法月さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

法月

法月

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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.7

立体駐車場、団地、そして側壁に組まれた足場を使ったアクションがお見事!
日本には日本のアクションがあるってこと。

原作のテイストのままだけど、エグさとお笑いの混ぜご飯感が面白い。
前作観てない、原作
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

平和な日常の隣りにゴロリと転がってる闇、たまたま行った銭湯が殺人処理場‥‥

巻き込まれ型サスペンス。
うわ、これって絶対主人公or家族or彼女or全員ギッタギタにされるヤツやん((((;゚Д゚)))
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルにひっかかって...

なんならコメディ?かなと思って観始めて...

うん、中盤まではよくあるヤクザもので、綾野剛カッコいいし舘ひろしカッコいいし、まぁ悪くはないけど...て感じだった。
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さらば相棒(1982年製作の映画)

3.3

ARBファンなので鑑賞

アナーキー(マリ、テラオカ、コバン)の演奏で「Tokyo Cityは風だらけ」を歌う石橋凌、場所は新宿LOFT。
これだけでも観る価値ありですよ自分的には。

ただ、ストーリ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

恥ずかしながら若き日にブルーなマウンテンにあるシナリオ教室なるものに通ってた時期がありまして、課題で似たような話書いて提出したこと、思い出しちゃいまして(^-^;...

主人公は野球部途中でやめた高
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

まずこれ観る前にSNS上で様々な情報に触れてて、原作者キンコン西野氏にはマイナスな感情しか持てなくて、そんな状況で観た本作...

いや、さすがSTUDIO4℃、映像には文句なし、素晴らしい。
声優陣
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

なんか違う、自分が期待してるヤクザ映画とは...

上林(鈴木亮平)、ただの狂人やん?
仁義もクソもありゃせんじゃない、堅気の女性の目ぇ抉るなし"(-""-)"
いきなりドン引きだよ。
そもそもこんな
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.8

なんとなく観始めて、甘い青春恋愛映画かなって思って観進めてたんだけど、後半の重すぎる展開に慄く...
(まぁタイトルがタイトルだし、監督がSABUだし、さわやか青春映画で終わるワケはないよな( 一一)
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音楽(2019年製作の映画)

3.7

「ボヘミアン・ラプソディ」を凌ぐ感動音楽映画!‥と言っても過言ではないこともなくはない、かもしれない( ̄Д ̄)ノ

とにかく不思議な感動に包まれる。
音楽ってなんだろう、
何のためにやるんだろう、
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

始まりいつも楽しくて、
終わりはいつも切なくて‥‥



序盤はまぁ心地よかった。
気恥ずかしさもあったけど(^^;)

サブカル男女の恋。
フツーじゃないもの好きが偶然出会って、あまりに好みが被って
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

面白い、文句なく。
楽しませてくれてありがとう、最初にこれ言っとく。

ジェニファー・ローレンスって、どんな役やっても魅力的なんだよね。
冴えない地方大学の一院生、けどセクシー。
キレぐあいが素敵(*
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

師匠と弟子の関係っていいよね。
師匠の姐さん、鈴木保奈美も素敵。

柳楽優弥は適役だと思うよ。キレるとヤバい感じ、たけしに通じてる。

確かにツービートが漫才を変えたんだよ。
あの時代、共有してるから
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罪の声(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あぁグリコ・森永事件、あったよなぁ...
そうだったそうだったと思いながら観てた。

けど、あの時の「声」に使われた子供たちの人生とか、考えてもいなかったな。本当にそこから日陰の人生歩んでないことを願
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

(もう慎吾くんとは呼べないな...)
これ観て最初に思ったこと。
この汚れ役、キムタクにはできないよ。

今朝、NHK朝ドラ「おかえりモネ」最終回だったけれど、東北大地震、津波で大被害受けた気仙沼が舞
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

SF映画に愛されし者、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
そのドゥニが、見事に愛に答えてくれました!
素晴らしい!
映像美、音楽、ガジェット、役者たち... 文句なしです。
全てのシーンが美しい、ずっとずっと観て
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホラー苦手なくせにね、つい観ちゃいましたよ流れで。

うん、前評判凄すぎて、言われてるほどには怖くはなかったです(ちなみに自分の恐怖のツボはだいぶズレてるみたいなんでご了承ください)恐くはないけど気持
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フォックスキャッチャー事件の裏側(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画の方がとても面白かったので、こちらのドキュメンタリーのほうも鑑賞。

あれ、映画で主役だったチャニング・テイタム演じた弟はまったく登場しない( ゚д゚)?

