がキレキレ。フルで観たかったなぁー。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

アクション映画は好きじゃないので敬遠してた中、シリーズ初鑑賞。21世紀初頭の空気感、当時流行ってたなーって雰囲気の音楽、懐かしい。男の青春とか友情とか、むさ苦しすぎてガソリン臭すぎるけどきっと男子はこ>>続きを読む

突貫小僧(1929年製作の映画)

3.0

「和製喧嘩友達」に続いて鑑賞。小津安二郎の初期作。さらわれた坊やがかわいいコメディ映画。ちょいちょい笑った。

和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

3.2

小津安二郎の初期サイレント映画。ガチの無音。完全版観てみたかったけどこれはこれで佳い。男二人組の仲の良さにほのぼの。汽車との併走シーンはものすごく鮮烈で青春。

早春(1956年製作の映画)

4.2

池部良目当てで鑑賞。岸惠子の嫌な女っぷりが凄い。対する淡島千景の疲れた妻っぷりも。そして人生経験計り知れなさすぎる淡島千景母、浦辺粂子が素晴らしい。女優がみんな魅力的。池部良を「ジェラール・フィリップ>>続きを読む

恋人(1951年製作の映画)

4.6

私は男女間の友情は存在すると信じているけど、その多くは、一方あるいは双方の愛情が表面化されなかった関係なんだろうとも思ってる。この永遠に続いてほしい一瞬をもっともっと積み重ねていきたくて、でも積み重ね>>続きを読む

夕顔夫人(1976年製作の映画)

3.0

あーもうこじらせ役な鶴岡修大好き。こじらせた鶴岡修にあんなことこんなことされたすぎる。鶴岡修×谷ナオミ×宮井えりな×渡辺とく子×高橋明、素晴らしい役者揃い踏み。月見里太一の不穏な音楽も最高。滝や森林を>>続きを読む

愛のぬくもり(1972年製作の映画)

3.3

冒頭からライティングがとっても素敵。一般客田中真理様が上半身すっぽんぽんで踊り狂うディスコ行きたいわー。経済学部の助教授なくせに異常な羽振りの良さが謎だ。若い女に恋い狂う中年既婚男のレジスタンスがまぶ>>続きを読む

秋立ちぬ(1960年製作の映画)

4.1

ほぼほぼ「大人は判ってくれない」なんだけど、子供たちは素直でひねくれておらず。キアロスタミを彷彿とさせるあったかい視点。田舎から東京にやってきて、孤独ながら踏ん張ってる男の子。何不自由なく暮らしてるは>>続きを読む

乱れ雲(1967年製作の映画)

4.5

成瀬巳喜男監督の遺作。キャッキャウフフな幸せ夫婦生活から一転、夫を亡くした妻の喪失感と再生への祈りを、丁寧に情感豊かに描いて胸が苦しくなる。一方の加山雄三は若大将チックで、デリカシーのかけらもねえ天真>>続きを読む

花芯の誘い(1971年製作の映画)

3.6

オープニング、あひると池、って名作の予感あふれる美しく抒情的な映像からの牧恵子の真っ赤な帽子とアホかよっていうパンチラ白マイクロミニワンピに笑う。初期ロマンポルノでたまにある、トラウマ治療と称しておな>>続きを読む

色情旅行 香港慕情(1973年製作の映画)

4.0

奔放姉宮下順子&清楚妹小川節子の姉妹は尊い。しかも小沼勝×中島丈博×香港。流れる「他人の関係」、ぱっぱっぱやっぱ~♪うーん、テンション上がる。アントニオーニ「情事」に寄せてくるのかと思ったら全然違った>>続きを読む

スェーデンポルノ 金髪アニマル(1971年製作の映画)

1.1

レビュアーさんの酷評の嵐でつい怖いもの観たさに観てしまった。吹き替えにすごい違和感。白人おねえちゃんの美しすぎるピンクちくびに感動した。しかし男も女もパンツを脱ぐと死ぬ呪いでもかかってんのかって勢いで>>続きを読む

女銀行員暴行オフィス(1985年製作の映画)

2.6

ホチキスでおっぱいは綴じられるんだろうかとしみじみ考えさせられてしまった。ロマンポルノの帝王西村昭五郎監督作品、見応えもなくはないんだけど、麻生かおり以外の役者がひどすぎるのもあって、ミナミの帝王撮っ>>続きを読む

おんな刑務所(1978年製作の映画)

3.8

マネキン→マネキン→ウエディングドレスの宮井えりな!!でテンション上がりきったところから刑務所へのジェットコースター的怒涛の展開、テンポの良さにしびれる。女囚ものロマンポルノ初めて観たんだけど、本作は>>続きを読む

