さうさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

さう

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ゆれる(2006年製作の映画)

3.7


帰郷した際に起こった事件をもとに
物語が思わぬ方向に進む兄弟の心理ドラマ。

吊り橋と猛のこころが「ゆれる」。

オダギリジョーと香川照之の
心情を表した演技は絶妙でした。

もっと兄弟を深く掘り下
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.6


庭に埋められていた殺戮宇宙人と
怖いもの知らずな少女が繰り広げるSFコメディ。

宇宙最強のサイコ・ゴアマンと
宇宙最凶のミミちゃんが交わるストーリーがハマる。

溢れんばかりの昭和怪人感が良く、
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1


女性画家と貴族の娘の間に生まれる
恋愛をとても繊細に描いたストーリー。

繊細な二人が織りなす恋愛模様が
すごく丁寧に描かれていて良き。

映像もきれいで絵画見てるよう。
ヴィバルディの音楽も世界観
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9


陰で政治家たちを動かす"ロビイスト"の
戦略と奮闘を描いた政治サスペンス。

そもそも「ロビイスト」という職業を
この映画で初めて知った。
アメリカの司法制度とか政治を学んでもう一度観ないと。

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3


複数のストーリーが交錯する
タランティーノ監督を代表する犯罪ムービー。

マフィアを取り巻くストーリーたちが
いつの間にかひとつに収束していく爽快感。

バイオレンスアクションや人間味ある会話。
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.7


ザ・ブライドの壮絶復讐劇第二弾。
金髪日本刀の彼女が起こす復讐の終焉。

二作目のほうがアクションは控えめで
男女の愛憎をメインに描くストーリー。

しっとりとした母親の一面や
胸踊る会話劇は観てい
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.9


女性殺し屋ザ・ブライドの復讐劇。
やりたい放題のバイオレンスアクション。

日本を舞台にかっこいいエッセンスを
全て詰め込んだめちゃくちゃな映画。

アクションシーンは気持ちが良く
登場する女性は強
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7


聴覚に障害を持つケイコが
プロボクサーとして生きる姿を描くドラマ。

音と光と感情を
フィルムカメラにのせて
淡々としみじみストーリーが進んでいく。

文字通り"耳を澄ませて"観ていると
ケイコの想
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レインマン(1988年製作の映画)

4.1


父の死をきっかけに知った
サヴァン症候群の兄の存在。
徐々に兄弟の絆が形成される感動ロードムービー。

ダスティン・ホフマンの
圧倒されるリアルな人間的な演技。
バランスがよい絶妙なシナリオ。

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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7


ダスティン・ホフマンと
メリル・ストリープが夫婦役を務める
家族の問題を描いたヒューマンドラマ。

仕事一筋だったテッドが
息子と向き合い絆を深めていく過程が素敵。

離婚や養育権といった社会問題を
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.7


テキサスの牧場で暮らす家族の
人間模様を描いたジェームズ・ディーンの遺作。

30年に渡り二人の男性と
一人の女性の関係性を映している。
対立する価値観とか時代背景が良い。

チキンレースは手に汗握
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.8


ジェームズ・ディーンの
名作すぎる青春ムービー。

ブルーデニムに赤いジャケット、
コンバースのスニーカー。
あのファッションが飾らずかっこよすぎる。

親と子の関係に対して
大人が気付けていない子
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.7


ジェームズ・ディーンの
かっこよさが詰まった主演初作品。

ジェームズ・ディーン演じるキャルの
演技や仕草、ファッションなど
全てがかっこいいし影響与えるのもわかる。

父に育てられるが、父とは考え
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.9


おじさんたち8人の南極生活を淡々と描く
じわじわ染みてくるほのぼのコメディ。

なんとも癒される空気感と
おじさんたちの素朴な演技が楽しい。

私にとって非日常な環境だけど
なんか妙な親近感を感じる
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.7


屈託のないなんか憎めない青年と
その友情を描く青春ムービー。

1980年代のファッションや
街並みも再現度が高く良い。

魅力あふれるキャラクターに心揺さぶられる。
こんな存在いいな心温まる。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8


アン・ハサウェイとメリル・ストリープ。
鬼編集長とファッション音痴のお仕事ドラマ。

仕事への姿勢の変容や
徐々にミランダから信用を得ていく成長。

なんか癖になるし刺激になる
モチベーション映画で
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4


音を立てたら殺される、
斬新なアイディアのサバイバルホラー。

独創的なアイディアと親子愛。
スタートからなかなかに衝撃的。

夫婦役は実パートナーであるからこそ
演技と演出がリアルに感じる。

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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.6


