猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

猫

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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

お墓参りにいかなくっちゃ。
メキシコにも日本のお盆のような日があるんだなぁーと親しみを覚えました。
人生の中から音楽を外すなんて、有り得ない。でも家族は大事。
今の自分があるのは前の前のずっと前からの
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.5

題名に惹かれ鑑賞。
大好きなサスペンス映画、と思って観に来たら…?
……こ、これはオカルト?SF?それともキリスト教がらみ…?という前半。
最後まで観たら
『あなた、そこにいてくれますか』と『隠された
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

なんて不器用なんだ。
まるで明治の男(実際には知らないけど・笑)みたいじゃないか。
サリーの演技は横に置いておいて、私は最初イーサンだと気付かなかった。
無骨で口が悪い粗忽もの
だけど心根がやさしい…
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.5

いるいる!(笑)
人に任せられないで、何でも自分でやらないと気が済まない人。
どちらかというと、自分もそっちのタイプかも?……(笑)
ほんと、嫌われるタイプだよね?(笑)
最初は
やることがないから、
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.6

コメディと思って見に行ったら違っていたショックー!の人達からの評価が低いのかな?
私は初っぱなから興味深く鑑賞しました。
のっけの研究所のシーンで、すでに釘付け。なんか電子レンジみたいじゃん!マウス可
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

どこかで聞いたような題名だな、と思っていたら
20年前の映画のデジタルリマスター版だった。
ごちゃごちゃした香港の街の匂いが漂う映画。当時では斬新な映像だっただろうな、…… 
今観てもカットも色彩も、
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

家族の物語。
三世代、それぞれのゼネレーションギャップみたいなものを感じた。
出来のいい母に苦しむ息子。
老いを何ともできず何とかしようとする年長者。
そして一番陰(かげ)を抱えていたのがエヴ。冒頭の
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.7

二人が出会ったきっかけや
彼女についての理由などの話は全くなく、事が起きてからの彼女について描かれている。
嫌がらせや侮蔑的な言葉や行為に対し、どう乗り越えるのか?を考えざるを得なかった。
そういう意
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

いえ、私はアクションものがそんなに好きではないです。
夫婦50割引のお付き合いで観ただけ。なので評価はしません。
(…と言いながら、しっかりスコア入れてます・笑)
別に悪くはないと思いますよ。
ただ、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2


大人のための寓話。
男女の恋愛映画というより
「普遍的な愛」←虐げられている人を助けたい…という
全人類愛の映画だと思いました。
イライザだけでなくロシアの研究者も、友人も、同様の気持ちで動いていま
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッド監督作品にしては、正統派(変に紆余曲折せず真っ直ぐに撮る)の映画でした。
実話がベースで、出演が本人達という事だからなのかも?
話が今ひとつ面白くなかった、という人もいたみたい
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

何故にソフィア・コッポラは、この映画を撮ったのでしょうか?😞

森や学園を映す映像が美しく
『エコール』を思い出してしまった。
閉ざされた時代と空間の中での
小人数の女達の心の動きは面白いが…
何かが
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blank13(2017年製作の映画)

3.9

終わり方がどうのこうのという感想が流れてきていたので
少し危惧しましたが、大丈夫でした。
私には丁度いいエンディングでした。
人を送る、という儀式は
遺った人のためのもの。
悼む気持ち、思い出を語り
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.1

なんか、すごくいい話だった。
きっと皆、間違っていなくて、
でも折り合う為にはどこかで寄り添わなきゃいけなくて。
それぞれが、それぞれの立場でいろいろ考え決心する。
人生はきっとその繰り返し。
ほんわ
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犬猿(2017年製作の映画)

3.6

テンポがよく、そこそこ面白かったのだけれど………
私には同性の兄弟がいないので、正直言って二組の兄弟姉妹のイライラがいまいち解らない。
光栄にも(たぶん)比較という事をされてきていないし
(そりゃあ、
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.8

なんか、すごくカワイイ映画だった。
日常の暮らしを
淡々と描いていて
もの凄く大きな事件が起こるわけでもなし
主人公がぼーっとしてて、自分の時間を大事にしてて
真面目で、嘘がつけなくて…
人を好きだ!
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.9

うーん…微妙でした。もう一捻り欲しかった…
?オリジナル脚本?
少し詰め込み過ぎていて何を描きたかったのか?いま、二つくらい届かない。
基本的に
暴力映画は苦手です。
(前情報無しで観たから、避けられ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

…すみませんねぇ…
又なんですよ。
こんなに皆さんの評価がいいのに
ブツブツ言いたいなんて…
ホント私は
普通じゃないな…って思います(笑)

うーん…怒濤のように駆け抜けた感あり。
決して悪いわけで
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.5

