猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

猫

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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

本当は字幕スーパーで観たかったけれど、字幕版は街でしかやっていなくて
見逃したら大変!と思い
仕事帰りにシネコンで鑑賞しました。

ロマンチック・ダーク・ファンタジー、というか…
とにかくクボの能力が
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.1

期待し過ぎたかも?
普通でした。
…と書くの、ちょっと勇気いる。 
だって、私は感動も涙も無かったから。
世間との乖離を感じます・苦笑
 
実は『アイ・アム・サム』もダメだった。 
基本、動物・子ども
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人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.8

今年は職業婦人(敢えて古い言い方をします・笑)の映画の当たり年。
前情報全く無しで、でも何となく皆さんの評判が良くて(感想は未読)
見逃しちゃダメと思って優先鑑賞しましたが正解!
ホロリと涙が…。
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リュミエール!(2016年製作の映画)

3.8

108本のうち30本くらいは(例によって食後だったので)寝落ちしたため
見損ねたかも?😩
基本的に、字幕の多いドキュメンタリーに弱い私。
でも映画はとても楽しかった!
50秒の一本一本を、構図や光の具
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汚れたダイヤモンド(2016年製作の映画)

3.7

題名から想像したイメージとは違って、サスペンス・ヒューマンドラマでした。
家族と復讐と…
職人魂と
昔風の悪人(義の通った昔のヤクザみたいな)と…
映像がなんだか懐かしい感じ。
悪に徹しきれない主人公
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

題名から、普通の泥臭い泥棒話を想像していたのだけれど
全然違い、とてもオシャレな話でした!
あちらこちらで笑わせて貰いましたが、笑っていたのは私達だけ
絆創膏とかジョン・デンバーとか
仕掛けは沢山あっ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

…………なんだか
…………昔の自分、と言うか、恋をしていた頃の自分を思い出してしまった。
“なに、やってるんだろう?自分”って
思いながら生きていた「時」があった。
切なさと哀しみとやり切れなさと、投
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.7

ビョンホンが主演する事以外、前情報なし。
ほとんど期待せずに観ましたが、コレがなかなかの出来でした。
脚本はしっかりしてるし、カン・ドンウォンはカッコイいし。
(イヤー、本当にイイオトコになったわぁ~
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.0

映画自体の感想にはならないかもしれない。

詰まんなかった。 
観てて不愉快だった。
札束を無造作に扱い過ぎ。違法な金儲けの何が楽しいの? 
実話だから仕方ないのかもしれないけれど…
副題からすると、
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

先に観た夫の「面白かったよ」の言葉を信じて
レディースデーに独りで出かけました。 
はい。ほぼ仕事を定時に終え(終わらせ?)一時間車を走らせ
18:25の回にギリギリセーフ。
135分を21時過ぎのレ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

非常に上質の復讐劇でした。
独りで観ていたら、涙ぐんで(少しは滲みましたが)暫く席を立つことが出来なかったかも。
感想を書こうと思うとネタバレになってしまうので
コメント欄に書くことにします。

 2
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笑う故郷(2016年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。
ガハハと笑えるという意味ではなく、人間の色んな「負」の心を垣間見せてくれたという意味で。
今年、初のパンフレット購入。
家でじっくりと、映画の背景や主人公の台詞等を、味わいた
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星空(2011年製作の映画)

3.5

観終わって、シネマスコーレさんのポスターを見て初めて知りました!
『百日告別』の監督さんの作品だったんですね。
しみじみ感が似ているかも?です。
ファンタジーの中に妙にリアルがあって、思春期初期のここ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.4

発想が無茶苦茶面白い!
ノオミのギャラは何人分だったのか?せめて二人分は貰ってね(笑)
今の技術だからこそ観られる映画(笑)
ですね。

話としては
7人全員の性格を替えなくてもいいのでは?とか
どう
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.7

新聞広告で見て、初めて上映を知った……
と言うわけで
いつもよりも前情報全くなし。
(チラシも持ってないです・涙)
どうして吹替版しか上映していないのか?幕が開けて理解した。

何と表現したらいいのか
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

衝撃的でした。
身体が震えます。
流石の白石和彌監督
この感覚…数年前の『凶悪』の時にも感じたように思いました。
役者さん達が(あんなヤな役を)
頑張ってました。
特に、蒼井優さん
『花とアリス』や 
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DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団(2017年製作の映画)

4.1

今年のベスト3内に(邦画部門)に突然食い込みました!
今年、一番、笑いました。しかも大声をたてて。
知らない観客の皆さんと一緒に!(笑)
もう
すごーく楽しかった。
『銀魂』を
軽く越えたパロディ
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.4

映像的には
ノスタルジックな雰囲気が
とても好きでしたが 
ラスト
私は彼に向かって「この鈍感野郎ー!ナルシストー! 
結局は自分の事だけじゃんかー!」
と毒づいてしまいました。汗。

