MVを抜きでない感は否めなかったけど、1時間を切る尺で浮かび上がるメッセージがむちゃくちゃ好き。
浮かんだのが「cero/街の報せ」の歌詞だったので引用します。
"みんなも年をとり いつかはいなくな>>続きを読む
いやーいいね。完璧なわけじゃないけどそれが愛らしい。エンドゲームのことで頭がいっぱいだった自分のなかに自然と入り込んでくれた。
ホラーの監督だけあって暗闇の使い方が巧いし、なりより磨りガラス越しの惨>>続きを読む
ネタバレしてないっす。
「アイアンマン」から足掛け11年。個々の作品に関しては思い入れの差はあれど、MCUとしての1つの世界をこんなに熱を持って見続けるとは自分でも思わなかった。そして、その1つの結>>続きを読む
11、12のシンプルだけど新鮮味のある映像ラッシュがいい。投稿者の証言と映像のバランスも自分はこれくらいがちょうどいいなぁと思ったり。
1. パート1を見た視聴者へのインタビュー
声のモザイク処理が>>続きを読む
理屈や言葉じゃ表せないけど、自分はこういう映画に出会うために映画を見続けるんだろうなぁと思わされた。
引き合うように、ときに反発するように人の内面は近づき離れる。テルちゃんもマモちゃんも葉子ちゃんも>>続きを読む
好みこそあれど、「グリーンブック」とどちらが良い、とかそういうのは野暮だと思う。例えスパイク・リー本人が何と言おうが。
どっちも必要でしょ。少しでもこうあってほしいと願う「希望」の映画と、浮かれてんじ>>続きを読む
皆さんご存知の某アーティストの薬物使用についての(それに限らずですが)田中宗一郎氏のツイートがとてもこの映画と共鳴してると思って、それ以上の言葉が浮かばなかったので引用します。
"世界で一番嫌いな言>>続きを読む
オチというか、事件の真相こそ読めてしまうものの、映画の核がそこにないことはタイトルの通り。誰の、誰に対するギルティなのか。そしてそれがどのようにして贖われるのか。
それに大きく関わる「人間の先入観」を>>続きを読む
Netflixで配信が開始されてからもなぜか重い腰が上がらず、はてどうしたものかと考えた末に、ずっと行きたかったアップリンク吉祥寺で初鑑賞。あまりの凄まじさと情報量に咀嚼しきれず、その後Netflix>>続きを読む
バンブルビーの可愛さだけでなんとか2時間近く見られた。
「KUBO」のトラヴィスナイトに「スウィート17モンスター」のケリーフレモンのコンビであれば、一人の少女の(人間としての自立としても)成長譚の映>>続きを読む
以前、会社の同期とヒーロー映画の話になったとき、「最近は多様性とか差別とかを気にして、黒人を主役にしたり、女性を主役にしたりして、気を遣い過ぎてる。」なんてことを言われて、正直反論する気も起こらなかっ>>続きを読む
火はなにかを燃やし尽くす凶器になる。反面、なにかを祈るときに人は火を灯したり、また夜空に火を打ち上げたりする。
なにかを芸術として昇華するのは、映画の特性の一つだと思う。
目も当てられない現実を、想>>続きを読む
今面白い映画って?と言われたら誰にでも迷わずおすすめできるウェルメイドな映画だった。
訪問、演奏、食事、手紙、パトカー、繰り返し反復される行動から、些細な人の変化を見出す。無意識な差別は無意識に溶け>>続きを読む
2にしていきなりド級の始まり。見たものに必ず悪い影響があるという前置き。呪いのビデオ感全開じゃん。
1.作業着の男(プロローグ)
吉田さん綺麗。昔のチャットモンチーのえっちゃんみたい。
2.窓の外>>続きを読む
先行上映にて。IMAX3D
面白かった!!!!できるならこれだけしか言いたくない!!!
