こやちさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

こやち

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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.5

自転車漕ぐのにいい映画ないかな。暑くてめっちゃ汗💦かくので涼しそうなコレで。ながら観御免。

ローランド・エメリッヒのデザスターパニック映画。地球温暖化からの異常気象による急速寒冷化。あらゆる物が凍り
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.6

引きこもりの長男が自死した事を、記憶喪失になってしまった母親に隠す為についた嘘が引き起こすドタバタコメディ。かと観始めたが、題材から当然コメディな訳はなくかなりヘビィな内容でした。

家族が自死してし
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許されざる者(1992年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドの『最後の西部劇』西部劇の勧善懲悪とは。

足を洗ったガンマンが、賞金の為にまた銃を手にする。が、手元はぶれ馬に乗るのも覚束ない。マニーも相棒のネッドも静かに暮らしていたんだか
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

3.8

1999年にアメリカコロラド州コロンバイン高校で起きた銃乱射事件。マイケル・ムーア監督の突撃取材ドキュメンタリー作品。

犯罪的精神障害はダメだけど普通の精神障害なら銃は買える。銀行でも銃は手に入る。
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mellow(2020年製作の映画)

3.2

おしゃれ花屋店長夏目さんがモテまくる話。

みんな片思い。誰かを好きになったらそれを告白しないと前に進めないようだ。恐ろしい世界だ。ある日突然人妻や女子中学生から告白されるのだ。みんな前のめり。ちょっ
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.0

「人生を舞え。無様にかっこよく」
負け犬メタボ中年達のシンクロナイズドスイミング。目指せ世界大会。

鬱でニートで家族からも見放されてるっぽいベルトラン。みるからにダメっぽいけど、あら「007慰めの報
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

恒例のオープニングチェイスは過去最高に好き。しかーしいきなりボンドに危機が〜!

MI6は古物扱いされMまでも辞任を促される。武器調達のQから渡されるのは銃と発信器のみ。あとは全てコンピュータ頼みだ。
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

子供達を守るためにDV夫を殺してしまった母親が刑期を終えて約束した15年後に帰ってくる。15年後の家族の再生の物語でした。

母親が殺人犯となり残された子供達の生きづらさはさぞや。でもお母ちゃんは謝ら
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

面白かった。
売れない食い詰め役者の桜井が、銭湯で転倒して記憶喪失になった伝説の殺し屋近藤になりすます。2人が入れ替わったり芝居をしたりで複雑になりそうな所を、最後まで丁寧に作ってある上にテンポも良い
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所から脱獄したフランク・モリスの実話を基にした作品。

何回目か。いつバレるかとヒヤヒヤするのは脱獄物の常だが今見直すと、それほど難攻不落感は無いかな。
してやった
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

アイネクライネナハトムジーク、小さな夜の音楽。誰にでも出会いがあって物語がある。劇的じゃなくても。

ベリベリーストロング。劇的じゃなくても誰かと繋がっている。絡み合った繋がりがそれぞれキチンと収まる
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.2

愛がなんだ〜。愛でも恋でも私はマモちゃんが好きなだけ!って言うけど、本当はマモちゃん一直線な自分が好きなんじゃないのかな。それが執着なのかなぁ。

角田光代の小説は映像化も含め何かゾワゾワしちゃってち
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ルマン24でフェラーリの牙城を崩したフォードの伝説のドライバー、ケネス・マイルズとチームを率いるエンジニアのキャロル・シェルビー。

フォードvsフェラーリと言うよりもフォードvsフォード。結局のとこ
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.2

殺人犯として逮捕された息子の無実を信じて奔走する母親。

知的障害のある息子が夜道を少女の後ろを歩くだけでいやいや〜と思わされる。警察の強引で杜撰な捜査を見れば冤罪でしょうと思わされる。事件は二転三転
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.4

アストンマーチンがあっという間にぼこぼこになっちゃうのは秘密兵器が装備されてないからなのかしらねぇ。お約束の痛そうな追っかけっこは速すぎて目が追い付きません。
ダニエルさんのボンドは何でもスマートに決
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

訳あり流れ者の4人が。オンボロトラックでニトログリセリンを運ぶお話。山あり谷あり密林ありの300キロ。

めっちゃ疲れました。私の車両感覚はトラック並み(の余裕が必要)だって言われているので、あの吊り
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

「みんなどうかしている。もっと自由に生きられるのに。」欲しい物は何でも盗む。いや、特に欲しい物があったのかどうか。人を殺すのに何のためらいもない。遊びで引き金を引くのと同じ。これを無垢と言っていいのか>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.5

先日観たのは血生臭い銭湯の映画だったけど、今度はリリカルな銭湯の話。浴槽のお湯が窓からの光を受けて透明にキラキラ光る。
2本続けて銭湯映画を観たので銭湯の仕事の勉強になった。ような気がする。

都会の
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.0

何度目か。今回は楽しく観よう。

海坂藩下級武士シリーズ。物凄く丁寧に作ってある分、下級武士の生活がリアルにビンボくさい。月代が伸びてむさ苦しい。

緒形拳がヒヒジジイの家老。腰巾着に小林稔侍。悪人役
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドはきっと初見。昔のしか観てない気がする。

結構ブレブレで今まで知ってるボンドとはちょっと違って、駆け出しのまだまだやんちゃで人間臭いボンドでした。ジュディ・デン
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりの警察の無能ぶりに一体どこに落ち着くのだろうかと時間を気にしながら観ていたが、結局どこにも到着しなかった!

