maoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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夢追い人に祝福と乾杯を。

刺さりましたよ、心の奥底まで。
映画館でバカみたいに泣きました。

タイトルのフォント可愛いなぁくらいにしか思ってなくて、いつか観よ。くらいで、それでも観に行ったのは、同じ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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架空の都を介してアジアを客観視する。世界はごった煮で、色んなものが混ざり合って薄汚い。そういう美しさをみた。もうちょっと私も汚くなりたい。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

5.0

思い出したらまた観てみようと思う。私が持っていない宝石だ。

追記
しばらくして考えた。
極私的でありながら(ヒロインが実際の彼女、アレックスは監督の投影とのことなのでそう解釈した)、多くの人の“共感
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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なにも考えずに観た。
あはは、おもしろぉ〜い!とにこにこしながら観た。

グランドホテルの責任者たちが電話をかけあうところなんか、観ていてわくわくする絵だった。それぞれのホテルに物語があるんだろうなぁ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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ホドロフスキーの人間性について「彼は人を惹きつける魅力があった。引力のように。」と周囲は語る。

映画製作のためには仲間を集めなくてはいけないけれども、その時の誘い文句にただ驚嘆するばかり。そして問わ
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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『ホドロフスキーの虹泥棒』を観てから感じていたのだけど、監督は犬が好きなのかな?好きなんだろうな。

この映画は自伝だと知っていたので、ワンシーン毎に散りばめられた監督の気持ちをいくつか汲み取ることが
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

女の子が男の子を救う話。を、男の子が作ったという事が素晴らしい。

彼のその脆くかけがえのない優しさを見ていると胸が苦しくなる。怒鳴ってしまうのは彼がとても繊細な世界を持っているから、守るためなのだ。
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青い春(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ここ日本で撮影された映画ということにぞわぞわっとする。観て後悔がなかった。

青木君、どうしたら春の先を生きていけたでしょう?ごめんねレターが、九條君に受理されたらそれでよかったでしょうか?他人の物語
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

彼が全然喋らなかった序盤はツッコミを入れてクスクス笑っていた。あ、倒れた。とか、あ、ついて行くんだ。とか。人を無害と思い込んで勝手に距離を詰めると痛い目を見るのだ。

映画でみる家族が好きだ。理想化さ
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

芸術や美が圧倒的なちからを持っていることは認めるが、そこに選民的な思想が絡んでくると、芸術や美がなんぼのもんだと思う。他を蹴落とさなければ特別が手に入らないならそれを許すことはできない。世間一般を凡人>>続きを読む

乙女の祈り(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた事件だなんて知らなかった。私の父が産まれた年に、母親を殺した少女たちがいた。ふたりには同情することばかりだが、母親を可愛らしく思えてから、気持ちが離れてしまった。当然だ。ふたりの世界なのだ>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

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トム役の俳優のルックスが素晴らしかった。始めから終わりまでツンとした鼻が青空へのびる。その美しさを残せた映画という表現に惜しみない拍手を送らせてください…。

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

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不思議の国のアリスが好きなので観た。一番良かったのは赤のハートの女王の造形。それに興味が集中。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

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あの地平線 輝くのは どこかに君を隠しているから

パズーはその後どんな人生を送るのだろう。きっとクズになるよ、と言った人がいた。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

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蒲田くんがあまりに奇妙なのでつい笑顔に。もっと気持ち悪いものを見たい。

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

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映画館には観客が5人。
大きなスクリーンに映された海。
海水を浴びたような熱。
贅沢だった。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

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病室の床のコンクリートが湿っている感じ。それにしても海は胎内なんじゃないか。

ぼのぼの クモモの木のこと(2002年製作の映画)

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自分も草原にいてお昼寝してるみたいな感覚に陥った。癒される映画だったので、これを観ればおだやかな私が出来上がる。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

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その様相には興味を持たざるをえないのだけれど、そういった純粋で鋭利な興味からお互いをまもるために、致し方なく住み分けられている世界をみせてもらえる映画という感じ。グロテスクに思える人にはそう思えるとい>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

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愛着障害。
訳も分からずただ産まれてきて、与えられたものを信じて生きてゆく。この過程である日突然隕石が落ちてきてぶち壊される。誰を責められるわけでもなく、希望や愛を求めてそちらへ向かってみたり、正反対
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百円の恋(2014年製作の映画)

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ある意味清々しいな。胸を打たれて頭を殴られたよう。がつんと衝撃を受けた。きっと一子のすがたに自分の成れの果てを観ていた。執念で勝ちとった光景は彼女だけのもので、めっちゃ頑張るときに取り出したい映画。

学校の怪談(1995年製作の映画)

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うちの学校はねーな。と妙に冷めた目で、心はわくわくして、観てた。怪談の仕掛けっておもしろい。

ロリータ(1962年製作の映画)

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このビジュアルの可愛さはよく分かるけど、そのTシャツを着てる男の子がいて、ろ、ロリータだけど大丈夫ですか?わざとですか?とへんに心配したことがある。ナボコフは情熱を持っていた。自分よりも目下の者に、食>>続きを読む