なにかさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

日本企業の組織体質をここまで面白く描けるのはさすが。

フード・インク(2008年製作の映画)

3.0

マイケルポーランの本を読んで、気になって観たら、完全に食欲が失せる映像だった。

何度かアメリカに出張に行った時、貧しい人ほど太っているということに気付いた。助成金で作られたハンバーガーの方が野菜より
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.5

健康だと思って食べている食品(スムージー、ヨーグルト、グラノーラ)でも実は大量の砂糖が使用されていたり。
企業の「ヘルシー」に踊らされて生きている気持ちになる映画。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

ボヘミアン・ラプソディと比較して酷評されていたイメージだけど、個人的には良かったと思う。

トランセンデンス(2014年製作の映画)

4.0

ツッコミたいけど、SFならこのくらいやってくれないと困る

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

ティモシーシャラメ君がかっこよすぎて正当な評価が出来ない。
監督の「田舎者」への皮肉が強い。

リトル・マーメイドII Return to The Sea(2006年製作の映画)

1.5

ストーリー★☆☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★★☆☆☆


ヴィランズが弱い。
アースラの妹、モルガナの動機「偉大な姉への嫉妬」があまりにも弱すぎるので、簡単に負けてしまう。

物語は、かつて海の世界
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

2.5

ストーリー★★☆☆☆
構成★★★☆☆
演出★★★☆☆

今はなき、有楽町スバル座で観た最後の映画。

ティムバートン色は濃くない。
芸術のような感性価値で選ばれる商品は「誰がそれを描いたか」も重要な評
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

ストーリー★★★☆☆
構成★★★★☆
演出★★★★☆

平凡な日常を描くからこそ、アダム・ドライバーの演技力が際立つ。

主人公のパターソンはバスの運転手で、毎朝同じシリアルを食べ、仕事に向かい、犬の
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バンビ(1942年製作の映画)

3.5

ストーリー★★★★☆
構成★★★☆☆
演出★★★★☆

バンビを見て真っ先に思い出すのは「もののけ姫」だ。
しかし、バンビは可愛い顔をしていながら、もののけ姫より強烈だ。
「もののけ姫」は自然と人間と
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

ストーリー★★★★★
構成★★★★★
演出★★★★☆

もし、私のことを知っている人なら納得してもらえるかもしれないが、私はこの主人公の仕事観に強く共感する。
邦題からもわかるように、この映画の主人公
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.0

ストーリー★★★★☆
構成★★★☆☆
演出★★★★★

芸術家とモデル、という関係が存在しなくとも、娘の成長の中での母親との距離という問題では、誰しもが通る道ではないだろうか。娘とは、母親の叶えられな
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

ストーリー★☆☆☆☆
構成★☆☆☆☆
演出★★★☆☆

色々と残念な映画だった。

声優のキャスティングに人気俳優/女優を起用すると、大抵の場合失敗するようだ。声に頼る演技に慣れていないと、声だけ作品
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

1.5

ストーリー★☆☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★★☆☆☆

アン・ハサウェイ見たさに鑑賞したが、完全に失敗した。

間違いなく女の子向けの映画。
ヒステリックな女の子たちのドタバタにはうんざり。
チープな
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ダンボ(2019年製作の映画)

1.5

ストーリー★☆☆☆☆
構成★☆☆☆☆
演出★★★☆☆

ティムバートンの中では異色。
サーカスのディティールは作り込まれていて楽しい。

ストーリーは…アニメ版ダンボが好きな人はがっかりするかもしれな
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さくらん(2007年製作の映画)

1.0

ストーリー★☆☆☆☆
構成★☆☆☆☆
演出★★☆☆☆

蜷川美花のファンでない限りは、見る必要のない映画。
ストーリーは日本文化をめちゃくちゃにしたディズニーファンタジー。

ニナミカ映画だから
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.0

ストーリー★★★☆☆
構成★★★★☆
演出★★★☆☆

アンドロイドが人間と共に暮らすようになった未来。
AI系のSF映画作品には、人工知能三原則や、派手なアクション・バトルがつきものだが、この物語は
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愛しのローズマリー(2001年製作の映画)

3.0

ストーリー★★★☆☆
構成★★★★☆
演出★★☆☆☆

催眠術にかかったモテない主人公が、めちゃくちゃスリムな美女(実は…)に恋をする物語。
ありがちな設定と普遍的なテーマだが、そこそこ楽しめるので暇
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

1.0

ストーリー★☆☆☆☆
構成★☆☆☆☆
演出★★★☆☆

100日後に死ぬワニ、豪華キャスト実写化!!って感じ。

軍艦島で撮影すると聞いたときはワクワクしたけれど、キャスト発表、トレーラー発表、上映
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

ストーリー★★☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★★★★★

抜け殻になったピカチュウの魂の行方…

何より嬉しかったのは、ピカチュウをはじめとしたポケモンの質感が表現されたところ。ピカチュウの毛並みや、
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

ストーリー★★★☆☆
構成★★★☆☆
演出★★★★★

3Dの立体表現と、2次元のアメコミの世界をこんなにうまく組み合わせられるなんて!!
アニメ作品の未来に期待が膨らむような作品だった。

ただ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリー★★★★☆
構成★★★★☆
演出★★★★☆

分からない映画が好きだ。分からなくても良い映画は面白い。

まず、この映画に好感が持てたのは、日本のアニメ作品のコンテクストを継承しつつも、
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私の男(2013年製作の映画)

1.5

ストーリー★★☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★☆☆☆☆

浅野忠信は何も悪くない。
ただ、原作から想起していた「男」のイメージは、もっと退廃的で憂いを帯びた(どちらかというと斉藤和義みたいな雰囲気の
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.0

ストーリー★★☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★☆☆☆☆


個人的に好みではなかった。

オートクチュールの仕立て屋と、美しいメンヘラウェイトレスの結婚。

小さな仕草や眼差しに至るまで、緻密に計画
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

2.5

ストーリー★★☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★★★☆☆

イヴ・サンローランの輝かしいキャリア、そして享楽的・退廃的とも言える人生を描いた作品。

イヴ・サンローラン財団所有のアーカイブコレクション
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感染列島(2008年製作の映画)

3.5

ストーリー★★★☆☆
構成★★★★☆
演出★★★☆☆

2009年に出された未来予測の答え合わせのように観るのが面白いと思う。

医療物資の不足や、最前線で戦う医療従事者の苦悩。
買い溜めや外出規制へ
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

ストーリー★★★★☆
構成★★★☆☆
演出★★★★☆

北欧の少数民族、サーミ人の少女クリスティーナの視点から、消し去ることのできない人種差別問題を描いたドラマ。

サーミ人だというだけでレッテルを貼
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.0

ストーリー★★★☆☆
構成★★★☆☆
演出★★★★☆

レコード店で働く個性的なティーンエイジャーたちが、わちゃわちゃする(だけの)ラブコメディだが、日本のティーン・ムービーと比べると、女の子たちがほ
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.0

ストーリー★★★☆☆
構成★★☆☆☆
演出★☆☆☆☆

野崎まど作品はアニメとの相性が非常に良い。

もともと旬のSF素材(本作ではミラーワールド)を料理するのが上手い。
アニメ映えするパーソナリティ
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