tanayukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.9

NIKEじゃないとヤダ、みたいなのはあの時代に特有の空気なんだろうか。おもひでぽろぽろではプーマだったけど。

△2020/07/13 アマプラ鑑賞。スコア3.9

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

呪術的世界観と非科学的思考と排他的な村意識と都市伝説と謎の伝染病的なものを全部ぶち込んでホラーとミステリで味付けしたらこうなったみたいな作品。謎が解けたカタルシスはないが、妄想が膨らむ仕掛けが至るとこ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.6

パッケージのその笑顔、マジでやめれw 光州事件は韓国版天安門か。

△2020/07/11 アマプラ鑑賞。スコア4.6

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

倒錯した愛と倒錯した恨みとエンドレスの復讐劇。なぜ監禁されたかではなく、なぜ解放されたのかを問えというセリフのエグさに卒倒する。すごい。

△2020/07/11 アマプラ鑑賞。スコア4.5

JSA(2000年製作の映画)

4.4

国って何だろ。国境って何だろ。同じ民族って何だろ。同胞って何だろ。友情って何だろ。敵って何だろ。戦争って何だろ。祖国って何だろ。中立って何だろ。何だろ何だろ何だろ。考えれば考えるほど、答えは握りしめた>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

英国のパキスタン移民が差別に負けずに底辺から這い上がる物語というとフレディ・マーキュリーを思い出すが、きっとボヘミアンラプソディの成功がなかったら企画は通らなかっただろうなあ。ボスじゃなくても矢沢でも>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

2.6

ガキシンジ。幼稚で未熟でイノセントな悪魔に世界は何度破壊されたら気が済むのか。あれだけの状況を経験してもまだ成熟を拒むその心根はどこからくる。過酷な状況を経験した人間の顔は老成して子どものままではいら>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

2.8

ファザコンとこじらせとエゴイストのオンパレードで気持ち悪い。突然聞こえる太陽を盗んだ男の山下刑事のテーマ。思わせぶりだが選曲のセンスを疑う。全然合ってない(他の曲も)。

△2020/07/06 アマ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

シンゴジラって実写版エヴァみたいな面があるんだね、とあらためて。大人たちが全員悪人でワロタw

ヤシマ作戦とヤシオリ作戦についてはこちら。→ ‪ヤシマ作戦の全容解剖!【BGMからヤシオリ作戦まで】 @
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

原作未読だけど未読のままそっとしておくのが自分にとっての正解だなと思った。無駄に暑苦しいの、ニガテ。

△2020/07/02 アマプラ鑑賞。スコア3.0

ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

4.8

自分には夢を貫くだけのガッツがなかった。子どもに夢を託したほうが楽だから、という母親の述懐にジーンとくる。背負うものが大きくなると、子どもや家族の存在が、しないことの言い訳になってしまう。でも、その一>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.4

同じタイトルの短編映画とはまったく別の作品だけど、甲乙つけがたいクオリティで見た甲斐があった。レイシスト団体のスカウティングと規律がカルト宗教そのものでなんとも不気味だが、足抜けしようともがくブライオ>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.3

ファッキンイデオロギー。資本主義も共産主義も米軍も捕虜も国籍も男女も人種も関係ねえ。俺たちはダンスしたいだけなんだ。圧巻のパフォーマンスに胸が熱くなる。だが、それだけで終われないのは、あの国が直面して>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

ニコラ・テスラの生涯をぶつ切りのエピソードのつなぎ合わせで紹介した「テスラ」見たあとに、確認の意味もあって再鑑賞。

全米から人が押し寄せるシカゴ万博に電力供給する事業者を決める入札で、経済合理性を主
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.9

ニキータというよりレッドスパローとアトミックブロンドを足して2で割ったような感じかなあ。リュック・ベッソンは心の琴線に触れる何かを失ってしまった気がする。アナがスカウトされたときの同居人、あれ? T->>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

戦争反対だけど無類の戦闘機好きという宮崎駿監督の、ある意味限界を露呈してしまったファンタジー。純粋に技術を追求するエンジニアに罪はないと自分も思いたいが、自分がつくった飛行機が一機も戻ってこなかったと>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.3

