『覗くな、狂うぞ』
ニーチェの言葉に「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」というものがあるが、まさにそれ。
読むと人を狂わせる小説を書く作家を追いかける保険調査員が、本の中のストーリ>>続きを読む
私が産まれる前に作られた映画なので、観る前はどうせトンデモニッポンが描かれてるだろうから、それを笑って観ようかなくらいのスタンスだった。
冒頭の、おひけぇなすって的なシーンでも嫌な予感しかしなかったけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結婚して幸せな夫婦の下に、突然戦場から夫の弟が帰還、そこから歯車が狂い始める…ジェイク・ギレンホールの「マイ・ブラザー」と似たような内容。これだけ聞くと面白くなりそうな題材なのに全て中途半端。
まず登>>続きを読む
1より前の話。舞台は完全に西部劇の世界。意外にも前半はちゃんとしたウェスタンしてる。
2よりはきちんと前日譚として話が繋がってる。100年前のティッティツイスター、100年前の地獄のサンタニコ、そし>>続きを読む
当然ストーリーはあってないようなもの、というかくだらなさすぎる。映像もチープ。わざとだろうけど。
それでもこの点数なのはやはりマイロがキモ可愛いから！
汚いし、臭そうだし、凶暴だし、嫉妬深いけど、あの>>続きを読む
実話の映画化。時代は1950年代。
結構最近の話かと思って鑑賞してしまったので、まずそこでビックリ。
煽りが「生存者32名、救命艇の定員12名」とあり、実話という重みがなければ「そんな方法かい！」とツ>>続きを読む
一応正統な続編だけど話はたいして繋がってない。ちょろっと例のバーと、バーテンダーにダニー・トレホが出てるくらい。それを考えると前作より前の話かと思いきや未来の話らしい。T1000ことロバート・パトリッ>>続きを読む
序盤は宝石店強盗をして追われる男と息子、仲間、巻き込まれたタクシー運転手の逃亡劇。
後半は魔女の館に迷い込んで生け贄にされそうになって闘う。
このプロットはフロムダスクティルドーンに影響を受けている>>続きを読む
前半はタランティーノお得意のクライムもの。当時ERでブレイクしたばかりのジョージ・クルーニーが凶悪な強盗犯ゲッコー兄弟の兄、タランティーノがアブナイ弟役で出演。
人質となる牧師一家にタランティーノ常連>>続きを読む
個人的に当たり外れの激しいコーエン兄弟の中では当たりの部類。
ギリシャの叙事詩オデュッセイアを基にしてるらしいが、それ知らなくても楽しめた。
囚人3人が、隠した大金を掘り起こすため脱獄して警察に終わ>>続きを読む
実話だから仕方ないけど、最後はなんかもやもや。たぶんフィクションなら後輩の言葉から何かしらの盛り上がりがあったんだろうけど…。
とにかく国家権力が腐敗したら一般人にはなかなか為す術がないのかなと。>>続きを読む
コーエン兄弟の「トゥルーグリット」のオリジナル版。
西部劇を物凄く観てる訳ではないけど、女の子が仇を追いかけるなんて当時としては新しいヒロイン像だったのでは？！西部劇の女性は守られる、救われる、男の帰>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これも恋愛映画だと思い込んでてすいませんでした！
マーク・ラファロとキーラ・ナイトレイが恋愛関係に発展しないのが良い！イヤホンシェア後にちょっと危なかったけど、スティーブグッジョブ！
これでベッドシ>>続きを読む
今まで恋愛映画だと思って敬遠しててすいませんでした。
いや、恋愛映画には違いないんだろうけど、確かな音楽性に裏打ちされた作品。というかこの音楽がなければここまでの良作たりえなかったでしょう。
最初は>>続きを読む
トルコの親を亡くした姉妹5人のヴァージンスーサイズ。かと思いきや運命の分岐は彼女達の行動で変わる。
ヴァージンスーサイズは、ある意味で飽和的で不自由ない生活からの脱却であったと思う。
この映画の姉妹>>続きを読む
大好きな映画「ロックユー」の監督作だけあって、ギャング・マフィア映画だけど暗くなりすぎず、主役のクレイ兄弟がそれぞれ違って面白い。
トム・ハーディの一人二役も想像以上にハマってて、合成技術の進歩もあっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イーライ・ロスに期待してしまう感覚がなくてちょっと残念。
ホステルやグリーンインフェルノは最後の逆襲が最高に面白かったのにこれは最後までやられっぱなしなのも拍子抜け。
かといってファニーゲームみたいな>>続きを読む
父親に捨てられた少年シリルと里親になる女性サマンサの交流を描く。
