たきさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ゆきおんなの夏(2016年製作の映画)

2.5

すみません、黒髪ストレートとむきだしの肩とおみ足がドストライクすぎてあまりおはなしが頭に入ってきませんでした。←しっかりしろ。

なんでしょうな。
他人なんてものは、しょせん別のイキモノと同義の場合が
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

エグい。

ホラーかな、サスペンスかな、グロかな、ビクビクしながら観てたのですが、この程度ならまだだいじょうぶ。うん、まだだいじょうぶ。

ある意味ホラーはホラーですな。ニンゲンというイキモノのおそろ
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赤ちゃんと僕(2008年製作の映画)

3.0

某少女マンガとは無関係らしい。

親子愛のおはなし…かと思いきや、血の繋がらない子とか異端への無理解とか、それさえあればどんな障害さえ乗り越えられるとか、もっとひっくるめてぜんぶ人間愛的なおはなしだっ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

のんの顔面が相変わらずドストライクなので観ました。

さかなクンの自伝が原作ということで、なんとなくサイレント・マジョリティ的なおはなしなのかな、と想像していたら、これがドンピシャ。大好物なやつでした
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俺の過ち(2023年製作の映画)

3.0

てっきりクズとビッチしか出てこないおきらくごくらくパリピ系ラブコメかと思いきや超絶ドラテク娘がトラウマ克服してくサスペンスカーアクションだったでござる。

何を言っているのかわからねーとは思うが(略)
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.0

松本まりかが立ってるだけでエロいので観ました。

タイトルどおり、愛を欲してやまないひとたちのおはなしといったところなんでしょうか。

とにかく全カット全シーン、松本まりか演じる裕子さんてば全方位オー
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シークレット・チルドレン 禁じられた力(2015年製作の映画)

2.0

ちょっとなにゆってんだかわかんない。(富澤)

娘「わたし東京に出て乃木坂とかオーディション受けんのだってわたしかわいいし!」

父「ばかやろう! 身の程をわきまえんかそんなにかわいくねーから! お前
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フェイクプラスティックプラネット(2019年製作の映画)

3.5

神などいない。

そう、涙ながらに訴え、死に至る病に侵された少女が、手渡された1丁の銃を、こめかみにあててなお踏みとどまる。
踏みとどまれるほどにこの世界はまだ、捨てたもんじゃないんだろうかと。
楽観
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.0

もっと男が女に振り回されるおはなしかと思いきや、いい意味で予想を裏切られました。

というのもたぶん、不倫=浮気と無意識のうちに認識してるからなのかもしれないですな。

愛は本能だから、どうしたってル
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

以前アマプラのマイリストに入れたまま見放題終了になってしまってたんですが、ネトフリに復活してきてたのでこの機に観ました。

というか是枝監督だた…良いコンディションとはとても言えませんでしたが、見始め
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.0

もちろんソン・イェジン目当てで観ました。

ちと予想外に下ネタ多いのには辟易しましたが。笑。音楽がズルい。音楽に泣かされた。

個人的にちと評価に困るおはなしでした。
世代を超えてようやく結ばれたエモ
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.5

いやあ、胸糞でした。
途中までは近年稀に見る胸糞具合でしたが、クソマズイコーヒーに気づくとこからはそれまでの胸糞具合も相まって痛快でした。すべてが裏目に出る展開もそれはそれでおもろかったし、言いたいこ
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ラブ O2O(2016年製作の映画)

2.5

アンジェラベイビーの顔面がドストライクなので観ました。

言うても本作以外でクリップしてる作品もなし。でもネトフリのマイリストにはいつのまにか鎮座ましましてたりして。俺はいったいどうやっていつのまにア
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

マジか、花びらなんかじゃなかった。

愛情欠乏症で自己肯定感がメルトダウンしたその先には、怪物ができあがるのですな。

その名のごとくニンゲンとはまったく違う別のイキモノになり果てるのであればまだいい
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しあわせまでの距離(2015年製作の映画)

2.0

ちょっとなに言いたいのかわかりませんでした。

豚が、なんのメタファーか、というおはなしだとは思うのですが。
父親の命があぶないというのに目先の豚の出産(稼ぎ)に目を奪われたり、妻子ある男を誘ったり、
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藍色少年少女~Indigo Children~(2015年製作の映画)

3.5

この世界に生まれ落ちて、なにものでもなかった自分が、ようやくそれを見つけたことによってなんのためにこの世界で生きていくのかを知る。

青い鳥。

だからこそ、それが見つからないひとは世界から乖離された
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ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.0

多重人格って、そもそも最終的にはひとつの人格に統合するのがセオリーというか治療目標というおはなしをきくので、ドクターミーナ、どうしてそうなった、とツッコまざるを得ないのですが。
本作はそのへんをテーマ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

夏は嫌いなのですけれど。

うだるような暑さは得体の知れないあの頃の閉塞感に似ている。
けど諦めずに風を切って行きたいところを目指したその先には突き抜けるような青が広がってたりもする。
だからこそ夏は
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EMMA/エマ 人工警察官(2016年製作の映画)

