ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

創世紀(1968年製作の映画)

3.0

手塚治虫 実験アニメ作品集
7.創世記
聖書の創世記が基になる。
けどまぁまぁ騒がしいし、後半に関してはなんかもうわけわからなさすぎてついていけない。
イブからおっぱい1個とったらアダムになる(ならな
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展覧会の絵(1966年製作の映画)

3.5

手塚治虫 実験アニメ作品集
6.展覧会の絵
めくるめく絵画の中の世界
TVタレントさん、めっちゃ顔作ってるのに映ってるの手先だけってそんな悲しいことある?(ある)
一番好きだったのは工場長かな…ちょっ
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やさぐれ姐御伝 総括リンチ(1973年製作の映画)

3.5

映写室から今日はようけ入っとるな~と聞こえる新世界東映、普通の映画館じゃないのでセーフです。
わけも分からず犯されたヤクザに復讐すべくその男達を探っているとどうやら麻薬の密売に女達が使われている。
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ユニコ 黒い雲と白い羽(1979年製作の映画)

3.5

先日からちまちまやってる手塚治虫映画祭
自分の名前も分からない、何処から来たのか分からない、行くところもない一角獣のユニコ
追いかけられて辿り着いた下水管で出会った親切な鼠に連れられて来た家
開発で街
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キティとミミィの新しい傘(1981年製作の映画)

3.6

サンリオの映画を初めて見た。
あのロゴめっちゃ新鮮。
お母さんに新しい傘を買ってもらったキティとミミィ
でも雨が降ってるからお外で遊んじゃいけませんと言われるも雨止んでからおでかけ。
雨に降られると困
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.7

両監督リモート舞台挨拶回
富山市議会と報道
発端は市議会議員の報酬10万引き上げ、市民の反対運動、そしてとんとん拍子に発覚する汚職、辞職
全体通してテンポ良いコメディ、笑えないけど笑ってしまう。
市長
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緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

4.2

久しぶりにフリッツラング見た。
幾重にも手が込んでて流石だなぁ…と。
銀行の出納係で絵が趣味のクリスはパーティー帰りに暴漢から若い女性キティを助ける。
家庭は上手くいっておらず、その日聞いた話からキテ
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鉄輪(かなわ)(1972年製作の映画)

3.2

古代の男の不倫と現代の不倫を行ったり来たり。
夫婦関係が破綻している為別れたい旦那vs絶対に別れたくない妻
女の恨み辛み詰め合わせ
最初から最後までおっぱい率高し。
藁人形の局部に五寸釘を打ち付け、女
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.1

カナダに住むフィオナが幼い頃に別れたおばのいるパリを訪れる。
最初から最後までとんでも展開なコメディだった。
一人旅、言葉通じない国、エッフェル塔の写真撮影→河に転落、荷物・パスポート紛失と単身旅行者
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しずく(1965年製作の映画)

3.2

手塚治虫 実験アニメ作品集
5.しずく
ボロボロの筏で漂流する男
持ち物は無い、食糧も水もない。
太陽は照り付け渇きが襲うも海水は飲めない。
そして帆の3滴の雫に気付く。
たった3滴の雫の為に躍起にな
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人魚(1964年製作の映画)

3.2

手塚治虫 実験アニメ作品集
4.人魚
砂浜に打ち上げられた魚を水溜まりに放した少年
魚は美しい人魚の姿になって現れる。
少年は人魚を連れ帰り、水槽で暮らすも両親には魚にしか見えない。
人魚に見える青年
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めもりい(1964年製作の映画)

3.3

手塚治虫 実験アニメ作品集
3.めもりい
人間は全ての物事を記憶することは出来ない。
必要な情報だけ、全体の一部分を断片的に覚える。
あまりの誇張表現に笑ってしまいそうになるけど人間の記憶とはこういう
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おす(1962年製作の映画)

2.4

手塚治虫 実験アニメ作品集
2.おす
猫から見た男女
なんちゅうか時代っちゃ時代やけど、今でも男女平等ではないし男性優位な部分はまだ多い。
女は働かずに家にいて、子供を産む道具、みたいな。
猫やったら
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ある街角の物語(1962年製作の映画)

3.6

手塚治虫 実験アニメ作品集
1.ある街角の物語
反戦短編
手塚治虫と言われないと気付けない、御洒落な画、ハイカラな音楽
落ちてしまったくまのぬいぐるみ、鼠、外壁のポスター、街灯
冒頭の明るい雰囲気から
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.7

あーーーーーなめてた。まじか。まじかーーーーーーとなった。
アニメの時かけしか見てなかった私、ラストの展開に胸が熱くなってしまって、もうね…
ちゃんと順番通りに見た人も私のように前後してしまっても、ど
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.7

尾道三部作
寺の息子もヒロキは近くの女子高に通う女の子をさびしんぼうと名付けてカメラ越しに眺めていた。
ある掃除中に母の写真をばら撒いてしまい、その後ピエロような顔の少女が現れて…という青春ファンタジ
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迷宮物語(1987年製作の映画)

3.6

3監督からなるオムニバス
1.ラビリンス ラビリントス/りんたろう
現実から虚構に引き摺り込まれる少女と猫
薄気味悪い道化、サーカス等カラフルな世界
猫ちゃんめちゃくちゃ警戒してたからちょっと可哀想。
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浪花の恋の物語(1959年製作の映画)

3.6

内田吐夢特集
近松門左衛門の作品としては心中天網島しか見てなくて、冒頭のカラーの人形浄瑠璃はとても新鮮だった。
飛脚の忠兵衛は無理矢理遊郭に連れられ遊女の梅川と出会う。
その後梅川の元に通い詰めるも地
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自分の穴の中で(1955年製作の映画)

