たきさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

五億円のじんせい(2019年製作の映画)

4.0

もちろん山田杏奈目当てでありますが、あらすじからずっとずっと気になってた一品。このためにHulu入りました。嘘です。乃木坂もいろいろ観れるので(自粛)

ドッペルゲンガーにもほどがある。

これはつら
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.5

もちろんまいやん目当てで観ました。

人生の縮図ですな。

題材もテーマも展開も丸かぶりのポジティブ版「アイアムアヒーロー」といった様相を呈しておりましたが、そもそもこのテのブツが大好物ですし、若干切
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.0

珍しくあたま空っぽにして観れるやつ。

もうちょいコメに振り切ったほうが個人的には好みだったのですが。ネタも展開もなんかテンポがよいとは言えない。
ラストの怒涛の麻薬捜査班のネタバラシは王道の燃えるシ
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.5

もちろん山田杏奈目当てで観ました。

愛情枯渇症候群に罹患したひとの典型的なマニューバを誇るわけですが。
そこまで典型的ではないか。
母はやさしいし、クラスでのステータスはそれなりだし、いったいなにが
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シチリアの恋(2016年製作の映画)

3.5

チョウ・ドンユイ目当てで観ました。
アマプラすぐおすすめしてくる優秀。

帰納法で攻めてくるものがたり構造で、なるほどそうやったんかーというサプライズはあるものの、なかなか感情移入はしにくい。ハマるか
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CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)

3.5

庵野のほうと間違えた。
でも西内まりや目当てで観ました。

原作はほぼほぼよく知らないのですが、たぶんこれはだいぶ「キューティーハニー」ではないんだろうことは予想はつくのですが、というか実写版「銃夢」
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

お伽噺ですな。

ぼっちになど人権はない。とばかりに導入怒涛のように作品世界にぶちこまれるわけですが、これってようはぼっちに人権なしとかおひとりさま天国云々とかではなく、自分とは異なるコミュニティもし
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.0

おっふ。

なんだかんだこのテのノリは嫌いになれないむしろ好き。

ツッコミどころは山どころか川ほどあるけど、ひとそれを野暮という。
サムいしくだらないしあほらしいしクソだけど、それを承知で全力でバカ
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

4.0

なんせ限りあるこの人生。できる限り様々な物語に触れたいので、基本リメイクは観ないスタンスなのですが。よもやよもやのメタ的にシンクロする内容でした。こらたまるか。

ともあれ、ソン・イェジン目当てで観ま
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猫カフェ(2018年製作の映画)

3.5

身と蓋もないタイトルですが、ぬこといえばディスコミュニケーションの解消だよなあ、と涙活する気まんまんで再生してみた。

この目論見が大当たりでした。 ひねりもなにもないいつものやつでしたが、たすかりま
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

キム・オクビン目当てで観ました。

途中から救いがあるのかないのか。わくどきするのもバカらしくなるくらいの徹頭徹尾ブレなく韓国ノワール。タイトル通り圧巻の超絶バッドエンドでした。

愛はひとをどんなず
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

満を持して。ありがとうアマプラ。

とはいえアバンタイトルとタイトルバックの出し方のあまりのテンポの悪さ、センスのなさに、なんだヒゲ、それはいったいどういうことだ、稲妻のようだったキサマの画と音と光の
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

まさかの「阪急電車」の漫才コンビやないですか。俺大好きなんですよ。大好きなんですよ!←どうどう。

まさかあのコンビが立派な腐女子に成長するとは…←混ぜるなキケン

しつこいようですが、BLは苦手です
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったやつ。

会話劇のみで展開するワンシチュエーションサスペンスなのでしょうか。どことなく「search」を彷彿とさせますな。大好物なやつでした。

とにかく脚本が秀逸。ぶっちゃけなんにも
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ViVA!Kappe ビバ!カッペ(2010年製作の映画)

2.5

ちと脚本が不得手というか、いいこと言ってるんだけど、台詞回しが不自然とかでなかなか惜しいとこあるんだけど、なめるなよ?! 俺の対邦画ジュブナイル補正力は伊達じゃない!←どうしたどうした。

好きなやつ
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.0

韓流「ミスト」とでも言うべき共倒れ皆殺し胸糞エンドでした。
非常にややこしくも複雑な人間関係の大迷宮の末、たどり着いた真相がまたことごとくくそくだらなかったりするわけですが、それは主人公もまた同じ穴の
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

3.5

だいぶ前に観たのですが、そうか、こっちは劇場公開したから映画カテゴリにあるのですね。

誰にも愛されたことがないから、愛し方がわからない。
だけどそれでも、たとえ嘘でも、叫び続けていれば、それはいつか
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体操しようよ(2018年製作の映画)

3.5

ひととひととのつながりって、思いの外希薄なものなのですよね。
仕事とか学校とか、なかば必修科目の力を借りてなお、だけどそれはかたちばかりのもので、本当に欲しかったものは、親子の間でさえあるのかどうかな
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一級機密(2016年製作の映画)

