田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

田山信行

田山信行

映画(3082)
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セクシータイム・リバース(2021年製作の映画)

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登録リクエスト悲願成就。

ヤクザもの×タイム・リープ。
殺されるたびに何故か恋人との逢瀬の夜へと時間が巻き戻る。んでそのセクシータイムばっか繰り返すのかと思ったけども本筋は大真面目。愛と友情の錯綜。
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ピクシー 復讐の女神/ピクシー 復讐と逃亡(2020年製作の映画)

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オリヴィア・クックの体当たりアクションなんてのは大嘘だがイギリス映画らしいシニカルなクライム・コメディとして中々楽しい。オリヴィア・クックが男たちを掻き回す悪女として魅力的に撮られてるのは確か。ありき>>続きを読む

シティーハンター 百万ドルの陰謀(1990年製作の映画)

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ベイシティウォーズでは海坊主が主役っぽくなってたがこっちはいつも通りの内容だ。気軽に観れていい。OPやEDは1作目の方が凝ってたな。深谷ネギ安っ。

シティーハンター ベイシティウォーズ(1990年製作の映画)

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劇場版といえどもそうフォーマットを逸脱できないシティーハンターとしては中編2本立てというのは良いアイデア。TVが30分で展開するのに長編化すると間延び感が否めず。

思い切りダイ・ハードなシチュエーシ
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

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今を煌めくハリウッド女優の中でもステゴロ強そう大本命ジェシカ・チャスティンが遂に登場のアクション巨編。

組織に反旗を翻す殺し屋ってもう何度擦られてるんだかってお決まりのアレ過ぎだが。組織に危険視され
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シティーハンター 愛と宿命のマグナム(1989年製作の映画)

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過去の劇場版シティーハンターで唯一観たことあるやつ。ぶっちゃけTV版とクオリティは大差ない。ランニングタイム長い分だけ間延びした感すらある。

OPとEDがやたらアダルトでムーディ。ここのクオリティが
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メゾフォルテ(2000年製作の映画)

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代表作としては『A KITE』の方が名高いんだろうけど。よりクオリティUPした作画とアクションとコミカルなテイストでこちらの方が個人的に好き。一応エロシーンが淫靡な設定の根幹に欠かせないものだった前作>>続きを読む

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

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大森一樹監督追悼。
ゴジラの細胞から遺伝子工学によって生み出された怪獣。この当時での最先端を取り入れた設定が堪らなく。新しい時代の融合感。滅茶苦茶とんでもないことしてるのになんか淡々としている白神博士
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母性(2022年製作の映画)

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母の手記と娘の回想が交互に錯綜していくことで構成されている原作のミステリ的趣向は前半のみで中盤からはドラマへと振った構成。モノローグが延々と続くのは映像ものとしてはしんどいので良い采配。

ほぼ大筋は
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殉霊鬼(1999年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
登録リクエスト悲願成就。


昨今は廃盤になったソフトの値段の高騰化が著しい。メルカリで個人売買が容易になったからか、DVDせどりを財テクとする狡い輩がいるからか。監督や俳
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ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状(2005年製作の映画)

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劇場版といってもより本格的な推理を志向する訳でもなくスケールがデカい訳でもない。まんまTVシリーズと同じ。前半は本当にまんまTVと同じフォーマットを三幕繰り返すだけだったりする。

最大の見どころは堀
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スカイハイ [劇場版](2003年製作の映画)

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スカイハイに北村龍平監督の美学をブチ込んでまさかのソードアクションへ。この原作でアクションを展開できるなんて夢にも思わなかった。でも北村龍平だし釈由美子は修羅雪姫からの流れで履修している自分にとっては>>続きを読む

天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

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元々スカイハイの一編である為か少し不穏な空気も見え隠れした原作と比べより暖かみのある物語へ昇華。イズコすらもやや感傷的に。役者陣ももれなく良いしロケーションが素晴らしい。

個人的に生と死を巡る物語、
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麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇(2021年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。映画の方に登録されたので追記。(ドラマに既登録)
以下コピペ。

Vシネで定番の麻雀もので新進の役者を主演に据えるという従来の枠組みを汲みつつ。麻雀はサッパリ分からないんだが
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セクシー剣法 一本ぶちこむ(2005年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
吉沢明歩との絡みがハイライトでそこまでにも脈絡なく絡みが……
親にアレを覗かれてってのはよくあるシチュではあるがまさか更にそこから親と致すって流れとは思わなんだ。んで一応そ
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仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館(1988年製作の映画)

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BLACK SUN配信に向けてのBLACKマラソン38話走破の節目に。

最近のライダーでは見なくなった地方ロケ編。のちに財政破綻するとは夢にも思っていなかったであろう栄華極めし頃の夕張が舞台。何の役
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仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

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ライダー初のオリジナル劇場作品。
ダブルライダーの共演、再生怪人軍団、劇場オリジナルの新怪人登場、とイベント感満載でアクションてんこ盛り。

突っ込まざるを得ない描写がチラリと見えるのもご愛嬌。ドクガ
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仮面ライダーBLACK(1988年製作の映画)

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BLACK SUN配信に向けてのBLACKマラソン22話走破の節目に。

基本的なフォーマットはTVと変わらず。
あくまで東映まんがまつりの併映企画の一本だからいつも通りの活躍をスクリーンでという感じ
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ULTRAMAN(2004年製作の映画)

