にゃんにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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性愛占星術 SEX味くらべ(1978年製作の映画)

3.4

私にはありえない曽根中生2連続鑑賞。ポルノ映画つくるおっさんたちの温泉ロードムービー。益富さん好き好き。3人それぞれキャラ立ってて魅力的。劇中劇はヘリウム吸ったみたいに変な声で、いとしの鶴岡さんがいろ>>続きを読む

現代娼婦考 制服の下のうずき(1974年製作の映画)

4.4

今日は比較的元気でなんかきちんとした映画が観たい気分なので、いつも苦手で避けてる曽根中生。オープニングから何もかもが曽根中だし全てがファッショナブルで美しすぎるし前田米造カメラもキレキレ。回想シーンの>>続きを読む

宇能鴻一郎の女体育教師(1979年製作の映画)

3.6

人生に疲れた週末こそ宇能系ロマンポルノ。鹿沼えりさんは相変わらず棒演技だけど綺麗。ロマンポルノに確固として存在するスポ根系ロマンポルノ(スポ根といえばセクハラも全て許されるロマンポルノ、本人たちはスポ>>続きを読む

制服体験トリオ わたし熟れごろ(1981年製作の映画)

3.5

スキャンティーズ❤️私は断然まゆみ派!純情でいつものようにバージン捨てたいまゆみちゃん可愛すぎて萌え死ぬ。私も豪邸に住んでスキャンティーズ下宿させたい。私の大好きな鶴岡さんが変態歯医者でときめきすぎる>>続きを読む

宇能鴻一郎のあつく湿って(1979年製作の映画)

3.8

加藤彰×荒井晴彦×宇能鴻一郎とかいう濃ゆい取り合わせ。終始こってりした迷惑系エロコメディでアホらしすぎて胸焼けしそう(ほめてる)。水島美奈子のコメディエンヌっぷりが遺憾なく発揮。婚前交渉NGのマジメな>>続きを読む

少女娼婦 けものみち(1980年製作の映画)

3.8

房総舞台、「恋人たちは濡れた」の女1男2と「赫い髪の女」の女拾うトラック野郎に、なぜかいどあきお的な「母の淫蕩の血を引いた娘」風味をまぶして撮り直してみました、って感じの映画。こういう母娘の因縁って神>>続きを読む

桃子夫人の冒険(1979年製作の映画)

3.2

日向明子は本当に美人だなー。眼福眼福。金子修介(助監督)が無能助監督日記で脚本がひどすぎるって怒っている。確かにひどいけど、ライトなコメディポルノとして機能してるからこれはこれでありじゃないか、と思い>>続きを読む

十九歳の地図(1979年製作の映画)

4.2

これを観てから「狂った果実」観るべきだったなぁ。本間優二がすごくハマってる。手持ちカメラで切り取る新聞配達浪人生の鬱屈したウェットな青春。ノスタルジックな王子スラムの風景。大量のブルーダイヤダンボール>>続きを読む

昼下りの情事 裏窓(1972年製作の映画)

4.0

最近忙しくて全然映画が観られず、1か月ぶり。西村昭五郎×白川和子×宮下順子、外れるわけがないです。白川和子がハマりすぎてしまうバカ女の転落と、宮下順子がハマりすぎてしまう自らの不貞に足をすくわれる団地>>続きを読む

昼下りの情事 古都曼陀羅(1973年製作の映画)

4.0

いつものように品のあるエロスな小沼ワールド。抑圧され性的に支配・蹂躙されてきた山科ゆりが、諦念の果て、本物の愛を知って・・・って話だと思ってめちゃめちゃ引き込まれたんだけど、だんだんと世界観が歪んで壊>>続きを読む

スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて(1984年製作の映画)

3.0

追悼小沼監督。昨日観た「さすらいの恋人眩暈」然り、佳い映画は開始5分でわかるんだけど、本作は開始5分で名作ではない感があふれている。肩の力抜けてる系小沼作品で、くだらねえなぁよくわかんねえなぁと思いな>>続きを読む

たそがれの情事(1972年製作の映画)

