プリオさんの映画レビュー・感想・評価

プリオ

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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

映画館を出た後、ものすごい余韻。
僅か1時間でここまで心が動かされて、気分や世界が変わるのか。
映画や創作物の力を感じる作品です。
これからもずっと胸の中で残り続けると思います。

結論、最高。
ここ
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Pearl パール(2022年製作の映画)

5.0

「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメで、夢溢れる少女が挫折し絶望するときに生じるエネルギーをエサとする化け物が出てくるんだが、今作はまさにその化け物が喜びそうな映画である。

ただ正直なところ、その
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プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2004年製作の映画)

3.5

中学生の頃に見たけど、とにかくハッピーコメディな感じで、やや拒絶感もあるんだが、素敵なストーリーなので心に沁みる。

アン・ハサウェイは今も昔もあまり変わらない印象。

可愛いし綺麗。

そして品があ
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.5

平凡でイケてない女子高生が実はプリンセスだった!?という女の子が好きそうな話。

黒縁メガネを外し、ボサボサ髪をストレートにし、真っ白なドレスを着たアン・ハサウェイの破壊力は今も覚えてます。

プリプ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

このユルさ。
シュールさ。
親近感と中毒性。

日本人にしか描けないし分からない雰囲気を醸している映画かと。

アクションシーンの現実味のなさや、イタくてサムいシーンも多く、若干見ていてキツい部分はあ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

タイトルとパッケージの雰囲気からグロめのサスペンスを期待していたが、全体的にライトかつファンタジックな作風で恋愛要素強め。キスシーンの多さには少し面食らったが、人間という枠組みを超えた生物としての力強>>続きを読む

聖地X(2021年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な物語風の変な映画。

思い込みや記憶が形となって表出する不思議な土地が舞台で、男女関係のいざこざが描かれる。

思いや記憶とどう向き合うのか、どう処理するのか。それが見どころ。最後の川口春
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

こういった青春モノを見ると「あぁ〜こういう青春送りたかったな〜」と青春コンプレックスがざわつく自分だが、今作はもうその度が過ぎていて、そんなチンケな負い目をあっさりと吹き飛ばす異常な熱量を持った作品だ>>続きを読む

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.5

正義感や使命感に囚われた環境保護団体、金や世間体をなにより優先するパリ市長、危険であるのに危険だと認識できず危険な世界に突き進んでいく様は、最悪で最高だった。

ただリアルでこんな地獄を味合うのは勘弁
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

「何か怖いことがあっても、これを見ればどんな恐怖も吹き飛ぶ」

映画を見る目的って、いろんな言い方ができると思うけど、今作を見て思ったのは以下の二つ。

それは、①ここではないどこかへ行ける現実逃避的
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

【怒りのデス・ロードの感動が3倍増しになる素晴らしい前日譚】

前作「怒りのデス・ロード」は3日2晩の行って帰ってくるだけ話だったが、今作は15年に渡るフュリオサの超人的な生き様を描いた復讐劇になって
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スクービー・ドゥー(2002年製作の映画)

3.0

ラジー賞にて「最優秀頭空っぽティーン向け作品賞」にノミネートされた、正真正銘のおバカ映画。

でもこの映画のテンションが当時は好きだった。日本の映画にはないアメリカのノリが心地良かった。笑えた。懐かし
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0

着火剤的な映画です。

それもIHやガスではなく、炭火かと。

なんか渋くて地味ですが、それがいいんです。

走りたくなります。

何かしたくなります。

勝敗より生き様、結果より過程、試合より日常、
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.5

【クズに守る価値はあるのか?】

凶悪犯を移送するSPたちの話。

藤原竜也のあまりのクズ具合に倫理観道徳観がブレブレになる。またそこにお金が絡むことで己の私利私欲が湧き立ち理性や秩序が消え失せる。そ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

カーアクションにあまり興奮しないタチなので、後半からのサスペンス展開の方が好みだった。

悪役がちゃんとダサいのも良き。つい映画における悪役ってカッコよく描きがちだから。

あと「ソウ」の元ネタと思わ
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

5.0

【虚構から現実への応援映画】

ずっと気にはなっていたが、不評を目にすることも多くスルーしていた本作。

予告編の「やっぱオスかよ!」と少女が叫ぶセリフもなんだかサムくて見なくてもいいような気もしてい
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キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)

3.0

犬vs猫のコメディ。

犬と猫の特徴、そして人間のもつ犬猫のイメージを、コメディとして昇華している感じが良かった。

でも一方で、猫を勝手に悪として描くのって、猫派の人と猫自身からすると不服だろうなと
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HERO(2002年製作の映画)