3.0

キム・オクビン目当てで観ました。

韓流「七つの会議」か。こっちのほうが先だけど。でもあそこまでエンタメ的ではなく。それもそのはずこちらは実話ベース。

正義と、ひとことで言っても、なぜだろう、多種多
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.5

まさかの続編があったので観てみました。

なんだか作者的には前作ですべて言いたいことは言い切ってるけどアンケートが思いの外よかったからなんとか無理矢理連載続けさせられちゃいましたって感じがしました。
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新宿スワン(2015年製作の映画)

3.5

園子温、好きですよ。
基本、精神的にも肉体的にもグロいの苦手なので「冷たい熱帯魚」を観る勇気がもてないのがくやしいですが。
基本、根底にはこっ恥ずかしいまでにどうしようもないほどの愛がありますよね、表
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.0

ユナ目当てに観ました。

刑事モノというかスパイモノというかバディモノというか。結構設定自体は入り組んでて最初の方は名前と顔と状況覚えるので必死だったんですが。
お話自体はこれでもかってほどドストレー
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SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

2.5

望んだ世界の状態を、五感で感じ取ることができてはじめて、ひとは幸福感を得ることができると思われがちですが。
もらった櫛で梳くための髪がなくたって、鎖をつなぐ時計がなくたって、幸せはじゅうぶん感じ取れる
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.5

唐突にアマプラのオススメに現れたそれはあまりにクロエたんに酷似していて、まさかな、別に俺、最近そんないい子になんてしてなかったしな、だからといってなんか悪いことしたかと言えばそれはそれでお天道様に恥じ>>続きを読む

亡国のイージス(2005年製作の映画)

4.0

いったいぜんたいなにやってんだこのやろう、という事象に対してそのことごとくをパトリオットもかくやという勢いで真田広之がカウンターアタックしまくってくれる。ドストライクなおはなしでした。

国って、いっ
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シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

2.0

もっとコメディなりヒューマンドラマなりに振り切ってもらいたかった感が強いです。

導入は丁寧で好きな流れではあったんですが。

檻の中の動物。着ぐるみ着たニセモノの自分たち。それぞれのエゴ。えとせとら
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

ずっと気になってたけど、なぜかスルーしてた本作。
エンドロール観てようやく気づくやつ。重松清原作だた。ドストライクなやつやん。

生きていくってことは、あったかもしれない可能性をひとつずつ削ぎ落として
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瞳の奥の殺人者(2017年製作の映画)

2.0

なんだろうな。あらすじだけ見るとめちゃくちゃおもしろそうなんだけどな。

小説通りの殺人事件が実際に起こってる、という感覚はまったくしない。
テンポも悪いし、なにより主人公がなぜそないなことをずっとし
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.0

やっぱあれ「ゼイラム」だったんだ。笑。

こんなこと言うたらまた同調圧力だのモラハラだの言われるかもしんないけれど、スポ根モノには弱い。
異なる価値観に触れて、自らの価値観が広がってくのはやっぱ気持ち
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

予告からめちゃ気になってた一品。や、ただ単にヒロインさんの顔面がドストライクだっただけだったんだけども、予想してたのとは違った。斜め上からきた。いい意味で。

ラスト3分で戦慄しました。そっちの主張で
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きばいやんせ!私(2019年製作の映画)

3.5

夏帆が相変わらずエロいので観ました。

というかですな、なんかですな。
言うてあんま期待はしてなかったとですが。
タレント気取りの女子アナくずれで不倫ねーちゃんとか揶揄されて酔いどれるわ逆ギレするわ肉
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男と女(2016年製作の映画)

3.0

エロいのですな。

コン・ユ出演作。なぜか観るのを忘れてた。アマプラ見放題そろそろ終了ということで滑り込みました。

愛は本能ですから、好きになってしまったのならもう、どうしようもなくなるのはいたし
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

これだから村社会はこわいという感想が聞こえてきそうですが、小集団で、そんなに隠さなくてもバレないからあからさまになってるだけで、実のところ都会だろうが田舎だろうがこのテの問題はそこかしこにころがってる>>続きを読む

君が最後の初恋(2021年製作の映画)

4.0

今世紀最大級で眼球が溺死してしまったのは久しぶりに実家のトラウマに抵触してしまったからか。いつもより焼酎量が過多になってしまったからか。

ともあれ。

愛は、ひとを幸せにする最たるもののはずなのです
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メイク・ミー・ビリーブ(2023年製作の映画)

3.0

もはや何語かもわからずネトフリに勧められるままに観ましたがトルコだったのですね。
ロケーションがヤバいです。劇場の大画面で観るべきですが、それならもうとっとと現地まで行けばいいじゃねえかというところで
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母性(2022年製作の映画)

3.5

ああ、湊かなえか。

愛されたことがないひとは、誰も愛することができない。
そこには厳然たる可逆性があって、それはつまり、誰かに愛されたことがあるひとは、必ず誰かを愛することができる。
ニンゲンて、そ
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