宇能鴻一郎の人妻いじめ(1982年製作の映画)

3.6

仕事で疲れていやんなっちゃった時は宇能鴻一郎×寺島まゆみが一番癒されるよねえ。寺島まゆみほんと可愛い。劇中映画は「昼下がりの情事すすり泣き」かな?脇を固める橘雪子・丹古母鬼馬二の名優っぷり。サックスの>>続きを読む

軽井沢夫人(1982年製作の映画)

3.2

モーツァルトのピアノコンチェルトで幕開け。軽井沢の美しい風景、ハイソなパーティー、と小沼的な高貴な雰囲気が続き、あんまり面白くないのかな?と思ってからの唐突な子豚の丸焼き→白フンドシのコンボでああ、コ>>続きを読む

悪魔の人質(1983年製作の映画)

3.8

横溝正史原作映画のテンプレみたいな雰囲気のオープニングにわくわくする。でもそこから先は横溝正史感ゼロなフィルムノワール。原作は笹沢左保。沢田和美は美人で演技もなかなか。重田尚彦がセクシーすぎて、こんな>>続きを読む

怨歌情死考 傷だらけの花弁(1973年製作の映画)

3.4

現代人役(?)の小川節子観るの初めてだった。やっぱりきれいだなぁ。歌もすっごく上手。車窓+流れる景色+小川節子の横顔&車窓にぼんやり映る影のタイトルバックが完璧に美しすぎて見とれる。そこからの影山英俊>>続きを読む

婦人科病棟 やさしくもんで(1981年製作の映画)

4.1

すずきじゅんいち監督デビュー作。期待値どおりの佳作。婦人科検査入院なはずなのにセックスしまくり、痛そうな様子ゼロな朝比奈順子。男をセックスパートナーとしか見ない自立した勝手気ままのキャリアウーマンが、>>続きを読む

ズームアップ 暴行白書(1981年製作の映画)

2.8

仕事が忙しすぎて3週間映画が観られず、しかしどうしても風祭ゆきが恋しくなっての鑑賞。ああやっぱり風祭ゆきは綺麗。オープニングからちょいちょい流れる怨み節、ああロマンポルノ。70年代に藤田敏八の映画に出>>続きを読む

熟れすぎた乳房 人妻(1973年製作の映画)

3.8

欲求不満ながら貞淑な人妻の性的解放というロマンポルノのひな型的作品。白川和子宮下順子相川圭子の三姉妹は尊い。宮下順子が少しずつ花開いていくさまは趣深い。「あなたはきっと僕に抱かれますよ」言われてみたす>>続きを読む

ひと夏の秘密(1979年製作の映画)

3.0

原悦子は陰のある役が似合う。オカリナの浜辺の歌が良い。渡辺とく子のジュリエット・ベルト感。一人の少女の死がミッシング・ピースになっていろんな人間にぽっかりと空白を与えている。アトム・エゴヤン「エキゾチ>>続きを読む

性談・牡丹燈籠(1972年製作の映画)

3.0

小川節子が本当に美しい。でもやはり私には曽根中生がどうしてもピンと来ない・・・。怪談なんだけど、愛を感じることができず。生者も死者も、みんな自分のことっきゃ考えてなくって、人間のエゴとか業とか、所詮愛>>続きを読む

愛の白昼夢(1980年製作の映画)

2.8

後ろから前から♪どうぞ♪で始まってしまう、畑中葉子デビュー作。この曲が作品のテイストに合ってなさすぎる。この人いつもヨーコ役だ。ファザコンお嬢の壮大な嫌がらせ映画。悲しみよこんにちはだといえなくもない>>続きを読む

後ろから前から(1980年製作の映画)

3.3

ちょっとあどけなさの残る畑中葉子がグラサンなんかかけちゃってレディースのトップを張ってる背伸び感がいい。唐突に登場する風祭ゆき奥様の謎なMプレイがちゃんとロマンあふれるポルノ。純情でまっすぐなマッポさ>>続きを読む

官能教室 愛のテクニック(1972年製作の映画)

4.2

やっぱり中村良二ってこういう童貞っぽい役が合うなー。冒頭からシュールでわけわかんなさすぎて田中登。いろんなものぬったくられいろんなものぶっかけられ男子生徒にヤキ入れまくるキビキビした田中真理先生お疲れ>>続きを読む

団鬼六 蒼いおんな(1982年製作の映画)

3.0

どうしても、志麻いづみが鈴木その子、江崎和代がブルゾンちえみに見えてしまって。ひたすら濡れ場が続きながら、予定調和的にSMプレイ開始、唐突でシュールでよくわかんない展開だけど、橘田良江のお姑さんがハマ>>続きを読む