直前まで『マンハント』を観るつもりだったのだけれど、ジョン・ウー人気で長く上映するだろうと読み、こちらを先に鑑賞。
意外にも(まぁ土曜日のレイトですから)
観客が多かった。

これ北と南の「共助」だっ
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羊の木(2018年製作の映画)

3.6

あまりいい評判は聞いていなかったけれど、私は面白かった。
過疎の問題や更正・受け入れの問題をさり気なく盛り込み、
少しあざといとこもあるけれどいろいろ考えさせられた。
服役した人、というだけで
私たち
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.6

最初の公開予定は一年前だった。
だのになぜか急遽、日本での公開が取りやめになった作品。
凄く期待していたのに、残念だった記憶あり。

邦題から想像していた内容と少し違っていた。
原題の「3Genera
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

《直後の感想》
評価が真っ二つに分かれるであろう作品。
嫌な教授、洗礼、車の衝突…
私は何だか奇をてらっただけの作品に思えた。
ストーリーは違うけれど映像や雰囲気が、ギャスパー・ノエの 
『アレックス
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

久々に韓国ファンおば様軍団(誰のファン?)ふたグループと同席。汗
が、昔と違い、鑑賞中のお喋りは無く幸いだった。

なかなか面白かった。
映像と記録、何が本当なのか?
何が妄想なのか? 
忘れていても
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

3.7

もの凄く、感想が難しいです……

戦争三部作の中で、一番直接的な表現をしていたように思います。
まさに大林ワールド全開。
何度も「血」←花弁 が出てくる故に、この作品自体が監督の遺書のように感じてしま
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.6

原作は未読です。
基本、ミステリーは好きなのですが、東野さん原作の映画は当たり外れが大きく
このまま見逃そうかなー?と思っていたところ
皆さんの評価が思ったより高かったので、意を決して観に行きました(
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.1

期待し過ぎたかも?
アイルランドと英国 
(カトリックとプロテスタント)
の確執の歴史を知らないから、理解し辛いのかもしれないが、
納得のできない事が多々あり。

追ってきたなら
短時間であきらめない
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はるか、ノスタルジィ(1992年製作の映画)

3.2

チラとみた感想で
ロリコンという単語あり。
なる程、これか…と思いました。
石田さんのセミヌードは出す必要があったのかなぁ?
女側から言うと、抱きしめておしまいにして欲しかったです。やっぱり、少し抵抗
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

ビデオでしか観たことがなかったので
朝10時の映画祭のおかげで、大スクリーンで観られて感激。

ビデオの時も思ったけれど、ディカプリオは天才だ。演技になんて見えない…
静かで控えめな役のデップを食って
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

観終わっても、すぐには感想がまとまらず、
自分の頭の中がカオス状態でした。

非常に濃い話だった。
また
『デトロイト』みたく嫌な警官ばかり?と思ったけれど
流石に時代は進んでいた。苦笑
もの凄く色ん
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.6

夫婦50割引で鑑賞した。

あー、これは夫婦で観るべきではなかった😥
だって何だかこそばゆい。
50年近くも寄り添って、愛があるからこその罵倒。
映画の夫婦は仲が良すぎて、自分たちと比較してしまう…
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.3

いつもの映画館では
朝イチ上映onlyになってたので鑑賞を諦めていたところ、
何気に同系列での夕方上映に気づき
コレも縁だと(笑)
予定を変更して鑑賞しました。

ははは…昨日の4本鑑賞(寝なかった!
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恋とボルバキア(2017年製作の映画)

3.4

いろんな人のいろんな人生。
悩みもいろいろ。
生活はしなきゃいけない。結婚もしたい、子どもも欲しい…
好きな相手は、性別を考えて選ぶ訳じゃない。
その「人」が好き。
ただ、
「好き」

自分を好きでい
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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.1

複雑だった…
最初の頃、なにがなんだか分からなくて
今は現在?過去?
…理解するのに時間がかかった。
話が見えてきたら
区別がつきやすくなったけれど……

過去・現在・少し前の過去の映像が絡み合い、
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.6

邦題に少ーし違和感。
おもてなし、って一時の事のような気がするから。
英語題名のWelcom to Germany
の方がピッタリだと思う。

いい意味で、ひっくり返ったおもちゃ箱のような映画だった。
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.7

『さざなみ』でもそうでしたが
シャーロット・ランプリング
の眼差しはすべてを物語ります。

ジム・ブロードベントの話なんだけれど
彼の「現在」より
彼の「過去」の中の
彼女や、友人たちの人生の方を考え
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.0

なぜ?どうして?を全く気にせずに
SFアクションものとして観ることを推奨します(笑)
だって
気にし出したら
ダークという名前、とか
どうしてそんなとこに、とか
どうして子どもなの?
とか
……………
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