あんずさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.5

まさかこんなに大久保さんに泣かされるとは😢後半、ほぼ泣きっぱなしで、楽しくホッコリする話だと予想して気軽に観に行ったのに、結構なハードモードかつハートフル。でも、それが私好みだったのかも。替えのマスク>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.3

『象は静かに座ってる』でファンになったチャン・ユー(やっぱり哀愁があって素敵✨)目当ての鑑賞だったけれど、初めて見た主役のシュー・ジェンはムロツヨシと尾美としのりとジャンポケの斎藤さんを交ぜたような愛>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

公開時に観た時は予想外の展開、エドワード・ノートンの怪演に興奮するような面白さを感じた。まさにフィクションで、自分とは全く関係のない世界のお話というスタンスだったと思う。

それが、先日、再鑑賞してみ
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

本当は映画館に行きたかった作品。レビューを書こうとして、「ブルー」と入力するとものすごく沢山の作品が出て来て、探すのに苦労した。それだけ、ブルーは私たちの生活や人生に馴染みのある色なんだと再認識。この>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ゲームを全くやらないからスルーしていたけれど、レビューの高評価を信じて観に行って大正解‼️すごく好きな感じの作品だった。

発想が面白いし、ゲームの中と現実世界が無理なく繋がっているのが良く、ゲームの
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

50年前のフェスなのに、古くささなど感じなくて、本物は時を経ても輝きを失わないんだなと思った。アーティストと観客のものすごいエネルギーと崇高な魂の交流を刮目した。どんな逆境でもエネルギーに満ち溢れ、音>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

2.8

冒頭の「もう9月ね」に共感したのがピークで、それ以降は全く共感することもなく、途中眠気に襲われ、不思議なエピソードが続いて、え?って感じで終わってしまった。

寒色、スモーキーカラーで統一された映像は
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.1

思い描いていたような内容とはかなり違ったけれど、韓国映画ってスゴいな~とまた思わされた。こういうテーマを正面切って映画にするって、日本にはない発想のような。俳優たちの演技も素晴らしい。ベビーカーを虚無>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

予想の遥か上行く傑作だった。予想以上に重かったけど、予想以上に共感する部分が多くて、予想以上に泣けた。喪失と再生の美しい物語。

この原作は読んでいないけれど、何作か読んだ村上春樹作品は、あまり好きに
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

前作を自宅鑑賞して以来、この日を待っていた‼️

こんな映画を観たら、ヤクザになりたいとも刑事になりたいとも思わなくなるだろう。と言っても、今より少し前の話だし、フィクションだけど。圧倒的熱量で実際に
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.7

終始、小池栄子のダミ声が気になってしまった。声量が大きくなるとそんなにダミ声でないので、頑張って声を作っているんだな~と思った。このダミ声は原作通りとレビューに書いている方がいたので、頑張って役作りを>>続きを読む

妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

-

ただただ、大沢たかお演じる犬神刑部を観るために。

大勢の狸を引き連れてのバイク🏍️格好良いし、腹太鼓もオーラがあって格好良く(これまでのお腹を叩く狸のイメージが覆った)、この世のものとは思えないオー
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.1

劇場公開以来の鑑賞で、忘れている所もあれば、部分的に台詞など鮮明に覚えている箇所も。当時も怖かったけど、今観てもかなり怖い。色々なことを考えさせるけれど、伝えたかったことはやはりシンプルに「生きろ。」>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

上映後、パンフレットを買うためにレジに行って、あれ⁉️私の観た映画のタイトル何だったっけ?となって、半券を慌ててバッグから取り出した。劇中でハダシ監督の傑作『武士の青春』を観たばかりだったので、そんな>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.6

原作のファン。
この映画も前に観たはずだけれど、あまり記憶に残っていなかった。可もなく不可もなくといったところか。あの百人一首のスピード感を映像で表すのは難しいと思ったけれど、なかなか迫力があって良か
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.7

昔、水川あさみのドラマ撮影の現場を見たことがあって、待ち時間、口を押さえずに大あくびをしていたので、飾らない人柄なんだな~と思った。

今回の役所は飾らないどころか、やさぐれ感がすごく、露出もかなりす
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.0

嫌な予感的中。『メメント』も『インセプション』も壮大に寝てしまったので、これもダメかな~と思っていたけど、人生で一番多く逆再生(巻き戻し)をした。気付くと寝ていた🌀

どうにか最後まで見たけれど、何が
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

職場で盗撮に遭った同僚がショックで休んでいた。証拠がないため犯人に何の処分も与えられず、ようやく彼女が復帰出来るようになったのに、出社停止(犯人と会わないように)させられ、なぜか彼女が悪者のような扱い>>続きを読む

子ぎつねヘレン(2005年製作の映画)

