ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

3.0

てっきりガチで血を吸う(人を操って殺させちゃう)カメラの映画かと思った。全然違う。。あとカラー映画だと思わなかった。

幼い頃心理学者の父親に実験道具にされていたマーク
成長し映画の撮影助手をする傍ら
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キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)

3.3

NYで暮らすアーティストのウシオさんと乃り子さん夫婦のドキュメンタリー
乃り子さん視点で出会いから現在までの半生を彼女のキャラクターを重ねて語られる。
21歳の時、乃り子さんは単身NYへ
そこで知り合
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

3.7

母は既に他界、料理人の父と3姉妹
長女は学校の先生、次女はキャリアウーマン、三女大学生
台所は父の聖域
円卓に並ぶ10人前位優にありそうな沢山の豪華な料理
出てくる四川料理は鮮やかで美しいのに何故か食
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オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)

3.6

金かかってる~~~~~!!!!!
マクベスの上映前、主演女優が事故に遭う。
いわくつきと言われるマクベス
最初は躊躇ったベティもチャンスを逃せないと急遽代役として主演を張ることに。
初日上映中に照明係
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.9

私の中でゴッホ映画といえば最期の手紙が一番好きなのだけど次いで良かった。
絵についてはあまり詳しくないけれどたまに美術館に行く。
京都のゴッホ展にも行った、東京のムンク展にも行った、ハルカス美術館は年
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お嬢さん(1961年製作の映画)

3.6

若尾文子映画祭
お偉いさんのパパを持ち、結婚に憧れるあやや
父の部下である超軽くて女遊びが激しそうな川口浩と知り合う。
ただ彼女は彼の手練れを目の前で見た手前、本当にこの人でいいのかと不安を覚える。
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

クラスメートのはづきと葵
はづきの父は海外単身赴任、母は医者で裕福、優等生だが孤独を感じ万引きを繰り返す。
一方の葵は所謂クラスの一軍だが元彼との間に子供が出来たかもしれないと不安を抱きつつも誰にも打
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女めくら物語(1965年製作の映画)

3.5

若尾文子映画祭
病で視力を失った鶴子(あやや)
按摩屋で働くも目が見えないばかりに男には遊ばれる。
これも宿命と思いぐっと我慢しながら働くも階段で自分の手を引いてくれた優しい人(宇津井)
一度会ったあ
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うつくしいひと サバ?(2017年製作の映画)

3.4

うつくしいひとよりもさらにゆるい
コンテンポラリーダンスをやる為、家から勘当された妻
フランスで夫に出会い、ダンサーとして成功するも病に勝てず亡くなる。
彼女の遺言で遺骨を持って彼女の父を訪ねるフラン
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うつくしいひと(2016年製作の映画)

3.4

熊本出身キャスト×熊本
母の周りをうろつく黒ずくめの男
その男は本屋のお客さんだった。
前半の探偵(高良健吾顔が良い)パートはゆるいコメディから後半ガラっと締まる。
学生時代の母の思い出と彼女の面影を
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誘惑(1948年製作の映画)

3.5

父が亡くなり、遺された孝子
恩師の娘で身寄りもない彼女に代議士の隆吉は妻や子の了承を得て招き入れる。
妻は病床で月に一度しか会えない。
孝子は学校にしっかり通いながら隆吉の息子娘からも慕われる働き者
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温泉しかばね芸者(2017年製作の映画)

2.0

ポスタービジュアルで気になったけど劇場では見れずで
やっと見たけどこれは…ちょっと無理過ぎたな。
小さな村の悲しき芸者伝説。
ロケハンの道中、その話を聞いた脚本家になりたい村井(辻凪子)聞いてアイデア
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.2

ポスタービジュアルの出オチ感。
めちゃくちゃ狂った感じを期待していくと肩透かし食らうかも。
犬が可愛い。いぬ映画です。
非嫡出子として生まれ、父親は誰か分からない、母親は自分を愛さない。
盗みや動物虐
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.8

久しぶりにきつい描写だなと思いながら映画観た…
これを見て家族を持ちたいとか、子供が欲しいとか思える人いるんだろうか。
ただ演出にちょっとぐったりしてしまった。
河原で13歳の倉持樹くんの喉に箸が刺さ
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爛(ただれ)(1962年製作の映画)

3.8

若尾文子映画祭

爛れてた。よう爛れてた。
既婚の浅井(田宮二郎)から取った二号さんの増子(あやや)
悪びれる様子もなく逢瀬を繰り返し、浅井も別れるからとあっけらかん。
別れ話をするも狂った形相の妻に
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燕 Yan(2020年製作の映画)

3.5

OAFFで逃して終映週にギリギリ駆け込み鑑賞。
5歳の時に出て行った台湾人の母と兄
残された僕(燕)と父
父の事業が上手くいかず、書類を届けるよう頼まれる。
自分を置いて行った母と兄にどんな顔して会え
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.5

最近加賀まりこブーム。加賀まりこになりたい人生だった。
冒頭の加賀まりこの下着?姿激マブ。
キュートでチャーミングという言葉がぴったり。お前が御洒落キャットだ(作品が違う)
18歳のユカ(加賀まりこ)
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はちどり(2018年製作の映画)

3.3

監督オンライン舞台挨拶付
絶賛振りにちょっと冷めた目で見つつ、もしかしたら刺さるかもと思ったけども。。

学校に馴染めないウニは漢文塾で知り合った子と仲良くなる。
学校は楽しくないけど外は楽しい。
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.2

