浅野公喜さんの映画レビュー・感想・評価 - 50ページ目

ティーン・エージェント(1991年製作の映画)

4.4

前から観たかった作品ですが、DVDにもなっていないのでどうしようかなと思ったらワーナーのVODで観れました。

良い意味でノーテンキなロックやポップスが劇中使われ、何気に派手なアクションシーン、主人公
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シドニー・ポワチエ/一発大逆転(1975年製作の映画)

3.2

アフリカ系アメリカ人の俳優でも、真面目なイメージで知られるシドニー・ポワチエが監督・主演を務めた作品。
今回は少々そのイメージを変えるブラックプロイテーションなコメディ。古典的なユーモアが満載(でも個
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処刑教室(1982年製作の映画)

3.8

期待しないで観たら想像以上に面白かったです。ちょっとぽっちゃりのマイケル・J・フォックスが生徒役で登場(!)チンピラ連中のする事ひとつひとつが本当酷いものばかり。世紀末過ぎる。見所はラストの主人公の教>>続きを読む

プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムス(1987年製作の映画)

3.8

今は亡き吉祥寺のバウスシアターのリバイバルの爆音上映で鑑賞しました。

殿下に興味を持つ前、母が買ったDVDで鑑賞をした事はあったのですが、映画館での大音量&大迫力のサウンド、そして今殿下が好きな状
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

4.1

スレエエエエエエエエエエエタアアアアァァァァァァァア!

と吠えてガラスを割る鬼上司が好きです(湯気も出ます)。豊田真由子議員にも通じるシャウト。

主人公がシェイクスピアを勝手にスレーター主演のアク
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不倫の報酬/PAID IN FULL ハーレム・ストーリー(2002年製作の映画)

3.3

邦題「ハーレム・ストーリー」。
80年代中盤が舞台ですが、ジェリーカールヘアが居ないのは少々違和感。所謂負の連鎖というか、何かがきっかけにならないと劣悪な環境からは脱却出来ないんですね。「退屈な生活」
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アクション・ジャクソン/大都会最前線(1987年製作の映画)

3.5

ダウンロードで。
カール・ウェザース(ロッキーのアポロ)、売れる前のシャロン・ストーン(ジャケにもデカデカ出てるのに割とすぐ消える)、ヴァニティ(プリンス殿下ファミリー)、ビル・デューク(「プレデター
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

ポーリーが亡くなってたり、久々のニワトリ追っかけトレーニングも登場したり、ロッキーの老け具合と印象的なシーンは多く、試合のシーンは今までのロッキーシリーズよりもかなり迫力を感じました。終わり方も良かっ>>続きを読む

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

4.5

前作も原点回帰な部分は有りましたが、今回も1作目に登場した人々が再登場していたり、生卵飲んだり肉をサンドバッグにしたりしてくれます。

シリーズを通じて観ると本当にロッキーはどの人間にも情に厚く、そし
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.9

5は駄作だッ!というのを何度か目にした気がするので期待しないで観ました。

しかし、最後のストリートファイトはあれれ?とはなりましたが回想シーンでの「生きがいがなければ死んでしまう。お前が俺の生きがい
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.8

アポロは今作以降登場しませんが、転生して変な顔のエイリアンをシュワchanとやっつけたりデトロイトで刑事やったりします(アクション・ジャクソン)。

これまでの作品と比べて大味というか、典型的なスポ根
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ロッキー3(1982年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

お世話になった人を養ったりするロッキーはホント優しい。ミッキーG3にあえて嘘ををついてしまうのが心に響きました。前よりも綺麗になったエビドリアンは勿論、G3も如何に心の支えだったか今作で良く分かります>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

4.2

ボクシング以外となると、文字は読めないわ車の運転はド下手だわで不器用過ぎるロッキー。だけどエイドリアンが昏睡状態になった事で本を読み、詩を作り、信心深さを見せてくれたりと、誠実な性格が伺えます。結婚式>>続きを読む

ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

社会の片隅でくすぶっているロッキーが、同じような状況の周りの人間や、時にワンちゃんや小鳥、ペットの亀といった動物もおそらく(良い意味で)巻き込みながら、その勇気を証明する。最善を尽くす事の価値を改めて>>続きを読む

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

3.4

「顔面ハリネズミ野郎」第3弾。前2作とは違いホラーアクション風味になってます。ピンペッド以外のキャラも少々滑稽な感じに。アクションも殺害もやたら派手なのでこれはこれで楽しめました(特にクラブのシーン)>>続きを読む

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.5

「顔面ハリネズミ野郎」シリーズ第2弾。今回新しく登場するキャラも濃い上に、精神病院から展開する迷路のような地獄?の世界も凄まじい濃さ。皮の剥がれた人間も凄い外見ですね。ピンヘッド達が人間だった頃の姿が>>続きを読む

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.7

某元・猿岩石の方なら「顔面ハリネズミ野郎」とでも言いそうなピンヘッドの登場だ。

お父さん役の人、「ダーティハリー」のスコルピオ、そしてこの映画の前年には「コブラ」のイヤミな上司役を演じていた方だった
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バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)