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ウルトラマンのリブートとしてはシン・ウルトラマンよりも意欲的に完全なイチからの再構築を試みている。出来が良かったのかというと微妙なんだけど。台詞回しが大仰で人物描写にリアリティを感じ難く従来の特撮ドラ>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

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ただシンプルに給食を食すことを追求し続けてよくぞここまで。きっちりとシリーズを重ねて積み上げてきたドラマがタイトルへと帰結するという最高のフィナーレ。最後の最後まで面白さの底が見えない完璧なシリーズだ>>続きを読む

劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!(2017年製作の映画)

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TVシリーズ最高潮からのグランドフィナーレだった劇場版Xと比べると少しトーンダウン感があるが、でもオーブらしいっちゃらしい。

Xとオーブの続編、そしてZの劇場版と田口監督がメインを務めたウルトラマン
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

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ゲームを元に独自の解釈を入れつつ映像化しましたって言ったらこんなもんだろうなぁ……という以上でも以下でもなく。

改めて、原典のキャラに頼ることなくゲームの構造そのものを脚本に取り入れ、確かにバイオハ
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ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち(1998年製作の映画)

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パラレルユニバースに話を広げたガイアの攻めた内容も好きだったけど従来の世界観でレギュラー陣が活躍する王道の劇場版。ティガから続く光を巡る物語になっているのも良い。

この映画に出てくる電脳魔神デスフェ
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エリミネーターズ(1986年製作の映画)

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オープニングから安っぽさ全開で堪らん。キャタピラドッキングするマンドロイドも凄くダッサいんだけどこの当時だからアナログで作り込んでて、どうしてもこれをやりたいんだって気概と反面のチープさが愛おしい。今>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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それぞれの思惑が錯綜しながらジリジリと緊迫感が持続しつづける本来の原作の面白さは喪失しててワヤクチャなんだけども確かに原作をきちんと噛み砕いた上でエンタメ寄りに体裁を整えてある。

なんでも爆発や破壊
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XX ダブルエックス 美しき凶器(1993年製作の映画)

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濡れ場は充分盛り込まれた上でまとまりは良いけどこの手のVシネとしてはもう少し即物的な快楽を期待しちゃう。ほぼワンシチュでアクション色は薄め。終盤の草刈さんがシュール。“オジンの純情”っていうパワーワー>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

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はじめて観たのは中学生の頃、金ローでか。その時でジブリアニメで一番好きかもと思ったんだが、これがまあ良い大人になってからだとあまりにも真っ直ぐ過ぎる青春模様が小っ恥ずかしくて。トトロを大人になってから>>続きを読む

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

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思ったよりも原作をハズしていなくて良いアレンジ具合。邦画でウケそうなトレンドを節操なく取り入れてみた感じだがそれらが足を引っ張ることもなくテンポ良く進むのでノイズにもならず。タイトル通りに血生臭いのを>>続きを読む

ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦(1999年製作の映画)

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改めて観て。この当時でパラレルユニバースを取り入れてたのが凄いな。時空の壁を超えてTVのヒーローが現実世界へやって来る。なんとも夢のある話でまたこれが子どもにとってSFへの入口になってるところがまた良>>続きを読む

ウルトラマントリガー エピソードZ(2022年製作の映画)

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トリガーは新たな世代のティガを描くってコンセプトがどうにも足枷になってしまった感が。まだ円谷プロの制作体制が隆盛であった頃のティガへと追随するには今の縮小された枠では限界がある。

限られた枠の中での
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008年製作の映画)

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あくまで音響リニューアルでの劇場公開が主眼であり映像のバージョンアップはオマケ程度のものだが新規CG部分がマッチングせず浮いてるのは当時の技術なら致し方ないとこだろう。

旧来のアニメ部分もフィルム感
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蠱惑(こわく) パリで出逢った女(2005年製作の映画)

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パリの風景はひとつも出てこない。ずっと家の中。絵画の様な映像の質感が独特。登場人物たちがひたすらに自由でドラマがある様でない様な。さほど艶色めいてはないがエルサ・パタキーがひたすらに魅力的。

ランニ
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

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これぞビデオスルーって感じの規模感で良いね。ワンシチュエーションに絞ったアクションってのが低予算的スケールで良い。だがネトフリなので決して安っぽくない。劇場顔負けのスケールよりもこのくらいの気軽に観れ>>続きを読む

キャッスル・フォール(2021年製作の映画)

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ドルさんの監督作。ビデオスルーという規模の中で過不足なくやりたいことは詰め込んでる感じで割とソツなくこなしてて好き。決して突出した面白さはなかったりするが。

そう派手なものはないがスコット・アドキン
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女必殺拳 危機一発(1974年製作の映画)

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シリーズだが前作と話が繋がってる訳ではないし同じプロットの焼き直し。続編というかマイナーチェンジというか。刺客の顔触れも同じだし。

パターン通りにテンポ良く更なるキレを増していく志穂美悦子のアクショ
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女必殺拳(1974年製作の映画)

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日本映画における唯一無二のアクション女優として未だ語り継がれる志穂美悦子。まだ若干19歳時の初主演作にて、打点高くキレのある蹴りや素早いヌンチャク捌きに壁登りなど全編においてレベルの高いアクションをバ>>続きを読む