3.0

男臭いチャンバラではなく、美しいチャンバラ劇。ワイヤーアクションが過ぎる感じもあるが、ファンタジー感が出てこれはこれであり。

ジェットリーの圧倒的強者感。それが故のラストが際立つ。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

2.0

このシリーズの魅力はレイチェル・ワイズありきだったことを認識するところ。

でもそれを抜きにしても前シリーズと比べてどこか面白みがない。レイチェル・ワイズが脚本の問題で出演を見送ったのがよくわかる内容
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7月22日(2018年製作の映画)

3.5

今作とは別の「ウトヤ島、7月22日」は完全に一人称の物語だったので、事件の全容は全く分からずに終わった。そこにはおそらく観客に事件について調べさせる製作サイドの意図があると思われるが、消化不良感が残っ>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.5

ウトヤ島銃乱射事件の一部始終を体験する映画。

事件のその後や犯人の人物像は全く描かれないため、ワンカットのサバイバルスリラーのような映画になっていた。

でも決して面白くはない。楽しくない。ただただ
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劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ(2005年製作の映画)

3.5

劇場版8作目。

ミュウに癒される。

ルカリオはポケモンというより人間。

映画ポケモンはここまでかな。この後の作品は見たかどうか記憶が曖昧。

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ(2003年製作の映画)

3.0

劇場版6作目。

「アドバンスジェネレーション」編としては、初の劇場版。

主要キャラが変わってしまったのは悲しかった。

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

4.0

劇場版5作目。

ファンの中でも人気な作品。

ヴェネツィアをモデルとした水の都が舞台。

川の上での空中アクションがカッコいい。

ロケット団が可愛くみえる程に悪役が憎い。

劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を越えた遭遇(であい)(2001年製作の映画)

3.5

劇場版4作目。

セレビィかわいい。

邪悪化したセレビィもかわいい。

闇堕ちしたロールパンナちゃんみたい。

劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王(2000年製作の映画)

3.5

劇場版3作目。

幻のポケモン・エンテイの強者感。

謎のポケモン・アンノーンの薄気味悪さ。

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.5

劇場版2作目。

幻のポケモン・ルギアは、敵なのか、味方なのか?

EDは安室奈美恵の「toi et moi」。LIVEではヌンチャクを振り回すダンスが印象的。

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

4.0

劇場版1作目。

原点にして頂点。

子供映画に見せかけた大人映画。

大人になってから見ると子供の頃見た時とはまた違う見方ができて楽しめる。

当時は、ミュウを飼いたくて飼いたくて仕方なかった。
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映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(ほうらいじま)(2004年製作の映画)

3.5

キャスト総出の島を舞台にしたアクション映画で、どことなく「ワンピース」ぽさがある。

2001年の劇場版一作目と比べると絵が全然違う。綺麗になったかもしれないが、なんかコレジャナイ感も。

映画 犬夜叉 天下覇道の剣(2003年製作の映画)

3.5

歪み合っていた兄弟が共通の敵を倒すべく協力する胸熱展開。殺生丸好きにはたまらない作品かと。

犬夜叉と殺生丸が竹林で戦うシーンがカッコ良すぎる。

映画 犬夜叉 鏡の中の夢幻城(2002年製作の映画)

3.5

強くて綺麗な悪女がフェチに刺さる。

犬夜叉とカゴメのラブ要素多め。

映画 犬夜叉 時代を越える想い(2001年製作の映画)

4.5

エンディング曲の一節を「歯医者でいい、僕はいつだって歯医者でいたいんだ〜」と幼い頃は認識していたが、正しくは「敗者でいい、僕はいつだって敗者でいたいんだ〜」という歌詞。

その厭世的にも希望的にも捉え
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1408号室(2007年製作の映画)

2.5

宿泊客が不審死を遂げるホテルの一室「1408」が舞台の密室ホラー。

幻覚なのか、現実なのか。

ジョン・キューザックが精神参っていく姿は気味悪かった。

「シャイニング」といいキングはこういうの好き
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

なんだこの映画?
なんでこんなラストにした?

中学の時、見終わってから、「?」が脳内で止まらなかったのを覚えてる。

そういう意味で、自分の映画に対する固定概念を破壊してきた記念すべき映画だとも言え
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

4.0

オーストリア産ホラー。

ゴキブリを食べちゃうシーンなど気持ちの悪いシーンは数多くあるが、後半のまさかのストーリー展開には驚かされた。これは騙される。オモロい。

粗筋としては、整形手術をして帰ってき
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