ーたった2人の、プライドをかけた歴史への闘いー
その国の歴史とは、そこに息づいた人びとの歴史。
辛く苦しい歴史であればあるほど、その延長線上に生きる人びとが背負う歴史は熱く重い。
ナチスドイツに強>>続きを読む
ー見終わって『え?何?』ってなりました(笑)ー
大竹しのぶさんの演技はお墨付き。
かつて、森田芳光監督の『黒い家』を観た時、この人は、日本で数少ない正真正銘の映画女優の一人だと思った。
なので、本作>>続きを読む
ーこの蒼井優は、“最優秀主演女優賞”クラス!ただ、後半しりつぼみー
先日、(日本版)アカデミー賞なるものの発表があったばかり。本国はともかく、日本版となると一気に関心がなくなり、どちらかというとキネ>>続きを読む
ーダメ男なのに、こよなく愛おしく感じさせるハ・ジョンウの演技ー
好きですね。うん、好きです。この感じ。
ウディ・アレンの作品を想起させるような音楽の使い方といい、この『何も起こらない』のに、ダラダラ>>続きを読む
ー話がわかりにくいって思ったー
昔、(最初の方)途中まで観てやめてしまい、また観たのだが。
やはり、話がわかりにくい気がする。
デヴィッド・O・ラッセル監督作品の他の作品は、テンポもよくわかりやす>>続きを読む
ー久しぶりすぎて、ハリソン・フォードの名前がでてこなかった(笑)ー
29歳から年をとらなくなったアデラインのラブ・ストーリー。
年をとらないという事は、実際はあり得ないわけであり、『変わるもの、変わ>>続きを読む
ー佐村河内事件を交響曲のように綴ったドキュメンタリー。圧巻!ー
圧巻である。
森達也監督が15年ぶりに撮った、佐村河内守氏のドキュメンタリー映画。『マスコミ試写の時に騒然となった』と聞いていたが、こ>>続きを読む
ーシナリオのせいなのか、妻がひたすらセルフィッシュだったー
『男が女を愛する時』とか、またベタ邦題つけたのか?と思いきや(笑)、原題が『WHEN A MAN LOVES A WOMAN』だった。
う>>続きを読む
ー1990年代後半の恋愛が赤裸々にー
ベン・アフレックって、ちょっと苦手なので、あまり乗りきれなかった。
ちょうど、20年前くらいの映画なのですが、古典的な恋愛がテーマに見えた。
ー女の絶望感の表現は、さすがアンジーさながらー
アンジェリーナ・ジョリー監督作品として3作目の作品。実際の夫であるブラッド・ピットとアンジー本人が夫婦役で出演し、皮肉なことに、公開直後に離婚に至った>>続きを読む
ー実にバカバカしい事をド真面目にー
R.ゼメキス監督が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の直前に撮った作品。(1980年)アメリカの中古車屋さん達のハチャメチャなお話。
WOWOWの『TSUTAYA>>続きを読む
ー“恋”とは、夢でも幻想でも空想でもなくリアルだから美しいー
ライアン・ゴズリングは、昔、恋した彼にちょっとだけ似ている。(言い過ぎ。かなり盛りました。笑)
彼は、今、どこで何をしているだろうか?>>続きを読む
ー『オープン・ユア・アイズ』の頃のペネロペ・クルスの可憐さと、圧倒的な演技力を放つ、N.ポートマンを合体させたような、アリシア・ヴィキャンデルの衝撃の映画デュー作ー
2009年のスウェーデン映画。>>続きを読む
ー咀嚼しずらく、なかなか飲み込めない文芸作品ー
1998年、カンヌ国際映画祭のパルム・ドール受賞作品。詩人の最期の一日と難民の子供との出会いを描いた作品で、台詞に散りばめられた詩的な表現からして、文>>続きを読む
ー色んな意味で丁度よいー
2009年1月15日、ハドソン川に不時着した飛行機のパイロット(キャプテン)の事故後の話を、クリント・イーストウッド監督が映画化した作品。公開当時から評判が良かったが、色ん>>続きを読む
ー蜘蛛巣城(1957)とマクベス(2015)見比べレビュー♫ー
すでに1971年にロマン・ポランスキーが映画化している『マクベス』。2015年に公開されたマイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤ>>続きを読む
ー蜘蛛巣城(1957)とマクベス(2015)見比べレビュー♫ー
2015年公開のマイケル・ファスベンダー&マリオン・コティヤールの『マクベス』を観たので、折角だから、1957年公開の黒澤明監督『蜘蛛>>続きを読む
ー家族とは、一番近くて、一番めんどくさい他人ではあるがー
冒頭から最後まで、『なぜ本作は、ドラン自身が主役を演じなかったのだろう?』と不思議に思った。
主人公は、12年間もの間、家族の元に帰らなか>>続きを読む
