猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

猫

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

きらめく木漏れ日
青空
何かが始まる予感
ひと夏のゆえの輝き

「17才の夏の恋」でした。
初めから、それが一つの「為すべき」人生の経験として描かれていたように思いました。
そこがイタリア。
「恋」の
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.4

題名から『クリーピー』のようなオカルトホラーを想像していたら、SF でした。苦笑。
『寄生獣』と『散歩する侵略者』を少し思い出しましたが、後者は関係なかったです。
全く、何がやりたかったのか…私にはわ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.6

前作未見。
予想に反して面白かったです。
実は『トランスフォーマー』シリーズ途中から画面の速さについていけなくて
機械ものの鑑賞は外していたんですが、先に観た夫からガンダムみたいなものだ、と聞き鑑賞。
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娼年(2018年製作の映画)

2.2

主演男優さんも
たぶん内容も苦手だったんですが
某シネマサロンの課題作品となったので
観るべきかな?と思い鑑賞。
!!!
いやはや…こんなのシネコンで上映していいんでしょうか? 
これは、単館系の小さ
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.7

ま~るこびっち、マルコビッチ~、爺ぃになっても好きだよ~ん♪
はっ!失礼致しました汗。
面白かったですー。
豪華な役者達、98分にまとめた脚本
イスラムを複眼でみて描いているストーリー
よくできていま
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

2.9

吹替版鑑賞
(字幕版の上映がなかった為)

うーん…
監督の想いはわかるんだけど、何だか空回りしています。
何より!キャラが可愛くない~!
あの三頭身に背広は似合わないし、可愛いげが全くない!(笑)
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

面白かった! 前作の何倍も(笑)
これは『SW/最後のジェダイ』と同じ手法?
それぞれの場面に緊迫感があって全く飽きませんでした。
しかし、ズルいー(笑)
次回を観ない訳にいかないじゃん。
「マーベル
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

前情報無しで鑑賞
主演女優も勘違い、ハンガリー映画だと観終わってから知りました。
とても繊細な映画でした。
とにかく…あの浴槽のシーンは、お願い、止めてと心で叫び続けました。

人は見かけではわからな
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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

3.8

休憩を挟んで一部・二部とすると
一部はテンポが良く、鑑賞した殆んどの方が共感されるような構成。
二部、
私は少し違和感。これが監督の持ち味なんだろうな、必要以上に観客を掻き立てる。ご馳走様、と言いたい
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

ユンフォニアムシリーズのスピンオフ作品。
女性監督だからなのか、あの世代の微妙な友人関係が上手く描かれていたように思いました。
あの頃自分も、
「自分」を無意識に演じていたような気がします。
自分は親
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

事実に基づいた、とあるために
かえって、どこまでが事実でどの部分が脚色?という事がとても気になった。
史実に必要以上のドラマを足すと、真実味が薄れてしまうように感じたから。
だから、少し素直に鑑賞でき
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.7

いやー面白かった、と言うか楽しかったー!
余りいい評判がないのは何故?
のっけの音楽、若い美男美女の主役、おとぼけイーサン、百面相ダンス。
ストーリーはどーってこと無いけれど、場面場面のワクワク感がた
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

重い…
冬の凍りついた世界に閉ざされたままの気分。
キッカケは望まぬものだったかもしれないけれど、12年だよ。
確かに嫌いな相手に似てる、ということが憎しみの対象になる事もあるかもしれないけれど、12
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おみおくり(2018年製作の映画)

2.8

前情報を遮断するにも程がある。
私はずっと主演が余貴美子さんだと思っていた、涙。
余さんだから観ようと思ったのに、涙。

女性納棺士の話なんですが、ストーリーが多すぎで、散漫な映画になってしまっていま
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.2

う~ん…
全く面白くないわけじゃないけれど
やっぱ設定に無理がありますねー(笑)
だって、見つけられなかったらアウトな訳だから。それにしては
ちょこちょこタイムリーに電話が入るし
どうやって何処で見張
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.2

キルギスの自然が美しい。
途中で数分寝落ちしたため、ややストーリーが不鮮明。
主題に対して監督の言わんとすることは判るのだけれど、
自身の価値観(伝統への郷愁?)で人の所有物を放していいものか?
もち
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.6

もちろん最後に向かうシーンで、何度も涙しましたが、どうしても気になるところがあり絶賛できず。
女は家事育児の道しかない、よりはマシなのかもしれないけれど
父の夢の為、トレーニングをさせられるという事へ
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.1

押し付けがましいところがなく、とても潔い映画だった。
生まれるのも1人、死ぬのも1人
alone とlonelyは違う。
あの一曲の唄で 彼の人生の一部を垣間見た。亀の行動を理解したリンチの台詞も秀逸
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

