rage30さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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スーパー!(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー活動を始める男の話。

かなり久しぶりに見返したのですが、以前に見た時よりも楽しめました。
多分、この数年でジェームズ・ガン映画の見方を理解したからでしょうね。

負け犬やフリークスへの共感、
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アート・オブ・ラビング(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

性教育本『愛の技法』を出版した、ミハリナ・ヴィスウォツカを描いた伝記映画。

ミハリナ・ヴィスウォツカの事は知らなかったのですが、なかなか興味深い人物でしたね。
開放的というか、先進的な思想の持ち主で
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レズ女性の恋愛を描いた作品。

まずは、珍しいケニア映画という事で、カラフルで独特な世界観が良かったですね。
主人公の1人のピンク色のブレイズを始め、登場人物のファッションはどれも個性的だし、デート中
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マジック(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

学生時代の想い人に会いにいく、腹話術師の話。

気弱な芸人が腹話術を使って自分のダークな一面を引き出す…というアイディアは面白いし、自分が作り出した人形(別人格)に支配されていく…という展開も面白い。
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

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世界の残酷…というよりも、広義の意味でグロテスクな文化や風習を描いた作品って感じかな。

アフリカの部族の話とアメリカの富裕層の話を対比的に見せるところは良かったし、原始社会の残酷さだけでなく、文明社
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荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

若い小学校教師が田舎町で「飲む・打つ・買う」の三大道楽にハマり、堕落していく姿を描いた、ちょっと変わった作品でしたね。

てっきり、酔った主人公が襲われるのかと思いきや、意外にも、そういった展開にはな
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沈黙、愛(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

継母の殺人容疑を掛けられた女性の裁判を描いた作品。

文学的なタイトルがついていますが、基本的には法廷ミステリーもの。
容疑者が事件当時の記憶を失った事で、真相が気になる作りにはなっていますし、容疑者
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陸軍中野学校(1966年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スパイにスカウトされる男の話。

スパイ養成機関が舞台という事で、スパイになる為の訓練がテンポ良く描かれる部分は楽しかったし(SEXの授業まであるのは笑った)、彼らのボスとなる草薙中佐の存在も印象的。
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オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

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海難事故に遭い、海を漂流する事になる男の話。

登場人物はロバート・レッドフォードのみ。
台詞も回想シーンもなく、事故発生からのサバイバルを淡々と描いていく。
このストイックなスタイルが、個人的には好
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

連続誘拐殺人事件を捜査する、私立探偵の話。

リーアム・ニーソン主演作という事で、いつものB級ジャンル映画なのかと思いきや、意外にも本格的なハードボイルド映画で面白かったです。
画作りも結構凝ってて雰
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同性愛矯正施設に入れられる、レズ女性の話。

同性愛矯正施設と聞いて、一体どんなエキセントリックな治療が行われるのかと思いきや、意外と普通の療養所で拍子抜けしてしまいました。
カウンセリングがあるくら
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カリートの道(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

出所して更生しようとする、元ギャングの話。

デ・パルマ作品という事で、サスペンスフルなシーンはどれも良かったですね。
麻薬取引現場で些細な違和感を感じ取るアル・パチーノ、船の上で突如として暴走するシ
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ロボコップ(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ロボコップ』のリメイク作品。

初代から27年振りのリメイクという事で、映像やデザインがリファインされ、現代的な映画のルックになったので見易くなったとは思います。
ただ、現代的で見易い映画になった分
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1番街の奇蹟(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

立ち退きに遭う、貧民街の人々を描いた作品。

いや~、久々に酷い映画と出合ったな…という感じ。
一応は「貧しい人々と地上げ屋の交流を描いたヒューマンドラマ」なんでしょうけど、貧困描写が辛辣過ぎるんです
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キャリー(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『キャリー』のリメイク作品。

主演がクロエ・グレース・モレッツという事で不安もあったのですが、意外と良かったですよ。
イジメられっ子な雰囲気は感じられたし、彼女なりに頑張っていたんじゃないかな~。
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その日の雰囲気(2015年製作の映画)

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真逆な性格の男女の恋愛を描いた、ラブコメ映画。

「同じ電車に乗り合わせた男女」という始まりは、『ビフォア・サンライズ』を想起させるところですが、純粋な恋愛映画だった『ビフォア』に比べ、本作はコメディ
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ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

銀行強盗を企む男達の話。

銀行強盗を描いた、所謂ケイパームービーなのですが、本作の特徴となるのが実話ベースという事。
そのせいか、ケイパームービーにありがちな、足を引っ張る仲間や予想外のトラブルとい
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文学賞殺人事件 大いなる助走(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小説家を目指す青年の話。

文壇の世界をカリカチュアして描いた、ブラック・コメディーって感じかな。
とにかくまぁ、出てくる人間がどいつもこいつもクズばっかりで。
あまりにも酷過ぎて笑っちゃうんだけど、
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それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

