特売小説さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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サマータイムエンジェル(2016年製作の映画)

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おもろ演技、おもろ演出、内輪乗りが如何に人を不愉快にさせるか、その手本のような映画でしたけれども。

Crystal Gateを木更津の象徴のように切り撮った絵面と、一度目の公衆便所シーンだけは好かっ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

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街録chの当たり回ですよね。

やり逃げの事実を刹那の情熱、その想い出として塗り替えたばばあのびっしょり恋愛遍歴なんざ聞かされてなにが面白いんじゃ、なんつってそっ閉じしてたら個人としては怒りと悲しみを
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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ファミコンでスーマリを遊んだ事くらいはあるけどキャラクターとしてのマリオには馴染みがない、くらいのあてくしからすると。

え、そんな高齢でもない両親と同居してんの、てなって、じゃあ俺はこの小太り髭男を
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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そうか「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の娘さんか。

加齢による機能低下、という俺側の問題なのか、撮影技術及び出力機器の性能の向上に作り手がうれション垂れてる状態なのか。

本作に限らず、数年かもしくは十
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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ミサキデマツ。

ゴゴゴ感をまとわせたキャラクターに意味ありげに吐かせた台詞、そこに作り込んだ設定の断片を匂わせ受け手側の興味をそそる厨二病構文、極まれり、という感じでしたけれども。

動体視力が追い
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C A R P E D I E M カルぺ・ディエム(2018年製作の映画)

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どうでもいいモブのとてもポエティックなスローモーション昇天、赤チンみたいな安い色の血糊。

矢鱈滅鱈な長回し、その余白こそが反響させ結果として増幅する登場人物の言動の不自然さ。

そして。

おいしょ
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

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餌にがっつく鳩を眺めて気持ち悪いと独り言つ場面とか、ほんと最高すよね。

可愛いに全振りした森川葵の覇王翔吼拳ばりの凶暴さよ、という事ですよ。

そのくせ居室の台所周りはどちゃくそ生活感出まくりすね、
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リバース・オブ・ブリッツ(2018年製作の映画)

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おっさんホイホイのバーバラ・クランプトン、個人的に思い入れはないけどマイケル・パレも一定層に訴求力を持つでしょうし。

「コマンドー」しか観てないけど面も名前も印象に残ってますよレイ・ドーン・チョン。
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sweep.(2019年製作の映画)

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街の風景、その切り撮り方がちょいと素敵なだけの、モラトリアムおじさんのJKおもねり幻想譚、唾棄すべき、と。

Mutual Understanding(2019年製作の映画)

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笑顔の裏のホームシックか希死念慮か、を冒頭に置いた方が彼女の変化を如実に見せられるのでは、或いは彼の渡航目的でもう一つ驚きを与えられたのでは、と。

最後は明らかに説明過多よね、と。

套ねる夕暮(2019年製作の映画)

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救われたかのように涙を浮かべる男、とか、宙を蹴る足、とか、必要な絵面を挿し込んだ完全版があるなら観たい。

レイン&シャイン(2016年製作の映画)

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飽く迄も地に足の着いた設定にしたかった、現代社会と、そこに潜むファンタジーとしての妖怪をギャップの上に描きたかった、て事なんでしょうけれども。

怠い演技と安い映像が確約されたなら15分でも長尺、出ず
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BUSHIDO MAN:ブシドーマン(2013年製作の映画)

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地方に出向き地のものを食って人気のない場所で果たし合い、その繰り返し。

詰まりが終わらない夏休み映画ですよ俺が大好きな。

ヌンチャクの件を効果的に語るべくに逆算した全体の語り口、だとしたらそれこそ
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

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母親の手料理に対する不満を口にし、あまつさえ彼女の面前で中華の出前を取るような子供は両手足を斬り落とされ塩漬けにでもされて死ね、と思いましたよ、と。

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

彼の目的は地位と金、名誉には興味がなかったんなら改心もしてないんじゃないか、とか。

或いは主人公にしても、逃亡した過去の記憶との決別が動機なら物語上で母ちゃんを死なせる必要があったのか、とか。

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レッド・ブレイド(2018年製作の映画)

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繋がりの悪い編集、ネットに転がってるフリー素材みたいな劇伴と効果音。

実現しない坂口拓対丞威。

技術や閃き、工夫や情熱で補う事なく再現された説得力皆無の絵面の数々。

など、これ制作スタッフの誰も
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星の子(2020年製作の映画)

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素朴なビリーバーに対しては客観せざるを得ないそれが辛い、うー辛い。

中学校という社会に於けるフラットな人間関係もあれなー、損得抜きに見えてんのは経験の少なさがそうさせてるだけであって実際、自分の見え
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最後まで行く(2014年製作の映画)

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立場の弱い相手に横柄な態度をとる主人公、ちっとも愛せないしお前がどうなろうとどうでもいい、て気分になる。