1.喪失をどう
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

前編で蒔かれた種が、刈り取られておらず残念。
結局、主役はバリカンだったのかなぁ…と、思わざるを得ないラスト。
原作を読んでいないので判らないが、テーゼを盛り込み過ぎて、集約できなかった感あり。
題名
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野良犬(1949年製作の映画)

3.4

巨匠、黒澤明監督の作品を評するのは
面はゆいのですが…

私が観た黒澤明監督作品では、一番古い作品。
ゆえに……
三船敏郎さんが最初、判らなかった!汗。
若い~!で、そういう刑事役なんだけど、熱いだけ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

うーん……
期待したほどではなかったなぁ。余りに特殊な状況(設定)での恐怖なので、リアル感がない、というか…
この映画の底辺に、差別が横たわっていて、それ故の製作だということは間違いないと思うけれど。
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.7

5日前に『ブレードランナー ファイナルカット』を観ておいて、良かったです。
でなければ、オリジナル版が未見だったので、レプリカントが何なのかも知らなかったから…苦笑

世界観というか、風情は同じ
(特
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.1

初めてジェシカ・チャステインをいいな、と思った。
アクションではなく頭脳で戦う孤独な女。
感想を書くとネタばれになるので少しだけ。

面白いです。
この映画を観て、日本人も政治や選挙に関心を持つひとが
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

…汗。
最後、セロン姉さまが、ジョリー姉さんとかぶってしまいましたわー。
面白かったんだけど
騙し騙されで、頭の中が
猫が遊んだ後のこんがらがった毛糸みたいになりました、汗。
セロン姉さんはもう40代
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

オリジナル版も、このファイナルカットも未見でした。
『ブレードランナー2049』上映にあたり、街の映画館で二週間限定上映してくれたので
予習を兼ねて観に行って来ました。

昔の映画ほどスクリーンで鑑賞
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.1

ロードショーの時、見逃した。
結構評判良かったので、ちょっと心残りしていたところ
再上映決定!
ルンルンで
(ただし、台風接近!の中)
映画館へ向かった。

少し期待し過ぎたかも?
画面が暗くて、わか
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

157分全く退屈しませんでした。
面白かった!
幼児用パズルみたく、大きなピースをはめ込んでいくような、群衆劇の感じ。15Rシーンが程よく組み込まれていて(笑)
人間のリビドーを感じました。(笑)
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

2.9

時間的に他に観る物が無かったんだよね。なら観るの止めたら?ってダンナも言ったけど、レディースデーだもん、なんか観なきゃ損じゃん…
ズミマゼン。
アナベル初めてです。
『死霊館エンフィールド事件』が
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.3

140分を長いとは思わなかったし、飽きはしなかったけど
普通だった。
新シリーズの最初のは本当に面白かったのになぁ…
結局、戦争ものじゃん!と思ってしまった。(いや、題名通りですね。スミマセン・汗)
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.0

面白かった!
ファティ・アキン監督作品だということをすっかり忘れていて、見逃すところだったけど、気がついて良かったー!
大好きです。
やれ~!もっとやれ~
って(笑)
悪いことしてるんだけど、そういう
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月と雷(2017年製作の映画)

3.0

描かれている、一つひとつのエピソードはそれぞれ面白い。
例えば、タンスの利用法。
例えば、苦手なサイダーを飲んじゃうところ。
カラオケを聞いて店外に出て、涙ぐんでいるおじいちゃん。

でも、映画として
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

観終わったあと
冒頭の白髪で皺だらけの顔の彼女の頑なさを思い出し、彼女の生きてきた道を思った。
偏見と差別、勘違い…
その血の海をもがき、浮かんでは沈み
傷だらけになりながら生きてきたのだろう、と。
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亜人(2017年製作の映画)

3.0

原作もアニメも未見。綾野剛さんだけが目当てでした。
先に観た夫から、アクションだけだよ(それで彼は十分堪能)
とは聞いていましたが、
本当にアクションだけでした。(笑)

私の知ってる綾野剛がいない!
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.0

年間500本近く劇場等で鑑賞する知人の
昨年のベスト1
と聞いて
見逃したのを悔やんでいたところ
贔屓の映画館が、なんと一週間限定で
フイルム上映してくれるという。
最終日(仕事終わってからの2時間半
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

面白かった。
題名がいいな。
『おとなのけんか』もすごく面白かったので、ちょっぴり期待していました。

互いの間で秘密が無いことが、ベストではない、と思う。
あなたは、他人に自分のスマホを見せられる?
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.7

前情報は極力入れないようにしていても
チラシをチラッとはみるし、題名は読む。
明るい赤を基調としたチラシに、『美女と野獣』もどき?の副題付き。
この題名から、明るい内容を想像していた私が馬鹿だった。
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