3.0

AIモノとしては安定感バツグンの王道展開。
観たいものをそのまま観せてもらった感じで好印象です。

ただ、もともとはドラマシリーズ2本を無理矢理くっつけたんじゃないかと思わせるような違和感あり。途中で
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

前回の内容ぜったい忘れてるとおもたから見返してからにしようとおもたのですが、とりあえずネットであらすじだけ読んで観た。ぜんぜん問題なかった。と思います。

今回は特にたかおは持っていかなかった。

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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.5

もちろんソン・イェジン目当てで観ました。

しょっぱなからむき出しのおみ足全開で、これはまたなんのご褒美だろう、前世の俺はどんだけ徳を積んだのかもう思い残すことはない来世から頑張る。←今を生きろ。
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

ひとは、どこまでいっても主観的にしかこの世界を捉えることができない。
だからネットはもちろん、目の前の親友でさえ、本当のことを言ってるなんて保証はどこにもなかったりなんかして。
それどころか、今自分が
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ファング一家の奇想天外な秘密(2015年製作の映画)

3.0

ニコール・キッドマンがやっぱりエロいので観ました。

個人的に強烈に胸糞な展開で、でも普遍的なおはなしですよね、こどもがおとなになるためには、というような。

親はそれが意識的であれ無意識的であれ子に
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

これまた劇伴がおそらくたった一曲。生活音のみがBGMの閉塞感。
そして一筋縄ではいかない法則。

先天的にハンデを背負い、それゆえにストイックで不器用で、極限まで研ぎ澄まされた一刃の刃物を観ているよう
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.0

BGMがほぼ生活音のみ。たぶん明確に流れた劇伴は一曲だけだと思います。
このテのおはなしは一筋縄ではいかない。

やりたいことも、愛する人も、愛される人もいてなお、ままならない世界というものがあるので
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地球がこなごなになっても(2017年製作の映画)

3.0

閉塞感なのですな。
とにかくここじゃないどこかへ行きたいのに。
今の自分ではないなにかになりたいのに。
四方八方敵だらけ。
ひとはひとりひとり違うのが当たり前なのに。
社会(とりわけ学校)は個性を根こ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

がんばっても認められない。
身体を壊しても自己管理がなってないからだと責められる。
ほしいのは薬でも説教でもなく、労いと感謝ただそれだけなのに。

女性差別を題材にしたおはなしではありますが、これはす
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SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

3.5

おっかなびっくり、こわいもの見たさで観てみました。

おもいのほか、いや、想像以上にじゅうぶん楽しめました。

ぜんぜん期待してなかったのと、ヤマトのことあんまり覚えてないのでそんなに思い入れがない、
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恋は命がけ(2011年製作の映画)

3.5

思った以上にこわくてびびった。
ダメなんですって。苦手なんですってホラー。

けどそれを補って余りあるソン・イェジンのかわいさよ。
ぶーたれてたくわんかじらせたら彼女の右に出るもんはいませんな。

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吾輩は猫である!(2021年製作の映画)

3.0

武田梨奈のキックがエロいので観ました。

冒頭からとにかく不穏当なふいんき。なにかあるんだろうことはなんとなくわかるんだけれど、輪郭だけをさわりさわりと触れられて、けど核心にはなかなかふれない焦らしプ
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殺人の疑惑(2013年製作の映画)

3.0

愛とは、信じることと見つけたり。

なんだか耳触りがよくていいこと言ってるようなふいんきではあるのですが、そういうひとがうちの子にかぎってそんなことするわけないザマスとかゆうて無自覚にモンペ認定された
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ラジオの恋(2014年製作の映画)

3.0

人は夢を二度見るわけですね、わかります。

これはよいディスコミュニケーション解消のおはなしとでも言えるのではないでしょうか。
ラジオに限らず、マスメディアってだいたいが一方通行ですもんね。
けど届か
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イントゥ・ザ・トラップ(2021年製作の映画)

2.5

うわ、ぜったいダニエルだとおもたんですが。
むしろなんでそうおもたのかまったくわかんないのですが、まんまとしてやられました。

特にこれといって一貫したテーマがあるわけでもなし。
もしかしたら汚れつち
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

もっとこう、考証ガチガチの骨太な歴史ロマンかとなんの根拠もなく思い込んでたんですが、蓋を開けてみたらただのツンデレなふたりのすれ違いどたばたラブコメだったでござる。

もちろんそれはそれで大好物なので
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独身の行方(2011年製作の映画)

3.0

思ってたのとだいぶ違った。
「めぞん一刻」も真っ青のスラップスティックシーソーラブコメでした。大好物でした。

一貫して大事なコミュニケーションはビルの窓越しでやっちゃうというコンセプトはきれいだなあ
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

アマンダたん目当てに観ました。

ミイラ取りがミイラになる、とは違いますな。
やっぱり人を呪わば穴二つ、ということなのでしょうか。
どんどこレジーナのクローンと化してくケイディの姿に空恐ろしさを感じず
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