ジョン・トラボルタはラジー賞(最低主演男優賞)を一度に2作品も獲ってしまったのですね。これでトータル3作品の最低主演男優賞。もはやレジェンドの域に達しているのかと思いきやマドンナやスタローンなどもっと>>続きを読む
身近な世界で起きた絶望が苦しい。コロナ禍の日本で、自ら命を絶ってしまった若い女性の壮絶な物語を描いた人間ドラマです。朝日新聞に掲載された実話をベースにしているのだそう。
初任給で文房具を買うシーン。>>続きを読む
ダークな雰囲気とティム・バートンらしい「キモ可愛い」がぎっしり詰まったダークファンタジー。ホラー要素は控えめで、むしろユーモアと温かみが溢れていました。
特に印象的なのは、ハロウィンタウンの奇怪な住>>続きを読む
映画撮影中に失踪した親友でもある俳優フリオを探す映画監督ミゲルの旅。映像には作為的な印象は一切ないけど、きっと熟考を重ねて空間を切り取ったのでしょうね。作品の中で時間がゆったりと流れ、ミゲルがフリオ探>>続きを読む
広大な宇宙に知的生命体はいるはず。いてもおかしくはない。いたとしたら?自ら赴いて探しに行くのはちょっと現実的ではないけど、地球から信号を発信して相手に拾ってもらう、もしくは逆に相手から発信されたメッセ>>続きを読む
フランス発のワンシチュエーションの脱出劇です。未来感ある医療装置の中に閉じ込められた状態。一刻も早く出ないと酸素がなくなってしまう。だからこのタイトル“オキシジェン=酸素”なのですね。栗林55さん、こ>>続きを読む
待ちくたびれたころにようやく公開されて、いやー嬉しかったな。16年も待ったんだから!旧三部作から時を経て大幅に進化した映像技術は、公開当時、目を見張る新鮮さを感じさせてくれたものです。
そして、旧>>続きを読む
本作のころのサンドラ・ブロックはまだ初々しくてチャーミングでキュート。少しハスキーな声にも惹かれてしまう。
アクション映画『スピード』('94)で発揮された魅力を今度はラブコメで再現してみた、ってと>>続きを読む
Mark!数のゾロ目記念(777)。月一回ぐらいのペースで鑑賞してきた本シリーズもいよいよ最終回(パート7)。サブタイトルに“777”が入ってるのでピッタリ。
前作(パート6)で少し盛り返してきたと>>続きを読む
ストーリーはテンポよく進み、わかりやすくて映像も音もかっこよく、興行的にヒットするのが分かります。メカ好きなら、わくわくしそうなシーンがたっぷりですね。気軽に観れてそれなりに楽しめるポップコーンムービ>>続きを読む
久しぶりに再鑑賞しましたがつくづくよくできていると感心しちゃう。バイオレンスやグロはなく、静かな恐怖がじわじわと忍び寄る作品。怪しい雰囲気と、ふとした瞬間に感じる違和感でゾクっとさせるのが見どころです>>続きを読む
西部劇は大好き。でも最近はめっきりこのジャンルの新作が減ってしまって寂しいかぎりです。コーエン兄弟だから毒を含んだ笑いに走るんだろうなー、って思ったらなんだか驚くほど本格的なウェスタンでした。いつもの>>続きを読む
「吾輩は“ロバ”である。」って感じでロバの視点で人間に振り回される様子が描かれますが、漱石のとは違い言葉は話せないし親切なナレーションもないのでほとんど会話なしで物語が進行していく作品。
あまり馴染>>続きを読む
ワンダーウーマン初代のリンダ・カーターを受け継ぐのは美貌、高身長、黒い髪を兼ね備えたガル・ガドットしかいない、と思わせてくれるぐらい適役でした。
しかも登場と共に流れる劇伴が高揚感を煽る…。これハン>>続きを読む
出会うはずのない2人のラブコメを描いた『君の名は。』('16)にあったような青春ドキドキとワクワクを期待してたのですが、男の方がほぼずっとイスだったので感情移入が難しかったです(できませんでした)。>>続きを読む
「もしアドルフ・ヒトラーがタイムスリップしてこの時代に現れたら、どうなる?」このあり得ない設定で作られた作品。
「現代に甦ったヒトラーがモノマネ芸人としてテレビに登場する」という話。人で賑わう広場の>>続きを読む
冷戦後の世界でアメリカが唯一の超大国としての役割を担っていた時代。今と違って、経済的にも繁栄を謳歌していた時期を象徴するような映画かな。アメリカ人の愛国心やアメリカのリーダーシップを強調するよくある作>>続きを読む
どっかで見たことあるな、と思ったら望月ミネタロウの漫画『東京怪童』('09)でした。本作にインスパイアされたのかしら?