4.6

70年代カーアクションの中でもお勧めの作品。
個人的には日世ソフトクリームのニックンみたいな風貌のロン・ハワード監督(まだ役者もやってました)の記念すべき第一作で、原題を見るとあのゲームはここからタイ
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パロディ放送局 UHF(1989年製作の映画)

4.1

日本ではMJのパロディの「今夜はイート・イット」「Fat」で知られている、北米では今でも第一線のパロディ系歌手兼ポルカ系ミュージシャンのアル・ヤンコビック3のパロディ映画。

「ガンジー2」「ランボー
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ディスコ・ゴッドファーザー(1978年製作の映画)

3.6

後半幻覚症状の映像がひたすら流れる(アニメーション有り)シーンは少々コワオモシロイです。終わり方がまさかのホラー風なものでそれもまたビックリ。

ブラック・シーザー(1973年製作の映画)

4.4

個人的には「シャフト」や「スーパーフライ」よりも面白かったです。
黒人が白人をやっつける、という構図が痛快。
白人の顔を黒く塗りながら「アル・ジョルスン(今では人種差別的表現と捉えられる顔を黒塗りにし
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シャフト(2000年製作の映画)

3.6

「黒いジャガー」が今風にバージョンアップ。
アクションもそれなりで、シャフトのおじ3に「黒いジャガー」のオリジナル・シャフト、リチャード氏が出ているのがgood。

黒いジャガー/アフリカ作戦(1973年製作の映画)

3.7

シャフトシリーズでは一番面白かった作品でした。
今回の主題歌はFour Topsの「Are You Man Enough?」でこれがまた格好良いんです。
感情移入してしまうワンちゃんが出て来たり、船に
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黒いジャガー(1971年製作の映画)

3.5

「スーパーフライ」も「シャフト」も意外と映画の内容がそこまで思い出せないんですよね・・。
でもサントラというか、雰囲気はバッチリ。
サントラ担当したアイザック・ヘイズ氏も「トラックターナー」という映画
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スーパーフライ(1972年製作の映画)

3.0

サントラは名盤ですが、映画は雰囲気を楽しむ感じかな、と。「シャフト」と並んでブラックプロイテーションに欠かせない作品で、続編の「T.N.T.」や少し間が空いた「The Return Of Superf>>続きを読む

ラスト・ドラゴン(1985年製作の映画)

4.4

本国では結構カルト的な人気がある作品だそう。プリンス殿下ファミリーのヴァニティ3がキュートでセクシー。「ザ・80年代」と言わんばかりのちょっとした特殊効果、胡散臭い変な日本臭のする敵、映画を盛り上げる>>続きを読む

ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー(1974年製作の映画)

3.9

ニューシネマな感じ、ファッションといい、うーん70年代というテイストが良い作品。
インパラからチャージャーに乗り換えた後のヘリとのバトルはなかなか良かったです。

それにしても、ダッジ・チャージャーが
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激走!5000キロ(1976年製作の映画)

3.5

大陸横断レースといえばハル・ニーダム監督の「キャノンボール」が有名ですが、それ以前にもそういった作品は有り、これはその一つ(もう一つは「爆走!キャノンボール」)です。

そこまで派手なアクションは無か
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TAXi(3)(2003年製作の映画)

3.3

カーアクション的には・・・・?な三作目。
スタさんが登場した序盤やモンスタートラックが
登場したり、相変わらずおバカな署長とかは
良いんですが・・。

TAXi2(2000年製作の映画)

4.2

コメディになりつつもカーアクションも頑張っている2作目。冒頭からラリーカーとレースしてます。
チャイルドの頃はかなりハマって2,3回観に行ったりパンフレット買ったりついでにプジョーのパンフレットも持っ
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TAXi(1998年製作の映画)

4.6

シリーズの中で今の所一番カーアクション要素が強い作品はやっぱりこれ。
コメディに完全に振り切る前の感じが懐かしいです。

小学校低学年の時に伯母と観に行ったら
中盤の銀行強盗後の銃撃戦&カークラッシュ
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ドリヴン(2001年製作の映画)

3.0

街中でのレースシーン(通行人のお姉さんのスカートがめくれる)とCGだな~という感じのやたら大仰なクラッシュシーンしか思い出せなく、スタさん関連で印象に残ってるシーンが殆ど有りません(泣)。

伊藤ハム
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コブラ(1986年製作の映画)

4.2

昔から好きな作品。
悪役の殺人シーンは、結構不気味な気がします(特に駐車場の)。
他にも車内や、病院での犠牲者の女性の悲鳴が怖い・・・。

スタさんの嫌味な上司は、これまた「ダーティハリー」で一癖ある
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ブリット(1968年製作の映画)

3.1

カーアクション目当てで観た幼少期の自分にはカーチェイス以外は渋すぎて眠くなってしまいました(「フレンチコネクション」でも似たような経験を)。

マックイーン自身によるカーチェイス(マスタングvsチャー
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ロードレージ(2000年製作の映画)

2.3

「激突」の縮小バージョンという感じです。
追いかけてくる車も大型トラックではなくピックアップ、犯人も途中で分かるというか、出てきます。
テレビ映画として消化するならまあまあな作品。