前半に出て来る建物や施設内の様子、後半に於いては自然やシンプルな家の内部など、どのカットもすごく絵になる光景。その背景にティルダ・スウィントンのもつ不思議な存在感が見事に溶け込んでいて、まさに動く絵画>>続きを読む
随分前に読んだ大島弓子さんのマンガ「恋はニュートンのリンゴ」を思い出しながら観てました。
でもさすがに本作の方が深刻でしたね。
更紗は養家で受ける性的虐待を逃れて安心できる生活の場が欲しかっただけだし>>続きを読む
タイトルからして、後半に連れてどんどんアクションが過激になっていくのかと思ってたのですが、その意味では期待外れでした。
冒頭から中盤までは良かったんですよ。
汚職や賄賂といっても、金額的にショボいとい>>続きを読む
これ私、「わたしは最低」ってタイトルだと思い込んでいて、観終わってFilmarksでチェックしたら「わたしは最悪」でしたw
でも「わたしは最低」の方がピッタリだと思えるほど、ほんっとにサイテーな女の話>>続きを読む
主演のジュディ・デンチは素晴らしい女優さんだと思うし、凛とした佇まいがカッコよくて大好きなのですが、本作に関してはミス・キャストなんじゃないかと思いました。
理由はたった一つ。歳の問題。だってヒロイン>>続きを読む
サイコ物でロードムービーという、私の大好物が重なってりゃ観ないわけにいかないでしょ、って感じでチョイスしました。
そんな期待を裏切らない出来栄えだったと思います。
今よりずーっと若いのに、なんか薄汚い>>続きを読む
そもそもジュリアが放火した理由ってのがよくわかりませんでした。案外、本当の犯人は別にいて(それこそジョアンヌとか?)、ジュリアはそれを庇って刑に服したのかな、とか、タイムパラドックス的に、過去に戻った>>続きを読む
「似ている作品」の項目のトップに「ブラック・スワン」があったのに大納得。私も、観ている途中から「ブラック・スワンみたいだなーと感じてたから。
設定やストーリーは全然違うんだけど、一番の共通点は「どちら>>続きを読む
まったく毒にも薬にもならないってのはこの事。
タングが買ってきたコーヒーがほとんどこぼれちゃってたとこと、小手伸也さんの着てたレザーのロングコートがカッコよかった事くらいかな、良かったのは。
このレビューはネタバレを含みます
また一つ、ホラー映画の名作が誕生しましたね。
導入部は「サイコ」、後半は「コレクター」と、決して目新しい内容ではないのですが、最高潮に怖がらせた直後に、やたらお気楽なシーンへと観客を落とし込む展開が斬>>続きを読む
う〜ん、ひと頃は韓国映画って、サスペンスにしても恋愛ものにしても質が高いなーと思ってたもんだけど、最近はそうでもなくなってきましたね。
量産されすぎなのかな?
カメラワークにしてもストーリーにしても、>>続きを読む
これって、見ようによっては「おっさんズLOVE」ならぬ「じーさんズLOVE」の三角関係映画じゃないの?
だってグラントは「イザックはフォルケの話ばかりする」なんて可愛い嫉妬してて、それが最高潮に高まっ>>続きを読む
メイクの持つ力というものを改めて感じました。
死化粧を施されたリタの姿は、まるで天使のようだったし、ウド・キア本人も、しょぼくれた爺さんから、衣装とメイクによって、カリスマ的魅力を発散させていました。>>続きを読む