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疎遠になっていた家族と再会する男の話。

イ・ビョンホン、パク・ジョンミン、ユン・ヨジョンと、韓国を代表する名優が揃った本作。
この3人の演技だけでも、本作を見る価値はあると言えるでしょう。

イ・ビ
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ザ・ゲーム(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

老人と体を交換させられてしまう若者の話。

「賭けに負けた若者が老人と体(脳)を交換する」という、このブッ飛んだ設定自体は面白いと思うんですよ。

ただ、体を交換してからの展開が、あんまり跳ねないと言
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造られた殺人(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スクープを誤報してしまう、報道記者の話。

序盤はいつもの韓国ノワールな感じで進むのですが、主人公が誤報した事に気付いてからは一転して、コメディーになるのが面白かったです。
自分の意思とは裏腹に報道は
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

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整形手術で美人になる女性の話。

こういうルッキズムを助長する作品は避けていたのですが、キム・アジュンに興味があって視聴してみました。

で、実際に見てみると…ごめんなさい、私には全然合わなかったです
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セクレタリー(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

秘書として雇われたら、雇用主がS(サド)の弁護士で、主人公もM(マゾ)に目覚めてしまう…というSMをテーマにした恋愛映画。

セックスシーンが有名という事で、かなりエロい映画なのかと思いきや、そんなに
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目撃者(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺人現場を目撃してしまう男の話。

殺人現場を見るだけならまだしも、犯人に目撃した事&家までバレてしまって、さ~大変!という映画でして。
序盤からスリル溢れる演出と編集に、すっかり目を奪われてしまいま
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英雄の証明(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

落し物を返還した男に起こる騒動を描いた作品。

落し物を返還した事が美談として伝わり、一躍ヒーローとなる主人公。
しかし、その行為の真偽を疑う声が出てきた事で、それが事実である事を証明するハメになると
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同じ列車に乗り合わせた、殺し屋達の話。

「様々な思惑を持った殺し屋達が列車内で殺し合いを始めてしまう…」というドタバタ・アクション・コメディーとして、基本的には楽しめました。
どのキャラクターも個性
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

金融詐欺事件を追う刑事の話。

金融詐欺を描いた作品という事で、難解になるのかと思いきや、意外と平易で見易かったな~という印象。
金融云々というよりも、裏帳簿を巡る駆け引きに事件を集約しているので分か
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アフガニスタンからの脱出と亡命を描いた、ドキュメンタリー映画。

主人公は命からがらでアフガニスタンから脱出するものの、逃げた先のロシアも、これまた地獄だったという話でして。

アニメ作品でありながら
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ザ・メイヤー 特別市民(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ソウル市長選を争う政治家の話。

政治の世界のダーティーな裏側を描いた作品で、一言で言えば、韓国版『ハウス・オブ・カード』って感じかな。

動画の切り取りを利用した展開は面白かったし、身内の不祥事や反
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人生に悩む女性の恋愛模様を描いた作品。

主人公には年上の恋人がいるものの、子供を作る事を望まれ、次第に2人の関係に齟齬が生じていく。
医者から心理カウンセラーに写真家と、次から次へと自分の可能性を試
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

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陰謀に巻き込まれていく私立探偵の話。

スタイリッシュな映像を見せる、トニー・スコット。
ハードボイルドな私立探偵を演じる、ブルース・ウィリス。
ウィットに富んだ会話を聞かせる、シェーン・ブラック。
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世界タイトルマッチに挑む、ボクサーの話。

ボクサーが主人公という事で、汗臭い話になるのかな~と思いきや、本作では練習シーンも試合シーンもほとんど描かれません。
それよりも、プロモーションに駆り出され
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おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

仕事と家庭で揺れる、戦場カメラマンの女性の話。

女性の戦場カメラマンというと『プライベート・ウォー』のメリー・コルヴィンを思い出しますが、彼女と違うのは2人の娘がいる事。
それ故に、本作で主に描かれ
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ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

夢を現実にしてしまう少年の話。

養子がテーマ…しかも主演がジェイコブ・トレンブレイという事で、『エスター』的な邪悪な子供を描いた作品になるのかと思いきや、ホラー要素は意外と控えめ。
どちらかと言うと
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

猟奇的…というか、横暴な女性に振り回される男性を描いた、コッテコテのラブコメで、まぁまぁ楽しめました。

独善的で暴力的な彼女は今までにないヒロイン像だったと思うし、相手役となるキョヌのちょっと情けな
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ヘヴィ・ドライヴ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

妹の為に薬物の売人をする女性の話。

金銭に困窮した姉妹が犯罪に手を染める、クライムサスペンスなのですが、思ってた以上に淡々とした作りで拍子抜け。
日本版ポスターにある、派手さや疾走感はほとんど感じら
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