これは80年代後半に韓国で実際に起きた未解決連続殺人事件を元にしたお話だった訳ですね
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

深夜の銭湯には秘密がある。秘密はボイラーで焼き全てはお湯に流す。今後銭湯に行ったら、タイルに血が残ってないかじっくり見てしまうよ。
とってもダークな話のはずなのに主人公はずっとボンヤリ。東大卒なのにニ
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

陰気な妻夫木と何かが壊れている満島ひかり。全てがこの兄妹に集約されて行く事はミステリーとしては当然かも知れないが、人間が生きて行く事はすべからく愚行の繰り返しであり悪意の有る又は悪意の無い行動で他者を>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

面白かった。社会や体制をブラックユーモアを交え風刺しながらも、家族愛溢れる作品でした。

怪物グエムルに攫われたヒョンソを探す家族。自分たちの手でヒョンソを救い出しグエムルを倒さなければならない。警察
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

おばちゃん達の滝見ツアーが遭難ツアーになる。そうやって人は遭難のドツボにハマっていくのかと勉強になるww。サバイバルを通して距離を縮めていくおばちゃん達が可愛い。オーディションで集まった7人のおばちゃ>>続きを読む

いつか家族に(2014年製作の映画)

3.6

肉まん食べたい。

中国の作家、余華のベストセラー『血を売る男』の映画化。各国からオファーがあったものの劇場公開にあたり国や時代背景を移しての映像化が認められた唯一の作品とのこと。ハ・ジョンウの2作目
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

パラベラム 闘いに備えよ。
敵は必ず頭を撃ち抜く事。犬は急所に噛み付く事。

行くとこ行くとこ全部主席連合から制裁くらっちゃってホント傍迷惑なんだけど。信頼と裏切りの物語なんだね。義理と仁義をはかりに
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

「初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!」と三池監督はコメントしていましたが。生首の転がるラブストーリーとは。

三池監督が新宿に帰ってきた!黒社会シリーズ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

サメ映画はそれほど好んで観ませんが、ブレイク・ライブリー観たさで。海の映像がめっちゃ綺麗。環境ビデオかブレイクのPVか。

そしてサメだ。何故そこまで執拗に姐さんを狙う?お前はクジラ喰ってろよ〜。ラス
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

美波ちゃんがカワイイ。口開けて白目剥いていてもカワイイ。堂に入った美波ちゃんのコメディエンヌ振りを愛でたい。
あんなにゾンビになっちゃってたら今さら1人2人殺人事件でもないだろうという気もする。
ただ
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

2.8

妻の浮気に嫉妬。離婚の財産分与なんかしたくない。復讐のために女遊びに金を使い尽くす。

笑ってる内にだんだん腹たって来たけど、元々松尾スズキの作品で腹を立てるのもなんですね。こんなのを撮ってみたかった
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フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

3.8

前作でまんまと逃げられた麻薬組織のヒゲオヤジを追ってマルセイユに出張のドイル。実はNY市警込みの囮だったんですね。普通わかるだろってお守り役のアンリに言われちゃってる。
フランス警察、突入がいつも行き
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レッスル!(2017年製作の映画)

3.8

元レスリング選手のシングルファーザーが、オリンピック金メダルを目指して一人息子を育て上げる。親の心子知らず。お前の為を思ってという言葉は往々にして重荷になりすれ違う。しかもその父親と息子、息子の幼馴染>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

連れ子同士での再婚。ぶっきらぼうな父さんも反抗期の子供達も一緒にご飯を食べる事はきっちり守られている。初めはぎこちなかった新しい家族が、食べ物の思い出と共にゆっくりと作られていく。
しか〜し、この夫婦
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.6

普通に囚われてるけどシアワセじゃない橙花。ぶっ飛んでるけどシアワセならそれでイイじゃんな家族。一緒にいたいから家族になる。お父ちゃんの「生きてればそれでいい」にそうだよねって思えた。

海辺の結婚式、
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.9

フランスからの麻薬密売ルートを捜査するニューヨーク市警の刑事の話。「フレンチコネクション」ってタイトルがカッコいい。

ジーン・ハックマン演じるニューヨーク市警の刑事“ポパイ”ジミー・ドイル。ポパイよ
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