哀しい物語でした。
しかし戸惑いながら観ました。
東日本大震災を盛り込むことは
必須だったのか否か。
貧困、生活保護の問題は
日本全国至るところにあり
共感を得るためなら
むしろ足枷になるのではない>>続きを読む
実在したサッカーのゴールキーパーの話。
イングランドのサッカーファンには
常識的な伝説なんでしょうね。
私は知りませんでしたから
この作品を見てよかったと思いました。
ただ、これはサッカーを題材にした>>続きを読む
泣ける映画と話題になっていたので
公開時に原作小説を先に読みました。
読後の感想は、泣くというより
その愛の器の大きさに爽やかな気持ちに
なったものでした。
なので泣けるという触れ込みに
多少の違和感>>続きを読む
かつて1960年代から70年代
子どもだった大人たちが
いい大人になった今見る映画かな。
子どもがみても理屈っぽくて
飽きるんじゃない?
シンプルなウルトラマンの造形とか
ラストがゼットンとか
初代>>続きを読む
東京の良家に生まれ育った女性と
富山の一般家庭に生まれ育って女性
対照的でありながら相似形を描く
二人の交錯と開放。
東京と富山の風景や
正月風景や同窓会、飲食などで
セレブと庶民の対比を
見事に見>>続きを読む
老後資金には2,000万円とか
4,000万円必要とか
金額が先走りしている感がありますが、
もちろん必要な金額をしっかりと
考えて備えることはとても大切ですが
自分達はどう暮らしていくのか
自分達の>>続きを読む
映画って見るタイミングというのがあり
そのタイミングをはまると
見方がガラリと変わることがあります。
ふとテレビをつけるとちょうど
この映画が始まるところで
ああ、映画の神様は今日、このタイミングで>>続きを読む
こども食堂を始めるきっかけになった話
こども食堂とは?というよりも
一定のこどもたちがおかれている状況を
把握してほしいというのが映画の趣旨
だと思います。
すぐできる支援が彼らには
こども食堂だった>>続きを読む
主人公のツレほど几帳面ではないけれど
自分にもこういう性格なところがあり
自分もこうなる可能性はすごく高い
と思っている。
この映画を初見してから随分経つけれど
それ以来、風邪のひき始めや
風邪ひかな>>続きを読む
第二次世界大戦前スターリンによる
ウクライナへの飢餓政策が描かれる
けれど主題はジャーナリズムにある。
映画が大戦前が舞台というのが肝で
それは過去の大戦という意味だけでなく
まさに今がこれから起こ>>続きを読む
160分と長い作品だけど
細かい何気ないところを省くと
面白さを消してしまうので
省くわけにはいかない。
おそらくTVの地上波では
放送しないでしょう。
コンフィデンスマンJPや
ユージュアル・サス>>続きを読む
Netflixがお金出してるからだろうけど
最後のシークエンスが長すぎる。
無理してアクション場面増やして
盛り上げようとしてるけど
物語の本質はそこじゃないから。
海外市場を考えた構成だろうけど
冷>>続きを読む
D・チェイニー
名前は勿論知っていたけど
それ以上はよく知らなかった。
実在の人物、しかも最近まで生きてた
人物に迫るこういうのを作るのが
アメリカらしいなと思う。
しかもジョークを交えながら。
しか>>続きを読む
黒澤明監督の七人の侍を
リメイクしたのが荒野の7人で
それを若手俳優たちで
リメイクした感じなのが本作。
日本で言えばアイドルたちで
時代劇をするみたいな感じかな。
町を牛耳る汚い大人たちが
行き場>>続きを読む
東京駅を出た高速電車は
ハイテンションのまま
まさに最後は暴走列車となり
フィニッシュを迎えた。
この一貫したテンション、
スタイルで描き切ったのは
凄いなと思ったし
ずっと笑いっぱなしでした。
最初>>続きを読む
監督の近藤喜文さんの画集を見たとき
この人の日常を観察する優しい視線が
魅力的でした。
この作品にもそれは活かされていて
もっとこの人の監督作を見たかったと
今でも思います。
オリビア・ニュートンジ>>続きを読む
ある理由で郊外に引っ越してきた
姉妹が体験した初夏から晩夏の出来事。
大それたメッセージを謳うわけでなく
ノスタルジーに浸るわけでも
自然を讃歌するわけでもないけれど
様々な思いが胸に去来します。>>続きを読む
主演の加藤嘉さんの演技が
とにかく素晴らしすぎて
圧倒されました。
惚けてしまった時とそうでない時
垣間見える鋭い視線と優しい眼差し
ダムに沈む運命の故郷とそこで生きてきた
じいの人生が重なり胸を打ち>>続きを読む
次元大介役の小林清志さんが
逝去されたので久しぶりに鑑賞。
今更内容について語ることはないくらいの
マスターピースなだけに何度みても
