tanuusagiさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

tanuusagi

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幼い依頼人(2019年製作の映画)

2.8

韓国映画への信頼感が日増しに高まってきてたところ、結構期待して観ちゃったせいもあるのか、これはちょっと残念な気持ちになりました。

内容が内容なだけにもっとじっくり向き合って欲しかった。映画っていうよ
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

全くノーマークだったところからキャストの豪華さに驚いてつい視聴。
エイミーアダムスとジュリアンムーアとゲイリーオールドマンて!でもなんだかさほどパッとしないのはどうしてだろう。
いろいろ詰め込まれすぎ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.9

前作が結構好きだったので期待が高まりましたが、なんとなく妙な感じの世界観だし大味だし、ちょっとがっかりでした。

でも冒頭チャンソヨンが残るシーンはグッときます。
あの役を彼女にしてくれて本当にありが
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グッバイ・シングル(2016年製作の映画)

3.4

キムヘス目当てにしつつ息抜きのつもりでみたけど、思ったより面白かったです。
日本だとエンタメ要素の強いこういうテイストの作品て、お金にがめつい人やお金で物事解決させられると思ってる人は「そういう人」と
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.4

年始に「アクエリアス」観て監督が気になっていたのでこちらも。

権力は甘い顔した裏でもの凄く非情な手段で弱者を潰しにかかる。
そこへの対峙と抵抗の手段は日本人的には全く想像を超えているものだけれど、彼
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.0

渡辺あやさん脚本で、吉田寮モデルということで気になっていた作品なんだけど、ほんとに京大がこれって、、。
寮の存続をめぐる闘いだけれど、実際のところ日本で起きている原則の崩壊をぎゅっと凝縮した作品だと思
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.3

なんでこれ観たいと思ったのか忘れてしまったけど、たしかにタイトルで損しているかもしれない。

悪い夢を見ているような序盤、何が起きているのかわかり始めつつエドガーへの嫌悪感が募り始める中盤、ちょっとず
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.6

今更ながら観たけどアニメーションでも魅力変わらず。
というかむしろアニメーションであることを忘れそうになりました。

そもそもウェスアンダーソン作品の美術や構図は絵的といかコミック的だからなのか、その
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.4

愛憎入り混じるけれど愛も憎しみもわかりやすく表出はしない。
ゴウン目当てだったけど、キムヘスの骨太な存在感に釘付けでした。
これ観てこんなにポロポロ泣くとは思わなかった…


でもウィハジュンが歳取っ
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.0

チャテヒョン目当てで。
と言いながらビジュアルについては全くもって苦手な部類なんだけど、間が抜けてるんだけどいい奴!って感じがとことん似合うなぁ、チャテヒョン。

しかし韓国はどの作品も吐瀉物とか口か
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.6

ひょよよよよ…
if anything happens i love you…
このメッセージ、子供から受け取る瞬間の恐怖とそれを入力している瞬間の子供の覚悟を想像すると発狂しそうで耐えられない。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.4

なんで観たいと思ったか覚えていないくらい前にclipしていたものを、ふと思い立って鑑賞。
さまざまな問題(problemやらtroubleやらincidentやらaccident)に満ちていながら娯楽
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26年(2012年製作の映画)

3.0

タクシー運転手も然りだけど、つい30年間くらい前の政治的な事件を、このように描けるということ自体がすごい。
有名どころの俳優たちが出演しているということもそうだし、当事者たちがまだガンガン存命でいるう
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.6

大きな問題や異常な事態が発生していても、現実は渦中にある者ほど何が起きているかわからなかったりするもので。
事態の認識には人それぞれ時間的にも差があって、そういう"緊迫感と緊迫感の欠如のコントラスト"
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーは特に好きじゃなかったけど、出ている役者さん達のお芝居見ているのが幸せな映画だった。
DAIGOがお芝居しているの初めて見たけどこれとても良かったなぁ。ナイスキャスティング。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.9

なんというリアリティ…
ガっと現れてとっとと去っていく危機や、曝け出された無様さを受け入れられない自分。当人にとってはものすごい崩壊なんだけどはたから見るとちょっと滑稽、、
みたいなところ、私はちょっ
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.4

済州島は観光地感全くない田舎でしかないし、誰もキラキラしてないし誰も美しくない(いやほんとは美しいんだけど役としては美しくない)。
鬱屈した田舎の空気みたいなものを肌で知る者としては、痛みとともにどこ
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密偵(2016年製作の映画)

3.3

ソンガンホとコンユとハンジミンとイビョンホンという豪華なキャスティング…とてもどっしり。

それにしてもなんで韓国って、こういう多面性に満ちた心理描写をする(しかも描写が微かで静かな)作品がちゃんと大
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凍える牙(2012年製作の映画)