父親はマジでクソ野郎だけど、少年もなかなかのクソガキ。
でもサマンサが女神すぎる慈愛を注ぐおかげでシリルにも変化が。
上映時間が9>>続きを読む
家族愛が悲劇を産むひたすら悲しい話。
でも謎解きについては淡々と進んでいくので特に盛り上がる場面もなく、映画としての面白さはイマイチ。
一番楽しかったのは、ニコラス・ホルトがシャーリーズ・セロンに>>続きを読む
ドイツ産クライムサスペンス。コミュ障のハッカーである主人公が、突然出来た悪友に巻き込まれて犯罪に手を染めて深みにハマっていく。ハリウッドでもリメイクが決定してるとか。
完全にファイトクラブ×ユージュ>>続きを読む
不遇の生い立ちから地下に閉じ込められて育った主人公。
父親が亡くなってから発見され、孤児院に入るが、アルビノのような見た目からイジメにあう。
狭い世界で育った純粋すぎる彼には外の世界は残酷すぎた。>>続きを読む
靴をなくした妹のために兄がひた走る！！
といってもなくしたのは兄のミス。そんな折りにマラソン大会の3位の賞品が運動靴と知った兄は3位になるために頑張るのだが…。
イランの映画なんてなかなか観る機会>>続きを読む
凄まじく女子ウケが悪そうなタイトルが損してるもったいない作品。
普通のサラリーマンしてるケヴィン・ベーコンの息子が、たまたま立ち寄ったガソリンスタンドでギャングどもに目の前で理不尽に殺される。そして>>続きを読む
ここにきてまさかの失速。1が面白くて、2がそれを越えてきたので期待値が上がりまくってたせいもあるけど、ガッカリ感が半端ない。
スポーンのトッド・マクファーレンがデザインしたお気に入りのベノムが出ると>>続きを読む
90年代のアクションスター、ジャン・クロード・ヴァンダムが自分自身の役で出演。
故郷の町ブリュッセルでたまたま立ち寄った郵便局で強盗事件に巻き込まれて人質になってしまうヴァンダム。
果たして彼はアクシ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
86分間トム・ハーディが車に乗って複数の人物と会話を繰り広げているだけ。
面白いか面白くないかは別として、斬新かつ野心的な作品であることは確かなんだけど…悲しいかな何のひねりも無いので、観る側として>>続きを読む
なんだろう、曲は良いんだけど基本パリピの映画なのでストーリーがスッと入ってこない。
こういうのを素直に楽しめないのは、この映画が悪いのではなく、自分が歳を取ったからなんだと思う。
フランス版要塞警察。
劇場公開当時、映画館で観た時は凄く面白かったけど、久しぶりに観てみると少し粗が目立つ気が。何より、カーペンターの要塞警察を観た後だと尚更。
こういったアクション映画では悪役次第>>続きを読む
妻を殺された男が、犯人を見つけるために妻の記憶を脳に注入しながら追い詰めていくサスペンス。
点数低いのが悲しいけど好きな映画。
妻を殺され、自分が疑われ、娘も妹に奪われたレイ・リオッタの執念と、哀し>>続きを読む
やりすぎお父さん第2弾！
前作に比べるとどうしてもテンション下がりぎみ。
やはり96時間という枠がないのと、娘がさらわれたわけじゃないのでリーアム・ニーソンの怒りが足りない。
まぁ96時間は勝手につ>>続きを読む
製作・脚本リュック・ベッソンなだけに純粋に映画として面白い。
そしてそれまでどちらかというと演技派俳優だったリーアム・ニーソンを、齢50を越えてからアクション俳優に目覚めさせた映画！
この映画で一番>>続きを読む
事実は小説より奇なりとはこのこと。
ベトナム戦争の最中に、村人のために神聖なゾウをなんとかして運ぼうとする軍人達の実話を基にしたストーリー。
あんな戦争の陰でこんな作戦を思い付いて実行するあたりアメ>>続きを読む
アフリカのルワンダで部族間の争いが大虐殺にまで発展。およそ人間がすることとは思えないほど、路上でリンチ、銃殺、斬殺などが繰り広げられる。
そんな状況下で、一人のホテルマンが民族関係なく難民を自分の働い>>続きを読む
主演はマーク・ウォルバーグとウィル・フェレルで、コメディアクションとしては結構好きな作品。
マイケル・キートンやレイ・スティーヴンソン、エヴァ・メンデスとか出てますが、一番の見処はサミュエル・L・ジ>>続きを読む
雪山でスキーリフトの上に置き去りにされたらどうなるか？というワンシチュエーションスリラー。
取り残された3人。寒さに加えて、降りようとしたら狼が襲ってくる。
凄く面白い訳ではないが、さらっと観る分>>続きを読む
ダニエル・デイ・ルイス扮するホークアイが愛する女性を救うために剣を振るいながら疾走する姿がとにかくカッコいい。
とにかく役にのめり込む彼は、この映画の撮影中は外で睡眠を取り、眠る時ですら剣を手放さかっ>>続きを読む
