日向日向さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

日向日向

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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.1

原作未プレイ、関連アニメのみ視聴した人間の感想故、ご理解ください。

作品のルートの中でも特に重い、という話を伺った上での視聴。当初は期待度をかなり低めに劇場に足を運んだわけですが、いい意味で裏切られ
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メカゴジラの逆襲(1975年製作の映画)

3.3

昭和ゴジラではなかなか珍しい続き物、といった感じでしたね。

別にそれっぽい演出等はありませんが、昭和ゴジラ最後となる作品です。
今回も昭和ゴジラではわりかしテンプレな、地球人よりも高度な科学力や文明
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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.5

バルゴンが可愛いですよね

ガメラ2作目にして、シリーズ初のカラー作品。
まだ普段のガメラのような子供向けな印象は薄いですね。小野寺の存在がそれを顕著に示しているようでした。

私利私欲の野望のために
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大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.4

平成とのギャップ

久しぶりのモノクロ特撮。
GEOでやたらガメラ特集が続いてて、観たいゴジラ映画がいつも借りられてるのでこれを、見ることに。
ゴジラと区別しようという想いがひしひしと感じられました。
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.2

目を覚ますとそこは薄暗い闇の中だった…


石井輝男が送るカルト作品。長らく封印され、ゲリラ上映のみでしか見るすべがない故、カルト的人気を現代まで持ち続けた作品です。
東映がとうとう発売するというので
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

4.1

これぞ怪獣プロレス。

13作目というわけで。
ガイガン初登場の前作を観てないので少し不安はありましたが、なんとか見れましたね。
予算がない+時間もない、ということで脚本がかなりぐだっており、詰め込み
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.4

ゴジラ、ゴジラの逆襲に続く作品。

ストーリーは割りかし普通に感じられましたが、操演などの特撮技術が光る作品だと思いました。

街の施設が風圧により倒壊して行く様は、1956年に制作されたとは考えられ
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

4.0

※東宝チャンピオン祭りです

『返せ!太陽を』のえげつのない歌から幕を開ける今作ですが、子供向け要素はどこにやら…だけど、個人的にはかなり好きです。

何が怖いかって、普段のゴジラよりも死傷者などの描
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ずんだホライずん(2017年製作の映画)

3.6

たまに見たくなる程よい中毒性

文化庁がなぜか大量の金をかけて作った電波でありながらも、まあまあ面白い作品。
国がお金を投入してるおかげか、作画が並みの映画レベルのクオリティ。戦闘シーンもただただ綺麗
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ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969年製作の映画)

3.0

異色作っちゃ異色作

謎の怪獣マーチから始まる今作、全部を夢オチというか夢の中の世界に抑えてるのが逆に斬新で、面白いですね。
予算の問題か、ゴジラ登場シーンは終盤以外ほとんど使い回し、フィルムの質感が
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

旅先で時間ができたので鑑賞。
予告の漂うウルトラセブン感に惹かれ、怖いもの見たさで鑑賞。

思った以上にウルトラセブンでした。

『概念』を奪うことで、人類を理解しようとし、その後侵略する、という異様
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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.2

人間、これがラストってなると化けるよね。

順ぐりと昭和シリーズ鑑賞してきて、とうとうここまできました。聞くところ、ゴジラシリーズの最後になる可能性が高かったらしいですね。
だから、もう闇鍋みたいに全
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

ノーランの創造する美しすぎるほどの恐怖。

かなり前から期待していた作品です。やはり前評判の通り、素晴らしかった。
美しく洗練された爆音の音響、超がつくロングショットによるダンケルクの全体像が美麗すぎ
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

3.6

この監督のゴジラ、個人的には好みかも。

やっと見れました。
なかなかな巻き込みを食らってしまった面々が辿り着いた先は、エビラが大暴れする島だった…というわけですが、こういう雰囲気の方がいいですね。
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セブン(1995年製作の映画)

4.6

祝映画レビュー100本記念。

何気に初デビッド=フィンチャー作品。

言葉の一つ一つが重く、そして長く残り続ける作品です。後味の悪さでは、並ぶ作品を見つける方が難しいですな。

七つの大罪をテーマに
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

3.5

とりあえず和みますね。

今まで、通しで昭和シリーズをぼちぼちと見てきましたが、1番ゆるい雰囲気を持ちながら、虚しいラストになってますね。

ゾルゲル島という、謎の島で研究していた人たちの実験により、
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.9

壮絶な最後で幕を閉じた前作からさらにグレードアップした作品です。

前作の生存キャストは続投はさることながら、西田敏行などを新規キャストと器用したことで、作品の幅も広がりましたね。
今回は皆が皆、本当
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

ゾンビ映画に見せかけた濃厚な人間ドラマ。

期待値がわりと普通だった分、いい意味で裏切られた、そんな神作品です。

褒めたい点は多々ありますが、僕は人間ドラマが近年稀に見る素晴らしさだったので紹介しよ
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.2

