tanuusagiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

tanuusagi

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青い塩(2011年製作の映画)

2.9

もちろんソンガンホ目当てで。
好みではなかったけど悪くなかったです。
90年代の日本の映画みたいな雰囲気がありました。

弁護人(2013年製作の映画)

3.5

「日本の皆さん、この映画に期待と声援を」というソンガンホのコメントが冒頭に入っていて、なかなかどうして珍しいなぁと思いましたが、そうか、これは盧武鉉がモデルなんですね。
朴槿恵政権下での公開、なるほど
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.9

よくこんな映画作ったし、みんなよく出演したな…。そしてこれが30000人以上にマークされてるってことも普通に考えたらだいぶすごい話だと思う。

視聴前も視聴後も、やはりこの役はシムウンギョンしか考えら
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.1

すごくなんとなく見始めたもののよかったです。
石井杏奈ちゃんはソロモンで見て気になっていたけど、やっぱりこういう役をガツンと演じるタイプなんだなぁ。
そして相手役が中川くんというのはナイスキャスティン
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

見えないから余計に緊迫感あるし、受け手が自分で画を創りながら視聴する必要があるっていうのも刺激的でとても面白かったです。
北欧感のあるじっとりした雰囲気と構成もよかったし、最後のシーンで夜が明けている
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.0

存在すら知らなくて、たまたまジェイクギレンホール作品として目にとまったっていうだけで何の気なく観てしまったんだけど、これは…思いがけずよかった。

戦争っていうのは仮に生きて帰ってきたからって元通りじ
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.3

これ長年「産まれた瞬間からブラッドピット」なのかと思っていてなんか抵抗があったんですが、じわじわと魅力が滲んできて良かったです。

しかもティルダスウィントンもケイトブランシェットも揃ってるなんて贅沢
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甘酸っぱい(2021年製作の映画)

3.3

予告編見て「知ってるワイフ」的な雰囲気のかなぁー?と思ってボーッと見始め、見終えようとしたとこで「!」てなりました。
そういう感じなのね!わーお!

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.4

この頃SFが気になってる流れで視聴。
静けさとか画の美しさとかエルファニングと主演の俳優さんのお芝居とか、色々細やかでとても良かったです。
でもだからこそ何かこう、、、ストーリーが薄味すぎるというか特
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チャ・インピョはどこへ消えたのか?(2019年製作の映画)

2.2

ちょーっとやりすぎじゃないですかこれ??

ぽやーっと観られるコメディと思ってたんですが学生演劇部の演出みたいで逆に疲れてしまいました…

ある母の復讐(2012年製作の映画)

1.8

結局泣き寝入りしかないという酷い実態はわかりますが、映画としては魅力なしでした。
制作陣、浅はかすぎやしないか。。

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.7

人間、生きて死ぬだけなのにどうして私たちはこうもくだらないことに一喜一憂して、怒り狂い、嘲り、奢り、自尊心ばかりを後生大事に育ててしまうんだろ。って気持ちにさせられました。
思いもよらないところで思い
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.2

長い長い喪の作業。
私は生き直しの物語がとても好きだけど、これはそうそう容易く清々しさを感じさせてはくれないところがとてもいい。現実に起きる変化は緩慢だもの。
溜まり続けているものをなんとか消化しよう
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

ルーのヤバさはゴーンガールのエイミー(ロザムンドパイク)のそれに似ている気がする。
ジェイクギレンホール大好きな私でも、ルーの姿を見る度に胃がズーンと重たくなるような嫌な気持ちにさせてくるところ、ほん
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ピンクリボン(2004年製作の映画)

3.0

青山真治AAのピンク版て感じ。
少し前に見てどうしても解せなかった「火口のふたり」がかつての日活ロマンポルノ的だという情報を得て、日活ロマンポルノて一体どういうものなのかっていう疑問が湧き、また大好き
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.5

あー、見たくない。他人のそんな姿見たくないだよ…っていう姿をみんなが晒す感じ、私はアメリカンビューティーのその感じを思い出しました。

キルステンダンスト目当てというだけで前情報ほぼ無しに観たので最後
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百万長者の初恋(2006年製作の映画)

2.0

息抜きにと思って見始めたもののこれはシークレットガーデン級に見てて恥ずかしいやつでした。。
可愛いのに普通っぽいっていうイヨニの初々しさは、あまちゃんの時の能年玲奈を思い出させます。あとヒョンビンの髪
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ハウスメイド(2010年製作の映画)