3.8

西村昭五郎監督、白川和子がお屋敷妻。米造カメラが完璧。貞淑な奥様が野卑な男益冨さんに出逢ってしまい、愛を知ってしまう王道ロマンポルノ。益冨さんまじセクシーすぎる。平田守がなんでこんなにモテるのか、原英>>続きを読む

十代 恵子の場合(1979年製作の映画)

3.6

風間杜夫目当て。序盤の鬱屈した日常の描き方がとても上手い。テンポの速い展開も好き。セリフはそんなに多くないのに表情や仕草で丁寧に心情を切り取る。声だけでわかっちゃう萠子。森下愛子がとっても良い。三浦洋>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて学ぶ(1983年製作の映画)

3.5

金子修介のロマンポルノ無能助監督日記を読みながら。てっきり店長が金子さんだと思ってたら違って、百合見て喜んで「じゅんいちー!じゅんいちー!」っていちゃついてる薔薇の片割れが金子さんだった。潤一に草生え>>続きを読む

(秘)肉体調教師(1978年製作の映画)

2.9

祝filmarks登録。以前の鑑賞記録。めちゃんこ美乳な女優が出てくると思ったら橘雪子!こんな美乳だったっけ!中島葵の貞淑なおかみさんがいい感じ。渚りなの行動原理がまるでわかんないし、登場人物たちがひ>>続きを読む

おんなの寝室 好きくらべ(1978年製作の映画)

4.1

祝filmarks登録。宮下順子谷ナオミ原悦子!しかも大好きな白鳥信一監督。マダム然とした宮下順子と谷ナオミが28歳同い年という設定におののく。しかも当時の実年齢も30歳とかだし。自分の色香のなさが辛>>続きを読む

濡れて泣く(1977年製作の映画)

4.0

絵沢萠子に会いたくてFODに進出。昔はFire TV stickでR指定観られなかったのに観られるようになってる!団地妻の旦那といえばな浜口竜哉が冒頭から遺影で草生えまくる。でもお風呂で俯く未亡人宮下>>続きを読む

横須賀男狩り 少女・悦楽(1977年製作の映画)

3.0

2023年の年明け、絵沢萠子さんの訃報にショックを受けて絵沢さん出てる映画にしようと思ったらすごいチョイ役だった。藤田敏八だけど長谷部安春風なバイオレンス。でも終盤は完全に敏八節。主演の大野かおりが平>>続きを読む

大江戸(秘)おんな医者あらし(1975年製作の映画)

3.8

2022年の映画納め(の予定)。なんとなく江戸な気分だったからこれ。大江戸系もたまに観ると楽しい。片桐夕子、絵沢萠子、宮下順子、高橋明というオールスター!みんな演技がうまくて見応えがある。厠で酒飲みな>>続きを読む

単身赴任 情事の秘密(1981年製作の映画)

3.5

昭和のロマンポルノをノスタルジー感じながらのんびり観たいときにちょうどいい。私は横浜人なので舞台が横浜なだけで嬉しい(月曜日のユカ!)。部下な三崎奈美と残業で二人きりになったらそりゃあわくわくしちゃう>>続きを読む

女高生<スケバン>SEX暴力(1973年製作の映画)

3.5

片桐夕子×山科ゆりというロマンポルノ二大清純派女優がスケバン抗争するおはなし。こう書いただけでわくわくするでしょ。私も70年代のスケバンになりたかった。「モナリザお京」みたいなふたつ名持ちたかったわー>>続きを読む

ベッド・パートナー(1988年製作の映画)

4.0

広田今日子こと榊真美こと望月真美ー!!大好き。やっぱりきれいな声だなー。青基調のきれいな映像、水野尾カメラ。制服肉奴隷がキャリアウーマンになってしまったけど、やっぱり自信がなくて中身はメルヘンなこじら>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.6

定期的にやってくる、後味悪い系日本映画への渇望。園子温っぽい極彩色が好き。情緒不安定なアントニオ猪木かアニマル浜口みたいになってるでんでんさんの怪演素晴らしい。でんでんさんの人間さばきが鮮やかで魚屋み>>続きを読む

ホテル強制わいせつ事件 犯して!(1977年製作の映画)

4.2

気分がすんごくダウナーな時、何を観たらいいかなと思って、頭使うやつは疲れるし、宇能鴻一郎系はアリな気がするけどあの世界観についていけるほどお気楽極楽な気分でもない、そんなときの桂千穂×宮井えりな×山科>>続きを読む

