toriten45さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

ピッチピチの服着て、ヒールやや高めのブーツ履いて、ズボンのポッケに手を突っ込んで、私の家の前を歩いていそう。

ヴィンセント・ギャロはきっと愛されキャラなんでしょうねー。インディーズなのに結構有名どこ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.1

現役ブレードランナーと元ブレードランナーが廃墟化したラスベガスで殴り合うシーンが好き。壊れかけてブツブツ流れるディナーショーのホログラムに栄枯盛衰を感じ取ることができて素敵な演出だなー、と感じます。>>続きを読む

太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.5

捕虜となった英国の少年に敬礼をする3人の神風特攻隊員の光景に、胸が熱くなります。

このシーンは零戦戦闘機に憧れる英国少年の無邪気さと、それに優しく応じる特攻隊員たちとのビジュアルとしての美しさがかえ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

30年ぐらい前の作品なのに、モーガン・フリーマンがほんの少ししか若くない…

終身刑の判決を受けた元エリート銀行マンの長い長い服役生活を描いた作品。ショーシャンクとは彼が収監された刑務所の名前です。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.1

オリジナル版に20分ぐらいシーンが追加されています。追加されたなかには、高級レストランでナタリー・ポートマンが大爆笑するシーンがあって、あまりにも自然な演技が見れてちょっとだけ得した気になりました。>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

怖い理由の7割がハビエル・バルデムによる演技で、残りは髪型のせい。

どうやったらこんな恐ろしいキャラを作り出せるのでしょう?とことん追われる怖さを味わうならこれ以上のものはないです。

追ってくるの
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.1

遠い存在にある民族抗争や宗教対立をグッと身近に引き寄せさせる…。そんな感じがしました。

カナダに住む双子の姉弟。現代社会を普通に暮す2人が母親からの遺書に従って、異なる言葉や文化を持つ遠い異国へ…。
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エスター(2009年製作の映画)

3.1

ジャケや宣伝文を見て、不気味さに惹かれて観たのですが、まぁ…こわ。

特にエスター役の女の子が演技が凄すぎでした。

最終的には「あ〜なるほど」と納得させられ、生きてる人間の方が幽霊より怖いや、と再
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.5

出だしからハプニングが発生するサスペンス・スリラーです。テンポのよい展開の連続で最後「え〜!」となる。こういうの私好きです。

引っ越してきた隣人はただならぬ人。ジェフ・ブリッジス演じる主人公は、周り
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

シンプルだけどジーンとくる。

ケビン・コスナー全盛期の作品。禁酒法時代のシカゴを舞台に、ロバート・デニーロがアル・カポネ役ということが話題をさらいました。

個人的には初老の警官役を演じるショーン・
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インセプション(2010年製作の映画)

4.1

街がぐーんってなったり、街にあるその辺のものがボボボン!ってなったりと、特殊な環境が引き起こす現象を見事に映像化しているのがすごい。頭を空にして観ても飽きないです。

ストーリーも凝っているので少し集
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.1

ジム・ジャームッシュ作品の『ダウンバイロー』(脱獄もの)や『デッドマン』(西部劇)などが好きで、本作もどうやらこれらと同じように往年のジャンル“ゾンビもの”のようだったので、少し期待して視聴しましたが>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.1

東京練馬区の練馬城址公園が今月(2023/5)無事開園されたようで…。そしてここに来月ハリーポッターのスタジオツアー型テーマパークができるのですね。しかも公園の名前見て初めて知りましたが城の跡地だった>>続きを読む

ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.1

スピルバーグの『激突!』やコーエン兄弟の『ノーカントリー』が思い起こされます。追い詰められる恐怖を描いた80年代の映画ですが、違いは“そこに明確な理由がない”こと。

不条理な追い詰められる状況や運命
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

バットモービルの装甲車両「タンブラー」と分離する極太タイヤのバイク「バットポッド」が両方とも重量感ある上にスピード感もあってかっこいい。

闇に覆われた大都市(ゴッサムシティ)を舞台に犯罪者と戦うダー
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二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

3.5

いつかは自分たちの土地と農園を持つことを夢見る労働者の2人。大柄で頭が少し弱いレニー役をジョン・マルコヴィッチが演じます。

男3人が現実となりつつある夢に熱く語り合うシーンが好きです。その中、マルコ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.1

日本の宇宙刑事シリーズを思い起こさせるデザインのロボット警察。ただし、ヒーローものと思って観ると度肝抜きますのでご注意を。

公開当時、近未来×テクノロジー×暴力が目新しかったおかげもあり大ヒットして
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.5

「人生なんて上手くいかないことだらけさ」なんてことをこの作品を観て思ってしまう。

雨で始まるシェルブールの港。行き交う人の色とりどりの傘が画面の左から右へ、下から上へと流れるのが作品のタイトルを象徴
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第9地区(2009年製作の映画)