同じように面白いと思うかは別として、とにかく世界中の全員にこの映画を見てほしい。特に、この先の世界を生きる若者た>>続きを読む
どこかにいく、誰かに会う、何かが起きる、敵を倒す、道具を手に入れる、別の場所に行くの繰り返し感がゲームにしか感じなかった。いくら展開が多くて速かろうがおれが見たいのはそういうことじゃない。見たことない>>続きを読む
ムーンライトが蒼の映画だとしたら今作は間違いなく「黄色」の映画だ。
その黄色は時に「私たちはここにいる」という声をささやかにあげてみせたり、時にひどくつらい現実のなかに垣間見える希望の象徴として現れる>>続きを読む
人生の中でとても大切にしたい一本にまた出逢えた。
秘密の友達との出会い。そのオープニングから心奪われた。父がかつて夢を追った痕跡であるカセットテープの音源をリミックスし、MPCを叩いて再構築する。>>続きを読む
個人的にはとても良い部分とあんまり好きになれない部分が共存してて判断に困る一作だった。
良い部分は人物の些細な仕草。話をするときの手の動き、目の動き、身体の揺れ。特に芯を食った話をするときのそれの描き>>続きを読む
くそ暇なときにでも改めてちょっとずつ見ていこうと思って。
1.白い着物の女
なにも映ってないブラウン管テレビ→白い服の女性が立ってる→白い服の女性が座ってる→いなくなってる
立つ→座るの段階を踏んで>>続きを読む
ざらついた肌の上に滴る汗、これだけで何か映画的だと言いたくなるようなファーストカット。良い。
予告編で「アウトレイジ」+「日本で一番悪い奴ら」みたいな?とか思ってたけど、個人的にはかなり抜けてた。>>続きを読む
大気圏を抜けるロケットの機体が軋む音と閉塞感たっぷりの機内。
まったく爽快感のない打ち上げシーンから察するにきっとこれは月を目指している映画ながらまったく別の場所を目指した映画なのだと思う。終ぞ語られ>>続きを読む
対岸を歩く二人、火祭りと水飛沫、水中を浮かぶ気泡の美しさ。
なるほど、確かにこれは破綻した物語の上にある煌めきの瞬間が閉じ込めれた映画だ。
とくに終盤の顛末の決着のつけ方とかに関してはある人物を犠牲に>>続きを読む
すこし、作品とは別の話をします。
「なぜ映画を見るんですか?」と聞かれたらあなたはすっと答えられますか?
自分は「まぁ好きなもんだからね」とかそんなざっくりしたことしか言えないけど、約2時間の言ってし>>続きを読む
対岸での邂逅、高低差からの落下、黒と赤と白、氷の上を走るバイク
突き抜けることはないけど、しっかりずっと面白いってのは大事なこと。
そういう意味では比較対象がミッションインポッシブルとかになると思う>>続きを読む
時に人は自分の理解が及ばないことを「恐怖」と名付けたり、排除したりする。でも、もしかしたら、その対象を「美しい」と感じることも、あるのかもしれない。
ルカ・グァダニーノの映画とはいえまさか「サスペリ>>続きを読む
シャマラン、、、ありがとう、、、!!!!!って気持ちでいっぱいになった。
内容に触れてネタバレ記事で隠すのもちょっともったいないので抽象的なことになってしまうけど、「何かを(自分を)信じること」とか>>続きを読む
「悪魔のいけにえ」よりも後に作ったとは思えないチープさ。古さとかそれ以前のチープさ。退屈すぎる。当時にしては…とかじゃなくてさ。
ルカ・グァダニーノさん、存分にやっちゃってください。
一定のクオリティは保証されているものの、個人的には前作には遠く及ばなかった。
オープニングからも明らかなように今回の相手であるドラゴ親子を丁寧に描こうとしていることはよくわかるしそれは的確に出来ている>>続きを読む
「スター誕生」については過去作を全く観たことなかったので、新鮮に楽しめた。
特に終盤の展開に関しては、「ええ…そういう話だったの…」と心底驚いてしまった。
冒頭、バーに着く前にジャックの車の窓から映る>>続きを読む
手のひらに収まる液晶を通して見る物語は果たして別の世界なのだろうか。
選択の映画が好きだ、と言う自分にとってこれは「選択の映画」なのか?そもそもこれは「映画」なのか?
接待かのように受け手を気にした>>続きを読む
とてもまっすぐで良い映画だった。善人が多いとか、現実はこうも上手くは行かないとか、そうかもしれないけどこうあってほしいじゃん。そう願って物語を作ることってすっごく大事だと思う。学校とかでがんがん子供達>>続きを読む
前作も大好きだっただけに、上がりきったハードルを越えてくるか心配な面もあったけどそこは流石のディズニー。というか流石のリッチムーア。圧倒的な脚本の強度。
そして、思ってもみなかったなんともビターな結末>>続きを読む
結局、また凡百な話を隠すために飛び道具的な演出を使ってるだけだと思った。つーかもうそこにもそんなに驚きもないし。哭声っぽいことをやってみたかったんだーみたいな。ただ、話の本質はまったくもって届いてない>>続きを読む
優れたポップソングというのは世の中の最大公約数になるものなのだと思う。「みんなのうた」でありつつ、これは「自分のうた」だと思うことのできるもの。例えば、学校のクラスの中心にいるやつにも、隅っこにいるや>>続きを読む
2018/12/07
サントラを聴いていたらこの映画の尋常じゃない怖さを改めて感じたので少し追記&加点。
地獄みたいな状況で垣間見える人間の底力みたいなものにこそ惹かれる自分にとっては、やっぱり好きな>>続きを読む