ズドンと撃ち抜かれる。

△2020/06/18 SKIN(長編)公式サイトの無料配信で鑑賞。スコア4.3

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

サントラ盤が大流行したのは覚えてるけど、当時もダンスシーンは本人じゃないよね、妙にいかり肩で体型違うし、顔もほとんど見えないし、と言ってた記憶が。あと、子どもがクラシックバレエを習ってたので、いま見る>>続きを読む

セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.8

原題「Le Sens de la Fête」は「祭りの意味」、「C'est la vie!」は「これが人生さ」という慣用句。人生いろいろでいいと思うが、あの新郎とは一緒に暮らしたくないことだけははっき>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

デヴィッド・ボウイの左右の目の色は違うんだね。メリークリスマス、ミスターローレンス。

△2020/06/13 アマプラ鑑賞。スコア3.7

リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

3.3

七色の声を持つジェーン・ホロックスのためにつくられたミュージカルを映画化。スター誕生というより毒親からの離脱と自らの脱皮がテーマ。伝書鳩のドゥウェインは戻ってきてもローラは旅立たなきゃ。

△2020
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15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

3.5

アフリカの角に位置し、ソマリアと接するフランス最後の植民地ジプチ(1977年に独立)。スクールバスジャック犯6人を6人のスナイパーが同時に狙撃して子どもたちを全員無事救出する。

と聞くと、さぞ緊迫し
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blank13(2017年製作の映画)

3.8

リリー・フランキーはいつ見てもリリー・フランキー。セリフではなく目の動きだけで語る遺族席の3人の、えもいわれぬ複雑な思い。13年の恨みと悔しさと怒りと諦めは、そんなに簡単に癒されない。でも、対面を拒否>>続きを読む

LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

4.1

「数は正義」を地でいくゴリゴリのザ・政治家リンドン・ジョンソンの名台詞の数々。

副大統領候補への就任を依頼されたとき。

「報われない仕事です」
LBJ「テキサス州の教師も報われない仕事だった」
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.2

野心家でエゴイスト、いい意味で政治家向きのジャクリーンは、いまならきっと自ら大統領を目指したのではないか、ヒラリーのように。一筋縄ではいかない複雑な人物で、単純な共感は得られにくい役柄を見事に演じたナ>>続きを読む

13デイズ(2000年製作の映画)

4.4

息詰まる心理戦はゲーム理論そのもので、非協力ゲームでの読み合いは見応えがある。軍に足を引っ張られながらもよくぞ乗り切ったと感心すると同時に、頭がよすぎるがゆえに駆け引きに溺れがちなジャック(JFKはジ>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

STEMは自ら選んだ宿主に寄生してコントロールを乗っ取る寄生虫。脳波による指令でも身体を動かせるのに、意識は読み取れなくて音声を介する必要があるというのは、よくわからなかった。寝た状態から起き上がるあ>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょ」

△2021/08/21 ネトフリ鑑賞。スコア4.0

真琴と千昭と功介。原作で時をかけた芳山和子(魔女おばさん)の姪が主人公。
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.0

JCが見たら、これは絵空事に見えるのかな。それとも、あるあるなの? おっさんの自分には、自分とは違うタイプのおっさんの妄想にしか見えなかったけど。少なくとも、自分がターゲットではないことだけはわかりま>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

マーヴェリック&グース。アイスマン&スライダー。ドッグファイトシーンは米海軍の協力のもと本物の米軍機を使用。いま見ても迫力。ストーリーはいかにも80年代っぽい能天気さで深みはない。

△2020/05
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.8

ネタに困って出来の悪い息子(出来をスーパーにしてしまうと年をとって衰えの目立つ主演俳優が霞んでしまう)を登場させるくらいなら、続編なんてつくたなきゃいいのに、というのはインディジョーンズシリーズのとき>>続きを読む

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.2

いまどきのノンストップアクションなんだけど、一本調子で目が慣れてしまう。敵がスマートすぎて恐怖感が皆無なのも、ダレてしまった要因かも。

△2020/05/30 Apple TV登録。スコア3.2

バニシング(2017年製作の映画)

3.3

灯台守の3人が消えたという設定だけが実話で、あとは全部作り話。これを実話ベースというのはさすがにどうなのか。金は人を狂わせる。

△2020/05/26 Apple TVで509円レンタル。スコア3.
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