色々と発見があったりします。
今回気になったのは
クラリスがは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
地球をぶっ壊しては人類の可能性を追求してきた
ローランドエメリッヒの最新作。
「2012」でもうこれ以上地球をどうこうするなら
もう地球を真っ二つにするしかないと思っていたら
月を落っことすという新作>>続きを読む
Kenny LogginsのDanger Zoneをはじめ
数々の名曲が収められたサントラ全盛期の幕を開けた作品。
映画と同時にどんなミュージシャンがサントラに参加するか
楽しみになっていった作品です>>続きを読む
飛ばねぇマーヴェリックはただの男だ。
前作から36年
予想もしていなかった続編の誕生、
その一報を聞いた時は
嬉しいなんてものではなく、
今更?作る意味あるの?でした。
しかしこうして公開された続編>>続きを読む
初めてIMAXで鑑賞。
綺麗な大画面とド迫力の音響で
スケールの大きさを体感できました。
漫画やアニメで予習済みの物語が
実際の俳優が全身を使い戦い走り跳ぶ
映画ならではの迫力で
映画館でみて良かっ>>続きを読む
ずっと観る機会が合わなかった作品をこの度鑑賞。
幸せな少年期を50年代で過ごした田舎町の
ごく普通の健康な青年がベトナム戦争に出征して
人生が変わってしまう物語。
舞台は70年代ベトナム戦争なのだけ>>続きを読む
五代友厚のことは
朝ドラで初めて知りました。
ディーンフジオカさんが
魅力的に演じてブレイクしました。
その五代さんを生涯を描く作品。
1人の人物の生涯を描くとき
ある一時に限定する
例えば若い時だ>>続きを読む
海外で受けそうな画面づくりとか
演出とか音楽の選び方。
でも宴の席でのダンスはすべってた。
刀の美しさとか建物、花の美しさとかと
対象的なドロドロの人間関係や
血みどろ場面があるんだろうけど
今はこ>>続きを読む
幼い頃、母の友人が子供を連れて
遊びに来た帰り、
一緒に遊んでいたその子に
お気に入りのおもちゃをあげるように
母に言われてしぶしぶあげたことを
思い出しました。
子供の頃大切にしていたおもちゃは
大>>続きを読む
冒頭からのピンクのシークエンスを見て
まんま「プラダを着た悪魔」だ
と思ったんだけれど
順番からいえば「プラダを着た悪魔」が
本作をオマージュしてたんだね。
本作を見てから「プラダを着た悪魔」を
見直>>続きを読む
生前の肉声と秘蔵映像と出演映画で
構成されたドキュメンタリー。
インタビューに答えるのは
生前オードリーと親しくしていた方たちで
当然ネガティブなことは言わないんだけど
そもそもオードリー・ヘプバー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
本作で“シューレス“ジョー・ジャクソンを
演じたレイ・リオッタが亡くなったため
久しぶりに鑑賞しました。
本作での彼は、その青い瞳、佇みが
この世のものではない感を
見事に表現していて素晴らしい。>>続きを読む
高校生の頃、スティーブン・キングにはまり
本作の原作本も夢中になって読みました。
映画より先に小説を読み、
映画は大学生になってから
レンタルビデオでようやく観ました。
当時の感想としては、
小説の方>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1925年、モンタナ。
この圧倒的に美しい荒々しくも豊かな風景。
これだけのスケール感のある映像は
大きなスクリーンで見たかったかも。
馬や牛などのリアルな感じが逆に新鮮。
生々しい解体場面もあるので>>続きを読む
太平洋戦争の流れを変えたという
ミッドウェイの海戦。
あまり詳しく知らず、
それまでの艦隊戦から戦闘機戦が変わるとか
日本が軍艦を壊滅的に失い惨敗した
というようなざっくりした
印象しかもっていません>>続きを読む
昨今のこういう映画のジャンルを作ったよな
一作をやっと観た。
なんか冒頭のクレジットの出方が
ちょっと昔風で、フィルム感があって
そこにまだあどけなさの残る
三浦春馬くんと多部未華子が出てきただけで>>続きを読む
全編ラテン音楽とラップに彩られた
パワフルなミュージカル。
ニューヨークに生きる
移民のお話なんだけど
ノリはラテンであまり暗く
しんみりとしない。
なんとなく沖縄とか大阪とか
西日本のノリを感じる。>>続きを読む
映画の中の現実の世界と
映画の中の現実の中で語られる小説の世界が
混在してやがて一体化して
さらにどこからが映画の中で
現実で虚構なのか
観ている間しばし混乱して
それが面白かったです。
様々な登場>>続きを読む