順番がわりとむちゃくちゃですね。

怪獣大戦争を見て、南海の決戦を見ねば!と思い地元のTUTAYAを回ってもなかったため、これを見ることに。

前作から少し質感が上がった着ぐるみ造形がよかったですね。
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

岡田准一が好きというのもあり、テーマ的にも興味が唆られたため、鑑賞。

歴史の知識に関しては、学校教育程度の知識しかないため、歴史的な言及はせずに敢えて心情面で見えみました。
負けるのが濃厚な戦に挑む
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.5

8月の終わりは青春映画。

ずっと気になってた作品のひとつです。
菅田君と池松君がただただ意味のあるようなないような会話を続ける映画。ショットもたいして変わらず、変化に乏しいのになぜか笑える、そんな作
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.3

オリジンとしてはノーマル、しかし全体的にはかなりグッド
しかし、戦争映画として見に行くと酷い目にあいます。

『バットマンvsスーパーマン』、『スーサイド・スクワッド』が吹かず飛ばずで、ユニバース計画
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.2

安定の酷さ。

やりたい放題で、ある回に関しては放送禁止さえもくらっている本作を、何故か愚かにも映画にしてしまった、というやつです。
のっけからひどい。
平然のようにサダム=フセインがラスボスだったり
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.1

多分また延期しそうなので見ちゃいました。

実際に事故があったとか、よくわからない理由で延期を余儀なくされた今作。見れば見るほど延期した理由がわからなくなりますね。

肝心な本編は、なかなかに胸踊らさ
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.8

真夏ですがクリスマス。

大阪東京間のバス内で時間を持て余したので視聴。
作品全体にある古臭さが堪りませんね。色々なツールを駆使して、化け物に立ち向かう、という筋書きのストーリーは一定の面白さがありま
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怪獣大戦争(1965年製作の映画)

4.0

宇宙に輸送されるゴジラとラドンの図はかなりシュールですね。

じゅんぐりと見始めた昭和ゴジラシリーズ。今作は初めてだろうか、宇宙人がメインに登場してますね。また、X星人がなかなかにずる賢い。
観てて不
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.9

レイトショーのノリなら見れると思いました。

菅田くんと広瀬すずのアンチというわけではありませんが、なぜ起用したかが未だによくわからないのが本音です。まぁ、売り上げ目的などでしょうが。

ポスト『君の
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海底47m(2017年製作の映画)

4.4

サメ映画を見て、久しぶりに恐怖を感じました。

「ロスト•バケーション」以降、サメ映画を見れずにいた最近ですが、これは素晴らしい傑作です。
彼氏に振られ、自分を変えたいと思う姉となんとか姉を変えたいと
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

マイケルには流石に勝てませんよ…

第2作以降は基本的に劣化することが多いのですが、このシリーズは劣化を知りませんね。
今回は前回との構図がまるで逆転してるのがよかったですね。
ウィル=スミスがトミー
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 http://鷹の爪.jpは永遠に(2009年製作の映画)

3.6

もう中学生とか、懐かしすぎね。

てなわけで第3作まで愚かにも迎えてしまった今作。もはやお馴染みのバジェットゲージなどに新たな可能性を与えた本作。
赤字を魚雷にして飛ばすだなんて…

なんの偶然か因果
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜(2008年製作の映画)

3.8

これ十年前なんですね……。

お茶の間を飛び出した鷹の爪。映画になって、映画中に媚びるという今までの映画にない手法を取り入れたため、高品質でいつも通り馬鹿をやる映画を作ってくれました。

ネットで大暴
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.2

本多猪四郎×円谷英二

ゴジラとラドンが乱闘してたらキングギドラが…というストーリー構成で進む作品。
私は金星人です、という王女の登場で物語が変なことになってはいますが、それが逆に面白かったですね。
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es [エス](2001年製作の映画)

4.1

これは怖い。

実際に過去に行われた実験だそうですね。
勿論、脚色や誇張はあるでしょうが、それでもこれは怖い。本当に映画全体に付き纏う恐怖感に一方的に嬲られる、そんな映画です。

当初は仲間内の茶番の
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.9

銀河系のオリオンのベルト。

トミー=リー=ジョーンズ&ウィル=スミスのコンビは最高でしたね。あれに勝るコンビネーションは、未だかつて見たことがない気がします。

設定や世界観が引き込まれるんですよね
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

スパイダーマン/ホームカミング公開記念におさらいとして鑑賞。

既に10回以上見てますが、今までの映画体験の中でも第1位とも言える映画だと思われます。
総勢13人ものヒーローが肩を並べ、対立するわけで
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ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団(1984年製作の映画)

3.7

近年、ファイアーヘッドなど、不名誉な俗称をつけられがちなゾフィー兄さん。

この映画はある種のゾフィー兄さんの株を上げるためだけの映画だそうで、久しぶりに検証してみました。
で、結果ですが、なかなかに
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