特売小説さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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N号棟(2021年製作の映画)

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事前予約を入れていた筈が店に出向いたところで萩原みのりは病欠と伝えられる、しかしもうちんちんはぎんぎんですからして指名なしで入店、したらば充てがわれた嬢が筒井真理子、ちょい萎えしたものの思わぬ熟女の凄>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

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健気で逞しい子供さんを見ているだけで泣けてくる、そんな年齢に自分がなった事実を改めて意識させられつつ。

全てが無駄じゃなかった、と快哉を叫ばずに居られないラストの気持ち好さを格別なものと味わいました
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RE:BORN(2015年製作の映画)

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メイキング撮影、及びOL刺客の役名で伊澤彩織がクレジットされている、という事は坂口拓と接点がない訳ではないのか、今後に期待が持てるわね、と。

割り箸そのまま使うんかい、という点も確かに気にはなりまし
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図書館の自殺(2016年製作の映画)

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顧みられないものたちの悲哀、そこに感情移入が出来たなら物語を自分のもとに引き寄せられるけれどもそうでないのなら、単に、意外な真相だけが肝のサスペンスですわね。

書庫ファックとか間接的にそれを目撃とか
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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リュック・ベッソン映画から出張してきたみたいな自称サイコパスの口だけ番長とか要らねんだよ、どうせ後先考えずトリガー引いて高笑いが関の山だろ、とか。

後半に訪れると予想されるある展開でグッドガイな一面
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人面魚 THE DEVIL FISH(2018年製作の映画)

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然したる理屈もなく尺が埋まるまで同じ場所をぐるぐる回っているだけ、無垢な子供の言動で媚び家族愛で言い訳し倒す物語は言わずもがな退屈ですし。

そうして中身がスカスカなら、いちいち深刻ぶった演出も眠った
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スエーデン・ポルノ 欲情初体験(1971年製作の映画)

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時代の徒花ですなあ。

なんて苦笑じゃ済ませられないくらい凄絶な、自己を顧みようとしないおちんちん絶対幻想に全体が貫かれてあって辟易してしまいましたけれども。

それ故の複雑怪奇な感情が交錯する衝撃の
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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謎解きエピローグが糞長え、と体感的に思ってしまったものですからして、現状、構成に難があると言わざるを得なのではないかしらん、という感触を禁じ得ず。

明らかな轢死体が獣道がやっとの林間に転がっている、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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話の内容が珍紛漢紛すよね。

つーか誰がなにでどっち側だったか、如何なる関係性だったか、いやさそれ以前に新キャラだったか再登場だったかも判別つかない、詰まり俺の認知と記憶力の問題なんだけれども。

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デモンズ2(1986年製作の映画)

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顔が緑色の人が牙を剥いてぐえー、て言うてみたり、光源背負ってシルエットになった軍団が目だけ光らせてこちらに向かってきたならそれはもうデモンズ。

という発明を2作品のみで確立させるインパクトよ、という
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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野犬を使役するダミアンよろしくにカリスマ性も充分に開幕を飾るタイトルロールちゃん。

ていう、邦題に引き摺られてると彼女こそが主人公だと思わされてしまいますけれども、実際、前作も今作も物語の構造こそが
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探偵マーロウ(2022年製作の映画)

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物語としてはぼんやりとしか理解出来てないし映画として目指したところも酌めてないあれですけれども。

群れに属さない探偵稼業は年金なんかに惹かれたりはしねえぜいえーい、なんてな結末にふふってなりましたよ
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

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持たざるものが己が才覚を握り締めた拳一つで権威主義者に立ち向かい奴らの鼻を明かす痛快逆転劇だぜきゃおら、と思い臨んだら充分に恵まれた環境下に在って足るを知れない甘ちゃんな主人公こそが権威におもねり見と>>続きを読む

氷の微笑 4K 30周年記念レストア版(1992年製作の映画)

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本能及び打算的セックス全肯定の彼女にその性生活がところを根掘り葉掘り訊いてみようのコーナー、例の足組み直しの挑発も然る事ながら興味本位の質問者どもの態度も含めてほんと最高すよね、後にそれを繰り返すシナ>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

え、結果現代で彼女が助かったか否かのハナシはしないの、前編であんだけリマインドしてたのに、てなりましたよね。

つーか。

誰が誰でどんな肚積もりでなにを目的に動いているのか、開幕早々に分からなくなっ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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しみけんみたいな外見した彼が出とんな、と思って観てたら本人だった、な、なにを言っているのか分からねえと思うがまた人の好さが滲み出たみたいな、印象に残るほどのエピソードがある訳でもないのにこいつ絶対根は>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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よっ、インディ屋、みたいな常連御存知の見栄に頼ったような場面もそうそう感じず、シリーズ初見でも充分楽しめる王道の娯楽作だなぁ、なんつって。

なにが専門かに拘らず、学者という人種は須く気違いであるなぁ
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デモンズ(1985年製作の映画)

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日本刀を振り回しながらバイクを駆ったなら群がる悪魔の集団も幾らでも蹴散らせる、素直にそう信じていた頃の俺は今よりも映画というものを全然楽しんでいたのだろうなぁ、と。