スレイト(2020年製作の映画)

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夕飯作りながら流し観する積もりが気付けば箸を持つ手を止め画面に釘付けになってるやつ、ですよ。

アクションが凄い訳でなく途中から主人公がずっとおっぱいを出してる訳でもないのに。

自分という存在を如何
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ゴーストキラーズ 血塗られた少女の謎(2018年製作の映画)

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またぞろそっちの要らんエピソード膨らますのかよ仕様がねえなぁ、と呆れさせてからの本歌取り、て程でもないけどネタ元の、象徴的な、恐怖演出を拝借する流れがまぁ巧いすよね。

物語上に不自然ではない形でやれ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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兄さん頭が痛いよ。

たっぷり2時間強を費やして起承転結の起のみを語る、そんな自己陶酔も過ぎるぐだぐだも含め厨二病全開ですよね、と。

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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カーキのモッズコートで武装したもっさり黒髪少女がヘッドホン被って領域か円かを拡げて夜の帳の下りた街を往ったならその映画はもう、満点を叩き出している訳ですけれども。

そんなハナシしてたっけ、とちょいち
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最後まで行く(2023年製作の映画)

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出落ちみたいな設定のワンシチュエーションもの、とてっきり思い込まされた上で予想を裏切られる楽しさと、何処に落ち着くか予断を許さない物語の展開とで、十分に惹き付けつつ。

特に昨今は、デジタルデバイス間
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高速道路家族(2022年製作の映画)

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障害者年金目当てで子供の片足を斬り落とすか手前が働け、もしくは首を吊れ。

妻に立ちんぼをさせるか手前が働け、もしくは首を吊れ。

という気持ちが開幕から最後まで1ミリも動かなかったすよね。

語り口
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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アバンの雰囲気からダークなクライムサスペンスを期待したら特殊な社会背景を盛り込み過ぎて散漫な印象を受けるばかりの雰囲気映画でした、時に支離滅裂だしね、ていう。

前半、ジャーナリストと犯人の対比をもっ
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

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市民に関しては秘密裏に避難勧告がされていたとして、けれど街としての被害総額はもうなによ、復旧までの不便もきっとあれよ、なんつって。

ヴィン・ディーゼルと殴り合ってる時のジェイソン・ステイサム、ちょい
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

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対ミシェル・ロドリゲス戦なんか見応え十二分でしたからねえ。

ええんやで、完結作で復帰してくれてもええんやでジーナ・カラーノ、と。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

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利発なんだけど目先にとらわれて不注意になる瞬間があるよ彼、なんつって示されたりとかして。

物語として好い結末を迎えないだろう予感が芬々な訳ですよ。

予告編でも警告されていた訳ですからしてじゃあなん
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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徹頭徹尾、文字通り徹頭徹尾俺たちが観たい「ワイルド・スピード」をやってくれたし繋げてくれたなという感じですよね。

なんでそんなに喧嘩っ早いんだお前ら、つって不要な格闘戦が始まる度にげらげら笑ってしま
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

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邦題に惑わされたか、後年のドリームチーム路線を、オールスター映画化を決定付けたのは本作、前作は単なる仕切り直し、原点回帰で無印の変奏に過ぎなかったか。

ジゼルがハンを気になりだす瞬間が、ハンがジゼル
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

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それぞれがキャラ立ちしたバディを擁する凡庸なクライムサスペンス、カーレース要素強め、ジョーダナ・ブリュースター美貌無双。

無論、後の歴史を見れば必要なシフトチェンジだった事は明白なんだけど、単体で考
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

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それこそ兄弟に扮する演者がともに芸達者、憎めない瞬間もポップに観られる場面もあって。

重そうな印象、その先入観から逃げ場のない劇場でこそ観るべきと先延ばしにしてた訳ですけれども。

実際に観始めたな
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

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どれだけの権力を持った相手だろうとその事実の前に屈する事なく正義を示すぜべらぼうめ、という物語、ならばこんなんなんぼあってもいいんですけれども。

以下同文の類似作との差別化を図った要素が独自の魅力足
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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スキンヘッドの印象が強い演者が髪生やしてるとあれってなるじゃないですか。

あれってなりましたよね。

口説きたい女を送り届けた先でその後を追ったら様子がおかしくねこれ、というエピソードがオカルト脳の
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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リアタイ視聴に自己満足以上の優位性の終ぞ宿らなくなって久しい配信全盛の昨今、視聴率も形骸化したならリアリティに於いて本作は無理筋の連続ですなぁ。

なんて斜に構えた姿勢で的外れな指摘をする気も更々あり
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スクリーム・ガールズ 最後の絶叫(2015年製作の映画)

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主演の娘さんがお綺麗ですから眺めてはいられましたけれども、70分の退屈に付き合った褒美が1おっぱい1手淫2カットスロートじゃあ、食い足りないわよね。

outsider art、を、屋外芸術、とする斬
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