しましまさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

あずみ(2003年製作の映画)

3.8

原作コミックは未読。

日本アカデミー賞の中継観て気になって鑑賞した記憶。

アクション女優でもない女優さんの殺陣なんて見れたもんじゃないだろうなと最初はナメてたけど、大きな誤解だった。
重厚で救いの
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.8

前作が子供向けだったので、今作もそんな感じを想定してたけど見事に裏切られた。もちろんいい意味で!

オープニングからずっと面白い。ちょっと銀魂っぽいボケ方。
歴代悪役大集合って絶望的なシチュエーション
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

樹木希林の遺作という情報以外は特に前知識を入れずに鑑賞。

ゆったりとした、本当にゆったりと温かい映画。どこかにドラマチックな盛り上がるわけではないながら淡々とした季節の移り変わりの描き方が秀逸。暦の
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.9

かなーり久々に鑑賞。
もちろん前作には遠く及ばないが「マトリックス」ブランドにハズレ無し。

冒頭からこれでもかとバレットタイムしまくる。前回ハネたからって、ここまで来るともはやバレットタイムの押し売
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

近未来SF映画は大体世界観が好き(ロマンがある!)で良く観るんだけど、これはその中でも屈指の傑作。
主演の二人もとても魅力的だ。

最後に観てから20年近く経つけど、やはり生まれながらにして人としての
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.3

改めて2年ぶりに見直したので再レビュー。
前回は飛行機で吹替版を観たけど、今回は字幕版を自宅リビングにて。

やはり観る場所やコンディションで映画の感想は大きく変わるもんで、前回は酷評(2.8点)した
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

4.0

ムーアボンドラストとなる本作。
さすがに「死ぬのは奴らだ」から12年。衰えは目立つが、それも味、というよりそれ程の長きに渡りボンドを演じた功績を讃えたい(と思ったらダニエル・クレイグは来年の新作で14
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ロッキー3(1982年製作の映画)

3.6

ロッキーシリーズ3作目。
きちんと前作のクライマックスから流してくれる親切さは健在。
何度聞いてもうおおおお!ってなるロッキーのテーマを始めとする、「必ずどこかで聞いたことのある」名曲の数々も色褪せな
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

4.0

マイケルに関しては知識が薄くて(世代的に周りにもファンがほとんどいなかった)「すごい歌手」「ネバーランド」くらいのイメージしかなく、曲も数えるほどしか知らなかったけど、若い頃マイケルのファンだった母親>>続きを読む

帝都物語(1988年製作の映画)

3.7

30年ぶりくらいの鑑賞。

この時代にとんでもないスケールの映画を作ったもんですね。
荒俣宏先生の原作は未読だけど、これは原作しっかりと読みたくなるわ。

設定もストーリーもキャストも素晴らしい。石田
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フライトプラン(2005年製作の映画)

3.6

主人公が自分で設計した飛行機に乗り目を覚ますと一緒に乗っていた娘がいなくなり、乗員の誰もその姿を見ていない…とあらすじだけ見るとミステリーと言うよりホラー感プンプンだけど、立派なミステリー。最後のどん>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.7

こんな部屋が実際あるのか知らんけど、犯罪大国ならではの発想か。でもどこまでの災害に耐えられるかにもよるけど自分の家にシェルターあったら安心だよなぁと大型台風や地震がある度に思う。

さて今作における所
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

「クラリス、子羊たちの悲鳴はやんだか?」

20数年ぶりに鑑賞。
今更語るまでもない名作は、聡明で美しいFBI実習生クラリスを演じる若き日のリアル才女ジョディ・フォスターと超異常者ながら気品と大人の余
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.9

スローペース(サボりがちとも言う)でお馴染みのボンドマラソンもついに折り返しの13作目。
これからも月一くらいで進めらたらいいな(遅)。

さて、今作はMIPシリーズばりにアクション満載でスリリング。
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.8

華氏451や図書館戦争のような世界観か。
第三次世界大戦直後の近未来。人類滅亡を引き起こす第四次大戦を未然に防ぐため、生き残った人類に戦争を起こさせないように国家は薬による感情抑制と、感情発現の契機と
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.0

たぶん小学校低学年くらいの時に観て依頼の再鑑賞。
思い出補正無しで問答無用に面白い!

9.11のNY繋がりからの、加えてゾンビランドでのビル・マーレイからの本作。そりゃ観るしかないでしょ👏
バスター
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9.11~N.Y.同時多発テロ衝撃の真実(2002年製作の映画)

4.5

9/11ということで。
新人消防士のドキュメントを撮ってたら、偶然にも9.11に遭遇してしまった、というとてつもないドキュメンタリー映画。

当時大学生だった私は、この日の1機目衝突後のワールド・トレ
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イン&アウト(1997年製作の映画)

3.6

これトム・ハンクスの実話だったのね!知らんかった。

でもゲイって言われて、自分はノーマルだと思ってても、(マスコミ含め)周りからそういう目で見られると、「本当にゲイなのかも」って思ってしまうような一
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レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

