和さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

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"ブルータルジャスティス"の大当たりが記憶に新しく、レンタルショップで働いていた時期に"トマホーク"で受けた衝撃はどこか懐かしい。
 
なんと驚くことにBlu-rayは廉価版がある様で、良い時代だなと
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フェイス(1997年製作の映画)

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新たに居住した映画の楽園で発掘した一本。

主演はみんな大好き"トレインスポッティング"でベグビーを演じているロバートカーライル。そしてケイパームービーであり、このジャケ。ノワール好きには堪らないので
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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難しい…眠たい…ってなる気持ちもよくわかりますが、自分は好きです。
現に何回も見返すほどに中毒性がある。
ハイテンポな会話、お茶目な日常。そんな風に見えてしまうが、フィルムノワールに恋い焦れて生き急ぐ
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

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DVDは今や高値で取引されるほどにカルト映画として有名な作品。何と近くのレンタルショップには貴重な在庫が残っていたので多大な期待を込め鑑賞しました。

これは間違いなくホラー映画マニアでなくとも、B級
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荒ぶる魂たち(2002年製作の映画)

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学生身分ながらに少し無理をしてBlu-rayに手を出してみました。

それも父との映画体験でも特に印象深いリメイク版"十三人の刺客"を思い返し、改めて三池監督の魅力に迫りたいと感じたから。これ以外にも
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男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1959年製作の映画)

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若く映画に飢えた人間ならば、必ずしも年上の映画好きから耳にするゴダールという人名。とりあえず、ネットで調べ手軽に見れる且つ名作と名高い"勝手にしやがれ"や"気狂いピエロ"を手に取ってしまう。そして難解>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

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「無知で最高だった、あの頃」

お久しぶりです。
今年は"mid90s""waves""ブックスマート"邦画でも"アルプススタンドのはしの方"など青春映画が豊作の年でしたが、本作も今年に恥じない素晴ら
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スキャンダル(2019年製作の映画)

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マーゴットロビーをクルクル回し、スカートをめくりあげさせる。そんなシーンにドキドキしてる、あなた。まあ自分もそのうちの一人だけれども。

あなたはセクハラ予備軍なんだぞ。

斬新な切り口な映画だったの
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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怖すぎるだろ…。
自分が伝令兵なら塹壕から出ることもできないでしょう。ホラー映画と同じくらいにドギマギしながら如何に自分がビビりかってことを再確認。
そんな自分でも終盤は軽い砲弾ショックになって恐怖が
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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ジョージルーカスが公言してしまった9部作発言を実現させてくれたことに、まずは感謝。

自分にとっては映画好きの入り口になったような思い入れ深いシリーズです。
色んな人が色んな思いを抱えているシリーズが
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

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映画の評価が星となって答えになってしまうサイトの利用者にはウケない内容。

答えのない問に挑むドキュメンタリー。個人的には好き。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

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昔々、この作品を父上と見た時に序盤から長々としたカットの連続に思わず無駄と吐き捨ててしまった…
そんな少年もいつか青年となって、映画館で観れることに喜びを感じながら父上に前売りをプレゼントするくらいに
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新聞記者(2019年製作の映画)

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今週で終わりらしいので滑り込み。

マイケルムーア、アダムマッケイなど洋画での政治批判は記憶に新しい。海外では俳優、監督が政治に対してバチバチと論争を繰り広げていることは珍しくない。
対して、日本では
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天気の子(2019年製作の映画)

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最近、アニメ映画には普段は映画しか見ないよ…という人種には飲み込めないものもあるのだという事を思い知らされた次第であります。
蛇足は置いておいて

前作から早3年。当時は公開日に監督の挨拶付き上映を渋
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

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いや驚いた。こんなにも今っぽい空気感を90年代に描いた漫画があるなんて。

この空虚な空気感。
なにかになりたいけど、何を目指せばよいのかわからない。空っぽの世界でイケてる仲間とイケてる自分を演じる。
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

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芸能系声優にエグザイル族の奏でるミュージック、映画オタクが拒絶反応を引き起こしサザンもビックリの荒波が起きている…

僕はこの波に乗れるのだろうか…

結果はもちろん、溺死。

別にそんなに悪いとは思
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プロメア(2019年製作の映画)

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誰か良さを教えてちょ。

地元の映画館公開終了回に滑り込み。
ポスターの色味といい、これは見なきゃ何となく後悔してしまうと感じた時にはチケットを買っていた。

いつも通り、パンフを買おうとした瞬間に人
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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EGを最高点にして、すっかりブランド化してしまったなという印象のMCU。しっかり批判する人がいないというか、良いレストランで出てくる料理はどれも美味いだろ!と言わんばかりの絶賛の嵐。最近は正直冷めてい>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