世界で初めて性適合手術を受けた
リリーの実話をもとにしたドラマ。

デンマークの美しい風景や
1920年代のファッションなど
映像美には非常に目を引く。

それよりエディ・レッドメインと
アリシア・
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.9


タイムトラベル第3弾。
最後は開拓時代までタイムスリップ。

3になっても全く飽きさせないストーリー。
ドクとマーティの友情が何とも素敵で胸を打つ。

クライマックスまでの展開と爽快なラスト。
シリ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.1


タイムトラベル第2弾。
今度は未来へ過去へとマーティ大忙し。

個人的には前作を引き立てる
構成が美しく2がいちばん好み。

決して長くない尺の中に
これだけの展開を詰め込んでも全く嫌じゃない。
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0


タイムトラベル第1弾。
過去にタイムスリップした高校生マーティが
現代に戻ろうとする奮闘ムービー。

様々なシーンが繋がる丁寧なストーリー。
質の良い青春やコメディ要素。
高揚感たまらないあの音楽。
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サイコ(1960年製作の映画)

3.8


サイコキラーが観るものを
恐怖に落とすサイコスリラー。
ヒッチコックによる傑作。

登場人物を追うようなカメラワークや
シャワールームのシーンは圧巻。

ちなみにシャワールームの
シーンは1週間かけ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9


親に捨てられた子どもたちだけで生きる、
実際の事件をもとにしたドラマ。

一生懸命生きる子どもたちの
立ち振る舞いが心揺れる。
そして母親のYOUの何の気ない演技も印象的。

誰かだけが圧倒的悪とい
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女は女である(1961年製作の映画)

3.7


ある日当然子どもが欲しくなった女性と
その女性を取り巻く男性二人のミュージカルコメディ。

無邪気なアンナ・カリーナの
魅力が詰まった映画。

本のタイトルで口喧嘩するの洒落てたな。

女は女であっ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.1


悩ましい過去を持つ天才青年と
心理学者の交流とその道のりを描いたドラマ。

マット・デイモンとロビン・ウィリアムズの
魅せるような会話がたまらなくいい。

ショーンが亡くなった奥さんの話を
してウィ
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.6


古本屋で見つけた不思議な物語から
冒険がはじまるCGなしのファンタジー。

本を読み出す導入は
果てしない冒険がはじまるワクワク感。

夢とか希望とかイメージすることを
大切に思い出させるような作品
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8


豪華客船が無人島に漂着し、
様々な人種がサバイバルする
社会はブラックユーモアたっぷりムービー。

環境の変化により
ヒエラルキーが逆転する展開が秀逸。

男女平等社会や階級社会など
現代における社
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とんでもない計画/計画から出た地獄(2015年製作の映画)

3.2


猫と犬と強盗おじさんのショートフィルム。

癖になるタッチの画が印象的。
ペンギンかわいかったな。

𓅿𓅿𓅿

燃えよ!プチドラゴン(2009年製作の映画)

3.4


生を宿ったブルース・リーのフィギュアが
プチ冒険するショートフィルム。

かわいいブルース・リーが
繰り広げる部屋の中でのアクション。

キャンドルヌンチャクのアイディアに感服。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1


見た目は大人、頭脳は子どもな
蘇生した女性の冒険と成長のストーリー。

倫理観を度外視した展開と変態的な映像。

船上で女性に出会い、知性に目覚めていく
シークエンスが私は好きでした。

自由を求め
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.9


新宿を舞台にドラッグとセックスと
兄妹愛のサイケデリックなストーリー。

まずオープニングのスタッフロール
はちゃめちゃかっこいい。

独特な色彩が強い映像。
浮遊感ある特殊な撮影の仕方。

ストー
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3


ホロコーストの真実を描く
驚くべき実話に基づいた傑作。

重たいテーマではあるが
人間の本質を描いており何度も観たくなる。

カメラワークや音楽、演出など
そのすべてが常軌を逸している。

とても好
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音楽(2019年製作の映画)

3.8


楽器を触ったことのない不良高校生たちが
思いつきでバンド組む青春アニメ。

とにかく"古武術"という
バンド名が私の胸に突き刺さった。

登場する個性あるキャラクターや
シュールな作画も良い。

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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

3.7


「かもめ食堂」のスタッフによる
穏やかにスローに流れるドラマ。

パンとスープ、ナチュラルな空気感の
全てが美味しく感じられる作品。

あと猫ちゃんかわいい。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8


日本人がヘルシンキで営む食堂で起こる
日常の幸せを感じさせてくれる映画。

終始穏やかな雰囲気。
カラフルで美しいヘルシンキの街並み。

"かもめ食堂"で起こる人との交流や
会話が絶妙に温かく良い。
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7


イランで起こったアメリカ大使館人質事件。
人質たちを稀有なアイディアで救ったサスペンスドラマ。

作戦そのものが嘘のような実話。
その時点で楽しめる。

またその構成と見せ方が面白い。
シリアスな場
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