ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

乾いた花(1964年製作の映画)

3.0

加賀まりこがひたすら可愛い映画。
あの可憐さ故、ヤクザ世界に交わらない。
人を刺したヤクザ村木、出所し賭博場へ
花札賭博場に紅一点冴子という女が入り浸っていた。
彼女の素性を知る者はいない、恐れのない
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.4

イップ師匠~~~~~~
これまで数々の試練を乗り越えたイップ師匠と家族
今回はvs地上げ屋(マイクタイソン)(どっからどう見てもカタギじゃない)
警察も手が付けられないから詠春拳の門下生たちが見張りを
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映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Days(2015年製作の映画)

3.8

私はショタコンじゃないですけどあまりに尊過ぎて橘真琴くんを産みたくなりました。
てかね~~~~~~~~今回も声優が最高ですね…声オタ冥利に尽きますわ…
小6のメドレー後、凛ちゃんはオーストラリアへ、遙
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血槍富士(1955年製作の映画)

3.5

東海道から江戸に向かう若様とお供、身寄りの無い子、身売りに向かう父子等、根無し草の様な人達のロードムービーであり群像劇
好きな酒、断り切れずまた呑まれる酒…
この世は金やと思うけど金だけじゃ満たされん
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祟り蛇ナーク(2019年製作の映画)

2.0

のむコレ2019
ポスタービジュアル(これじゃない方)と映画のギャップよ
オネエ達のプチ出家
コメディ要素強いっていうかオネエ達がブレなさ過ぎキャラ濃すぎて疲れた。
久しぶりにZ級映画観たなー感。
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ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.7

ミスコン女王のトリシャが急死
彼女の遺言は葬儀までの7日間の死化粧
生前の彼女がミスコン女王になるまでの思い出を回想する。
文化が違うからあれだけど亡くなった人とインカメしてSNSに投稿って日本人の感
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劇場版 Free! Timeless Medley 約束(2017年製作の映画)

3.8

本作は2期総集編
凛ちゃん多めだ!!!!ありがてぇ!!!!!!!!(宮野真守が好きな女より)
高校最後の夏、県大会、地方大会、全国大会、未来
それぞれ葛藤を抱えながら向き合った水泳
あー一生一緒にいて
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劇場版 Free! Timeless Medley 絆(2017年製作の映画)

3.7

鳥取に聖地巡礼するぞと思ったのは何年前か。
夏を体感したくてFree!を見直し。
今年の夏は遊びに行けなさそうなので1期→2期→ハイスピ→絆→約束まで見終わった。
1期の総集編だけど新規画ではわ~~~
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.7

公開当時映画館で観ようか悩みに悩んで逃してしまった事を後悔した…
最近円盤化しなさそうな映画ばっかり優先してるから劇場でこそ!ってやつも優先度上げなきゃなと…
2011年7月22日ウトヤ島で起きた銃乱
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馬喰一代(1963年製作の映画)

3.4

三國連太郎特集
不器用な父と息子、北の国
嫁は亡くなり、男手一つで育てる三國連太郎の父の表現力よ…
生まれる前にそわそわして半裸で薪割したり、生まれた子を抱く前に汗まみれの身体をジャブジャブ水浴びて流
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故郷は緑なりき(1961年製作の映画)

3.5

三國連太郎特集
ジョンフォードの作品(未見)とタイトル似てる。
びびりながら新世界行った。東映だけど。
高校生の純愛ドラマ
男女の交際禁止の中、止められない恋
主演の青年が真っ直ぐ過ぎて、真っ直ぐ過ぎ
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日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人(2020年製作の映画)

3.8

監督、プロデューサー舞台挨拶回
私は今まで戦争で失われた日本の物事や日本人が奪ったものを見てきた。
本作はフィリピンと中国の残留孤児についてのドキュメンタリー
戦争により父母兄弟を失った子供達
日本人
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人体のサバイバル!(2020年製作の映画)

3.1

石田が出てるなら先に言って欲しかった!!!!!!!
頭がバグった後にまともな映画持ってこられてもこちらとしては通常思考に移れないんだよ。
前2作の後だとめっちゃまともな話に感じる(ロボが小っちゃくなっ
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スプリンパン まえへすすもう!(2020年製作の映画)

2.5

一発目のジャブ(ロボコン)の後、またやばいもんぶちこまれた。
山ドンが出てきた時点でめちゃくちゃ困惑した。
でもよくよく考えればこの3本は子供向け映画で私みたいなおばさんがターゲットじゃないからオール
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がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻(2020年製作の映画)

3.0

私、鈴村健一が好きなオタクなので行かないという選択肢が無かった。
周りが浦沢脚本が~と騒ぎ立てていたがそもそも接点が無さ過ぎてどんなもんか興味本位で覗いでしまったがパンドラの箱を開けてしまった感
でも
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カップルズ(1996年製作の映画)

3.8

男女あれこれ家族のアレコレ
ネチネチ入り乱れ過ぎてる。原題麻雀…なるほど。
シェアハウスしている悪ガキ4名
俺の友達はみんな友達だし、俺の彼女みんなの彼女
おいおいおいおいって感じだけどそこでOKしち
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.7

香港に辿り着いたイップマン先生、生きてて良かった(シリーズですよ)
道場を創設するも香港武術界を牛耳る師範達の許しが必要。
卓上マッチはあまりにも現実離れし過ぎてて笑ってしまった。そりゃ普通に歩いて登
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.8