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残念な出来…

申し訳ないがスパイディよりもこっちを先に見たのはコケて早めに劇場で見れなくなるのを恐れたから。
実際にガラガラのレイトで鑑賞。

大好きなシリーズのクライマックスというわけだけど、人間
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チェイシング・エイミー(1997年製作の映画)

4.3

なんという天才的な脚本。
雰囲気で持ってくタイプだと思ってたケビンスミスの印象が180°変わった。
元々、人が好きなんだなって思ってはいたけど同時に天才であったことに驚いてしまった。

LGBTをしっ
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.9

これもあたり。

全く期待はしていなかったものの、ティーン映画に強い興味を感じる今、"すてきな片思い"がTSUTAYAにない今、見た作品。

ジョンヒューズ映画の真髄に、彼の大好きなグラインドハウスの
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

最近、不発ばかりの中のあたり。
完全なるファッション目当てで見ただけにかなり度肝を抜かれる作品だった。

黒人のための映画をつくる。
スパイクリーのモットーですが、しっかりと客観的に描かれていることが
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

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これは俺の映画かもしれない。
予告を見て、自分もそんな風に思ってしまうボンクラの一人。

何故、モリッシーは音楽の道へ進んだのか。そこの描写がもっと欲しかった。
憧れ・妬みが伝わってこない、それがある
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

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最近までずっと幻の作品だった"KIDS"の現代版。古めかしさはなくなり映像はもっと美しく夜の街を映し出していることに時代の流れを感じざるを得ない。

ほぼドキュメンタリーのような構成なのにも関わらずに
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

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間違いなく、今年見た映画で一番の邦画。

若松監督は映画史をちょっとかじる上で耳にはしていましたが知識もなく、失礼ながら見たこともないという具合。
過小評価ではないかというくらいにスコアでは感じますが
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キングダム(2019年製作の映画)

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シャザムとか名探偵ピカチュウとかとか見たいものは山のようにあるけれども、時間の関係でこれになってしまった。

殺陣、エンディングなどなど"るろうに剣心"が比較対象にならざるを得ない本作。

大沢たかお
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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ずるいんだけど、めちゃめちゃ良い。
インフィニティウォーは正直好かんかったけど、このまとめ方はルッソ監督っぽくないけど大正解なまとめ方をしたのではないかな。
ネタバレ怖いんでここまでにしときます。
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

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ジャズにはまりだしたのは最近のこと。
ビルエバンスのaloneから本格的にジャズにはまり始めてしまった。
タイムリーにドキュメンタリーが公開されるだなんてついてるなって思いながら鑑賞。
どこか彼のタイ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

面白いと聞いて遂に鑑賞。
序盤が眠い眠い…そこにタランティーノ映画から飛び出してきたようなサミュエルLジャクソン。不意にテンションが上がってしまった。しかし、それも中盤まで。
他の見所といったら、監督
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ブレイド2(2002年製作の映画)

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Tシャツ買ったんで再鑑賞。

デルトロに脚本は現在DCで働き、一度ノーランとタッグも組んだデビッドSゴイヤー。キャストにドニーイェンやノーマンも追加してなんとも豪華な作品。

ギレルモデルトロが好き勝
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.6

良くも悪くも期待を裏切られた映画。
決してマルジェラのファッション的な感性を映す作品ではありません。
彼がどういう人間か周りの証言から明らかにしていくというそんな話。
流行を生み出す、人の心を動かす、
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.3

こいつほんまに音楽好きなの?
UKカルチャー映画が引き合いにだされるのが何故かわかる映画でした。
アッパー系ドラッグでハイになってアップなソウルで踊り続けていたUKの労働階級カルチャーのおはなし。
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

コミックファンにはちょっとボリューム不足。でも実はわかってるんです。
映画に入れるには無茶な内容。
音楽よし、グラフィックアートよし、ステッカーを適当に貼る描写などなど極一般の青年がスパイディになる原
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

ただの黒人可哀想映画ではない。
今までの作品で描かれなかった白人差別。
ブラックパワーにホワイトパワーが対比で見せられる皮肉。
kkkと現実の白人至上主義を映すからこそ見せられる新しい視点。
憎しみか
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

安定してますね。さすがイーストウッド監督。
重なる主人公と現実のイーストウッド。
仕事を第一に置き、忘れてきた大事なもの。
いくら働いて、稼いでも買うことのできないもの。

年老いても絶望するし、学ぶ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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「二階堂ふみのおっぱいを見る映画」

行定監督の作風が合わないのか、ジムノペディから見た本作も好きじゃない。近い作品なら桐島の方が余裕で面白い。つか、こんな学校あるわけないやん。笑