市街地の夜景が時代感あって堪んね
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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そりゃ結果オーライだけどさ。

眩しく、羨望の対象としての恋人とその彼女に見込まれた周辺人脈に対し自分がなにものであるかを証そうとする旅、その象徴たるが奪われるエピソードも然り、そんなものは無為無益だ
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キネマ純情(2016年製作の映画)

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強いて言えば愛と純情、目覚めと裏切りという普遍的なドラマを描きながら万人の理解を得る、或いは受け容れられる設定や物語を余所から拝借するなど決してせず自らの混沌から捏ち上げる天邪鬼な態度が珠に瑕ではあり>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

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という設定でしかしカメラは常に客観視点、且つ、まるで感情移入も同情も拒むような主人公の人物造形、即ち作り手の無情さ、意地悪さには思わず呆れてしまいましたけれども。

物語ふうに事態は順繰りに語られるの
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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序盤に訪れるクライマックス、お前のものの考え方、生き方を顧みろとこちら側を指差してくる瞬間への流れが直線に過ぎずちょい婉曲的、おうこりゃ気持ち好くぶっ刺さるわい後頭部に、と親指が立ったんですけれども。>>続きを読む

突撃!隣のUFO(2023年製作の映画)

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通常のナレーションに加え、重要性も度外視の誰彼構わずのモノローグの乱発に狂言回しの彼の説明的も過ぎる台詞と、とにかくうるせえ作りでしたけれども。

観るかどうか、楽しめたかどうかは重要ではなく券売所で
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

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ホラーというジャンルの器、懐の深さを信じて疑わないのであれば怖くないなどという批判は的外れに過ぎないという事実は声を大にして言い続けたいわよね、と。

詰まり端的に言えば、好い孤独、怨念、そして狂気を
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

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娘の生活費を援助する為に老後の資金を切り崩す老いた父親、大学受験を控えていた筈の姉、一宿一飯の恩義に報い未成年飲酒を咎められた直後にその恩人の息子の童貞を奪う薬物依存少女。

エピソードの多くはぶん投
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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ざっくりとなにが起こっているのかは分かるが理屈がよく呑み込めない、という出来事や展開が幾つか。

ただ、人間が人間で在ろうとする時に従うべき根源的な感情に訴えるような展開、それは端的にエモいなどという
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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この規模感の映画でもやっぱ、CGの動き、の違和感を解消出来ないのか、という毎度お馴染みの不満に向き合わされつつも。

「ジャスティス・リーグ」はやっぱ楽しいよね、なんつって開幕からの一連の行で2回くら
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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むしろジョン・コナーに絆されたりなんかせず最後まで自律したT-800なのでは、と。

だからこそ母親の在り方と、それにより子供に如何なる影響が及ぶか、という部分まで描かれているのでは、と。

ブチ切れ
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遠いところ(2022年製作の映画)

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主人公がキャバクラ勤めを辞め食堂だかで働こうとしたのは2020年10月3日から2021年10月7日の間のどこかの一日。

彼女の意識の持ち方が基本的にはだいぶまとも、なので、気付こうとさえすれば本来は
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

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割とお気楽な。

呉越同舟一蓮托生凡骨愚連隊の常識破壊的人生大逆転劇だぜいえーいものだろうという先入観を持って臨んで。

自らの仕事に於いて矜持を貫く姿勢は好印象だが人当たりがナイスじゃねえな、あ、で
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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そも、件の駅で下車する、もしくはせざるを得ない理由が明確にされてないじゃん。

これ制作費はお幾ら万円だったのかしら、5万円くらいかしら、ならば。

必要な絵面を再現出来ない台所事情を誤魔化す為の、子
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原点(2016年製作の映画)

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地の果て、地獄の入り口手前の最後の寄り合い所での幾日かのお話、という解釈はどうかしら。

なんにせよ時が止まった場所のやるべき事に急かされない日々なんちゃあもう、景色としては、ずっと観てられるやつです
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フレーム 危険動画サイト(2017年製作の映画)

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そもの設定が人間の良識や倫理観を否定していなきゃあ成り立たない、故に、視聴者数を稼ぐ為に非道を行う若者がいたんですよう、と言われても、なーにーやっちまったなー、とはならないですよね。

男は黙って鳥羽
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ダーク・スクール(2018年製作の映画)

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大山鳴動して鼠一匹のその逆をいくみたいな、主人公が大した冒険をした訳でもないのに物語はやたら大仰なテーマを掲げ、映画は壮大なスコアを伴い終幕、面白くない訳でもないけどなんだかな、という感想が精々だった>>続きを読む

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

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18:20上映開始、なら終映は20:00ちょい過ぎか、「バラいろダンディ」に余裕で間に合うな、トリプルファイヤー吉田が出るなら見逃す訳にはいかんしな、なんつって観終わってランタイム確認して作り手の正気>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

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配偶者の居る分際で未亡人におちんちんを固くした人間がなにを調子のいい事こいとんねん、という反感に対する弾幕としてのコメディリリーフ、第二幕から登場する男性主人公の相棒役の、容姿を含めた造形がまぁ奏効し>>続きを読む