カンフームービー、アクション映画に縁がないから避けて来たけど満を持して見たら結構いけた…
詠春拳の師範イップマンがチートレベルの強さ
あとここにも戦争が絡んでくる。ここ最近戦争絡みの映画ばっかり見てる
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娘・妻・母(1960年製作の映画)

3.6

成瀬作品といったらとんでも設定だけど本作はかなり現実的な内容だった。
家族間の問題を客観的に見るとすん…ってなってしまう。
遺産相続や再婚、親の面倒と他人事じゃないから余計にね。
普段主演張る役者さん
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ラスト・オブ・イングランド(1987年製作の映画)

3.6

なるほどわからん状態だったエンジェリック~から数日。満を持しての。
あーこれです、これこれとなった。
大英帝国の最後
映像の美しさは言わずもがな、詩的で、どこか悲し気
ストーリー性とか汲み取れないのに
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エンジェリック・カンヴァセーション(1985年製作の映画)

2.9

定期的にデレクジャーマン見たくなる。
伝えたい事全然理解出来ないのに。
見るシャブみたいなもんかね…
ストーリー性は多分ない、というか本当に何を見てるんだ?と思いながら80分経過
スローモーションの映
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.8

やっと見れた。目の前にあったのに見つからなくて10分以上棚の前で探してた。
前もってゴア表現あると知ってたけど大した事ないなー(私的には)と思ってたら後半が!!!!!!!!!
耐性ない人は見ない方がい
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

政治に関心が薄い若者の自覚はある。
政党に関しても疎い、支持する政治家だってパッと浮かばない。
勿論この映画に出てくる小川淳也さんのことも知らない、選挙区に住んでるわけでもない。
連日汚職やら諸々の報
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破壊の日(2020年製作の映画)

3.1

狼煙見れなかったから今回は絶対に逃したくなかった。
冒頭から爆音轟音、ここまでの音はヌーヴォで初めて聴いたかも。
これから何が起きるのかという緊張感が高まった、でもここがピークだった…
炭鉱の奥で脈打
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ヤコペッティの大残酷(1974年製作の映画)

3.5

なんか凄かったな。とんでも世界観
掌に薔薇の痣?があるお姫様に恋する男
屋外でイチャイチャ(不可抗力)したところを見つかり、国を追放
もう一度彼女に会う為にえんやこら
女体、女体、女体祭り(モザイクな
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限りなき前進(1937年製作の映画)

3.6

内田吐夢特集
冒頭から字幕
所々欠損部は字幕の説明で補われていた。画はあるが音声が欠落してる部分も少しあった。
野々宮は妻姉弟を持つ一家の大黒柱
20年以上会社に勤めながら新しい家を建てていた。
だが
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.9

ポスタービジュアルに惹かれて観に行くとついていけなさそうだから一度旧作を観てからの鑑賞をおすすめします。
初めて大林監督作品を映画館で鑑賞
直近の戦争映画で軽めに勉強してみたものの100年以上前まで遡
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ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶(2019年製作の映画)

3.7

監督舞台挨拶回
一言では表せられない沖縄戦
証言や写真だけではなく米国が撮影したフィルム(白黒/カラー)を使い100分で駆け抜ける沖縄戦の歴史
何処で何が起きたのか。
圧倒的な戦員戦力のアメリカと訓練
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ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記(2019年製作の映画)

4.5

石川の親元を離れて沖縄で暮らす坂本菜の花さん
仕送りとバイト代で学費を賄い、フリースクールで独自に学ぶ15歳の少女
何故彼女が単身沖縄に行ったのか、彼女を通して見る沖縄県の今を映すドキュメンタリー
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.8

海辺の映画館の前に大林監督作品をば。花筐振り、2作目
夏休みパパと軽井沢に行く予定のオシャレだったが急遽一人増える、新しいママ
とても綺麗な人、でも受け入れられないオシャレは友達を誘っておばちゃまの家
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ひめゆりの塔(1953年製作の映画)

3.6

沖縄戦映画に向けての予習
ひめゆりの塔は15年以上前に一度だけ行った事があるが内容まで記憶が薄れていた。
本土決戦を前に県民の多くが駆り出された戦争
勤労奉仕として送り出される女学生たち
朗らかに歌い
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私の少女時代 Our Times(2015年製作の映画)

3.9

このポスタービジュアルで見ようって気にならなかったのにめちゃくちゃむりすぎてむりでした。うるうるが止まらん。
杉田と浪川に釣られ吹替鑑賞。ありがとう、好きな男達…
耳をすませばがオールタイムベストの私
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修道女(1966年製作の映画)

3.8

見る機会はいくらでもあったのに初めてアンナカリーナ出演作を見た。
母から身売りのような形で教会に引き渡されたシュザンヌ
姉の支度金で自分にはお金もない、住む家もない、勿論男もいない。
半強制的に修道女
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスタービジュアルからして絶対好きじゃないだろうなと思って評判もスルーしてたけど見とかなきゃいけない気がして鑑賞。
クライミングの小寺さんと周りの人達
同じクラスで話したことないけど惹かれてしまう卓球
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて
シャイアラブーフ自身の過去との事。
人気子役のオーティスにつくのはステージパパのジェームズ
だがパパは元アルコール依存症であり前科者、碌に働かず収入は息子であるオーティスに頼り切
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人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)

4.2

第5部死の脱出編
銃撃戦の末、生き残った数名
脱出の為、密林に入る。
あれ程の闘いの末、精神的にも肉体的にも厳しい状態。
道中米を見つけるも避難民の親子や慰安婦を連れた残敗兵に遭遇、行動を共にすること
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