2014年のゾーイ・カザン主演のラブ・ストーリーなのですが、現在上映中の『君の名は。』の設定をかすかに感じさせるシナリオでしたね。たまたま、netflixでみかけて鑑賞。
監督は長編デビュー作なので>>続きを読む
『ハドソン川の奇跡』が公開中のトム・ハンクス。『ハドソン川の奇跡』も評判いいみたいですね。
本作『Big』は、そんなトム・ハンクスの出世作と呼ばれるファンタジーコメディ。13歳の少年が、ある日突然、3>>続きを読む
"You've Got Mail"はあまりにも有名な映画で、『いまさら』感があるのですが、一度も観たこと無かったんですよね。なので初見。(笑)
トム・ハンクスとメグ・ライアン。『めぐり逢えたら』と同じ>>続きを読む
疲れもあるし、なんか頭使いたくないので、やはりサクッと観られるラブコメを。
ジャスティン・ティンバーレイク主演のラブコメ。ジャスティンがめちゃくちゃ、可愛いです。(演技はほとんどできてないけど。ミュー>>続きを読む
森田芳光監督作品には、ある一定の無機質で乾いた空気が流れる。
現実の生活をリアルとするならば、ネットの世界は非リアルと呼ばれて長いが、森田芳光監督の本作は、ネットの世界に質感を感じ、リアルな世界に空>>続きを読む
行定勲監督作品、『GO』の窪塚くんを思い起こされる。
あの窪塚洋介さんは、愛おしい可愛いらしさがあった。そんな過去作を思いださせるような、ユ・アイン。
韓国の俳優さんで、個人的に好きなのは、ウォンビ>>続きを読む
『良い映画とは、見終わった後で見る外の景色が変わってしまうような映画だ。』
と誰かが言ってた。私もそれは同感だ。そして、それと同時に、良い映画というのは、見終わった後に、あれこれ誰かと話したくなる映画>>続きを読む
本当の哀しみを知っている人だからこそ、撮れた作品。
本当の喜びを知っている人だからこそ、撮れた作品。
公開当時、映画ファンのレビューが騒然となっていた。
とても気になっていたのだが、前作の『ぐるりの>>続きを読む
日本公開当時、地味に密かに話題になっていた、ロウ・イエ監督の新作。
公開劇場数も少なく、劇場で見逃してしまいましたが、
キタ!キマしたね!大傑作の素晴らしい作品。満点をつけようと思いましたが、尺が若干>>続きを読む
その国のジャーナリズムの質の高さは、そのまま国民の民度の高さと言っても過言ではない。
たとえ、自国の恥部であっても、そこに正義があるのなら、事実をあぶり出すことで、その善悪の裁きを下さなければならない>>続きを読む
台湾の女性監督作品。長編デビュー作なのでしょうか?過去作は見当たりませんでした。
オフィシャルサイトを見る限りでは、日本人脚本家をはじめ、日本人キャストで作った邦画のようです。監督自身は日本にお住まい>>続きを読む
新海誠監督の秒速5センチメートルは、男の子のピュアな想いに圧死しそうだった。
新海誠監督の恋の描写は、いつも純粋で、男目線の女性への幻想と妄想がすごすぎて、良い意味で少々重い。
もちろん、それが監督>>続きを読む
クラッシック音楽の旋律の中で流れる、上質な3時間。
岩井俊二監督さながらなのだろう。正直、難解さを感じる1本だ。
表面だけなぞれば、なんとなく理解できるが、『この描写は何なんだろう?』というシーンが>>続きを読む
評価の高い映画だったので、面白いんだろうな、、、と漠然と思っていたが。
すごい。すごすぎる。
冒頭、10分の緊迫感で目を奪われてしまった。
その後も、断続的に続く緊迫感。「息を飲む」という表現がピッ>>続きを読む
今月公開される、李相日監督の最新作『怒り』を観る前に、「悪人」を観直しレビュー。観るのは今回で3回目。
見返せば見返すほど、良い映画だと感じる良作である。
公開当時から、映画『悪人』の舞台となった>>続きを読む
劇場で予告を見た時、『これ面白そうなサスペンスだなァ』と思ってた。ジュード・ロウが主役の密室サスペンス。潜水艦にのって一攫千金をねらう物語。
密室で、さまざまな人びとの打算さや強欲さ、傲慢さなどが入り>>続きを読む
いざというとき、一番肝心なことを話し合えないのが男女の仲である。
距離が近くなればなるほど、相手の性格や考え方が手に取るように分かるようになり、言葉をかわさなくとも気持ちの交換が出来そうなものだが、>>続きを読む
胸が苦しくて、何度も何度も泣いた。
中国の一人っ子政策と、子どもの誘拐・人身売買をテーマにした実話を元にした物語。
あまりにも苦しくて、どっぷり映画の中につかってしまい、しばし呆然。
同じアジアで、隣>>続きを読む
