シマリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シマリン

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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

前作も、再現度というか良い仕上がりだったが、今作もさらに素晴らしかった。
原作の中でも屈指の良回の実写化だけど、俳優さん、ストーリー、全体的に良かった。
前作同様、アクションはやはり映画向けに誇張され
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人数の町(2020年製作の映画)

2.8

色々メッセージのある映画なんだろうけど、よくわからなかった。
設定が良くて、中村倫也好きだから見れたけど。
日本の風景に、日本人というのがこの手の映画には合わないのかもしれない。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.4

今更まどマギをアニメから劇場版までイッキ見。
ほむらの"愛"がとにかく狂気的。完全なハッピーエンドではないが、アニメ版に比べればという感じ。
続編楽しみ。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.0

原作・アニメと見たことがなく、実写は一通り観てる。
アクションはものすごい。ただ内容は薄めに感じた。原作読んでるとまた違うのかもしれないが。
ここからbeginningに繋がる感じは良さそうなのでそち
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.5

大阪の大水を機に別々の道を行くことになった二人。偶然にもお互い江戸にいることを知るが…。
料理帖のタイトルだけど、ゴリゴリの料理メインの話ではなく、主人公の日常があっさりと描かれた感じ。でも豪華メンバ
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水上のフライト(2020年製作の映画)

3.6

題材はテレビとかでよくありそうな感じだが、俳優さんたちがすごく良い。
中条あやみは、一度は挫折したけどそこから這い上がる感じの演技が良くて、なんか役にぴったりだった。小澤征悦と子供たちの底抜けな明るさ
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.7

すごく濃密な映画。
ヒーローになりたい高校生がひょんなことから、いじめられている後輩の女の子に声をかけるところから物語が始まる。
だんだん明るくなる女の子だが、徐々に秘密が明かされていく。

いろいろ
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

さすがのブラムハウス。
いかにもB級になりそうな設定なのに、ストーリー、伏線回収、ちょこっとジェンダー要素も取り入れたりとおもしろい映画だった。
ブッチャーの仕草がおもしろすぎるし、ミリーはかっこかわ
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.4

重い。
養子に出した側と受け入れた側、双方の過去や出来事が描かれる。描写は長い分丁寧で感情移入してしまう。
どちらにも事情があるだろうけど、子供には関係ないし親を選ぶこともできない。あの子が幸せに育つ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

見てて心が痛くなった。会社では能力かあっても中々出世できず、結婚すれば家事に子育て、姑との関係に追われる。
旦那の実家でのことは韓国だとより一層大変なんだろうなと。
今は社会が変わる過渡期なんだとは思
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

久しぶりにこんなおもしろいエンタメ映画を観た気分。
タイトルの通り、騙して騙して、してやったりしてやられたりが繰り返される。先を想像しようとかいう前に、テンポが良いし、やりとりもおもしろいし、出てる俳
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

2.8

もう少し、犯人に至る展開を工夫できなかったのか。
途中から割とバレバレで、かといってすごい展開があるわけでもなく面白さが半減。
俳優の無駄遣いというか、微妙だった。
安楽死を考えさせるという点において
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

突然聴力のほとんどを失ってしまったあるドラマーの物語。
ストーリーの構成も良いが、なにより聴力を失ってしまった人々の感覚というか、聴こえなくなるとこんな感覚なのか、人工装置をつけても元のようにはならな
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.4

市民ケーンよろしく、市民ケーンの脚本執筆に追われる現在と、過去がクロスする形でマンクの半生が描かれる。
ゲイリー・オールドマンの演技が良いし、そもそもマンク自身のおもしろい人感がすごい。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.3

マンクを観る前に一応。
当時の画期的映画は今観ると正直ものすごい面白さはない。ただストーリーは面白みがあるし、ケーンの人となりが伝わってくる映画。モデルの新聞王は激おこだったらしいが。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

アメリカへ移住した韓国移民の家族の物語。

対立する夫婦に嫌気がさす子供たち。さらにおばあちゃんが容赦なくて、ところどころ笑える。ただ物語は盛り上がりがほとんどなく、退屈な人は退屈だと思う。

異国の
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

非常に理不尽。これが現実に行われた裁判かと思うと腹立たしい。
許可なく集会を開いたことはある程度咎められるべきかもしれないが、完全に政府に使われてしまった見せしめ裁判。ラストシーンはすごく感動した。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

警察目線のアウトレイジ、て感じ。
この手の映画を観ると毎回思う。正義とはなにか。
必要悪とはいうけど、悪などないほうが良いし、でも悪いことを考えるやつをコントロールする悪も時には必要。ほんとに矛盾とい
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.8