スマートさは全然なくって、わちゃわちゃしたファミリーのドタバタが楽しく、この雰>>続きを読む
ストップモーション・アニメの方('12)が有名だけど、両方ともティム、バートン監督作品でこっちがオリジナルです。まだティム・バートンがディズニー所属のアニメーターだった頃のおまけ上映用の短編作品(27>>続きを読む
北野武監督の作品は好きで新作発表があるたび心躍ります。しかも時代劇ってなると彼の『座頭市』('03)がとても好きだったので期待も膨らみました。北野武が書き換えた「本能寺の変」という触れ込みもワクワクさ>>続きを読む
草の根での市民ジャーナリズム活動に、メディアの社会的な存在意義を再認識いたしました。社会を変える力を持つジャーナリズムの本質を描いていると思います。
本作はインドのヒンドゥー教社会におけるカースト制>>続きを読む
前作『メン・イン・ブラック2』('02)から10年ぶりに製作された続編『メン・イン・ブラック3』。テンポの良い展開とユーモアはシリーズの魅力をしっかりと引き継いでいて、今回は過去へのタイムトラベル要素>>続きを読む
カラマズー大学心理学教授のタン・シウラン博士による解説がメチャメチャ刺さります。『E.T.』('82)の宇宙船が空へ飛び立つラストシーンで流れる音楽がどういう効果をもたらしているのかをとても分かりやす>>続きを読む
ニコラス・ケイジ主演のクライムアクション。かつては60秒内に車を盗むレジェンドも、今は足を洗い慎ましく生活を送っている。弟が犯罪組織のボスを怒らせてしまったために4日以内に高級車50台を盗まなければい>>続きを読む
夏目漱石の短編小説「夢十夜」は、1908年に朝日新聞で10回連載されたのだそう。
これを原作に、市川崑や清水崇などを始めとする実力派監督たちが描いたオムニバス映画です。大御所たちと並んで西川美和も監>>続きを読む
周りを囲む巨大な迷路(メイズ)を抜けることできたら脱出成功というのが前作のパート1で、本作はその脱出直後を描いています。
多くの謎を残したまま冒頭から新展開が始まる流れは頭がリフレッシュされてよかっ>>続きを読む
カリスマ料理長が自ら接客する特別なおもてなしと極上な料理で、セレブ垂涎の“美味しさ以上の”お食事体験をお約束する超高級レストラン。コース料理の一つ一つに物語が仕込まれており、新たな料理が出るたびに物語>>続きを読む
この作品をリアルタイムで観ていた方たちも80歳近いということになるのでしょうか?私の父親も公開当時観ていたはずなのですが歳のせいであまり覚えていないみたい。
人間に襲い掛かる“鳥の群”
たった>>続きを読む
ミステリーの女王アガサ・クリスティによるポアロシリーズの小説『ハロウィーン・パーティ』をケネス・ブラナーが監督・製作・主演で映画化した第3弾(原作は題名さえも知りませんでした)。
①『オリエント急行>>続きを読む
1作目が大ヒットしたからシリーズ化いけると踏んだ。弾みをつけるために次は2部構成にした、てところなのかしら?
でもやっぱり楽しいね!家族と一緒に観るのもいいし、仲間で集まって観るのにもピッタリ。>>続きを読む
チャック・ノリスはこのB級の香りが漂う『地獄のヒーロー』('84)や『デルタ・フォース』('85)などの興行的な成功でインディペンデントな映画会社を上場させたのだそう。やはり、ただ者じゃなかった。>>続きを読む
ダコタ・ファニングをキャスティングして『エイリアン』('79)や『惑星からの物体X』('82)を想起させるSFホラーのショート・ムービーを作り上げています。目を失った男は『チャッピー』('15)に登場>>続きを読む
私の中でアメコミヒーローといえばスーパーマン、バットマン、そしてスパイダーマン。とりわけスパイダーマンは他の2人と比べて映画化が遅かったと思うのですが、CG技術の発達によって満を持してトビー・マグアイ>>続きを読む
身分の違う男女が繰り広げるロマンティックなラブストーリーでした。ライアン・ゴズリングのワイルドな無精髭ヅラにレディ達が見て悶絶し、横いるレイチェル・マクアダムスの初々しさにボーイズ達が目をクラクラさせ>>続きを読む
野村萬斎 vs. 片岡愛之助 vs. 香川照之ら豪華役者陣のお芝居合戦が見応えあって、加えてハイテンション演出が楽しい企業犯罪エンタテインメントです。
ノルマとか納期とかコスト削減とか権力闘争とかと>>続きを読む
「んなことありえるか」って言ってしまったらおしまいよ的な子供心くすぐるB級冒険活劇の要素がぎっしり詰まった、大人でも十分楽しめる贅沢なA級エンタメでした。荒唐無稽な話でもワクワクさせてくれるから好き。>>続きを読む