tanuusagiさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

tanuusagi

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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.6

なんだこれなんだこれ。なんだこれ。
終始不穏で時々嬉しくて、揺さぶられ続ける感じが人生のよう。

舞踏を観たときみたいな、気持ち悪いと気持ちいいの中間みたいな心の持っていかれ方でした。

私ごときにゃ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.4

「矯正」という考え方に強い抵抗感を覚えるけど、同時に、自分の子どもや家族だった時になんの抵抗や躊躇いもなく受け入れられるんだろうか私は、というモヤモヤも湧く。

友人知人は特に抵抗なくそうなんだーて聞
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.3

哭声観た反動でコミカルなもんが観たくなったので、ファニーなパクソジュンに大変癒されました。
ごちそうさまでした🙏🏻
トッポッキトッポッキ。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

おおおっっっっ…
行き先が分かんないのもさることながら、そもそも自分が何に乗ってるのかも分かんなくなるような振り回され方でした。

徹底して不安にさせられる感じ、好きな類ではないんだけど、結構よかった
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.7

ずっしりとした重み、たしかに受け取りました。
ウインド・リバーを観終えた時のような感情。

ここまで無知で生きてきたことを恥じ、朝鮮半島事情及び日本との関わり、勉強します。

ちなみに安藤サクラちゃん
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カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

3.1

韓国版ゾディアックって感じでした。

役者さんたちのジリジリとしたお芝居は見応えありましたが、トータルとしては、うーん。。
実話ベースにしてるけど、結局なにがしたかったんだろう。

両親に入り込んで描
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.4

映画というより、ハイブランドのコンセプトムービー的なものを観ている感覚でした。

細部に至るまでハイセンスで本当にかっこいいんですが、映画としてはノクターナルアニマルズの方が何倍も魅力的に感じます。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.4

かなり非現実的な設定なのに、それが気にならないのがすごいです。
「寝ないよ一生」って言う時のウジンがチャーミングでとても良かったので、イスを初めて誘うウジンをパク・ソジュンにしてくれてほんとにありがと
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友罪(2017年製作の映画)

3.3

一つ一つは美味しいんだけど全部いっぺんに食べるのはかなり重たいわこれ!!って感じのこってり感が64を彷彿とさせるなぁ〜…と思ったら、監督もスタッフも64メンバーだったんですね。納得です。

私的にはこ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

マイクミルズが、「ママはハンフリーボガードが大好きで、生まれ変わったらボガードと結婚したいと言っていた」と。
この映画を作る時にお母さんは亡くなってて話を聴けないから、代わりにボガードの作品をたくさん
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殺人の疑惑(2013年製作の映画)

3.0

どうして「殺人の疑惑」なんて凡庸なタイトルにしちゃったのか…ポスターもタイトルも元のままにしとけばいいのにって思いました。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.4

「母」の、ある種の異常性(「母」からすると何ら異常ではないという点においてもまた異常性と言える)を描いた作品に私が惹かれるのは、
自分が「母」であること以上に、自分が「母」の子であるという意識が強烈に
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.3

ティルダスウィントンもジェイクギレンホールもポールダノも出てるなんて見ないわけにいかん、思ってみたけど、アンソヒョンちゃんにもやられました。

レイトオータム(2010年製作の映画)

2.9

ディテールは良いのに、まとまりが良くないのかなぁ。どうしてももったいない感を拭えない自分がいます。

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.2

ただただ今はヒョンビンが見たかったんです。
かっこええ

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.9

4ヶ月半ぶりの映画が最高で、久々に胸のあたりに小川の水が流れてるようないい気持ち。

私はほんとに喪の作業に心が持っていかれるんだなとつくづく思いました。

いつか観ようと思って何年もウォッチリストに
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今日子と修一の場合(2013年製作の映画)

2.7

期待値上げ過ぎてしまったかもしれませんが、もっと素晴らしい仕上がりになる可能性だってあったんじゃないかなぁという気持ちになりました。

風の電話(2020年製作の映画)

4.2

全国90館以上で上映されてることとか、予告編見た感じとかでなんとなくイメージして観たけど、全然違った。
違って、結果、とても良かったんだけど。
(とにかく、えーこれよくイオンシネマとかで上映するな!?
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.0

え?ユマサーマンとクリスチャンスレーターだって!?懐かしい。。みたいな軽い気持ちで見てしまって1見たからとりあえず2も見ておいたんだけど、全く魅力がわからなかった。
あー、、悔しいからこの後すぐにまた
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.1

隅から隅まで面白い!
レネーも抜群に面白いんですが、イーサンの絶妙な間の抜けた感じがチャーミングだし、ふわふわ揺れるエイヴリーがミシェルウィリアムズでありながらミシェルウィリアムズでないようにも見えて
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.7

湯本香樹実の書く死って、そのあっけなさや喪失感にとてもリアリティがあって、私はいつも自分に起きたことのような気持ちでしばらく囚われてしまいます。

これは原作読んでないけど、優介の近くて遠い感じには、
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

サスペンスものを見る軽い気持ちで鑑賞してしまったけど、どっしりと重みのある作品でした。

先住民の約8割が居留地に住まされているということすら私は知らなくて、こんな大掛かりな国家規模の仕組みなのに知ら
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.1

ドゥニヴィルヌーヴとジェイクギレンホールが気になっていて何作目かの鑑賞。

この犯人誰だかわからない感じで進んでいく話とか意外な結末みたいな話って、私はそんなに好きじゃないんだな、、っていうことに気付
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.0

レフンさんの映画観ると毎回どう形容していいのかわからないむず痒さに襲われるのですが、欧風任侠映画って感じが私的にはしっくりくるなぁと、今作を観て思いました。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.7

世の中み〜んな母親から生まれてて、「母親」はこの世にわんさかいて。
それくらいありふれた存在でありながら、それでも、性別とか人種とかを越えて「母親」っていうのは本当に独特で特殊な生き物だと思います。
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.8

えーそんな20時台の時代劇みたいなストーリーありー!?と多少動揺したけれど。

でも。

トーマス、ミミ、ジョハンナ、W.F、ジュディス、イーサン…それぞれの胸の内のさざ波を全員分我がもののように感じ
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