自分が映画好きだと思うなら、黙って見に行け!って感じだ。
スタイリッシュさというか整ってるのは圧倒的に1だと思ったけど、ヒーローが背負う答えから逃げなかったことがこの映画の何にも代えられない良いとこ>>続きを読む
「誰も知らない」を見てから、あまりにもその辛さにやられてしまって食欲を失ってしまったこともあってか、見る前はかなり構えていたのだけど、子供達の視点のチャーミングさでなんとか辛い現実を見つめることができ>>続きを読む
惜しい。ホラー演出や空間づくり、なにより暗闇の見せ方なんかはそりゃもう良い。でも死霊館を経てもうそれはこのくらいの水準にあって当たり前みたいな感覚になってるわけで。
じゃあどこで映画的な面白さを担保す>>続きを読む
ようやく見れた。思ってたよりもずっとずっと良かった。というか、あぁこういう映画だったんだ…と思ってもないところに着地させられて、とても不意を突かれた。
文としてまとまらないので、以下好きだった項目ごと>>続きを読む
おそらく、エンターテイメントを極めた映画として、こんなに面白くてストレスなく観れる映画はないはず。
ヒーロー映画だから、とかで観ないのはもう完全に遅れてるので、過去作追ってる追ってないに関わらず、今を>>続きを読む
現実から逃避して何かに逃げることってあるでしょう。
働き始めてからは毎週のように映画館に通って映画を見ているけど、自分にとって映画は現実から逃げるための一つの方法なのかもしれない。
なにより、この映>>続きを読む
小さい頃ビデオテープが擦り切れるくらいには前作の「ジュマンジ」を見ていて、子供ながらにB級だなぁと感じるところもあれば、底知れない恐怖を感じるような、大人になってもずっと忘れない一本だった。
そのジュ>>続きを読む
トッドヘインズの映画という情報だけで、これは見なくてはと思い前知識0で挑んだので、最初は???だったのだけど2人がNYへと旅立つ瞬間から、これは猛烈に好きな映画だという確信を得た。
だって、まったく別>>続きを読む
松坂桃李の演技には目を張る。ざらついた肌とお尻のシュッとしたフォルムは超美しい。漏れ出る声はどこか哀しげで、それは悲鳴のよう。
セックスシーンも、殺陣かよってくらいの音楽でちょっと笑ってしまうけれど、>>続きを読む
映画から訴えられるメッセージも、その描き方も良いなぁと感じつつも、なぜかあまり惹かれなかった。その理由を一週間おいて考えてみたけど答えは出ず。
うーん。もやもやする。
超高水準のアニメーションとストリーテリングはもう今さら言うまでもなく。これだけありそうだったお話を語り直せるのもピクサーの手腕としか言いようがない。
正直言って、ミゲルが家族に訴える冒頭のシーンの時点>>続きを読む
最初は前作を見てないとこんなにわかんないもんかーと冷めたけど、テーマ的なものにはグッときた。
あとは、なんたってサウナが登場するのがいい。
ヴィルヌーヴの「メッセージ」とリドリースコットの間というか、もはや「2001年宇宙の旅」というか…
それでいてとてもパーソナルな話になっているのがとんでもない。
観ながら、あぁこの映画は間違いない。と確信した瞬間がある。
千早が部室の畳の上に横たわるシーン。
使用禁止の貼り紙がされた扇風機、スケジュールの書かれた黒板、写真、畳のへこんだ跡が1ショットずつ連な>>続きを読む
とってもヘンな映画だ…。
アレクサンダー・ペインが撮る映画だから、まあ恐らく予告や前情報で先行してる「小さくなること」およびそれに付随するようなあれこれはそこまでフィーチャーされないんだろうとは思って>>続きを読む
2018年に語るべきすべてが詰まった映画だと思った。(製作はもう少し前だけど)
2010年代の総決算と言ってもいいくらい、あぁここまできたかぁ。と思わされた。
語弊を恐れず言うならば、障害も同性愛も>>続きを読む
スコアはもう一回見るか、もう少したって落ち着いてからつけます。ちょっと今の所は整理がつかない。
正直言ってこの映画が面白いのか、そもそも、これが映画なのか、未だに判断できない自分がいる。
ただ、ちら>>続きを読む
ファーストカットが海に沈んだ部屋というだけで、この物語が社会から除かれ、隠されて、沈められたものたちの物語であることがわかる。その部屋の青緑の濃淡と、浮かび上がる気泡の形の美しさだけで、もううっとりと>>続きを読む
