jonajonaさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.4

コーエン兄弟の不条理ブラックコメディの中では割と好きな部類。
ここまで下らないともはや哲学。
(ちなみに『ミラークロッシング』は滅茶苦茶好きです。)

○いいとこ
・大して面白くないところがいい。
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

現代のネット社会、国民に警鐘を鳴らす
衝撃の暴露ドキュメンタリー。

スノーデンは一時期メディアに引っ張りだこで、ニュースを知らない人はいないと思うので子細は省きます。
いやぁ、こわい時代になりました
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

ゴジラ〜( ´∀`)

ゴジラが恐怖の権化として登場するこの迫力。素晴らしい。僕はミレニアム世代ですが、ゴジラのイメージはまさにこの『災害』『戦争』『有事』の象徴です。

それを非常に巧みに今の日本官
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

わーい1000本目🙌

初めて観てからもう10年ちかく。
いまだにこの映画より芸術的な造形美に溢れたSF映画を観たことがありません。

今時のようになんでもCGじゃなくて、背景セットであったりとナマモ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

5.0

あと残すとこ1本👍

シャーリーズセロン様の映画。
強いしセクシーだし美しいしカッコいい。

渋めの選曲チョイスがめちゃくちゃ街並みとマッチしてて観ていて心地よい。

男社会のスパイ業界の中を渡り歩き
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お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

【嘘と本音の狭間に揺れる愛と尻】
あと2本✌️

めっちゃ好きです。
お嬢様の女優さんかわい美しすぎか

詐欺師とその手下の主人公。
金持ちとその箱庭娘のお嬢さん。
金と欲で絡み合う4人の男女の愛憎劇
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

後3本🙌

人生何巡したらこんなお話作れるんだろう。衝動性の塊と理性の衝突。
モノローグ演出の最高峰。
冒頭から家が吹っ飛んだ主人公のモノローグがキレッキレで、普通じゃないお話が始まるワクワク感がやば
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

後4本✌️
めっちゃ好きです最高。
タランティーノの映画の中で1番バランス感覚がいいと思う。

彼の映画って大体人がすぐ死ぬ演出があるんだけど、本作はそれが突出した神シーンになっててめちゃくちゃかっこ
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

【ドMじゃなきゃ死んでた】
勢いだけで全部もっていく
嵐のような映画。

ホラーでありラブストーリーであり
サスペンスであり完全なスポ根コメディ。

鬼教官フレッチャー怖すぎ。
物語っていかに感情を動
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

5.0

あと6本

スピルバーグは傑作揃いですが、人間ドラマのみならず戦争映画の担い手としても最高峰の方だと思う。
スパイ暗殺映画の傑作。たまりません。

ミュンヘンオリンピックの際に起きたイスラエル選手殺害
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氷の微笑(1992年製作の映画)

5.0

全部好き。
この話考えた人ほんと
生まれてきてくれてありがとう。

このシャロンストーンのような
ヤバイ女の魔力みたいなの大好きで。

また、1人の人物の内面が
見る側見る側で靄のように変わっちゃう映
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

あと9本。

ラストシークエンスが神。
マーティンスコセッシのギャング映画は最高ですな。モノローグの語り口がテンポよくてユーモラスで格好いいし、ジョーペッシがヤバイし、栄光の先に必ず破滅が待ってる。『
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

5.0

最近暇の沼にハマってぽちぽち
書き続けてたら後10本でついに1000…
てっきり自分は2000本くらい見てるだろうと思って、すぐ忘れるんで感情の記録に使っていこうと始めたフィルマークスとももう長い付き
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となり町戦争(2006年製作の映画)

2.7

となり町と戦争することになってしまった町の静かな変化を描く。

○いいところ
・この発想自体は面白い。ムードも好き

○いくないところ
・めっちゃ面白そうな設定のくせして
抽象的すぎて全く面白く無かっ
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ひそひそ星(2015年製作の映画)

3.0


コチラ、ドウテイハゲジジイ、ダヨ。

ネムイトキニ、ミルト、
ソレナリニネムタクハ、ナレルカモネ。

チャントミテナイケド、アラタメテ
ミルヨテイモ、ナイヨ。
ブツンッ…

FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

4.8

【重ねた嘘の臨界点!レッツパーリィ!】
『もう逃げられない』

悲惨すぎてすごく面白い。

最近ドキュメンタリー
ばかりハマっちゃってしょうがない。
Netflixで気になってて、高橋ヨシキさんも批評
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白い肌の黒人 -アフリカのアルビノ迫害-(2015年製作の映画)

3.5

アルビノの人がどれだけ
大変なのか知れる。最後まで見れない

正直今までアルビノというと『格好いい』
というイメージしか無かったので、
遺伝子疾患としてなら側面がこれほど辛いものだとは思わなかった。
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.7

エルファニングって
なんでこんなに可愛いん?(^з^)

あるスパイの転落死(2019年製作の映画)

5.0

【語り手への不信…作品の構造自体に嘘が取り込まれてるドキドキするつくり】

めちゃくちゃ面白い。いや、めちゃくちゃ面白い。この話は忘れないでおきたい。
正直なんでこのサイト上で評価が低いのか分からない
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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