ーラスト1分まで飽きさせない。おもしろい!ー
『面白い』と評判だったのに、あまり騒がれなかった『コロニア』。実際は、全編通して飽きさせない展開で面白かった。久しぶりに面白い映画を観た感じ。
にわか>>続きを読む
ー16歳の明るい妊婦物語ー
ずっと観よう、観ようと思っていて、観ていなかった『ジュノ』。評判どおり、なかなかいい感じの映画で好みの1本だった。
同級生の男の子と、なりゆきでそういうことになって突然>>続きを読む
ーサスペンスのち、ヒューマンー
ジェームズ・フランコ主演のサスペンス調のヒューマン・ドラマ。
過去に、父親に虐待された記憶を描いた本を出版し成功をおさめた主人公だったが、本の中では死んだとされた父親>>続きを読む
ーすべて未完成だからこそ魅力的ー
このころのイーサン・ホークは最強。『ビフォア・サンライズ』の1年前、『ガタカ』の5年前。ゾクゾクするほどカッコいい。
イーサンの画づらだけで、個人的には1億点。(笑>>続きを読む
ー伏線の回収がないというか、布石そのものがないというか(笑)ー
キアヌ・リーブスの法廷サスペンス。『94分、あなたは騙され続ける』という映画のキャッチコピーにもあるように、いわゆる謎解き系。
監督は>>続きを読む
ー良くも悪くも、令嬢のたわむれー
昔、鑑賞したが、結構内容を忘れてしまっていたので再鑑賞。
1986年の英国アカデミー賞作品賞を受賞した作品。
あらためて観返してみると、見事に、英国アカデミー賞っぽ>>続きを読む
ー強い女は、白いシャツとパンツスタイルで闘うー
一気に、ジェニファー・ローレンスの魅力に引き込まれた『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル監督作品。
ジェニファー・ローレンスとブラ>>続きを読む
ーグザヴィエ・ドランの出演で話題になったが、正直、不完全燃焼ー
グザヴィエ・ドランが俳優として出演したことで話題になった本作。実際は、4組のストーリーの組み合わせで、最初は別々に展開されるが、後半で>>続きを読む
ーシンプルなシナリオなのに、最後はしっかり感動させるのは魅力的な主人公2人ゆえー
『しまった!またニコラス・スパークス原作作品を借りてしまった!><』と思いきや、ニコラス・スパークス原作作品ではあり>>続きを読む
ー戦争と性をここまで切り出す勇気は、現在の邦画にはないー
あまりにも衝撃的すぎて言葉にならなかった。
1966年のモノクロ映画。若尾文子さんが主演の戦争映画。
モノクロの古い映画だからといって、敬>>続きを読む
ー後半、意外にほっこりー
もぅ、軽いラブコメが観たいのに、面白い作品は大分観てしまって、観るのがないーーー。(笑)
ということで、ベタベタの邦題が気になるが、サンドラ・ブロックのラブコメを。
強引>>続きを読む
ーこの後味の悪さは、どこの家庭にでも起こりうる狂気ゆえー
宇多丸さんのシネマハスラーで絶賛していた映画なので、地味に気になっていた邦画。邦画の当たり年の中の1本と高評価だった本作。DVDスルーで申し>>続きを読む
ー沈黙は対話であるー
『沈黙』とは対話の一つである。
日本語でならば、“黙りこむ”、“返事をしない”などと言い換えられるだろうが、いずれにせよ、言葉を発しないという『対話』の結果の事を指す。
しか>>続きを読む
ーラストのフェスシーンで全部もってかれるー
ザック・エフロン主演のEDM系音楽映画。
EDMシーンのスターを夢見て、這い上がろうとする主人公の葛藤を、EDMサウンドにのせて綴られた青春ストーリー。>>続きを読む
ーコメディが行き過ぎてて、今ひとつ合わずー
デ・ニーロとベン・スティラーの王道コメディ。
恋人の父親に気に入られようと必死に立ちまわるが、裏目裏目にでてしまい、後半はドタバタコメディに突入。
全体>>続きを読む
ージェームズ・フランコが意外にはまりやくー
実話に基づく一家惨殺事件のお話。
(元)ニューヨーク・タイムズ記者と容疑者との神妙なる駆け引きが見応えある作品。
ジャーナリズムというものはやっかいなもの>>続きを読む
まったくもって作品の世界観にはいれなかった強烈な1本。(笑)
荒唐無稽なエピソードで綴られていくのだが、あまりにも中途半端で、メタファーとしてみるのも意味がわからないし、かといってリアリティは全く感じ>>続きを読む
ー邦題にまどわされず、レイチェル・マクアダムスを堪能せよー
『プラダを着た悪魔』を書いた脚本家だけに、猛烈に働く女性像のドタバタラブコメではあるものの、思いの外、丁寧につくられていて、十分楽しめる作>>続きを読む