3.7

内田吐夢特集
父は他界し、残された母と兄妹と家
生活も苦しく兄は病気で寝たきりで要看護
医者である伊原(三國)との結婚を勧めるも首を縦に振らない。
自分の娘に結婚を勧めながらも自分は伊原にそそのかされ
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たそがれ酒場(1955年製作の映画)

3.6

内田吐夢特集
古き良き時代の音楽酒場
中二階のように場所にあるピアノ、声楽練習
酒場に集まる様々な人の群像劇
いつもはちょっと馬鹿っぽい野添ひとみもしっかりもの先輩みたいで独唱練習も良き。
映画まで時
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.1

まだ陸軍中野学校について全然勉強してないし、映画も見てないからこの映画で出てくる話はどれも衝撃的だった。
出てくる映像や写真は今まで見てきたものの中で一番きつかった。
前日に見ていたひめゆりで頭を割ら
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標的の村(2013年製作の映画)

3.6

高江のヘリポート建設計画とそこに暮らす人達の攻防をもっとクローズアップした本作
民家を取り囲むように建設予定のヘリポート
ヘリは四六時中飛び交い、住民の生活エリアから出てくる米兵、近過ぎる訓練場
訓練
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.7

イップマンマラソンも本作で最後…(しみじみ)
妻が亡くなり父一人、子一人
なかなか意思の疎通も出来ず、学校を退学になる息子
弟子のブルースリーがいるアメリカに学校を探しに行くも上手くいかない。
アメリ
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メトロポリス(2001年製作の映画)

4.1

うぉおおおおおおおすごい、すごい…私はこういうSF大好きなんだ…久しぶりに圧倒された…傑作…

私立探偵のヒゲオヤジとケンイチは指定手配されているロートン博士を捜すためにメトロポリスへ
人間とロボット
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アリ地獄天国(2019年製作の映画)

3.7

門真国際映画祭
劇場鑑賞を逃してしまったので拾えて良かった。
とある引越し者社の社員さんのドキュメンタリー
成績トップの営業職からシュレッダー係に。
普通なら退職して終わりのところを組合に加入して会社
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ひめゆり(2006年製作の映画)

3.8

ひめゆり学徒隊 生存者の記憶記録
壮絶な戦争体験、生き残った彼女達
言葉で聞いた事を想像しながら耳を傾けた(翌日沖縄スパイ戦史で写真を見た)
兵士同様砲弾飛び交う最前線での看護、飯炊き
歌を歌いながら
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第50回全国高校野球選手権大会 青春(1968年製作の映画)

3.6

私なりの高校野球を観に。
東京オリンピックとは異なり、練習風景や試合の一部ダイジェストからなる100分間
冒頭からちょっとパンチ効いてる。
私自身野球のルールも高校野球にも詳しくないけどカットが多いと
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標的の島 風かたか(2017年製作の映画)

3.5

沖縄戦について知れば知るほど沖縄に米軍基地がある矛盾が生まれる。
今も尚抵抗し続ける沖縄県民
高江に新しく建設されるヘリパッド
どんなに訴えても変わらない現状、最終手段は座り込みをして工事の邪魔をする
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特別版 Free! Take Your Marks(2017年製作の映画)

3.7

引退後~進学までの彼等
癒しでしかないな~~~~~~てかまこちゃん推してたのにここにきて凛がヤバい…
#1 遙の家探し
真琴は相変わらず遙の事が大好きだな…なんか皆大人になってくのかとおばさんはちょっ
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悪魔のバージン(1973年製作の映画)

2.3

家出した双子姉妹が辿り着いたロンドン
生活の為に見つけたヌードモデルの仕事
御屋敷には主人や不気味なメイド…
冒頭まではついてこれたけど脱ぎながらの撮影はちょっと笑ってしまう。
おっぱいがいっぱい。ヘ
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蝸牛(2019年製作の映画)

3.4

門真国際映画祭
ムラボは苦手なんだけどこれはなんかスッと入ってきたな。何でか分からんけど。
冒頭から性に対してストレート過ぎる表現、嫌いじゃない。
チホはシンペイは付き合っている。
心と身体が一致しな
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Share the Pain(2019年製作の映画)

4.2

門真国際映画祭
いやーーーーーーーーーめちゃくちゃ良かったわ…
これ小中学生の性教育として見せた方が良くない?

全ての男子はセックスの前に性交人と言われる成人男性とセックスしなければならないというS
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Vtuber渚(2019年製作の映画)

3.4

門真国際映画祭
Youtuberは知ってるけどVtuberとはなんぞと思いながら鑑賞
承認欲求はあれど引っ込み思案でアイドルとして売れなかったあきこ
辞めて幼稚園で働くもやはりその欲求はなくならず、思
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写真の女(2020年製作の映画)

3.4

門真国際映画祭
これはなんなんだろうな。
古ぼけた写真屋、そこの主人である男
ある日お見合い写真を撮りに来た女は撮影後、レタッチした写真を見てのめり込む。
肌のくすみを消し、目を大きく、顎を細く、鼻も
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長生ノスタルジア(2019年製作の映画)

3.5

門真国際映画祭
長生村のプロモーション短編
仕事を辞めて故郷に帰ってきたアカリ
親の反対を押し切っての上京、夢のTVの仕事、今の自分
親友のハルから連絡があるも会えずに延ばし延ばしにする。
祖父母宅も
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夜が終わる場所(2011年製作の映画)

1.0

去年TOURISM見てうぉおおおおってなったし、新作もめちゃくちゃ楽しみだから初期もなんやかんやで見せてくれるやろって思ったらまじでずっこけそうになった。
何を見せられてるのか、何を見せたいのか分から
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