少女のひと夏の成長が描かれた映画。
恋に、家族に悩むつばめを演じた清原果耶が素晴らしくて、桃井かおりもいちいちおもしろい。
展開は、そうだろうなと想像がつく感じはあったが、伏線というか構成が良かった。
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.4

ドラマ版に続いて映像研がドタバタ騒動を巻き起こす。(といっても文化祭の準備なんだけど)
出てる人が好きな人ばかりだったから見れたけど、そうでない人はどうか。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

なんというか気色悪い物語。世にも奇妙な物語にありそうな感じ。
すごい展開があるわけではなく、序盤から最後まで閉じ込められたまま。
人間風刺というか、社会における“役割”について皮肉った感じの話。
息子
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.4

それぞれの抱えてることを解き放ったとき、世界の始まり。そのきっかけは君。思春期に誰もが秘めてること。また特別な境遇にいる者。この年齢特有の雰囲気が感じられる映画だった。大阪が舞台であることがスパイスに>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

太平洋戦争直前の神戸。貿易商の優作が満洲で見たものとは。そして妻聡子は夫の大望を共に成し遂げられるのか。
ストーリーはシンプルで見やすい。映像は当時の空気感が感じられて良かった。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.2

村人強し。
バックグラウンドはともかくストーリーはシンプル。ただ話が動くまでが長い。
実際にある奴隷集落がモデルらしい。ブラジルは奥が深い。

レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

2.6

キャストがケビン・ベーコンにアマンダ・セイフライド、制作ブラムハウスと組み合わせはとにかく最強。なんだけど話が微妙すぎる。
家がベーコンを取り込んでく様は良かったけど、それだけ。結局あの家は何だったの
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.6

二人で始めたサークル。自分の理想と乖離していくサークルに敵対心を持ってしまう主人公。
学生時代特有の中二病感というか、痒くなるようなストーリーの数々。あのときこうしてればとか考えても仕方ないけど、それ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.3

ピアノコンクールオンリーのシチュエーション群像劇。
出場者たちのキャラクターがたっていて、演技も良かった。
音楽の良し悪しは正直よくわからないが、すべての演奏が素晴らしいと思った。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.3

ある殺人事件の真相に迫る、臨床心理士と弁護士。彼女の本当の心理にたどり着けるのか。

登場人物がそれぞれ闇を抱えており難しい役どころだと思うが、演じる俳優さんたちが素晴らしくて心に響いた。
なにより窪
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.6

ひょんなことから殺し合い闇サイト「スキズム」に巻き込まれた男の物語。
ネットでひどいコメントしてるとこういうことになる。

2丁拳銃男にされてしまう設定が良くて、ストーリーもベタだけど王道アクションで
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

4.3

ミステリーの教科書的超名作映画。
日本ではサスペリアのヒットで、まさかのパート2となってしまったややこしい映画。

とある殺人現場に居合わせてしまい、犯人探しをすることになるピアニストの主人公。行きつ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

4.0

南海クルーズである男の野望に巻き込まれる。立ち向かうアクション仮面やいかに。
この映画はほんとに素晴らしい。
動物愛護、奴隷制度の理不尽さ、犯罪者も人間であること、いろいろなことが詰まってる。
そして
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.4

夏の心霊特集。
ホラー映画としては20点くらい。ただ心霊バラエティとしたら普通に面白い。
そもそも原作が芸人さんの著書だからそうなるよなって感じ。
いわくつきになる物件にはやはり魔物が住んでいる。ラス
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カウントダウン(2019年製作の映画)

2.8

呪いを媒介するものもどんどん進化している。今回はスマホアプリ。
結局は呪い本体出てきちゃうんだけど、それがかなりアナログ。
続編出るのかしら。

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

3.0

踏み入れてはならない呪われた家。日本から呪いを持ち帰ってしまった女性から始まる、レイバーン44番地の悲劇。

描写は、「おっ」と思うようなものもあったが、スプラッター映画の域を出ない。
ラストシーンと
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.2

言わずとも知れた名作。
懐かしいというのはあくまで感情。時間をさかのぼることは出来ない。それをやってしまおうというイエスタデイワンスモアの計画。
しかし家族との幸せを取り戻そうとする野原一家の姿に心打
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クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.8

とある事件により温泉嫌いとなった男と、温泉を守るGメンの物語。
巻き込まれた野原一家は災難だったが、すごく温泉に入りたくなる話。