3.4

東野圭吾先生「レイクサイド」が原作。原作既読(全く覚えてないけど)。

湖畔の別荘で行われるお受験合宿×サスペンス。
隠蔽する親たちのバタバタ感は滑稽。伏線が回収しきれてない気もしたけど、「世にも奇妙
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

何これめっちゃ面白い!
ゾンビ映画好きだけど、こういう軽いノリも全然オーケー👌
生き残るためのこだわりのマイルール作りって大事だよね。
2度撃ち、2度打ち、2度轢きは全部double tapなのか。英
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.8

ファンタジーではあるものの、ベースにあるのはごくありふれた日常。
まぁ細田監督や新海監督が描く作品って大体そんな感じなんだけど。

その中でもさほどぶっ飛んでいるわけでもなく、盛り上がりに欠けるという
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/鬼脚(1993年製作の映画)

3.7

原題:黄飛鴻之鬼脚七
英題:KICK BOXER

ワンチャイシリーズのスピンオフ作品。シリーズ名物キャラ鬼脚にスポットを当てたなかなかニッチな良作。
お馴染みホン・ヤンヤンさんではなくユン・ピョウ兄
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独裁者(1940年製作の映画)

4.5

この時代に(この時代だから?)正面切ってユダヤ人問題やファシズム、独裁政治に切り込んでブラックユーモアに仕立てるというチャップリンの才能と度胸。
紛れもなくチャップリン作品でも指折りの傑作。

多忙過
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

人生はチョコレートの箱のようなものだ。

ラン・ローラ・ランの記憶辿りレビューで思い出した、ある意味これも「走る」映画。
トム・ハンクスが一気にトップスターへと駆け上がった作品としても有名ではあるし、
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.8

ドイツ版走れメロス、というには少し安直ではあるが、ローラや彼女が出会う人々のキャラクターも含めとても魅力的で疾走感溢れる良作。随所に入るアニメーションも効果的だ。
ドイツの低予算映画なんてこれが最初で
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エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

3.5

アメリカでは国民的スポーツの一つてあるアメフトを舞台にした映画。
さすが巨匠オリバー・ストーン監督作だけあり、ただのスポ根には終わらず、いわゆるショービジネス界の闇にも切り込んでいる。
ただ長い。プラ
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ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)

3.1

スタローンのコスプレ映画。
それが驚くほど似合ってない(というかなんか浮いてる)。

あれかな、Mr.フリーズ演ったシュワみたいなもんかな。
そこを笑い飛ばしながらワイワイ観れば楽しいと思う。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

「誰が何と言おうと、この世には善と悪しかない」

アガサ・クリスティの同名小説が原作。
原作およびオリジナル版は未見。

ケネス・ブラナーのポアロ(ずっとポワロだと思ってた)役はハマり役だと思うし、実
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のセントラルパークの「異変」からひたすら漂う不穏な雰囲気。
何が起こっているのか分からない不安、恐怖。観ていてイヤーな気持ちになるシーンも多い。
とにかく登場人物がアクが強く、異変関係なしにヤバめ
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サイコ(1998年製作の映画)

3.8

かのヒッチコック御大の超有名作のリメイク(というかカバーか)。オリジナルより先に観たので、思い入れは強い。音楽からカット割りまでここまでオリジナルリスペクトのリメイクも珍しいと思う。評価低めだけど本家>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

あれ、レビューしてなかったか。
とは言え初見は恥ずかしながら5年前くらいだった気がする。周りからは「テレビで嫌というほどやってるのに観てないなんておかしい!」「ラピュタも観ずに映画ファンを語るな!」「
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DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

3.0

アメリカの同名FPSゲームの映画化。
HALOも含め、この手のゲームアメリカ人大好きだけど、私は苦手、、

さて、映画はと言うと安っぽいクリーチャーに色々なSF映画の既視感だらけのパッチワーク。とは言
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ジュラシック・ユニバース ダーク・キングダム(2018年製作の映画)

2.8

何がジュラシックで何がユニバースで何がダークキングダムなのかは全く分からんけど、よくある「有名映画のタイトル乗っかり」系映画。
原題見ると「トライシック(三畳紀)ワールド」で「ジュラシック(ジュラ紀)
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危険な天使たち(1995年製作の映画)

3.9

原題:新禁師兄追女仔
英題:YOUNG POLICEMEN IN LOVE

ニッキー・ウーとチャーリー・ヤン共演作にハズレなし!
ストーリー自体は特筆すべきところはない(決して面白くないわけじゃない
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X-メン(2000年製作の映画)

4.3

中学生くらいからMARVEL関連のコミックやフィギュアを集めたりと親しみがあったので、実写化に際しては大いに期待していたけど、期待を遥かに超える素晴らしい作品。
110分弱の短さの中に各キャラクターの
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.4

パリス・ヒルトンへの忖度がすごいけど、なかなか怖いし、痛々しい描写も多い。
蝋人形って不気味よねぇ。
ただ、この手のB級ホラーにマストなお色気が少ないんだよ。これが致命的。

あと主題歌が聖飢魔IIだ
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