ロメロの生物兵器モノ
ゾンビじゃないの初めて見た。
男が突然発狂し、殺人事件を起こす。
突然白い防護服の軍隊が現れ、街は騒然。
住民は皆体育館に連れて行かれる。
原因は飛行機に積んでいた細菌兵器が墜落
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どたんば(1957年製作の映画)

3.9

内田監督特集前にどんな人なのか知る為に何本か観ます。
大雨により近くの河川が氾濫、水が大量に流れ込み炭鉱で落盤事故
突然の事に地下にいた炭鉱夫達は孤立
地下の状況も生死も分からない。生きてるとだけ信じ
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新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.2

東京にもちょいちょい行くけどタイガーさんは見たことないなぁ。多分。
トラのお面にショッキングピンクの頭、大量につけたぬいぐるみの重装備
シネマと美女を生き甲斐とする新宿の歴史を象徴する名物おじさん
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Family Romance, LLC(英題)(2019年製作の映画)

1.1

ちょっと…無理すぎて100回くらい挫折しそうになった…
ヘルツォークはフィツカラルドしか見た事ないからあれなんだけどいくら巨匠とはいえ…これは…
レンタル◯◯といった人のレンタル業を営む石井さんを中心
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タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

4.2

評判良いけど私はハマるかわからんしなと高飛車な気持ちで行ったらバチクソヤバいスリラーでした。
早よ終われ(終わるな)を967153857回繰り返し、体感時間3時間あったし、緊迫感が抜けずに眠気が失せた
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美しさと哀しみと(1965年製作の映画)

3.8

大村(山村聡)は妻子ある身で十六の音子(八千草薫)を身籠らせた。
音子は死産し自殺未遂、その後精神病院に入った。大村は家庭に帰り顔を出さなかった。
大村はその後音子をモデルとした小説で出世、音子自身も
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

身内の引取り手のいないダウン症のザックは老人ホームでプロレスラー養成所に入る事を夢見て脱走する。
時同じくして兄を亡くした漁師タイラーも自暴自棄になり他人の罠から獲物を盗んだりしていた。
そんな事すぐ
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.7

男一人、娘一人のロードムービー
仕事で依頼された記事が書けずフラフラと写真を撮るフィリップ
上からもういい加減にしろと言われドイツに帰される道中、空港で英語が苦手な母親と娘アリスと知り合う
翌日の便を
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

3.8

数年振りに精神病院に帰ってきたニーゼ
男性ばかりの医師、ショック療法、アイスピックを使ったロボトミー手術
患者の脳の一部と切り取ることによって患者は穏やかになる、というものだが穏やかというより自我が取
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カクレンボ(2005年製作の映画)

3.3

夜な夜な消える子供
面白い遊びがあるんだって、でもそれ怖いらしい、という子供たちの噂
お面を被った子供達が集まってその遊びを試す。
冒頭の薄気味悪さとは一転、鬼のビジュアルなんかナマハゲ感ある。
あの
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プラウダ(真実)(1969年製作の映画)

2.6

久しぶりにゴダール見たけどやっぱ苦手…
右から左へ言葉が流れていってしまう。
政治色が強い(私は苦手)のはまぁ良いけど言葉の意味を噛み砕けないまま忘れてしまう。
言いたいことは何となく分かるけども…た
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.5

小津は浮草しか見てないから彼っぽさとかは分からないけど…。
あらすじ知らずに結構構えて見ちゃったからぼーっと建築重視でになってしまった、失敗。
というのも建築物の引きのショットばかり目に入ったからなの
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人間機械(2016年製作の映画)

3.8

インドの繊維工場のドキュメンタリー
機械のコンベアに流れる生地
シルクスクリーンで何工程も経て重ねられた色
いつまでも見ていられる工場の風景
労働者をクローズアップしているのだが正直心中複雑だった。
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A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

3.9

あぶないあぶない、アメリカの実写版を先に見なくて良かった。
女子高生と殺人請負人、二つの顔を持つ砂羽
両親を殺された仇である赤井への復讐心を胸に、知らないフリをしてチャンスを伺う。
そして赤井も警察と
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ザ・カニバル・クラブ(2018年製作の映画)

2.2

あ~~~~未体験だな~~~~~すごい未体験~既視感だ~。
良い評判は聞かなかったから期待してなかったけど思ってた以上に…
カニバってつけたらだめじゃない?って位見せない。
男女連れてくる→殺る(見せな
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ドリラー・キラー(1979年製作の映画)

3.2

スケジュールが合わなくて泣く泣く諦めた本作。ありがとうU-NEXT!
家賃滞納、ガールフレンドのやっかみ、挙句バンドの騒音にイライラ
ポータブル電源を$20で手に入れて、売れない画家が狂って夜な夜なホ
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クライングフリーセックス(2018年製作の映画)

3.3

こんなん狡いわ~~~~~
潜入捜査中のコブラとその組織のボスの女ナオミ
冒頭からセックスやけどコブラの由縁が…ナニの改造て。
シルエットが2本の蛇。
ナオミが壁のボタンを押したことによってカメラ映像大
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馬々と人間たち(2013年製作の映画)

3.1

去年アイスランド映画として挙げられててやっと見れたものの期待外れ感否めなかった…
馬と人間達の群像劇…
面白かったのは最初の方の馬に乗ったまま水に入って船に救助されてアルコール(本人はウォッカと勘違い
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