3.5

夏休みのお子さまにうってつけ。オリンピックで話題のスケボーも出て来るし。守るべきものが出来た少年の逞しさ、優しさ……こういう経験を通じて人は成長して行くんだなぁとこんな体験は出来なくても、観るだけでも>>続きを読む

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.5

公開時、長尺でなかなか予定が合わずに行けず、配信になってもなかなか向き合う勇気(?)が持てなかった。今月末で配信終了につきトライしたけど、仕事疲れもあり寝落ちしまくりで、3日かけて観終えた。こう書くと>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.4

これは、邦題に騙された~💦もっとポップな軽い感じの青春ラブストーリーかと勝手に思っていた。原題の『Blinded by the Light(光で目もくらみ)』の方が断然良いのに。

ボスと聞くと
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少年の君(2019年製作の映画)

5.0

スゴい‼️いじめ、熾烈な受験競争とそれによる歪み、貧困や家庭環境と今の中国の闇の部分を正面から捉えていて、こういう映画を綺麗事なしに作れる中国映画は気骨があってスゴいな~と思った。ダークサイドはエグい>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

4.2

たまたま朝テレビを点けたら始まるところ(海賊の寸劇、面白い)で、最高傑作と名高い作品でもあったため観てみることに。

『お帰り寅さん』のみ鑑賞済みなので、ほぼ初めてちゃんと寅さんを観たけれどすごく面白
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

美男美女は絵になるな~。
吉高由里子演じる明香里は、自分のこと可愛いって知ってるからこそのあの感じなんだろうな~と思った。距離の近い感じとか話し方とか笑顔の作り方とか。それが同性から見てもあざとすぎず
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犬部!(2021年製作の映画)

-

せっかく観に行ったら、入場口入った後に止められて、外気が暑すぎて結露によりスクリーンに靄がかかり、全体的に白っぽく観えるけどいいか?と聞かれて、経験ないから想像できないけど、モヤモヤすることになりそう>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

なんか好き。
きっと男同士、地元のちょっと悪い仲間とつるむみたいな関係に憧れがあるんだと思う。ベタベタしていなくて、時に喧嘩したり殴りあったりするけれど、何かあったら心から心配し合えるような。

まだ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

これまで観た作品の中だと『ゴーン・ガール』になんとなく似ている印象。映画はその時の自分を映す鏡だと常々思うけれど、今回は作品選びの時点で、今の自分を重ねていたかもしれない。

昨夜観た『浅田家!』と打
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.1

浅田家、素敵な家族✨胸を張って「自慢の息子」とか「家族が生きがい」と言えるお父さんスゴいし、何があってもドーンと構えてるお母さん格好良いし、何だかんだ弟のために、両親のために動き回るお兄さんは優しいし>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.3

劇場が小さくていつも土日はほぼ満席だったので、平日に観たいなと思っていて、ようやく観れた❗

かなり前の話だが、叔母が行けなくなった吉田兄弟のライブに行き、それまで何の興味もなかった津軽三味線に魅了さ
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(2020年製作の映画)

3.7

ある男女の30年に渡る物語(ほぼ平成史とも重なる)という部分が、『弥生、三月 ―君を愛した30年―』と似ているなと思いながら観ていた。日本人が好みそうなエピソードの数々で、良い話とは思いながらも長いな>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.9

台湾にはバレンタインデーが2度あるということを本作で初めて知った。7/7と日本でもお馴染みの2/14で、七夕の方が盛り上がるらしい。その消えた1日を巡るちょっと不思議なラブストーリー❤️ちょっと解釈し>>続きを読む

デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング(2020年製作の映画)

4.0

香港は、沢木耕太郎の『深夜特急』を読んで以来、憧れの地。長い年月が経ち、本の中の香港とは大きく変わってしまったに違いないけれど、返還後、まさかこんな窮地に立たされることになるとは。

最近、周庭氏が釈
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シンプルな情熱(2020年製作の映画)

3.6

本当なら、6/3にセルゲイ・ポルーニンのバレエ公演を観るはずだったのに😢『ダンサー 、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』を観てから、絶対にいつか生で彼のバレエを観たいと思い、ようやく夢叶うと思>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.9

映画を自粛している友人が、これだけはコウテイの九条の演技を観たいから行きたいと言っていたのだが、なかなかスケジュールが合わず諦めていたところに、我らがジャック&ベティでの上映✨

私はコウテイも九条も
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

4.0

❇️祝🎊サザンオールスターズ43周年❇️
今年は、記念日にライブ配信もなく、DVDの発売のみか~と思っていたら、にわかに飛び込んで来た当日限定の劇場公開のニュース。しかも、チケットの発売はギリギリで、
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

原作未読なのでよく分からないが、漫画チックなキャラ(特に向井理のビジュアル)は原作を忠実に再現しているということなのかな⁉️

ファブルがなぜファブルになり得たのか?、木村文乃は何者なのか(ギャルっぽ
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