いやー、朝イチで観る映画ではなかった(笑)
久々に赤い色をたくさん観ました・苦笑
内容はともかく、作品の出来は悪くないです。だけど映像カットは既視感あり。
ラブシーンしかり 雪の中のラストしかり。
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

これは、小説だと深みがあって面白いだろうなーと思った。

…と言うのは
モノクロとカラーが交互に出てきて
最初は実験的な映画なのか?
と観ていて悩んだからだ。
本であれば
章ごとに話が替わっても違和感
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

あっちにいったり、こっちにいったり
あれれ?一体どっち側になるの?
と、最後まで全く読めませんでした(笑)
国を代表するバレリーナが、あんな日常的な事をしてるんだろうか?
あんなに足が太くてもいいんだ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

面白かった!
たまには何も考えずに単純に笑える映画もいいものだ♪
ボード(平面)から四角(立体)にチェンジしたところから要所要所で笑いづめ。
あれー?昔の話はどうだったっけ?と、ビデオで観返したくなり
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.6

アニメなのに、まさかこんなシリアスな話だとは!

ダルデンヌ兄弟の『少年と自転車』を思い出してしまったので、少し物足りなさを感じてしまいました。
あの二人はhappyかもしれないけど、残りの子達は?と
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.7

例のごとく予備知識無しで観賞に臨んだら
25年くらい前の話でした。

冒頭のシーンのような過激的な行動が苦手なので
少し引いてしまいましたが、
暖簾に腕押し状態を何度も経験すると、そういう行動に出ざる
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ストロングマン/ストロングマン 最低男の男気大決戦!!(2015年製作の映画)

3.5

2015年の映画。(公開は2017年)
刈谷日劇さんで、二本立てで上映してくれたうちのもう一本。

ちょっと違うかもしれないけれど
『おとなの事情』を思い出してしまった。
誰が一番(男らしい)か?
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無頼漢 渇いた罪(2015年製作の映画)

3.2

2015年の映画。
刈谷日劇さんで二本立てで、上映してくれたうちの一本です。
観損ねていたので、ラッキーでした。

題名としては男がメインのように思うけれど、私はドヨンさん(相変わらずキレイ)
の映画
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.1

全く恥ずかしい話なんですが
実は一年くらい前に原作を読んでいました。
でも内容を全く覚えていなかったので
・レディースデイ
・もうすぐ公開終了
・評価もそれほど悪くない
ってことで、
観賞に臨んだんで
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

地下鉄の中での市民の「NEVER !」の連呼に大粒の涙がこぼれた。
「国を愛する」ということは
国家を護ると言うことではなく
「自身の尊厳」と
「自分の愛する人々を守る」という事なのだ。
それは押し付
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.1

素晴らしい映画をありがとう!
producerのスピルバーグに感謝したいです。
報道関係者必見!
&
特に若い人たちに観て欲しい!

ケイの
「父でもなく、夫でもなく、私なのよ」の台詞に涙。
この映画
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セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)

3.0

暗い!
大好きなスサンネ・ビア監督作品だから観にきたのに、どうしてこんな作品を撮ったの?
ハリウッドでの企画だから本意ではなかったの?
…と思えるほど、
自分勝手な主人公達の話でした。
と、同時に
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

映画の出来云々以前に
この作品が好きか、嫌いかといえば
嫌いです。
主人公のエッセイが原作の、自伝のような話なんですが
キャバレーやエロ雑誌についての「画」は、
苦手だけれど薄目で見れば大丈夫なんです
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生きる街(2018年製作の映画)

3.6

震災後の東北
石巻の、ある家族に焦点をあてて描かれている。
日々の生活の中ではつい忘れがちなのだけれど、復興はまだまだ終わっていない。
忘れてはいけないんだよ、という事を思い出させてもらった。

夏木
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

瑞々しい青春映画でした。
主人公の
親との葛藤、子ども扱いされたくない気持ち、それを受け止める父親。
友情の三角関係。ちょっぴり試したくなるお酒。
ティーンエージャーの等身大が描かれています。
切ない
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.8

面白かった!
シリーズの中で一番面白かった!
原作があるから、ちょこちょこっと端折ってるところはあるけれど
松岡さん最高だし(よー笑わせて貰いましたわ)
賀来さんの存在も良かったし。
何より私が競技か
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

いやー面白かった。
久々に観た、追い詰められる心理サスペンス。
音楽が凄い!この場面でポップな曲に変えたらdate movieじゃん!って思えるシーンも。
完成度は高いけど、二度と観たくない
なぁー苦
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.5

またもやディズニーのおまけ映画かー
と思って観ていたら
意外と長かったです。
おまけではなく、ちゃんとした短編映画でした。
伝統、という訳がちょっとひっかかりました。うーん、伝統ではなく
ならわし。ま
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