てりりさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

紀子の食卓(2005年製作の映画)

4.4

吹石一恵を良いと認識した映画。TSUTAYAのレンタルのDVDで観た。もう10年以上前かな。懐かしいよ。これを観た頃は園子温をいろいろ観ていた気がするな。僕の中では園子温の監督作の中で紀子の食卓が一番>>続きを読む

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

5.0

劇場版ではウテナとアンシーの髪の長さが違うなど幾つかの変更点はあるものの、TVアニメシリーズの時と変わらぬかそれ以上に、頼る心との決別と独立心の表れが十二分に描かれていて、満足できる最高の作り。
ただ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

5.0

いやー、最高! 僕もこの屋敷を訪れてみたい。酷い目にあってみたい! こんな世界は他に見たことない。大好きすぎて自分の心の中がこんなだったら良いなと思う。

アマデウス(1984年製作の映画)

4.2

サリエリの焦れた妬ましさが存分に味わえる拗れた映画だった。サリエリよ、気持ちわかるよ。
モーツァルトのほうは天然で良かった。このくらい天才に生まれつきたかったよねー。

乱死怒町より愛を吐いて(2015年製作の映画)

2.8

ヤクザ映画の変形で、見世物要素に甘えてる感じの変な映画。
好きすぎて最高な部分(キャスト、一部の劇中歌、等)と、目も当てられないひどい多くの部分(意味不明な脚本、何を撮ってるのか自覚の無いカメラワーク
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わんぱく王子の大蛇(おろち)退治(1963年製作の映画)

5.0

素晴らしいアニメーション体験。みんなジブリとか観てる場合じゃ無いよ、これを観ないと

blue(2001年製作の映画)

3.5

ちょっと物足りなかった。原作者からしてそうだろうなとは思っていたけれど。でもこの作風は得難いよ。

あしたはどっちだ、寺山修司(2017年製作の映画)

5.0

寺山修司を標榜し薫陶を得た者達が今も日本に跋扈する凄さ、意外さ、面白さ、皆がこのように寺山を追いかけて今も生息する、と知らせてくれるわくわくする映画で、各者の証言や思いへの言及はとても面白く価値が高い>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

末井昭さんの本を買ってトークイベントも行って映画までみたのがこれ。80年代感覚なのか、ポップでキッチュでエグキモいような文化を感じた。

ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画『ロビンソンの庭』DVD見た。
おかしな人達がおかしなことをするだけの雑多な映画だな、という感想で、なんだかわからない。
それでもう一回みたよ。そうしたら、なんだか体調も精神状態もおかしくなってい
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上海異人娼館/チャイナ・ドール(1981年製作の映画)

3.7

娼館が舞台だけどクラウス・キンスキーのイかれっぷりが中心の描写。寺山修司の原作・監督作だけあって、とってもそれっぽい。趣味人っぽい人たちはみんな見た方が良い。この映画は映画史的にはあまり評価されてない>>続きを読む

ダンボ(1941年製作の映画)

5.0

生まれて初めて観た映画2つのうちの一つ(もう一つは、ふしぎの国のアリス)。
僕が泣き虫で母恋しく思う人間になったのはこの作品によるものだと確信してる。
お酒でトリップするシーンの影響か、フラワームーヴ
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

5.0

生まれて初めて観た映画2つのうちの一つ(もう一つはダンボ)。
アリスという存在に共感するし、アリスの体験する出来事にも感動する。
間違いなく自分を形作ってくれた作品で、今でも自分と不可分と思う作品で、
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シャッフル(1981年製作の映画)

5.0

大友克洋の原作をさらに躍動感・疾走感を高めて具現化してくれるとはー素晴らしい所業、ありがとう石井聰亙(現:岳龍)監督。

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.5

二階堂ふみの演技を堪能するに吉、大杉漣もまた然り

シャニダールの花(2012年製作の映画)

2.5

ジャンルはなんだろう、ミステリーかな。サイコ風味、サスペンス風味、だけどシャニダールの花という謎自体がテーマなのだから、やはりミステリーだと思う。
繊細な感性や優しさを持った人が、怖さを感じながら見た
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DEAD END RUN(2003年製作の映画)

5.0

オムニバス3作「LAST SONG」「SHADOWS」「FLY」。
3作目「FLY」の市川実日子と浅野忠信に満点

ELECTRIC DRAGON 80000V(2000年製作の映画)

5.0

浅野忠信と永瀬正敏の夢の対決、そしてこれは劇場で最高のPAで聴いたら、轟音ギターで全てがぶっ飛ぶし、もはやライブを体験してるのに等しい最強で最高の体験だった