3.7

あらすじとかポスターデザインとかがうーむって感じなので、チョンドヨンとユンヨジョンが気になってリストに入れながらもずっと放置していたけど、イメージするよりかずっと良かったです。

韓国ってこういう格差
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私を信じて -リサ・マクヴェイの誘拐-(2018年製作の映画)

3.0

「実話に基づいた映画です」って感じの映画です。
ケイティーダグラスの理知的で意志の強い女の子役は結構ハマっていて見事でした。

155センチって他役者と並んで画面に映るとこんな感じなんだなぁ…

ルシッドドリーム/明晰夢(2016年製作の映画)

2.9

ソルギョング!オアシスのソルギョング!と思って思わず観たけど、なに見せられてんだろ…って気持ちになりました。。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.2

大掛かりな設定でガツンとしてて、あーアメリカ映画観た〜って気分になりました。
マットデイモンみたいな役って私はこれまで宇宙系の映画で見たことなかったけど、それって地球が安心で安全な帰還先としてあるから
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.7

人としての根元や本質に立ち返らせるSFって、まさにscience fiction、という感じで好きです。センスオブワンダー。

ひとつひとつが抜群に美味しくて繊細で、量も給仕のスピードも、もちろん場の
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ブラザー(2017年製作の映画)

3.1

マドンソクもイドンフィも結構好きなのでつい鑑賞。力抜いて観られる家族モノコメディでした。

トイレまで持たないかもしれないマドンソクとか
アイス食べてるバカっぽいチョウジンとか、王道的コメディにちょい
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

2.0

何が悪いわけでもなく、ただ好みでないというだけです。
この瀧内公美はとっても好き。

アスファルト(2015年製作の映画)

3.4

住まいはさびれているしみんな息を吸うように孤独に馴染んでいて。。
こういう者同士の魂の触れ合いはともすると虚しさに満ちて見えてしまいもするけど、
愛情あるコミカルなタッチでとても気持ちが良かったです。
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.2

ベタなものイメージして観たのですごいめんくらいました。
詩的で美しいけど、めんどくさい人たちだなぁ…
(ボソッ)

幼い依頼人(2019年製作の映画)

2.8

韓国映画への信頼感が日増しに高まってきてたところ、結構期待して観ちゃったせいもあるのか、これはちょっと残念な気持ちになりました。

内容が内容なだけにもっとじっくり向き合って欲しかった。映画っていうよ
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

全くノーマークだったところからキャストの豪華さに驚いてつい視聴。
エイミーアダムスとジュリアンムーアとゲイリーオールドマンて!でもなんだかさほどパッとしないのはどうしてだろう。
いろいろ詰め込まれすぎ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.9

前作が結構好きだったので期待が高まりましたが、なんとなく妙な感じの世界観だし大味だし、ちょっとがっかりでした。

でも冒頭チャンソヨンが残るシーンはグッときます。
あの役を彼女にしてくれて本当にありが
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グッバイ・シングル(2016年製作の映画)

3.4

キムヘス目当てにしつつ息抜きのつもりでみたけど、思ったより面白かったです。
日本だとエンタメ要素の強いこういうテイストの作品て、お金にがめつい人やお金で物事解決させられると思ってる人は「そういう人」と
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.4

年始に「アクエリアス」観て監督が気になっていたのでこちらも。

権力は甘い顔した裏でもの凄く非情な手段で弱者を潰しにかかる。
そこへの対峙と抵抗の手段は日本人的には全く想像を超えているものだけれど、彼
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.0

渡辺あやさん脚本で、吉田寮モデルということで気になっていた作品なんだけど、ほんとに京大がこれって、、。
寮の存続をめぐる闘いだけれど、実際のところ日本で起きている原則の崩壊をぎゅっと凝縮した作品だと思
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.3

なんでこれ観たいと思ったのか忘れてしまったけど、たしかにタイトルで損しているかもしれない。

悪い夢を見ているような序盤、何が起きているのかわかり始めつつエドガーへの嫌悪感が募り始める中盤、ちょっとず
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.6

今更ながら観たけどアニメーションでも魅力変わらず。
というかむしろアニメーションであることを忘れそうになりました。

そもそもウェスアンダーソン作品の美術や構図は絵的といかコミック的だからなのか、その
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.4

愛憎入り混じるけれど愛も憎しみもわかりやすく表出はしない。
ゴウン目当てだったけど、キムヘスの骨太な存在感に釘付けでした。
これ観てこんなにポロポロ泣くとは思わなかった…


でもウィハジュンが歳取っ
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