4.0

バブル期日本。生まれた時からヤクザ者の男は麻薬の密売で捕まり、海外の刑務所に収監される。そこは多種多様な人種が跋扈する世界で、たった一人の日本人であった彼はメキシコマフィアのチカーノに入団。

チカー
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.6

中1時間ほど寝てしまいました。
(つまんなかったとかじゃなく、混じりっ気なし純度100%の眠気のせいで)

つまり冒頭20分とラスト10分、合計30分しか観てないんですが、そんな僕から言わしていただき
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

5.0

人生ではなにかが近づいてきた時
YESと言う。
離れていっても、YESだ。

デューンが中止?
YESだ!

デューンはこの世界では夢に終わったが
夢は世界を変える。

鬼才という呼び名はこのホドロフ
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ドグラ・マグラ(2010年製作の映画)

2.3

日本の三大奇書と言われるドグラマグラの内容を大胆にSFアレンジ。

原作、未読。
めっちゃ時代を感じさせるCGクオリティ。10年前のエロゲを細胞レベルで思い出させるクオリティ。
みんな顔が死の谷なので
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーの傑作。

独裁政権崩壊後、ISの支配が始まり
国際社会から見放されたシリア・ラッカ。
ISによる情報統制、統治から自分の故郷を救うべく地元民たちはスマートフォンを手にし、危険を顧みず
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BUNGO ささやかな欲望(2012年製作の映画)

3.3

山田孝之主演の握った手は
訳わからんけど安吾ってこういう人なのかと興味を持つきっかけになった話。
橋本愛・リリーフランキーの『鮨』がなんかめっちゃ好きだった。
乳房って話がエロくて良かった記憶。

ホームレス中学生(2008年製作の映画)

3.1

なっっつ。

この原作が初めて買ったハードカバーの
小説かも知れない。
最寄駅の本屋さんで。平積みされてたやつ。母親に買ってもらって。
映画より本派でした

段ボールを食べて飢えを凌ぐって
衝撃だった
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ハンター(2011年製作の映画)

3.5

『アルビノの木』を見て
思い出したので投稿。

引退間際のハンターが呼ばれたのは、
絶滅寸前のオオカミを狩る仕事。
しかし、そこに闇組織が絡んできて…
という話。

上映当時、ゴルゴ13の作者がテレビ
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ザイオン(2018年製作の映画)

3.8

下肢が無いレスリング選手
ザイオン・クラークの
ドキュメンタリー。

自分にできないという言葉に負けたくなかったと語る彼は、悠然と鉄棒にしがみついて懸垂をする。
筋肉はたくましく輝いてる。
リングに二
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エスターめちゃこわ。
このジャケットが怖いわ。
中々見る気失う気味悪さだわこのジャケ

○いいところ
・徐々に明らかになるエスターの奇行。一見普通の可愛い子がどんどん凶暴性を剥き出しにしてくる。(しか
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漫才ギャング(2010年製作の映画)

2.7

なつかしい。
当時、映画ドロップにハマって珍しく本作の小説買いました。

小説の方が面白く感じた。多彩ですね品川さんは。テレビ面白いし。
ただ、ドロップ以降の映画はあまりハマりません。サンブンノイチは
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

2回ほど観たけど
正直世間で何が評価されてるのか
そこまで理解できない作品。

雪世界のムードと、ナンセンスな行き違いでことがえらいまずい展開を迎える。
てとこは面白く感じるけど、
それを皆がおもしれ
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.5

チャッキーは1しか見た事ない。

1で痒いところに手が届かない感じだったのが、チャッキーが悪党の怨霊なら子供の人間の旨味が活かせてないんじゃないかってことで。
今回はあくまで子供のために成長する暴走A
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奇々怪々譚 醒めない悪夢の物語(2017年製作の映画)

3.5

意外と楽しめるホラーオムニバス集。
笑成分が他のこの手の作品より多め。
全部ちょっとシュール。

『カーテンの向こう』
…一番怖かった。車椅子生活の老人が主人公でヘルパーさんと2人。カーテンで部屋を間
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

2.5

中学生くらいの頃みたかな?
当時は退屈した。

そもそも起伏のない切羽詰まった生活に追われる女の子が主人公の話だから
それを求めるのは間違ってたわけで。

にしても退屈に感じたなぁ!(大声)

今見れ
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7人の追撃者(2017年製作の映画)

3.4

ヤクザの金をひょんなことから手にすることになった母親が病床の弱気なダメ主人公。銃を裏カジノで質に預けたが、銃がないことがバレる前に取り返すべく金が必要なヤサグレ刑事。金を盗まれたヤクザの金庫番裏カジノ>>続きを読む

アルビノの木(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めて見る監督でしたが、
この映像美は見惚れるものがある。

○いいとこ
・日本の自然をすごく美しく切り取ってる。普通の街中でさえ光の按配なのかと思うけどめちゃくちゃ綺麗。

・テーマがもののけ姫的な
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