DVDは今や高値で取引されるほどにカルト映画として有名な作品。何と近くのレンタルショップには貴重な在庫が残っていたので多大な期待を込め鑑賞しました。
これは間違いなくホラー映画マニアでなくとも、B級映画を欲している人がいるならば推したくなる映画の一本。
とんでもない量の血とスプラッター描写の数々、悪ノリが過ぎるアイデアたち。
あの"死霊のはらわた"とも並ぶようなハイテンションっぷりに目が離せなくなってしまうという、ちゃんと面白いB級映画です。
とにかく初っ端の斧で人体破壊をする描写から本作が如何にサービス精神旺盛な映画であるかが容易に理解できます。
自分はまだ未見の"ロードオブザリング"シリーズでも引き継がれているであろう造形の良さも見所で、ラストのクリーチャー化したママや"トータルリコール"的な顔の中から顔などグッとくるデザインの宝庫。
そして70's〜80'sホラーのロマン武器とも言えるチェーンソーの先を行く新たな武器の登場など魅力を挙げるとキリがない…。
どうやら海外では本作を含めた監督初期の三部作がBlu-ray化されている様なので、日本での販売を心より願っております。