2.7

ソンガンホって作品の幅が広いなぁ。
目撃者と連続して観ちゃったのでイソンミンの特徴的な顔がこびりついて離れない。

目撃者(2017年製作の映画)

3.2

ストーリーだけにとらわれると突っ込みたくなってしまうけど、「大規模マンションのど真ん中」っていうのはきっと社会の縮図としてのそれで、そう思うと、うんうん、てなります。
弱いものは弾き出された挙句見えな
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.1

え?キムウィソンどこで出てきた!?違うキムウィソンとか?見直しても見つけられない…

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.1

若い頃の仲間との絆コメディ。
チョンウヒとシムウンギョン目当てで観て、期待通りチョンウヒとシムウンギョンが良かったですが、じゃなかったらあまり興味もてなかった感じかも。

こりゃたしかにどこの国でもリ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.9

支配と被支配や正悪、二層がパックリと分かれていることなんてなくて、どこかで少しずつ混じり合ったり行き来したりしている。
1人の人間の中にあるものも複層的で、それが人の数だけ折り重なって世界ができている
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

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子どもの頃大好きだったのを再鑑賞してみたらエリク・ラ・サルとかサミュエル・L・ジャクソンとか出ててびっくりした。

Red(2020年製作の映画)

3.0

夏帆ちゃん始め結構人物に立体感があるんだけど、妻夫木くんだけが偏平で2次元の人感が強い。敢えてなのかもしれないけど、とてもへらべったいので、なんでそんな愛せるー!?と、疑問符浮かびまくる2時間でした。>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.9

トニコレットっていうだけでもう充分怖いんだけど、娘役の子も似た種類の怖さが滲み出る顔。
でも1番怖かったのは開始から30〜40分くらいなので、そのあとはまあ普通のホラーとして見られます。ホラーって慣れ
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空に住む(2020年製作の映画)

3.5

雲を掴まされているような気分でした。
掴んでるのに掴んでない…みたいなすり抜け感に戸惑わされたのち、自分の手の感触だけがしっかり感じられることに気付く。みたいな。

エンディングの音楽とか、絶妙にハズ
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火口のふたり(2019年製作の映画)

2.1

中途半端で愚鈍な印象。
冒頭からもう過去をとにかく2人に説明させまくるセリフ。。
かと言って、“そういう”会話劇の繰り広げられる作品かって言ったらそうではなく。
無駄な会話なんか不要なはずの2人の濃密
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

純愛とか究極の純愛とか美しいとかいう形容が散見されるけど、なんだかそんなの陳腐だなって思います。

どんな恋愛もおおむね不恰好で傍目には痛々しいものだと思うんですが、この恋愛だって普通に同じように不恰
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.1

タコと人とのメロドラマ
都合のいい解釈と言われたらそれまでだけど、大方人の解釈なんて都合の良いものだし、クレイグにとってこれは真実中の真実であるという真実。

私は音楽がちょっと煽ってくる感じのベタさ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.3

あまり期待していなかったので逆に思ってたよりよかった。大学出ても整形しても好転しない。社会からこぼれる鬱屈した若者と、それを利用する人間。

村上春樹が好きで“村上春樹作品の映像化”に期待して観たら余
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

挿入される歌もストレートだし綺麗にまとまってる感が強い気もするけど、アランカミングが徹頭徹尾魅力的で魅せられた…

「any day now」てタイトルには痛切さがあっていいなぁ。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

気味悪さがありながらも、何故か隣に腰掛けて寄り添って背中さすりたくなるような、“うぁぁぁぁあーーーー‼︎‼︎”って気持ちにさせられる男性が時々いるんですが、ポールダノはその一人で、ラストとかもう“うぁ>>続きを読む

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

2.3

びっくりするくらいベタに感動させる流れの作品であります。
子ども向けなのか?というくらい煽ってくる演出とか、スポーツで強調されるナショナリズムみたいなものには反感を覚えるんだけど、
朝鮮半島の南北間に
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麻薬王(2017年製作の映画)

3.0

ペドゥナとソンガンホみたさに。作品以上に役者さんを楽しむ感じでした。

ソンガンホって、映像では感じ得ないはずの匂いとか、湿度とかが妙にリアルに感じられるように錯覚してしまう。すごく五感に訴え掛けてく
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あなたの初恋探します(2010年製作の映画)

2.5

息抜き作品。
イムスジョンのわんこ系ベビーフェイスは、永野芽郁とあいみょんを足して二で割った感じでとても可愛いのですが、この時30とかちょっと化け物過ぎる。今41でも変わっとらんし。。