その点は意外だったけど、スティーヴ・カ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

異文化に放り込まれることの恐怖。
特に飲食物。
出されたもの口にしないのは失礼だし、けれど得体のしれない物は腹に入れたくないし、けれどその場に馴染むため、仲良くなるためには不可欠だし...
上手く取り
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ケイト(2021年製作の映画)

2.8

最近超お気に入りの女性HRバンド、BAND-MAIDが出てるって聞きつけての鑑賞。

うーん、相変わらずのなんちゃって日本、なんちゃってヤクザ...
まぁそれは想定内だからいいんだけれど、あまりにお話
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.0

映画はいろんな世界を教えてくれる、いろんな人の人生を疑似体験させてくれる。
この映画観て、近々のアフガニスタンのニュースがただのニュースでなくなった。

痛い、悲しい...今も、パヴァーナのような思い
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

え、もうアマプラで観れるんだ? じゃ、てことで鑑賞

....んー、これで終わりですか?
エヴァ・ファンがこれで納得したんならそれでいいですが。
結局、自分は部外者、傍観者でしかなかったんだな、って思
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

またしても夏っぽいアニメ映画を鑑賞。

うん、爽やか。
ですけどね、キャラたちも好感持てるんだけどね、いまいち乗り切れなかった...

湯浅監督、思い切って一般受けする作品にしようってチャレンジしたの
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

なによりも映像の魅力に圧倒される。
濃厚に夏! 口の中しょっぱくなるほどに海!

夏を、夏休みの少年少女を描いた日本アニメの佳作は数々あるけど、どの夏よりくっきり。日差しのまぶしさと、それによってでき
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

2.8

男女逆転した社会に迷い込むモラハラ男の話。
これを面白いと思えなかったのは自分が男だからなのか?
いや、多分違う。

もっとコメディよりで良かったんじゃないかな?
中地半端な印象。

ヒロイン?の男っ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

金ローで細田守作品やってるの観て、思い出しての再鑑賞。

いやぁー良い、良いよやっぱり!
ナニがいいってバカがいい!
なにかの番組で原作者の筒井康隆がこのアニメについて語ってて、

「時かけの主人公の
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

3.7

まったく予備知識なしでの鑑賞。

え、老人介護の話?
そして老人の性?
また一般受けしそうにないものよく取り上げるよなぁ‥‥
それに主演する安藤サクラもさすが。
並の女優じゃないね。

老人は死
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.8

三島由紀夫のドキュメンタリーに続いてこちらを鑑賞。

素直な思い、ドキュメンタリーの魅力に遠く及ばない。三島のチャーミングさがまるでない。
井浦新は好きな役者なんだけど、三島役には全く合ってない。
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

面白かった。

自分はノンポリ。決して右翼思想ではないし、どちらかと言えば左寄り。
まぁそんなことは関係なく、三島由紀夫はとてもチャーミングだった。

敵地に単身(実は護衛部隊も潜んではいたらしいが)
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破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

3.2

ドラマ版観た流れでこれ観たけれど、やっぱりドラマのほうがずっといい。

佐々木蔵之介はインテリやくざなら似合いそうだけど、イケイケはちょっとムリ。
相棒役は横山裕より濱田岳が全てにおいて好き。
ズル賢
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

自分はまったくエヴァ世代ではなくって、どっぷりファースト・ガンダム世代なので(かといって特別ガンダムにも思い入れはない(;'∀'))。

だけれど当時、世間があまりにもエヴァエヴァうるさいから、一応エ
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伊豆の踊子(1974年製作の映画)

3.7

元旦の朝、起きたらBSでやってた「伊豆の踊子」。
幼い頃、姉に連れてってもらった思い出の映画なんだよこれ...
(ちなみに同時上映は「エスパイ」。由美かおるのセクシーダンスしか覚えてないけど(;'∀'
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.7

ブレイキングバッド全て観終わりーの...で、ネトフィリにあったらそりゃ観るでしょ、な今作品(-ω-)/

一応映画って分野に入ってるけど完全に一見さんお断りな内容、
ドラマのラスト直後から始まってるじ
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.8

昔、たまに行ってたサウナの中にミニシアターがあった。
ミニといってもけっこう大きなスクリーン。座席はない。代わりに薄いマットレスと毛布が軽い勾配のついたフロアーに転々と並んでる。
サウナ上がりに寝っ転
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.7

GANTZ実写版には大いにがっかりさせられたもんですが、これ、中々イケるじゃないですか( `ー´)ノ

実写よりアニメよりフルCGのほうがGANTZにはピッタリくる。
どうしてもゲーム感はぬぐえないけ
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もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)

3.7

「サード」と同じく東陽一監督、ATG作品ということで流れで鑑賞。

アンニュイという言葉は桃井かおりのためにある言葉である。
気怠い、物憂げ... けど、それがとても魅力的。
彼女のファッション全てが
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サード(1978年製作の映画)

3.8

流れで鑑賞。
「十八歳、海へ」よりもずっと刺さった。ヒリヒリする。

少年院内のリアリティ(実質は知らんけど...)、
永島敏行の元・高校球児感(三塁手感)、
森下愛子のたいした理由もなく売春に手を染
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