4.1

この作品で初めてニール・ブロムカンプを体験。独創的な世界観とストーリーとリアリティを感じる特殊効果が見事に融合されて、最後まで楽しむことができました。特に異星人のCGはすごいクオリティ。

最初は報道
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スター・ファイター(1984年製作の映画)

3.1

懐かしかったので再視聴しました。

約40年前の映画ですが、コンピューターグラフィックスを多用したのが当時珍しくてハマった記憶があります。

アメリカの田舎に住む高校生男子が、アーケードのシューティン
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

ズズっと作品に没入してしまいました。他の映画と比べてインプットする情報量がはるかに少ない分、想像がバンバンに掻き立てられます。心配になったり、不安に陥ったり、好奇心が満たされたり…つまり見事に感情が振>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.1

古本屋で1ポンドで買った『ハリー・ポッターと賢者の石』が鑑定した結果、日本円で約400万だったそうで。500部しかない初版だからだそうです。すご

映画ですが、ホグワーツ魔法魔術学校での学園生活とヴォ
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ラスト・サバイバーズ(2014年製作の映画)

1.0

ヘイリー・ルー・リチャードソンが出演してたから観ました。

ヘイリー・ルー・リチャードソンに惹かれたのはドラマ『ホワイト・ロータス』シーズン2を観てから。すでにいくつかのメジャーな映画にも出演しており
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.1

今観てもよくできてるなーと思います。戦争リスクを面白おかしく描くことで、人間の愚かさがより一層浮き彫りになるんですね。

アメリカとソ連の二極体制だった冷戦時代に公開された、話題としては当時タイムリー
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.1

80年代に一世を風靡したロボコップ。ポール・バーホーベンが作り出した独特な世界観と日本の宇宙刑事シリーズを想起するキャラクターが素晴らしく、作品も大ヒットにつながりました。

本作ロボコップ3はその続
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

『ブレードランナー』('82)の続編でそのリブート力を証明したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。同じくクセの強いカルト映画『デューン』('84)を蘇らせてくれるのかしら?期待度MAXで映画館に向かいました。>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.1

人種差別やヘイトクライムに焦点を当てた作品。20分の短編映画ですが構成がしっかりとしていて、フリとオチも効いていて見応えありました。

うまくまとめるなー

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

うーん、お面白い。ハリウッドのヒットメーカー、ナイト・シャマラン監督は長いキャリアの初期で代表作を作り上げてしまったのですね。予測不能なストーリー展開はもちろんのこと、それを支える役者陣も素晴らしかっ>>続きを読む

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.5

シチリアの自然の美しさや、建物や街並みなどの美しいロケーションが印象的。こんなところで気ままにゆったりとした時間を過ごしたいなー。

バケーション先での4人の大人が織りなす恋愛と複雑な人間関係を描いた
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.1

写真を繋ぎ合わせ、ナレーションと重厚な音楽によって構成されたSF映画。映画史に残る重要作とのことで30分と短いし、せっかくの機会なので視聴しました。

よく見ると動画の入った箇所がありちょっとした驚き
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

リチャード・ギア主演のサスペンス。凄惨な殺人事件の犯人を明らかにしようとする弁護士を演じています。

作品には強い緊張感や不気味さが漂い『羊たちの沈黙』や『シックスセンス』といった作品に共通する、人間
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E.T.(1982年製作の映画)

3.5

「料金分の楽しさ」保証の安心感。40年以上も経っているのにいまだに衰えを知らないのはシンプルに「面白いから」なんだと思います。

自由奔放に振る舞うE.T.をたしなめようとするキッズたちとのやり取りは
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

1.0

80年代に一世を風靡したロボコップは、ポール・バーホーベンが作り出した独特な世界観と日本の宇宙刑事シリーズを想起するキャラクターが印象的で好きです。

本作ロボコップ2はその続編。そしてシリーズはロボ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による宇宙人との対話を描いたSF作品です。世界各国に出現した12機の巨大宇宙船のうち、アメリカに降り立った宇宙船を舞台に物語は展開します。

何をしようとしているのか?なぜ来た
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スプリット(2017年製作の映画)

3.1

多重人格者である男性が誘拐した3人の若い女性を監禁するサスペンス映画です。ナイト・シャマラン監督らしい予測不能なストーリー展開で最後まで見入ることができました。

特にジェームズ・マカヴォイが演じる多
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.5

時代劇ではありますが、世代を超えて楽しめる娯楽作品なのでは?古き良き日本の姿を見ながらはらはらどきどきなストーリーも楽しめました。

明治維新に入るちょっと前の話。真田広之が演じる清兵衛(せいべえ)は
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