“日本は、同時に加害者でもあり被害者でもある兵士や国民の姿と向き合い、その多様性から来るあいまいさに耐えなければならないということです。”国際政治学者の三浦瑠璃さんの著書『日本に絶望している人のための>>続きを読む
セーラー服と機関銃といったら、誰もが知ってる角川映画。
1981年の映画だったのか。すごい古い。
随分昔にみた時は、薬師丸ひろ子さんがかわいいなぁと感じた記憶しか無かったが、改めて見返すと、セリフの>>続きを読む
2014年のドイツ映画ですね。
全体的にB級映画風のタッチで進むんですが、最後、なるほど、そうですか。(笑)
邦題は『ピエロがお前を嘲笑う』。
英語は、Who am I。
ドイツ語は、読めない。(笑>>続きを読む
あまり大きく話題にならなかったが、比較的レビュアーさんの評価の高い韓国映画。
毎日、顔や姿が変わってしまう30歳の男性が、一人の女性に恋をする、というファンタジー作品。
彼女役に、『春のワルツ』のハン>>続きを読む
公開当時、高評価で話題になっていた『バクマン。』それもそのはず、監督はあの大根仁監督。大根仁監督といえば『恋の渦』(笑)まぁ、一般的には、森山未來☓長澤まさみさんの『モテキ』が有名なのだろうが、個人的>>続きを読む
人間同士が訳もなく惹かれる心理を、美しい情景と美しい音楽で表現した文学的作品。監督は『エデンより彼方に』のトッド・ヘインズ監督。原作は、『太陽にいっぱい』の大人気作家パトリシア・ハイスミスの幻の小説。>>続きを読む
この作品は2010年の作品だったのか。前に観たのだが、随分昔に感じていた。ストーリーのディテールを少し忘れていたのだが、今回、丁寧に観直して、あらためて良作だとずっしり胸にしみた。
高知県の外海に面>>続きを読む
1995年の作品『スモーク』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した香港生まれのウェイン・ワン監督の邦画。主演にビートたけしさんを迎えた事で話題になった。
主役は西島秀俊さんだが、話全体はビートたけしさん>>続きを読む
実に好みの1本。
母親のシワには、我が子を思い泣き笑いした思いが刻み込まれている。
どんな境遇でも『我が子を守り通す』という母親の感情は、理屈ではなく本能。時には、自分の命に変えてまでも我が子を守る>>続きを読む
アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』 VS マット・デイモンの『リプリー』を見比べようシリーズ♪
アラン・ドロンが主人公を演じたトム・リプリーを、マット・デイモンが演じたリメイク版である『リプリー』。>>続きを読む
アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』 VS マット・デイモンの『リプリー』を見比べようシリーズ♪
イタリアのジリジリした太陽に照らされ、燃え上がるコンプレックスとジェラシー。
生まれながらにして裕福>>続きを読む
トム・ハーディ主演のサスペンス映画。トム・ロブ・スミスのベストセラー小説を基にしている作品。1950年代。スターリン政権下のソビエト連邦で、連続して起こった少年をターゲットにした連続殺人を追う秘密警察>>続きを読む
五輪のスポーツ観戦で忙しいので、若干、軽めの1本を。
『ラブ・トライアングル 秘密』という邦題になっているが、英題は『3Hearts』。
中年男性と姉妹2人の三角関係の物語なのだが、実際は、完全なト>>続きを読む
2015年サンダンス映画祭でワールドシネマ・ドラマ部門観客賞を受賞した作品。確か、日本未公開だったので、先日のWOWOWジャパン・プレミアで録画していたもの。しかし、今一部の劇場で上映中のようだ。>>続きを読む
冒頭10分でつかまれてしまう最高に面白い作品。
一見、悪そうにみえない青年がなしとげる、ぐっずぐずの銀行強盗。(笑)
1972年にブルックリンで起こった、実際の事件がベースになっている。
とにかく。>>続きを読む
スタンリー・キューブリックの1961年のモノクロ映画。
恥ずかしながら初見でした。
原作は、ロシア生まれのアメリカの作家、ウラジーミル・ナボコフの小説。(1955)
原作は少女性愛者である主人公と>>続きを読む
クリント・イーストウッドのご子息のスコット・イーストウッド主演、ニコラス・スパークス原作の王道のラブストーリー。
なにげに、ニコラス・スパークス原作作品は「君に読む物語」「親愛なる君へ」「セイフヘイブ>>続きを読む
これ、1983年の作品?
まったく色褪せていない。
むしろ、現代の俳優で現代で撮影した映画のよう。さすが、F.F.コッポラ作品。
いわば、色んなコンプレックスを持った素行の悪い男の子たちの、どうし>>続きを読む