実録エロ事師たち(1974年製作の映画)

3.0

昨日の巡業花電車に続いて。こっちが第一弾。キャストがだいぶかぶってる。ひたすら曽根中生風味で音のぶつ切りシーンのぶつ切り、やっぱり何度観ても私は曽根中生が苦手。全体的に人物描写が浅くて、つまらないでは>>続きを読む

実録エロ事師たち 巡業花電車(1974年製作の映画)

4.0

久しぶりの映画鑑賞、林功なのになぜか異様にレビュースコアが高いこれをセレクト。曽根中生の前作は観てない。包み込む大人の魅力の殿山さん素敵。たまにコロチキナダルに見えてしまいつつ、東京地検出納係星まり子>>続きを読む

残酷!少女タレント(1984年製作の映画)

3.6

前から気になってたやつ。昭和ってお昼のワイドショーで素人カップルニャンニャン生中継してたのか~(さすがにしてないと思う)コンドーム切らしてちゃんと買っとけよとかいう彼氏阿部雅彦にむかついてたら、タレン>>続きを読む

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

4.4

両親の離婚で茨城から、ベランダで神宮球場の試合がっつり見えちゃう東京どまんなかに連れてこられた女子高生井上麻衣。もちろん東京には居場所なんてなく、週末は茨城に帰って地元の彼氏や不良仲間と遊ぶんだけど、>>続きを読む

女高生 夏ひらく唇(1980年製作の映画)

2.8

デビュー作ののっけからひどい目に遭わされる太田あや子。なんなんだろうこの魅力。手篭めから始まるのにファンタジーでロマンチックなボーイミーツガール、信州から東京、アンニュイでまっすぐな太田あや子の目。し>>続きを読む

密猟妻 奥のうずき(1981年製作の映画)

5.0

「のけぞる女」に引き続いて風間舞子観る。菅野隆監督作品観るの初めて。助監督は中原俊。開始5分で、海が見える邸宅、響くかもめの鳴き声と波の音、「死のうよ、きりがないよ」って風間舞子のささやき、美しすぎて>>続きを読む

のけぞる女(1980年製作の映画)

3.6

加藤彰監督、助監督は黒沢直輔、撮影は前田米造。脱獄して民家に押し入って強姦とか、男がやってると全く違和感なく観られるんだろうけど、風間舞子がやってるのでなんかすげーってなって、男っていつもこんなことや>>続きを読む

OL官能日記 あァ!私の中で(1977年製作の映画)

3.2

これもずっと気になってたやつ。ありがとうU-NEXT。小沼勝×宮下教雄。小川亜佐美デビュー作、アテレコは別人かな?演技の上手い女優さんイメージなんだけど、本作はすごい違和感がある。小津に寄せたロマンポ>>続きを読む

女教師 汚れた噂(1979年製作の映画)

4.8

あーもうこれずっと観たかったやつ、絶対外れようがないと期待してたやつ。ありがとうU-NEXT。冒頭のくっそ気だるい明け方の青みががった街、生ゴミをあさるストレイキャット、朝帰り宮井えりなでもう心わしづ>>続きを読む

青い獣 ひそかな愉しみ(1978年製作の映画)

2.8

大好きな武田一成監督作品、しかも田中陽造脚本。高校は「高校大パニック」と同じセットかな?すごい既視感。主演の加納省吾の棒演技がひどすぎてとにかく観るにたえない。敢えての棒演技だったのだとしても私は許せ>>続きを読む

フレディ・ビアシュへの手紙(1981年製作の映画)

4.7

ゴダール追悼。10年以上ぶりの鑑賞。この短く小さな映画が私は本当に好き。映画は若死にするね、のくだりでいつも胸がきゅっとする。また映画館で観たいな。

白い娼婦 花芯のたかまり(1974年製作の映画)

3.3

山科ゆりと出逢うシーンの青空が美しすぎる。小沼的な耽美な世界観。改めて感じる、山科ゆりはもう本当に本当に唯一無二な女優。こんなに無垢に狂気を表現できる女優はロマンポルノの歴史の中でも他には出なかった。>>続きを読む