希望のような映画だ。誰かを許すこと、与えること、わけあうこと、守ること、そんな当たり前のようなことを声を大にしていう映画が絶対に必要だった。
もはや逃れられない螺旋のように繋がっていくヒーロー映画に若>>続きを読む
期待を裏切らない展開っていいよね。椅子の上にあるランプが点灯してくれたら嬉しかった。
直近の傑作「スリー・ビルボード」はそれはそれは素晴らしい映画だった。
でも、日本には「羊の木」があるぞ!と言いたくなるくらいには個人的に大好きな、忘れがたい一作だった。
あまり内容に関しては触れたく>>続きを読む
お腹を割いたら何かが出てくる、暗い宇宙船の中を隊員たちがライトを持って探索、密閉された空間に水が溢れる、とおおよそ何かのSF映画で見たことのあるシーンが連なった先にあるメッセージが「仕事ばっかしてない>>続きを読む
この物語を"2018年に映画として"やる意味みたいなものは正直に言って感じられなかった。挙げるとすれば、二階堂ふみという女優が今演じることと、小沢健二が復活したことくらい。
それでも映画として面白い、>>続きを読む
吉田恵輔イズムをこれでもかと凝縮したような映画だった。
たしかに笑えるポイントは多いんだけど、いつ一線を越えてしまうかわからない危うさと、身に覚えのあるような人間のヤダみでもう胃がキリキリしてしまう。>>続きを読む
ぬぁー。よくもまあこんな映画を作ってくれたというか。
現実に起こった出来事に関してはもう閉口せざるを得ないというか、怒りも虚しさもやりどころがない。
でも、間違いなくこれが"おもしろい"映画になって>>続きを読む
昨日観終わってから、もう呆然としてしまって、いや、こんな映画を普通に観てしまっていいんですか。みたいな。あらゆる映画の面白さが、この映画に収束していっているような、そんな気がした。
善と悪、表と裏の>>続きを読む
その人をその人たらしめるものが、記憶や生い立ちだったとして、それが偽りだとしたら、その人はその人ではなくなってしまうのだろうか。
うーん。とても歯痒い映画だと思う。由加利が桔平の正体や真実を知りたい>>続きを読む
むう。なんだかなぁ。お話を転がせるために誰かを犠牲にしてしまうのはとても悲しい。しかも序盤の彼らとか、とても不本意だし愛がなさすぎやしませんか。仮にも前作で共に戦ってきたやつらじゃないですか!
いつ>>続きを読む
色々書いたけど、最終的に何も書きたくなったから消してしまった。
でも間違いなくこれは自分の映画だ。性別も年齢も関係ない!!!
ひとつだけ。ヨシカが雪国出身ということと、ヨシカの職場(花火に関わる仕事>>続きを読む
当たり前のことを当たり前に描ける映画って実はとても少ないのではないか。
例えば、誰かが一人でいたら声をかけるとか、「ありがとう」と言うとか、顔色を伺うとか、相手が気付くまで黙って待つとか。その逆に、真>>続きを読む
超ヘンテコな映画だ…
ヘンテコな映画なのだけど、描いていることはとてもまっすぐで「夢でもみないとこんな世界やってられねぇじゃん」的なこととか、もっといえばボーイミーツガールだと思うんだよね。
タイムマ>>続きを読む
まず「キャストが豪華!」
カジノのこととかは「自分にはよくわからない」けど、「何にも考えずに見て」も「普通に面白かった」です!
以上、カッコ内の言葉が2018年映画レビュー禁止ワードです。
あらゆるものの受け渡しによって映画が、映画の中の人物関係が出来上がっていく。もちろんただそれだけを切り取れば、ただの一動作でしかないものがこれだけ雄弁に物を語る様は、映画だなぁ。と思わされる。
煙草>>続きを読む
「WOOD JOB」があったにも関わらずまたしてもナメてしまっていて、劇場で見なかった一本。
電気がなくなって、「星が綺麗だ」とか「自然っていいね」みたいな感じでしょ、とか、予告から感じたコメディ要素>>続きを読む
ニューヨークへと向かうエスカレータの中、人々の流れからひたすら逆行していくミジャがラストにはどうなっていたのか。その変化は、体制の過ちでもなければ、ましてやミジャの過ちでもなく、ミジャの成長なのだと自>>続きを読む
閉塞感を感じるアップや全体的な話運びには若干既視感を感じるものの、照明を抑えた色味であったり、コニーを捕らえて離さない"赤"の演出や映画全体をものすごい力で牽引するOPNの音楽はむちゃくちゃ良い。
そ>>続きを読む